ツバメアーキテクツによる、東京・港区の「cobacoのポップアップ」。神戸のブランドの為の期間限定店舗。短時間での施工と撤収の条件に対し、“参勤交代”のイメージを重ねて“ジュエリーを乗せた籠”をテーマに設計。メッシュ素材の囲いと現場組立の什器で場を構築 photo©長谷川健太
ツバメアーキテクツによる、東京・港区の「cobacoのポップアップ」。神戸のブランドの為の期間限定店舗。短時間での施工と撤収の条件に対し、“参勤交代”のイメージを重ねて“ジュエリーを乗せた籠”をテーマに設計。メッシュ素材の囲いと現場組立の什器で場を構築 photo©長谷川健太
ツバメアーキテクツによる、東京・港区の「cobacoのポップアップ」。神戸のブランドの為の期間限定店舗。短時間での施工と撤収の条件に対し、“参勤交代”のイメージを重ねて“ジュエリーを乗せた籠”をテーマに設計。メッシュ素材の囲いと現場組立の什器で場を構築 photo©長谷川健太
ツバメアーキテクツ が設計した、東京・青山の「cobacoのポップアップ」です。
神戸のブランドの為の期間限定店舗です。建築家は、短時間での施工と撤収の条件に対し、“参勤交代”のイメージを重ねて“ジュエリーを乗せた籠”をテーマに設計しました。具体的には、メッシュ素材の囲いと現場組立の什器で場を構築しました。ブランドの公式サイトはこちら 。
ジュエリーブランドcobacoのポップアップのデザイン。
以前、cobacoの仕事場兼自宅である「神戸のアトリエ付き住居 」を設計させていただいた。今回は二日間という期間のポップアップのプロジェクトである。
敷地となるスパイラルのファサード下の区画は日々利用者がいるために施工と撤収はほんの数時間で完遂しなくてはならない。そういった条件から神戸から参勤交代でやってくるジュエリーを乗せた籠(カゴ)のイメージを議論した。
まず会場にかかっている吊り天井に荷重を与えないように非常に軽いメッシュ素材のテキスタイルを吊り下げ、場を構成し、導線部分は籠のようにたくし上げた。壁面什器は現場で組み立てるだけとした。壁からメッシュ越しに腕を伸ばすつくりとして浮遊感を与えた。
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ツバメアーキテクツによる、東京・港区の「cobacoのポップアップ」。神戸のブランドの為の期間限定店舗。短時間での施工と撤収の条件に対し、“参勤交代”のイメージを重ねて“ジュエリーを乗せた籠”をテーマに設計。メッシュ素材の囲いと現場組立の什器で場を構築 photo©長谷川健太
ツバメアーキテクツによる、東京・港区の「cobacoのポップアップ」。神戸のブランドの為の期間限定店舗。短時間での施工と撤収の条件に対し、“参勤交代”のイメージを重ねて“ジュエリーを乗せた籠”をテーマに設計。メッシュ素材の囲いと現場組立の什器で場を構築 photo©長谷川健太
ツバメアーキテクツによる、東京・港区の「cobacoのポップアップ」。神戸のブランドの為の期間限定店舗。短時間での施工と撤収の条件に対し、“参勤交代”のイメージを重ねて“ジュエリーを乗せた籠”をテーマに設計。メッシュ素材の囲いと現場組立の什器で場を構築 photo©長谷川健太
ツバメアーキテクツによる、東京・港区の「cobacoのポップアップ」。神戸のブランドの為の期間限定店舗。短時間での施工と撤収の条件に対し、“参勤交代”のイメージを重ねて“ジュエリーを乗せた籠”をテーマに設計。メッシュ素材の囲いと現場組立の什器で場を構築 photo©長谷川健太
ツバメアーキテクツによる、東京・港区の「cobacoのポップアップ」。神戸のブランドの為の期間限定店舗。短時間での施工と撤収の条件に対し、“参勤交代”のイメージを重ねて“ジュエリーを乗せた籠”をテーマに設計。メッシュ素材の囲いと現場組立の什器で場を構築 photo©長谷川健太
ツバメアーキテクツによる、東京・港区の「cobacoのポップアップ」。神戸のブランドの為の期間限定店舗。短時間での施工と撤収の条件に対し、“参勤交代”のイメージを重ねて“ジュエリーを乗せた籠”をテーマに設計。メッシュ素材の囲いと現場組立の什器で場を構築 photo©長谷川健太
ツバメアーキテクツによる、東京・港区の「cobacoのポップアップ」。神戸のブランドの為の期間限定店舗。短時間での施工と撤収の条件に対し、“参勤交代”のイメージを重ねて“ジュエリーを乗せた籠”をテーマに設計。メッシュ素材の囲いと現場組立の什器で場を構築 photo©長谷川健太
ツバメアーキテクツによる、東京・港区の「cobacoのポップアップ」。神戸のブランドの為の期間限定店舗。短時間での施工と撤収の条件に対し、“参勤交代”のイメージを重ねて“ジュエリーを乗せた籠”をテーマに設計。メッシュ素材の囲いと現場組立の什器で場を構築 photo©長谷川健太
ツバメアーキテクツによる、東京・港区の「cobacoのポップアップ」。神戸のブランドの為の期間限定店舗。短時間での施工と撤収の条件に対し、“参勤交代”のイメージを重ねて“ジュエリーを乗せた籠”をテーマに設計。メッシュ素材の囲いと現場組立の什器で場を構築 photo©長谷川健太
ツバメアーキテクツによる、東京・港区の「cobacoのポップアップ」。神戸のブランドの為の期間限定店舗。短時間での施工と撤収の条件に対し、“参勤交代”のイメージを重ねて“ジュエリーを乗せた籠”をテーマに設計。メッシュ素材の囲いと現場組立の什器で場を構築 photo©長谷川健太
ツバメアーキテクツによる、東京・港区の「cobacoのポップアップ」。神戸のブランドの為の期間限定店舗。短時間での施工と撤収の条件に対し、“参勤交代”のイメージを重ねて“ジュエリーを乗せた籠”をテーマに設計。メッシュ素材の囲いと現場組立の什器で場を構築 photo©長谷川健太
ツバメアーキテクツによる、東京・港区の「cobacoのポップアップ」。神戸のブランドの為の期間限定店舗。短時間での施工と撤収の条件に対し、“参勤交代”のイメージを重ねて“ジュエリーを乗せた籠”をテーマに設計。メッシュ素材の囲いと現場組立の什器で場を構築 photo©長谷川健太
ツバメアーキテクツによる、東京・港区の「cobacoのポップアップ」。神戸のブランドの為の期間限定店舗。短時間での施工と撤収の条件に対し、“参勤交代”のイメージを重ねて“ジュエリーを乗せた籠”をテーマに設計。メッシュ素材の囲いと現場組立の什器で場を構築 photo©長谷川健太
以下、建築家によるテキストです。
ポップアップを参勤交代に見立てる
ジュエリーブランドcobacoのポップアップのデザイン。
以前、cobacoの仕事場兼自宅である「神戸のアトリエ付き住居」を設計させていただいた。今回は二日間という期間のポップアップのプロジェクトである。
敷地となるスパイラルのファサード下の区画は日々利用者がいるために施工と撤収はほんの数時間で完遂しなくてはならない。そういった条件から神戸から参勤交代でやってくるジュエリーを乗せた籠(カゴ)のイメージを議論した。
まず会場にかかっている吊り天井に荷重を与えないように非常に軽いメッシュ素材のテキスタイルを吊り下げ、場を構成し、導線部分は籠のようにたくし上げた。壁面什器は現場で組み立てるだけとした。壁からメッシュ越しに腕を伸ばすつくりとして浮遊感を与えた。
以前アトリエ設計時に作ったポップアップ用の移動式ジュエリー屋台は、今回も活躍した。
吊り天井が建築に対し平面的に角度が与えられていることから、スパイラル全体の動きの中に白い籠がスポッと置かれているように立ち現れた。たった2日間停泊した籠はまた神戸に戻っていった。
■建築概要
用途:ポップアップ
施主:cobaco
設計:ツバメアーキテクツ
協力:NBCメッシュテック
施工:ルーヴィス
石川製作所(中央 移動式ジュエリー屋台)
会期:2021年4月
写真:長谷川健太