architecturephoto®

  • 特集記事
  • 注目情報
  • タグ
  • 建築
  • アート
  • カルチャー
  • デザイン
  • ファッション
  • 書籍
  • 展覧会
  • コンペ
  • 動画
  • テレビ
  • すべてのタグ

建築求人情報

Loading...
2022.6.11Sat
2022.6.10Fri
2022.6.12Sun
MVRDVとThe Why Factoryのパリでの建築展「アジール」の会場写真。“行動する”の名を冠した展覧会。“地球を改善する”の宣言を作品を通して伝える為に、小ぶりな空間に写真等が印刷された78mのカーテンを折り込む構成を考案。材料に再利用可能な物を使用し環境を考慮
photo©Juan Jerez

SHARE MVRDVとThe Why Factoryのパリでの建築展「アジール」の会場写真。“行動する”の名を冠した展覧会。“地球を改善する”の宣言を作品を通して伝える為に、小ぶりな空間に写真等が印刷された78mのカーテンを折り込む構成を考案。材料に再利用可能な物を使用し環境を考慮

日程
2022年6月9日(木)
–
7月26日(火)
architecture|exhibition|feature
会場構成MVRDV建築展The Why Factory
MVRDVとThe Why Factoryのパリでの建築展「アジール」の会場写真。“行動する”の名を冠した展覧会。“地球を改善する”の宣言を作品を通して伝える為に、小ぶりな空間に写真等が印刷された78mのカーテンを折り込む構成を考案。材料に再利用可能な物を使用し環境を考慮 photo©Juan Jerez
MVRDVとThe Why Factoryのパリでの建築展「アジール」の会場写真。“行動する”の名を冠した展覧会。“地球を改善する”の宣言を作品を通して伝える為に、小ぶりな空間に写真等が印刷された78mのカーテンを折り込む構成を考案。材料に再利用可能な物を使用し環境を考慮 photo©Juan Jerez
MVRDVとThe Why Factoryのパリでの建築展「アジール」の会場写真。“行動する”の名を冠した展覧会。“地球を改善する”の宣言を作品を通して伝える為に、小ぶりな空間に写真等が印刷された78mのカーテンを折り込む構成を考案。材料に再利用可能な物を使用し環境を考慮 photo©Juan Jerez

MVRDVとThe Why Factoryのパリでの建築展「アジール」の会場写真。
フランス語で“行動する”の名を冠した展覧会です。建築家は、“地球を改善する”の宣言を作品を通して伝える為に、小ぶりな空間に写真等が印刷された78mのカーテンを折り込む構成を考案しました。また、材料には再利用可能な物を使用し環境を考慮しています。展覧会の公式ページはこちら。

こちらはリリーステキストの翻訳

パリの展覧会「アジール」が公開される。MVRDVとThe Why Factoryが建築とアーバニズムの活動家としての一面を紹介

「建築と都市は行動への呼びかけである」-これが、ArchiLib GalleryとMVRDVのパリオフィスの連結したスペースで本日オープンするMVRDVとThe Why Factoryの最新展覧会アジールの原則です。この展覧会の名称は、「行動する」を意味するフランス語の動詞に由来し、アクティビズムのレンズを通してMVRDVとThe Why Factoryの作品を検証し、環境や社会のさまざまな課題に対処する能力を明らかにします。

コンパクトなスペースに50以上のプロジェクトが紹介され、国際的なプロジェクトや研究など、より幅広い作品の中に、この会社のフランスの仕事を位置づけています。各プロジェクトには、活動家や抗議者の言葉から着想を得た、プロジェクトの本質をとらえたパンチの効いたスローガンが添えられ、各デザインがより良い未来への道を切り開く様子を強調しています。

この展覧会では、各プロジェクトが、人々の生活を改善し、周囲の環境を改善し、都市を改善し、国を改善し、そして地球を改善するという野心を持ったマニフェストであることが示されています。このフレームワークの思想的な基盤は、MVRDVとThe Why Factoryが作成した「バケットリスト」にあります。このリストは、「生物多様性」「自給自足」「グリーン」「コラボレーション」「民主主義」「美しい」といった記述を含む、世界の未来に対する44の目標から構成されています。

MVRDVの創業パートナーであるヴィニー・マースが2007年にデルフト工科大学に設立したシンクタンクThe Why Factoryの活動は、MVRDVの設計と共生関係にあるため、建築事務所と並べて紹介されています。このタイムラインは、2022年6月9日の展覧会オープニングセレモニーで発表された、密集した都市環境において、個々の欲望がどのようにコラボレーションし、共に繁栄していくかを研究したThe Why Factoryの新刊『(w)Ego』で完結します。

ヴィニー・マースは言います。
「1993年にMVRDVを設立したとき、私たちはこれまでとは違う方法で物事を進め、必要と思われる変化を世界にもたらしたいという願望に強く突き動かされていました」
「30年近く経った今でも、この精神が私たちのオフィスの根底にあることを誇りに思いますし、私たち人類が直面する課題がより緊急性を増している現在でもそうです。このことが、The Why Factoryを設立した理由のひとつです。建築事務所の目先のニーズにとらわれず、独立した立場でリサーチができ、なおかつ未来につながるようなものがあればと思いました。この展覧会では、ある意味、来場者に『あなたはどんな未来を見たいですか』と問いかけたいのです」

ギャラリーの小さなフロアプランにきっちりと折り込まれた78メートルの布製のカーテンに、プロジェクトが時系列でプリントされています。この情報の密度は、社会、環境、そして世界が直面している課題に取り組むために必要な行動の強さを際立たせています。また、展示作品の床には、プロジェクト期間中の極地の氷冠の状態を示すグラフィックが配置され、その緊迫感を高めています。ギャラリーの奥には、MVRDVのパリオフィスの1階部分があり、展覧会の期間中、一般に公開されます。ここでは、パリの芸術家たちのアトリエのスタイルで、現在進行中のプロジェクトの模型を展示しています。

この展覧会では、自分たちがこのタイムラインの中にいることを認識し、可能な限り環境への影響を抑えるために、循環型経済的なアプローチで行動しています。このアプローチには、MVRDVのパリ・オフィスのミーティングルームの布製カーテンの大部分を再利用すること、また、再利用できる特別なカーテンレールを使用することなどが含まれます。
展示会終了後に形を変えて再利用できる特別なカーテン・レールを採用しました。その結果、廃棄物をほとんど出さない展覧会が実現しました。

アジール展のトーンは、その深刻な枠組みとは裏腹に、根底には楽観的なものがあります。建築設計と研究の年表から、建築家が自らの仕事で世界の不公正といかに闘うことができるかを示しているのです。そうすることで、理想主義的な建築を単なるユートピア的な憶測としてではなく、現実的な可能性として提示しているのです。

Agirは、パリのArchiLib Gallery(Boulevard de la Villette 49番地)で2022年7月26日まで展示されています。開廊時間は月曜から金曜の9:30から18:00、土曜(7月16日を除く)の14:00から18:00です。


以下の写真はクリックで拡大します

MVRDVとThe Why Factoryのパリでの建築展「アジール」の会場写真。“行動する”の名を冠した展覧会。“地球を改善する”の宣言を作品を通して伝える為に、小ぶりな空間に写真等が印刷された78mのカーテンを折り込む構成を考案。材料に再利用可能な物を使用し環境を考慮 photo©Juan Jerez
MVRDVとThe Why Factoryのパリでの建築展「アジール」の会場写真。“行動する”の名を冠した展覧会。“地球を改善する”の宣言を作品を通して伝える為に、小ぶりな空間に写真等が印刷された78mのカーテンを折り込む構成を考案。材料に再利用可能な物を使用し環境を考慮 photo©Juan Jerez
MVRDVとThe Why Factoryのパリでの建築展「アジール」の会場写真。“行動する”の名を冠した展覧会。“地球を改善する”の宣言を作品を通して伝える為に、小ぶりな空間に写真等が印刷された78mのカーテンを折り込む構成を考案。材料に再利用可能な物を使用し環境を考慮 photo©Juan Jerez
MVRDVとThe Why Factoryのパリでの建築展「アジール」の会場写真。“行動する”の名を冠した展覧会。“地球を改善する”の宣言を作品を通して伝える為に、小ぶりな空間に写真等が印刷された78mのカーテンを折り込む構成を考案。材料に再利用可能な物を使用し環境を考慮 photo©Juan Jerez
MVRDVとThe Why Factoryのパリでの建築展「アジール」の会場写真。“行動する”の名を冠した展覧会。“地球を改善する”の宣言を作品を通して伝える為に、小ぶりな空間に写真等が印刷された78mのカーテンを折り込む構成を考案。材料に再利用可能な物を使用し環境を考慮 photo©Juan Jerez
MVRDVとThe Why Factoryのパリでの建築展「アジール」の会場写真。“行動する”の名を冠した展覧会。“地球を改善する”の宣言を作品を通して伝える為に、小ぶりな空間に写真等が印刷された78mのカーテンを折り込む構成を考案。材料に再利用可能な物を使用し環境を考慮 photo©Juan Jerez
MVRDVとThe Why Factoryのパリでの建築展「アジール」の会場写真。“行動する”の名を冠した展覧会。“地球を改善する”の宣言を作品を通して伝える為に、小ぶりな空間に写真等が印刷された78mのカーテンを折り込む構成を考案。材料に再利用可能な物を使用し環境を考慮 photo©Juan Jerez
MVRDVとThe Why Factoryのパリでの建築展「アジール」の会場写真。“行動する”の名を冠した展覧会。“地球を改善する”の宣言を作品を通して伝える為に、小ぶりな空間に写真等が印刷された78mのカーテンを折り込む構成を考案。材料に再利用可能な物を使用し環境を考慮 photo©Juan Jerez
MVRDVとThe Why Factoryのパリでの建築展「アジール」の会場写真。“行動する”の名を冠した展覧会。“地球を改善する”の宣言を作品を通して伝える為に、小ぶりな空間に写真等が印刷された78mのカーテンを折り込む構成を考案。材料に再利用可能な物を使用し環境を考慮 photo©Juan Jerez
MVRDVとThe Why Factoryのパリでの建築展「アジール」の会場写真。“行動する”の名を冠した展覧会。“地球を改善する”の宣言を作品を通して伝える為に、小ぶりな空間に写真等が印刷された78mのカーテンを折り込む構成を考案。材料に再利用可能な物を使用し環境を考慮 photo©Juan Jerez
MVRDVとThe Why Factoryのパリでの建築展「アジール」の会場写真。“行動する”の名を冠した展覧会。“地球を改善する”の宣言を作品を通して伝える為に、小ぶりな空間に写真等が印刷された78mのカーテンを折り込む構成を考案。材料に再利用可能な物を使用し環境を考慮 photo©Juan Jerez
MVRDVとThe Why Factoryのパリでの建築展「アジール」の会場写真。“行動する”の名を冠した展覧会。“地球を改善する”の宣言を作品を通して伝える為に、小ぶりな空間に写真等が印刷された78mのカーテンを折り込む構成を考案。材料に再利用可能な物を使用し環境を考慮 photo©Juan Jerez
MVRDVとThe Why Factoryのパリでの建築展「アジール」の会場写真。“行動する”の名を冠した展覧会。“地球を改善する”の宣言を作品を通して伝える為に、小ぶりな空間に写真等が印刷された78mのカーテンを折り込む構成を考案。材料に再利用可能な物を使用し環境を考慮 photo©Juan Jerez
MVRDVとThe Why Factoryのパリでの建築展「アジール」の会場写真。“行動する”の名を冠した展覧会。“地球を改善する”の宣言を作品を通して伝える為に、小ぶりな空間に写真等が印刷された78mのカーテンを折り込む構成を考案。材料に再利用可能な物を使用し環境を考慮 photo©Juan Jerez
MVRDVとThe Why Factoryのパリでの建築展「アジール」の会場写真。“行動する”の名を冠した展覧会。“地球を改善する”の宣言を作品を通して伝える為に、小ぶりな空間に写真等が印刷された78mのカーテンを折り込む構成を考案。材料に再利用可能な物を使用し環境を考慮 photo©Juan Jerez
MVRDVとThe Why Factoryのパリでの建築展「アジール」の会場写真。“行動する”の名を冠した展覧会。“地球を改善する”の宣言を作品を通して伝える為に、小ぶりな空間に写真等が印刷された78mのカーテンを折り込む構成を考案。材料に再利用可能な物を使用し環境を考慮 image©MVRDV

以下、リリーステキストです。


Paris exhibition Agir opens to the public: MVRDV and The Why Factory present the activist side of architecture and urbanism

“Architecture and urbanism are calls to action” – that is the principle behind MVRDV and The Why Factory’s newest exhibition, Agir, that opens today in the connected spaces of the ArchiLib Gallery and MVRDV’s Paris office. The exhibition takes its name from the French verb meaning “act”, examining the work of MVRDV and The Why Factory through the lens of activism and revealing its capacity to address a wide variety of environmental and social challenges.

In a compact space, over fifty projects are presented, positioning the firm’s French work within their broader oeuvre of international projects and research. Each project is accompanied by a punchy slogan – inspired by the language of activism and protest – that captures the essence of the project, highlighting how each design paves the way for a better future.

The exhibition thus shows each project as a manifesto with the ambition to improve people’s lives, to improve its surroundings, to improve the city, to improve the country – to improve the planet. The ideological underpinning for this framing comes from a “bucket list” developed by MVRDV and The Why Factory, comprising 44 goals for the future of our world, including descriptions such as “biodiverse”, “self-sufficient”, “green”, “collaborative”, “democratic”, and “beautiful”.

The work of The Why Factory, the think-tank established at TU Delft by MVRDV founding partner Winy Maas in 2007, forms a symbiotic relationship with the designs of MVRDV, and is therefore presented alongside that of the architecture firm. The timeline culminates in (w)Ego, a new publication by The Why Factory that researches how individual desires can collaborate and thrive together in dense urban environments, which was launched at the exhibition’s opening ceremony on Thursday June 9th.

“When we founded MVRDV in 1993, we were strongly motivated by a desire to do things differently, to make the changes in the world that we thought were necessary,” says Winy Maas. “I am proud to say that almost 30 years later, that spirit is still fundamental to our office – even while the challenges that we face as a species only grow more urgent. This was part of the reason for the foundation of The Why Factory: I wanted something that was independent, so we could research without thinking about the immediate needs of an architecture firm, but which nonetheless could help inform the future. With this exhibition we want to challenge visitors in a way: what kind of future do you want to see?”

The projects are printed in chronological order on a 78-metre-long fabric curtain that is tightly folded into the gallery’s small floorplan. This density of information highlights the intensity of action required to tackle the challenges afflicting society, the environment, and the world at large. To magnify this sense of urgency, the exhibited works are accompanied by graphics on the floor that show the condition of the polar ice caps at various moments in the project timeline. At the back of the gallery, the exhibition continues into the ground floor of MVRDV’s own Paris office, which will open to the public for the duration of the exhibition. Here, Agir presents models of projects currently in progress in the style of Parisian ateliers d’artistes.

The exhibition acknowledges its own place in this timeline, taking steps wherever possible to limit its environmental impact through a circular economy approach. Among other steps, this approach includes reusing a large part of the fabric curtain in the meeting rooms of MVRDV’s Paris office, and a
special curtain railing that can be reshaped and reused after the exhibition. The result is an exhibition that produces almost no waste.

Despite the seriousness of its framing, the tone of Agir is, at its heart, optimistic. In its timeline of architectural designs and research, it shows how architects can fight against global injustices in their work. In doing so, it presents idealistic architecture not as mere utopian speculation, but as a pragmatic possibility.

Agir is on show at the ArchiLib Gallery in Paris (located at 49, Boulevard de la Villette) until July 26. The gallery is open Mondays-Fridays from 09:30 to 18:00, and Saturdays (except July 16) from 14:00 to 18:00.

■建築概要

Project Name: Agir
Location: Paris, France
Year: 2022
───
Credits
Architect: MVRDV
Founding Partner in charge: Winy Maas
Curatorial team: Bertrand Schippan, Javier Arpa Fernández, Jan Knikker
Design and Production: Miruna Dunu, Raluca Scheușan, Teresa Papachristou, Jeremy de Hoop, Joost Moolenburgh With support from: Nicolas Land, Caroline Konold, MVRDV Paris Jessica Cullen, Rory Stott, Laurence Souloumiac, Christiane Bürklein, MVRDV NEXT, MVRDV
Support Special thanks to / an exhibition hosted by: Galerie ArchiLib
Photographs: ©Juan Jerez

あわせて読みたい

MVRDVによる、オランダ・ロッテルダムでの建築展「MVRDVHNI: The Living Archive」の会場写真。ファームの30年の歴史を“human” “green” “dream”の視点で表し、1993年に設立されたデジタル生まれの企業として、デジタルアーカイブを探索できるソフトウエアも開発
  • SHARE
会場構成MVRDV建築展The Why Factory
2022.06.11 Sat 07:46
0
permalink

#MVRDVの関連記事

  • 2025.4.18Fri
    MVRDVとZeccによる、オランダ・ヘールレンの「Heerlen Holy Water」。役目を終えた教会を転用した公共プール。新たな社会的機能を付与し歴史的要素も保存する為、かつての身廊をガラス壁で囲んで“床が上下するプール”とする計画を考案。床高の調整で様々な活動や催しへの対応が可能
  • 2025.4.07Mon
    MVRDVによる、中国・成都の商業施設「LuLa Light Mall」。緑豊かな湖と高層ビル群の狭間の敷地。地域の温暖な気候を活かす建築を目指し、箱を緩やかに積み重ねて屋外テラス等の外部空間を生み出す構成を考案。従来のモールの閉鎖的な形式から離れ“内外一体”の体験を提供
  • 2025.4.01Tue
    MVRDVとEKUOによる、台湾・竹北の「マーケット・キューブ」。市場を中心に飲食や展示などの多様な用途を融合する施設。訪問者の出会いを促す為、天井の高い適応力のある空間を積層して円滑な動線で繋げる構成を考案。シンプルで柔軟性のある造りは将来の改修工事の回避も意図
  • 2025.3.24Mon
    MVRDVによる、オランダ・ロッテルダムの「Portlantis」。街の港に位置するヴィジターセンター兼展示施設。港の役割を啓蒙する施設として、5つの展示空間を回転させ積層させる建築を考案。各階の外部空間を深紅の階段で繋いでパブリックな展望台としても機能させる
  • 2025.2.19Wed
    MVRDVによる、タイ・バンコクでのインスタレーション「Mega Mat」。国のプラスチック廃棄を主題として制作。地域固有の敷物“スア”も参照して、処理方法の現状を色のグラデーションで表現する作品を考案。会期中は街の休憩場所としても機能し、終了後にはアップサイクルされる
  • 2025.2.17Mon
    MVRDVとNACOによる、チェコ・プラハの空港の拡張計画「The Czech Lanterns」。空港施設の増築と新築。場所の感覚を備えた安らぎを与える存在を求め、国の衛星画像を施したガラス張りの外観で“ランタン”の様に発光する建築を考案。持続可能性も考慮して将来の拡張が可能な柔軟な空間を作る
  • 2024.12.16Mon
    MVRDVのファサードデザインによる、ドイツ・シュトゥットガルトの、ティファニーの店舗。商業施設の一角での計画。“客を惹きつける”と同時に“周囲に溶け込むような”存在を目指し、色調が段階的に変化する“陶器製ダイヤモンド”のスクリーンを考案。ブランドの遺産を参照して色や形と質感を決める
  • 2024.10.18Fri
    MVRDVによる、オランダの「トリポリス・パーク」。アルド・ファン・アイクの晩年作品の改修と増築。歴史的建築に敬意を払いながら変化した環境への対応も意図し、既存の背後に“ランドスクレイパー”を配置する計画を考案。記念碑的建物の不動産価値も再確立させる
  • 2024.9.20Fri
    MVRDVと華藝設計による、中国・深センのスポーツ施設「The Sweet Spot」。バドミントンをメインに様々なスポーツを行う施設。競技に用いる道具から着想を得て、“240mにわたるラケットヘッドの形をした屋根”を備えた建築を考案。誰もが理解して楽しめるコンセプトでの創造も意識
  • 2024.8.19Mon
    MVRDVによる、中国・香港の「Sotheby’s Maison」。世界的なオークションハウス“サザビーズ”の新店舗。伝統宗教“道教”の“二元性”に影響を受けて、上下階で空間の性質を対比させる構成を考案。上階は開かれた活気ある場とし、下階は思索的で親密な空間とする
  • view all
view all

#会場構成の関連記事

  • 2025.5.01Thu
    AMOのキュレーションとデザインによる、大阪・関西万博での展示「海岸線から、私たちは前進する」。カタール館の内部で公開。同国と海岸線の関係を提示する為に、海の複雑な層の重なりを表現する“深い青のカーテン”で囲まれたメイン空間を考案。中心のシネマスペースは“伝統的な冬のキャンプ”に着想を得る
  • 2025.4.23Wed
    OMA / 重松象平の会場デザインによる、韓国・ソウルでの展覧会「クリスチャン・ディオール、夢のクチュリエ」。東大門デザインプラザを会場に開催。メゾンの歴史と同国の文化遺産に光を当てる為、伝統的な住居や工芸品を参照して全体構成や展示空間を構想。中央の大空間の周りに様々な個性のある小ギャラリーを連続させる
  • 2025.4.21Mon
    トラフの会場構成による「CITIZEN Super Titanium: The Beauty of Time」。時計メーカーの開発素材の55周年を祝うイベント。世界各地で展開も可能な“素材を体験できる空間”を求め、開発用の“実験プレート”で什器を作り分散配置する構成を考案。光を反射して表情が絶え間なく変化
  • 2025.4.17Thu
    篠原一男の、TOTOギャラリー・間での展覧会の会場写真。60年代に“住宅は芸術である”と記した建築家の展示。奥山信一、貝島桃代、セン・クアン、小倉宏志郎のキュレーションで、“永遠性”をテーマに篠原の建築家像を再考。原図・模型・スケッチ・家具等の資料も公開
  • 2025.4.03Thu
    長岡勉 / POINTによる、東京・恵比寿の「額縁の中の額縁」。額縁の様な展示空間のギャラリーの為に制作。行き交う人との関係の構築を求め、捲れ上がる“作品としての額縁”を空間の6面に配置。自律的なものを環境とも適合させる“オブジェクトスペシフィック”の方法で作る
  • 2025.4.01Tue
    OMA / AMOの会場デザインによる、東京・原宿での展覧会「ロエベ クラフテッド・ワールド」。マドリードで創業したブランドの為に計画。創造性・革新性・技術の歴史の伝達を意図し、1300㎡の空間の中に様々なコンセプトの部屋を創出する計画を考案
  • 2025.3.28Fri
    トラフ建築設計事務所の会場構成による展覧会「ジオ・ポンティの眼:軽やかに越境せよ。」。イタリアの近代を代表する建築家を特集。多様な創作の視覚的な体感を目指し、資料の画像と実際のプロダクトが共存する“大パネル”を考案。代表作を参照した鮮やかな図案を天井に施して“らしさ”も空間に付与
  • 2025.2.12Wed
    津川恵理の織物共同開発等、原瑠璃彦のリサーチ等による展覧会「庭と織物」。京都のHOSOO GALLERYが会場。1年を掛けて3Dスキャンした坪庭の点群データを元に開発した“西陣織”の展示。時間の変移から現れる“間のデータ”を翻訳し、見る角度などで色が多様に変化する“透明な織物”を作り上げる
  • 2025.1.24Fri
    「ル・コルビュジエ 諸芸術の綜合 1930-1965」展の会場写真。パナソニック汐留美術館で開催。円熟期の創作に注目した内容で、絵画・彫刻・素描に加えて建築作品も紹介。会場構成は“ウルトラスタジオ”が手掛ける
  • 2025.1.16Thu
    吉村靖孝による、TOTOギャラリー・間での建築展「マンガアーキテクチャ――建築家の不在」。建築家の作家性を“不在”にして、7人の漫画家が吉村作品を主題に描いた“建築から発想される世界”を展示。コルシカ・川勝徳重・徳永葵・三池画丈・宇曽川正和・メグマイルランド・座二郎が手掛ける
  • view all
view all

建築求人情報

Loading...

 

    公式アカウントをフォローして、見逃せない建築情報を受け取ろう。

    60,896
    • Follow
    82,050
    • Follow
    • Follow
    • Add Friends
    • Subscribe
    • 情報募集/建築・デザイン・アートの情報を随時募集しています。
      More
    • メールマガジン/ メールマガジンで最新の情報を配信しています。
      More
    2022.6.10Fri
    • 長坂常 / スキーマ建築計画による、東京・渋谷区の、ブルーボトルコーヒーの仮設店舗。コロナ禍に期間限定で開かれた間接接客を行う店舗。非対面状態で温もりの伝達を目指して、開閉で半透明アクリルから光が漏れる“蜂の巣”の様な木製什器を考案。技術連携でのスムーズな体験も想定
    • 今津康夫 / ninkipen!による、兵庫・神戸市の住戸改修「∠六甲」。安藤忠雄の“六甲の集合住宅III”の住戸を改修する計画。恵まれた眺望を活かす事を求めて、風景に意識を向ける役割も担う“掛込天井”やキッチン等の配置を考案。既存RC壁を象徴として捉え現し仕上げも採用
    • 伊瀬和裕 / テトラワークスによる、広島・福山市の「中野の家」。住宅街にあり河川にも面する細長い敷地に計画。周辺との調和と敷地形状の援用を目指して、低く抑えた切妻屋根と3つの庭を持つ建築を考案。其々の庭が異なる役割を担い快適な住環境を構築
    • ザハ・ハディド事務所によるラグコレクション。イルリアン社の為の製品。ファームの建築に関する研究と実践とメーカーの素材と製造工程に関する調査を発展させてデザイン。糸の太さや織りの工程によってもデザイン要素を表現
    2022.6.12Sun
    • MADのマー・ヤンソンによる椅子「デュナーミク・チェア」と「スレッド・チェア」。サワヤ&モローニの為にデザイン。前者は、動きと流動性に詩的な焦点を当てた椅子で、座るための彫刻として構想。後者は、アルミ棒を束ねるだけで作られ、金属素材そのものを芸術表現に変えようと構想

    Subscribe and Follow

    公式アカウントをフォローして、
    見逃せない建築情報を受け取ろう。

    「建築と社会の関係を視覚化する」メディア、アーキテクチャーフォトの公式アカウントです。
    様々な切り口による複眼的視点で建築に関する情報を最速でお届けします。

    60,896
    • Follow
    82,050
    • Follow
    • Follow
    • Add Friends
    • Subscribe
    • 情報募集/建築・デザイン・アートの情報を随時募集しています。
      More
    • メールマガジン/ メールマガジンで最新の情報を配信しています。
      More

    architecturephoto® News Letter

    メールマガジンでも最新の更新情報を配信中

    • ホーム
    • アーキテクチャーフォトについて
    • アーキテクチャーフォト規約
    • プライバシーポリシー
    • 特定商取引法に関する表記
    • 利用者情報の外部送信について
    • 広告掲載について
    • お問い合わせ/作品投稿

    Copyright © architecturephoto.net.

    • 建築
    • アート
    • カルチャー
    • デザイン
    • ファッション
    • 書籍
    • 展覧会
    • コンペ
    • 動画
    • テレビ
    • 特集記事
    • 注目情報
    • タグ
    • アーキテクチャーフォト ジョブボード
    • アーキテクチャーフォト・ブック
    • アーキテクチャーフォト・プロダクト
    • ホーム
    • アーキテクチャーフォトについて
    • アーキテクチャーフォト規約
    • プライバシーポリシー
    • 特定商取引法に関する表記
    • 利用者情報の外部送信について
    • 広告掲載について
    • お問い合わせ/作品投稿

    メールマガジンで最新の情報を配信しています

    この記事をシェア
    タイトルタイトルタイトルタイトルタイトル
    https://architecturephoto.net/permalink

    記事について#architecturephotonetでつぶやいてみましょう。
    有益なコメントは拡散や、サイトでも紹介させていただくこともございます。

    architecturephoto®
    • black
    • gray
    • white