architecturephoto®

  • 特集記事
  • 注目情報
  • タグ
  • 建築
  • アート
  • カルチャー
  • デザイン
  • ファッション
  • 書籍
  • 展覧会
  • コンペ
  • 動画
  • テレビ
  • すべてのタグ

建築求人情報

Loading...
2022.9.22Thu
2022.9.21Wed
2022.9.23Fri
現代美術作家の田村友一郎と建築家の藤原徹平と中山英之が審査する、日本ペイント主催の国際学生コンペ「AYDA2022」が開催。テーマは「空間のイマジナリーライン」。最優秀賞はアジア学生サミットへの招待と賞金30万円が贈呈

SHARE 現代美術作家の田村友一郎と建築家の藤原徹平と中山英之が審査する、日本ペイント主催の国際学生コンペ「AYDA2022」が開催。テーマは「空間のイマジナリーライン」。最優秀賞はアジア学生サミットへの招待と賞金30万円が贈呈

architecture|competition|promotion
現代美術作家の田村友一郎と建築家の藤原徹平と中山英之が審査する、日本ペイント主催の国際学生コンペ「AYDA2022」が開催。テーマは「空間のイマジナリーライン」。最優秀賞はアジア学生サミットへの招待と賞金30万円が贈呈
現代美術作家の田村友一郎と建築家の藤原徹平と中山英之が審査する、日本ペイント主催の国際学生コンペ「AYDA2022」が開催されます
ayda.jp

現代美術作家の田村友一郎と建築家の藤原徹平と中山英之が審査する、日本ペイント主催の国際学生コンペ「AYDA2022」が開催されます。テーマは「空間のイマジナリーライン」です。最優秀賞はアジア学生サミットへの招待と賞金30万円が贈呈。登録締切は、2022年11月2日(水)提出期限は、2022年11月9日(水)です。【ap・ad】

※登録締切が、2022年11月16日(水)提出期限は、2022年11月23日(水)に延期されました

テーマ:空間のイマジナリーライン

映画の世界に、イマジナリーラインという言葉があります。

たとえばスクリーンいっぱいに2人の顔のアップが、交互に映し出されたとします。すると、ふたりを同時に撮ったシーンがなくても、誰もが見つめ合うふたりを思い浮かべるでしょう。この、観る側の頭の中にある視線の運動が、イマジナリーラインです。映画を観ることとは、断片的な映像を想像力で結び合わせることで、それぞれが頭の中に物語世界を立ち上げていくこと、と言えるのかもしれません。

色覚の世界にも、似たような作用があります。たとえば、ふたつの異なる色を同時に見たとき、実際にはそこにない色が頭の中に浮かぶことや、その色の組み合わせが持つ意味が、脳裏にイメージとして立ち上がってくることは、きっと想像しやすいでしょう。

そこに存在するものを使って、存在していないものまで生み出すこと。この課題では、そういった事柄をまとめて、「空間のイマジナリーライン」と呼んでみたいと思います。

イマジナリーラインは、頭の中に広がる世界です。だから、現実世界の境界線の制約を受けません。敷地境界線だけでなく、過去や未来を、国境や性別を、生や死を、ミクロとマクロを超えて、広がっていく可能性を秘めています。それは、小さな部屋で宇宙の蠢きを聴くことかもしれません。立ちはだかる障壁を越えて、誰かと手を取り合うようなことかもしれません。

現実世界のどこかに、かたちある設計物を計画することで、そこに存在しない「空間のイマジナリーライン」が浮かび上がる。そんな可能性、関係性を想像し、提案してください。

ayda.jp

賞金

●アジア学生サミットでの最優秀賞(1名)
賞金 10,000 USドル
ハーバード大学での6週間のサマースクールへの招待(旅費滞在費を含む)

●日本地区最優秀賞(1名)
賞金 30万円
アジア学生サミットへの招待(旅費滞在費含む)
日本地区審査員とのインターンシップツアーへの招待

●日本地区インテリア部門優秀賞(2名)
賞金 各5万円
日本地区審査員とのインターンシップツアーへの招待

●日本地区建築・ランドスケープ部門優秀賞(2名)
賞金 各5万円
日本地区審査員とのインターンシップツアーへの招待

【引用元サイト名】

募集概要等は以下からどうぞ。

AYDAとは

AYDA(Asia Young Design Awards)は日本ペイントグループが、アジア一円で開催している建築デザインの国際コンペティションです。多様な人々が豊かに自分らしく暮らす社会の実現を、建築・デザインの視点からどのようにアプローチできるかを考えています。

アジア各国の学生のみなさんが国をまたいで同じテーマに取り組み、審査はそれぞれの国で行います。最優秀者は賞金とは別にアジア学生サミットに参加していただき、自らのアイデアを各国から集まった建築家や学生に発表していただきます。
著名な建築家からの直接の指導、国や地域を超えた交流の機会は、学生のみなさんにとっては、世界の建築・デザインを取り巻く状況を肌で感じられる貴重な経験になるでしょう。

ayda.jp
日本ペイント主催の国際学生コンペ「AYDA2022」の詳細情報はこちらから
ayda.jp

スケジュール
登録締切 2022年11月2日(水)
提出期限 2022年11月9日(水)

※登録締切が、2022年11月16日(水)提出期限は、2022年11月23日(水)に延期されました

審査基準
テーマに沿った提案があるか
具体的な場所や環境への提案を含んでいるか
場所の潜在的可能性をひきだせているか
社会の本質的課題にアプローチできているか
未来へのチャレンジがあるか

応募資格
作品提出期間中に、日本国内の大学院、大学、短期大学、専門学校、高等専門学校に在籍し、建築、インテリア、ランドスケープ、デザイン、アートを学ぶ18歳以上の学生であること。
(インターンシップを除く就業経験2年未満)
(上記条件下にあるが、海外留学中の場合は応募可とする)
※応募は一人につき1点までとします。
※グループでの応募は不可です。
※このコンペのためのオリジナルの作品で応募をお願いします。
※このコンペを大学等の課題にして、教員等より指導をうけた作品も応募可とします。

敷地のサイズ
インテリア部門 ~1,000㎡
建築部門 ~10,000㎡
ランドスケープ部門 ~40,000㎡
・提案の規模はインテリア、建築、ランドスケープに関わるものとする
・規模の制限は設けないが、提案している面積や規模、デザインの効果の大きさが具体的にわかるようにすること

応募方法
URL:https://ayda.awardsplatform.com/

応募登録方法
1.上記リンクを開き、アカウント登録を行ってください。
2.登録されたメールアドレスに確認メールが送信されますので、アカウントを確認してください。
3.作品の提出準備ができましたら、登録したアカウントを開き、応募フォームに必要事項を入力のうえ作品を提出してください。(提出期限までの期間は、応募作品を下書きして保存したり、修正することもできます)
4.応募が完了したら、確認メールが届きますのでご確認ください。

提出物
1.プレゼンテーションシート
作品サイズは、A2サイズ(420×594mm)・PDF形式・5MB以内のデータをご提出ください。

データファイル名には、「登録ナンバー」「応募代表者氏名」を明記してください(例:AYDA0001_氏名.jpg)。
フロアプランにおいて全てのエリアにエリア名を記載してください。
提出物に使用する言語は日本語もしくは英語とします。
応募作品には経歴や学校名は記載しないでください。
応募する作品は本コンペ用のオリジナルの作品に限ります。

2.デザインコンセプトの説明(Word形式 A4 1枚以内)
プレゼンテーションボードに使用したデザインコンセプトと同じ内容でも可とします。

3.写真
直近の顔写真を提出してください。証明写真でなくとも顔がはっきりわかるものでしたら自身で撮影したものでも可とします。
注意事項
応募フォームは世界共通フォーマットのため、プレゼンテーションボード等作品を3点登録することになっていますが、日本地区に限っては上記「1.プレゼンテーションシート」に記載の通り1点とします。ただし、システム上、2点目、3点目の登録も必須となっているため同じファイルを2点目、3点目にもアップロードしてください。

結果発表
授賞者には、11月中に個別にメールまたはお電話でご連絡をいたします。
また、ウェブサイトにて、作品、氏名、所属・学部学科等、公開させていただく予定です。
12月~2023年1月に開催予定の授賞式にもご参加いただきます。

お問い合わせ
課題に関する質疑応答はいたしません。
規定以外の事項に関しては応募者の自由裁量といたします。

AYDA2022事務局((株)建報社内)
mail:ayda@kenchiku.co.jp
TEL:03-5244-9335

留意事項
応募について
・応募作品データは返却いたしません。必要な場合はあらかじめデータ保管しておいてください。
・応募作品は、国内外を問わず公表または他設計競技へ提出されていないオリジナル作品に限ります。
・同一作品の他設計競技への二重応募は禁じます。
・応募作品の著作権は応募者に帰属しますが、ウェブサイトや雑誌への掲載に関する権利は主催者が保有するものとします。
・応募者は、応募作品の一部あるいは全部が第三者の権利(知的財産権や著作権等)を侵害しないことを確認した上で、応募作品を提出するものとします。特に雑誌、書籍、WEB等の著作物から無断複写した画像は使用を禁じます。尚、第三者から応募作品について権利侵害、損害賠償等の苦情・クレームがあった場合は、全て応募者自らの責任と費用負担で解決するものとし、当社は一切の責任と負担を負わないものとします。
本コンペの応募において取得した個人情報は、主催者、共催者及び本コンペの事務局である(株)建報社が、本コンペ実施のためのみに利用します。取得した個人情報は、適切に管理し、第三者に提供はいたしません。

最優秀賞について
・最優秀賞者は国際ワークショップへの参加にあたり、事前にプレゼンテーションとステートメントの準備をしていただきます(英語でのプレゼンテーションとなります)。詳細は入賞者決定後に事務局より連絡します。

ayda.jp
日本ペイント主催の国際学生コンペ「AYDA2022」の詳細情報はこちらから
ayda.jp

あわせて読みたい

【シリーズ・色彩にまつわる設計手法】第5回 青木淳 インタビュー・後編「色彩の変わり続ける意味合いと面白さ」
  • SHARE
2022.09.22 Thu 11:10
0
permalink

建築求人情報

Loading...

 

    公式アカウントをフォローして、見逃せない建築情報を受け取ろう。

    60,896
    • Follow
    82,050
    • Follow
    • Follow
    • Add Friends
    • Subscribe
    • 情報募集/建築・デザイン・アートの情報を随時募集しています。
      More
    • メールマガジン/ メールマガジンで最新の情報を配信しています。
      More

    この日更新したその他の記事

    トラフ建築設計事務所による、東京・港区の「NJH SHOWROOM/ACTIVITY/STUDIO」。商品展示・運動・もてなしの為の3つの空間を備えたスポーツ企業の施設。ブランドを体現し様々な使い方を叶える場の要望に、其々の目的に合わせ多様な素材を用いてデザイン。新しい発見と特別な時間を提供する場所を作る
    photo©阿野太一

    SHARE トラフ建築設計事務所による、東京・港区の「NJH SHOWROOM/ACTIVITY/STUDIO」。商品展示・運動・もてなしの為の3つの空間を備えたスポーツ企業の施設。ブランドを体現し様々な使い方を叶える場の要望に、其々の目的に合わせ多様な素材を用いてデザイン。新しい発見と特別な時間を提供する場所を作る

    architecture|feature
    建材(内装・その他)クリキンディイリヤゲルチョップKvadratWHITELIGHT SOUNDSYSTEMsolso明野設備研究所遠藤照明インターオフィス建材(内装・造作家具)建材(内装・水廻り)建材(内装・壁)建材(内装・床)港区禿真哉展示施設鈴野浩一スポーツ施設阿野太一トラフ建築設計事務所東京
    トラフ建築設計事務所による、東京・港区の「NJH SHOWROOM/ACTIVITY/STUDIO」。商品展示・運動・もてなしの為の3つの空間を備えたスポーツ企業の施設。ブランドを体現し様々な使い方を叶える場の要望に、其々の目的に合わせ多様な素材を用いてデザイン。新しい発見と特別な時間を提供する場所を作るショールーム、エキスパンドメタルを使用した弓型の什器は、イベント等に合わせてレイアウトを可変できる。 photo©阿野太一
    トラフ建築設計事務所による、東京・港区の「NJH SHOWROOM/ACTIVITY/STUDIO」。商品展示・運動・もてなしの為の3つの空間を備えたスポーツ企業の施設。ブランドを体現し様々な使い方を叶える場の要望に、其々の目的に合わせ多様な素材を用いてデザイン。新しい発見と特別な時間を提供する場所を作るアクティビティスペース、ヨガやダンスを行う空間で、窓からの眺めを背景にのびのびと活動できる開放感ある空間。 photo©阿野太一
    トラフ建築設計事務所による、東京・港区の「NJH SHOWROOM/ACTIVITY/STUDIO」。商品展示・運動・もてなしの為の3つの空間を備えたスポーツ企業の施設。ブランドを体現し様々な使い方を叶える場の要望に、其々の目的に合わせ多様な素材を用いてデザイン。新しい発見と特別な時間を提供する場所を作るスタジオ、漆喰調の壁面側には、フィッティングルームや工作スペース、ポッドキャストの収録ブース photo©阿野太一

    トラフ建築設計事務所が設計した、東京・港区の「NJH SHOWROOM/ACTIVITY/STUDIO」です。
    商品展示・運動・もてなしの為の3つの空間を備えたスポーツ企業の施設です。建築家は、ブランドを体現し様々な使い方を叶える場の要望に、其々の目的に合わせ多様な素材を用いてデザインしました。そして、新しい発見と特別な時間を提供する場所を作る事を意図しました。

    六本木の東京ミッドタウンに移転するスポーツブランドの施設のための内装計画。

    建築家によるテキストより

    2017年に手掛けた既存のヘッドオフィスの10Fに、メディア向けのショールームやインフルエンサーなどゲストをもてなすスタジオ機能といった都内の別ロケーションに分散していた機能を集約させ、多目的なアクティビティスペースも加えた3つの施設を新設する。執務に特化したオフィスビル内に、同社のブランドを体現しつつ、様々な使い方と変化を受け入れる空間が求められた。

    建築家によるテキストより

    オフィスビルという環境にありながら、ゲストにとって訪れるたびに新しい発見があり、特別な滞在時間を過ごせるような場所を目指した。

    建築家によるテキストより
    • 残り25枚の写真と建築家によるテキスト
    • SHARE
    建材(内装・その他)クリキンディイリヤゲルチョップKvadratWHITELIGHT SOUNDSYSTEMsolso明野設備研究所遠藤照明インターオフィス建材(内装・造作家具)建材(内装・水廻り)建材(内装・壁)建材(内装・床)港区禿真哉展示施設鈴野浩一スポーツ施設阿野太一トラフ建築設計事務所東京
    2022.09.22 Thu 16:05
    0
    permalink
    【ap job更新】 株式会社 團紀彦建築設計事務所が、建築設計スタッフ(経験者・既卒・2023年新卒)を募集中

    ap job 【ap job更新】 株式会社 團紀彦建築設計事務所が、建築設計スタッフ(経験者・既卒・2023年新卒)を募集中

    architecture|job
    建築求人情報
    【ap job更新】 株式会社 團紀彦建築設計事務所が、建築設計スタッフ(経験者・既卒・2023年新卒)を募集中
    【ap job更新】 株式会社 團紀彦建築設計事務所が、建築設計スタッフ(経験者・既卒・2023年新卒)を募集中日月潭風景管理所 鳥瞰写真
    アーキテクチャーフォトジョブボードに新しい情報が追加されました
    job.architecturephoto.net

    株式会社 團紀彦建築設計事務所の、建築設計スタッフ(経験者・既卒・2023年新卒)募集のお知らせです。詳しくは、ジョブボードの当該ページにてご確認ください。アーキテクチャーフォトジョブボードには、その他にも、色々な事務所の求人情報が掲載されています。
    新規の求人の投稿はこちらからお気軽にお問い合わせください。

    • ap job
    建築求人情報
    2022.09.22 Thu 13:02
    0
    permalink
    岡田一樹+岡田絢子 / R.E.A.D. & Architectsによる、東京の住戸改修「簾戸の家」。強い日差しが入る南東向き住戸での計画。日射の緩和とモダンな和の意匠という要望に、“簾戸”を現代化した建具を考案して陽光を遮る性能を持つ特殊素材で制作。大幅な間取り変更でなく光と素材の選択で空間をつくる
    photo©Nao Takahashi

    SHARE 岡田一樹+岡田絢子 / R.E.A.D. & Architectsによる、東京の住戸改修「簾戸の家」。強い日差しが入る南東向き住戸での計画。日射の緩和とモダンな和の意匠という要望に、“簾戸”を現代化した建具を考案して陽光を遮る性能を持つ特殊素材で制作。大幅な間取り変更でなく光と素材の選択で空間をつくる

    architecture|feature
    建材(内装・建具)住環境ジャパンR.E.A.D. & Architects岡田絢子建材(内装・造作家具)建材(内装・水廻り)建材(内装・家具)建材(内装・キッチン)建材(内装・金物)建材(内装・照明)建材(内装・壁)建材(内装・床)髙橋菜生図面あり岡田一樹住戸リノベーション東京
    岡田一樹+岡田絢子 / R.E.A.D. & Architectsによる、東京の住戸改修「簾戸の家」。強い日差しが入る南東向き住戸での計画。日射の緩和とモダンな和の意匠という要望に、“簾戸”を現代化した建具を考案して陽光を遮る性能を持つ特殊素材で制作。大幅な間取り変更でなく光と素材の選択で空間をつくる photo©Nao Takahashi
    岡田一樹+岡田絢子 / R.E.A.D. & Architectsによる、東京の住戸改修「簾戸の家」。強い日差しが入る南東向き住戸での計画。日射の緩和とモダンな和の意匠という要望に、“簾戸”を現代化した建具を考案して陽光を遮る性能を持つ特殊素材で制作。大幅な間取り変更でなく光と素材の選択で空間をつくる photo©Nao Takahashi
    岡田一樹+岡田絢子 / R.E.A.D. & Architectsによる、東京の住戸改修「簾戸の家」。強い日差しが入る南東向き住戸での計画。日射の緩和とモダンな和の意匠という要望に、“簾戸”を現代化した建具を考案して陽光を遮る性能を持つ特殊素材で制作。大幅な間取り変更でなく光と素材の選択で空間をつくる photo©Nao Takahashi

    岡田一樹+岡田絢子 / R.E.A.D. & Architectsが設計した、東京の住戸改修「簾戸の家」です。
    強い日差しが入る南東向き住戸での計画です。建築家は、日射の緩和とモダンな和の意匠という要望に、“簾戸”を現代化した建具を考案して陽光を遮る性能を持つ特殊素材で制作しました。そして、大幅な間取り変更でなく光と素材の選択で空間をつくる事も意図されました。

    対象住戸は都内の閑静な邸宅街の小規模マンション中層階の南東向きの一角にある。
    夏が過ぎた9月、調査でこの住戸を初めて訪れた時、南東向きの大きな単板ガラスの開口から、強すぎる直射日光が室内に差し込んでいた。「この暑さを何とかしてほしい」。これが依頼主の最初の要望だった。

    建築家によるテキストより

    プランニングとしては、マンションの構造が壁式鉄筋コンクリート造で間仕切りの多くが構造壁であったため、大幅な間取り変更は行わず、南東のLDKのワンルーム空間、中央の水回りのコア、北西の個室群を、廊下で繋ぐシンプルな構成とした。

    建築家によるテキストより

    課題であった南東からの直射日光の緩和と、モダンな中の和の意匠という条件を考えたとき、日本の伝統的な建具である「簾戸」を現代化した建具を作って、強い直射日光を透過・拡散させ柔らかい和の光に変換することで、それらの両方をクリアできないかと考えた。

    簾戸には直射日光を遮る性能を有する特殊なファブリックを太鼓張りし、格子をシルエット状に浮かび上がらせた。室内は漆喰で仕上げ、簾戸を通した柔らかい光によって、壁と天井のグラデーショナルで滑らかな質感を表現した。また、廊下の壁はホワイトセメントを掻き落とした現代的な土壁のような表情とし、アーティストの作品をかけた。

    建築家によるテキストより
    • 残り24枚の写真と建築家によるテキスト
    • SHARE
    建材(内装・建具)住環境ジャパンR.E.A.D. & Architects岡田絢子建材(内装・造作家具)建材(内装・水廻り)建材(内装・家具)建材(内装・キッチン)建材(内装・金物)建材(内装・照明)建材(内装・壁)建材(内装・床)髙橋菜生図面あり岡田一樹住戸リノベーション東京
    2022.09.22 Thu 11:09
    0
    permalink
    ネリ&フーによる、中国・上海のオフィス「Nomadland RED PLUS Studio」。古い工場のフロアをファッション企業のオフィスに改修。フレキシブルな労働環境の要望に、“遊牧民”をコンセプトに掲げて可変性を持つ什器類を考案。経年変化する素材の選択で空間自体で流動性も表現
    photo©Zhu Runzi

    SHARE ネリ&フーによる、中国・上海のオフィス「Nomadland RED PLUS Studio」。古い工場のフロアをファッション企業のオフィスに改修。フレキシブルな労働環境の要望に、“遊牧民”をコンセプトに掲げて可変性を持つ什器類を考案。経年変化する素材の選択で空間自体で流動性も表現

    architecture|fashion|video|feature
    リノベーション中国上海ネリ&フー事務所コンバージョン図面あり
    ネリ&フーによる、中国・上海のオフィス「Nomadland RED PLUS Studio」。古い工場のフロアをファッション企業のオフィスに改修。フレキシブルな労働環境の要望に、“遊牧民”をコンセプトに掲げて可変性を持つ什器類を考案。経年変化する素材の選択で空間自体で流動性も表現 photo©Zhu Runzi
    ネリ&フーによる、中国・上海のオフィス「Nomadland RED PLUS Studio」。古い工場のフロアをファッション企業のオフィスに改修。フレキシブルな労働環境の要望に、“遊牧民”をコンセプトに掲げて可変性を持つ什器類を考案。経年変化する素材の選択で空間自体で流動性も表現 photo©Zhu Runzi
    ネリ&フーによる、中国・上海のオフィス「Nomadland RED PLUS Studio」。古い工場のフロアをファッション企業のオフィスに改修。フレキシブルな労働環境の要望に、“遊牧民”をコンセプトに掲げて可変性を持つ什器類を考案。経年変化する素材の選択で空間自体で流動性も表現 photo©Zhu Runzi
    ネリ&フーによる、中国・上海のオフィス「Nomadland RED PLUS Studio」。古い工場のフロアをファッション企業のオフィスに改修。フレキシブルな労働環境の要望に、“遊牧民”をコンセプトに掲げて可変性を持つ什器類を考案。経年変化する素材の選択で空間自体で流動性も表現 photo©Zhu Runzi

    ネリ&フーが設計した、中国・上海のオフィス「Nomadland RED PLUS Studio」です。
    古い工場のフロアをファッション企業のオフィスに改修しました。建築家は、フレキシブルな労働環境の要望に、“遊牧民”をコンセプトに掲げて可変性を持つ什器類を考案しました。また、経年変化する素材の選択で空間自体で流動性も表現しています。施主企業の公式サイトはこちら。

    こちらは建築家によるテキストの翻訳

    「ある場所から別の場所へ向かう途中では、いつもより少し客観的に自分の人生を見つめることができたようだ。彼が最も明確に考え、止まっているときには到達できないような決断を下すのは、しばしば旅行中であった」
    – ポール・ボウルズ『シェルタリング・スカイ』

    上海市静安区の旧工業地帯に位置するこのプロジェクトの概要は、古い工場の上層階を再利用するというものです。ネリ&フーは、このようなプロジェクトは、都市のありふれたものを祝うためのエキサイティングな機会だと考えています。歴史的価値のない建物にも大きな可能性があり、敬意をもって扱われるべきなのです。何十年にもわたる改修で蓄積されたレイヤーを剥がすと、元の建物の個性の核となるエッセンスが見えてきます。コンクリート構造の骨組みが主要な空間を形成し、既存の一連の天窓が自然光の重要な光源として残されています。

    装備の全体的なデザインコンセプトは「遊牧民」、つまり固定性を欠くという考えに触発されています。クライアントのRED PLUSはファッションやメディアを扱う企業であるため、デザインの概要としてフレキシブルなワークスペースが求められました。都市間を移動しながら専門的なサービスを提供する旅人のように、この機関で働く人々もまた、さまざまなシナリオに応じて空間を変化させる必要がありました。2つの窓にある作業面は、折りたたむと追加のデスクとして使うことができます、会議室は、用途に応じて透明・不透明にできるガラスを採用、壁のパネルは、スライドさせてプライバシーや照明の設定を変えることができます、中央のスペースは、投影面を下げると試写室として利用できます。

    建物のオリジナルの強さを明らかにし、過去と現在の境界線上にある空間と共存できるよう、慎重にレイヤーを重ねています。多くのパネルが操作可能であるだけでなく、素材そのものが流動的であることを示唆しています。ブラッシュドステンレススチールとフロストガラスは、常に変化する周囲の環境を映し出し、極めて優美な存在感を放ちます。亜鉛メッキ鋼板やメッシュは、時間の経過とともに徐々に腐食し、色が変化していくという不安定な性質を利用して、意図的に使用されています。また、デスク、タスクチェア、ランプなど、多くの家具のカスタムデザインもネリ&フーが担当し、デザインを完成させました。

    • 残り18枚の写真と建築家によるテキスト
    • SHARE
    リノベーション中国上海ネリ&フー事務所コンバージョン図面あり
    2022.09.22 Thu 06:35
    0
    permalink
    2022.9.21Wed
    • 白石卓央 / 愛媛建築研究所による、愛媛の「DIG STUDIO」。ダンススタジオと学習室とカフェが入る建築。子供の利用が多い状況に対し、レッスン時間外の受け皿となり待合にも使える諸空間を併設。“学校とも一般的な学習塾とも異なる新たな居場所”をつくる
    • 【ap job更新】 賃貸集合住宅を中心に取り組み、代表が著書も執筆する「添田建築アトリエ」が、設計スタッフ(新卒既卒・中途)とアルバイトを募集中
    • 片田友樹 / micelleによる、神奈川の住宅「SZK」。谷地形で車が入れない道に接する敷地。搬入等の制限下で“広がりと複雑さ”を求め、無機質な家形の中で1間の軸組等が“リズミカル”に振舞う構成を考案。平面計画では室内外の風圧差も意図して多湿に適した室内を作る
    2022.9.23Fri
    • OMAとポテトヘッドによる、シンガポールでの建築展「N*thing is Possible」。地元で飲食等を手掛ける企業が発起して開催。ホスピタリティ分野における持続可能性と廃棄ゼロをテーマに、廃棄物等を用いたランドスケープやリサーチ成果を展示。未来に繋がる方法の紹介や問題提起も行う

    Subscribe and Follow

    公式アカウントをフォローして、
    見逃せない建築情報を受け取ろう。

    「建築と社会の関係を視覚化する」メディア、アーキテクチャーフォトの公式アカウントです。
    様々な切り口による複眼的視点で建築に関する情報を最速でお届けします。

    60,896
    • Follow
    82,050
    • Follow
    • Follow
    • Add Friends
    • Subscribe
    • 情報募集/建築・デザイン・アートの情報を随時募集しています。
      More
    • メールマガジン/ メールマガジンで最新の情報を配信しています。
      More

    architecturephoto® News Letter

    メールマガジンでも最新の更新情報を配信中

    • ホーム
    • アーキテクチャーフォトについて
    • アーキテクチャーフォト規約
    • プライバシーポリシー
    • 特定商取引法に関する表記
    • 利用者情報の外部送信について
    • 広告掲載について
    • お問い合わせ/作品投稿

    Copyright © architecturephoto.net.

    • 建築
    • アート
    • カルチャー
    • デザイン
    • ファッション
    • 書籍
    • 展覧会
    • コンペ
    • 動画
    • テレビ
    • 特集記事
    • 注目情報
    • タグ
    • アーキテクチャーフォト ジョブボード
    • アーキテクチャーフォト・ブック
    • アーキテクチャーフォト・プロダクト
    • ホーム
    • アーキテクチャーフォトについて
    • アーキテクチャーフォト規約
    • プライバシーポリシー
    • 特定商取引法に関する表記
    • 利用者情報の外部送信について
    • 広告掲載について
    • お問い合わせ/作品投稿

    メールマガジンで最新の情報を配信しています

    この記事をシェア
    タイトルタイトルタイトルタイトルタイトル
    https://architecturephoto.net/permalink

    記事について#architecturephotonetでつぶやいてみましょう。
    有益なコメントは拡散や、サイトでも紹介させていただくこともございます。

    architecturephoto®
    • black
    • gray
    • white