SHARE 渡邉圭+山梨綾菜 / flat class architectsによる、群馬の「前橋の住宅」。 様々な世代が訪れる公園の前に計画。自由な振舞が併存する“公園のおおらかさ”の引込を求め、様々な高さの床の繋がりが生活の関係を作る構成を考案。開口の操作で“私”を守りつつ公園とも連続
渡邉圭+山梨綾菜 / flat class architectsが設計した、群馬の「前橋の住宅」です。
様々な世代が訪れる公園の前に計画されました。建築家は、自由な振舞が併存する“公園のおおらかさ”を求め、様々な高さの床の繋がりが生活の関係性を作る構成を考案しました。また、開口部の操作で“私”を守りつつ公園とも連続することが意図されました。
様々な世代が訪れる公園の前に計画。自由な振舞が併存する“公園のおおらかさ”の引込を求め、様々な高さの床の繋がりが生活の関係を作る構成を考案。開口の操作で“私”を守りつつ公園とも連続
大きな公園の前に建つ住宅です。
公園ではキャッチボールをしている少年たちもいれば、四葉のクローバーを探している母娘もいたり、犬の散歩中に休憩しているおじいさんもいたりします。このような各々の自由なふるまいを寛容に並存させる公園のおおらかさを生活に引き込んだような住宅のあり方を模索しました。
平面はシンプルな田の字プランを基本構成として、身体スケールから決められた床レベルでそれぞれの場所が立体的に絡まることで、生活の関係性を作っています。例えばお母さんがキッチンで家事をしているとリビングでくつろぐお父さんの様子が見え、その向こうには公園の木々が広がっています。
その奥には空へと抜ける開口が開き、家のどこにいても常に公園の木々が見えます。開口の高さを工夫することでプライバシーを確保しながら、公園の四季の景色に包まれながら生活をします。
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以下、建築家によるテキストです。
大きな公園の前に建つ住宅です。
公園ではキャッチボールをしている少年たちもいれば、四葉のクローバーを探している母娘もいたり、犬の散歩中に休憩しているおじいさんもいたりします。このような各々の自由なふるまいを寛容に並存させる公園のおおらかさを生活に引き込んだような住宅のあり方を模索しました。
平面はシンプルな田の字プランを基本構成として、身体スケールから決められた床レベルでそれぞれの場所が立体的に絡まることで、生活の関係性を作っています。例えばお母さんがキッチンで家事をしているとリビングでくつろぐお父さんの様子が見え、その向こうには公園の木々が広がっています。
その奥には空へと抜ける開口が開き、家のどこにいても常に公園の木々が見えます。開口の高さを工夫することでプライバシーを確保しながら、公園の四季の景色に包まれながら生活をします。
刻々と変化する光との関係の中で、公園のように居場所を選びながら内外の境界を超え、自然と響きあった暮らしのできる住宅となることを目指しました。
■建築概要
題名:前橋の住宅
設計監理:flat class architects 担当/渡邉圭+山梨綾菜
構造設計:工藤構造設計
施工会社:橋詰工業
所在地:群馬県前橋市
主用途:専用住宅
階数:地上2階
構造:木造軸組工法
敷地面積:244.31㎡
建築面積:70.99㎡
延床面積:112.86㎡
竣工:2019年9月
写真:小川重雄
種別 | 使用箇所 | 商品名(メーカー名) |
---|---|---|
外装・屋根 | 屋根 | 塩ビ樹脂系防水シート |
外装・壁 | 外壁 | ガルバリウム鋼鈑波板 |
内装・床 | 1F床 | コンポジションビニル床タイルKT |
内装・床 | ワークスペース床 | リノリウム |
内装・床 | リビング床 | カバフローリング |
内装・壁 | 壁 | 石膏ボード12.5dの上EP-G |
内装・キッチン | キッチン | ラーチ合板造作キッチン |
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