篠元貴之 / rhymedesignによる、愛知の、歯科医院運営の相談室「Garnish / パセリの役割」。交差点に面する区画の内装。敷地特徴の活用と要求機能の適切な配置を目指し、都市空間の“付け合せ”と言える“植栽帯”を参照した空間を志向。外を内に取り込む事で場の高揚感を導入し用途間の関係性も整理 photo©森田真悠
篠元貴之 / rhymedesignによる、愛知の、歯科医院運営の相談室「Garnish / パセリの役割」。交差点に面する区画の内装。敷地特徴の活用と要求機能の適切な配置を目指し、都市空間の“付け合せ”と言える“植栽帯”を参照した空間を志向。外を内に取り込む事で場の高揚感を導入し用途間の関係性も整理 photo©森田真悠
篠元貴之 / rhymedesignによる、愛知の、歯科医院運営の相談室「Garnish / パセリの役割」。交差点に面する区画の内装。敷地特徴の活用と要求機能の適切な配置を目指し、都市空間の“付け合せ”と言える“植栽帯”を参照した空間を志向。外を内に取り込む事で場の高揚感を導入し用途間の関係性も整理 photo©森田真悠
篠元貴之 / rhymedesign が設計した、愛知・春日井市の、歯科医院運営の相談室「Garnish / パセリの役割」です。
交差点に面する区画の内装計画です。建築家は、敷地特徴の活用と要求機能の適切な配置を目指し、都市空間の“付け合せ”と言える“植栽帯”を参照した空間を志向しました。そして、外を内に取り込む事で場の高揚感を導入し用途間の関係性も整理しました。
愛知県春日井市の主要駅前の交差点の一角に位置する、歯科クリニックの相談室の内装計画。
70㎡弱の内部空間に、セミナールームと、カウンセリングスペース、受付等を設ける必要があり、それぞれ、性格が異なるため、その境界線の引き方に配慮をした。
パセリや、お寿司におけるガリ、刺し身におけるツマ、ステーキプレートに乗る人参やブロッコリー、それらは、付け合せと呼ばれ、中心になることはなく、副次的に生まれたものである。
ただ、不要かと言われたら、そうではなく「メイン」を主たらんとするために不可欠なものとも言える。
都市空間においても、副次的に生まれる要素というものは、いくつも存在していて、例えば、敷地境界と建築の間に生まれる植栽帯なども、その一つと捉えられる。
交差点の一角を成す、内装計画であることから、擬似的に外部空間を内部に引き込んで考えてみるということと、交差点に身を置いたときに感じる独特の高揚を、内部でも感じられないだろうかという試みから、植栽帯のような小上がりを中心につくり、敷地の境界の引き方を少しズラして、外部と内部の空間の分け方に実態とズレを生じざせている。
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篠元貴之 / rhymedesignによる、愛知の、歯科医院運営の相談室「Garnish / パセリの役割」。交差点に面する区画の内装。敷地特徴の活用と要求機能の適切な配置を目指し、都市空間の“付け合せ”と言える“植栽帯”を参照した空間を志向。外を内に取り込む事で場の高揚感を導入し用途間の関係性も整理 photo©森田真悠
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篠元貴之 / rhymedesignによる、愛知の、歯科医院運営の相談室「Garnish / パセリの役割」。交差点に面する区画の内装。敷地特徴の活用と要求機能の適切な配置を目指し、都市空間の“付け合せ”と言える“植栽帯”を参照した空間を志向。外を内に取り込む事で場の高揚感を導入し用途間の関係性も整理 photo©森田真悠
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篠元貴之 / rhymedesignによる、愛知の、歯科医院運営の相談室「Garnish / パセリの役割」。交差点に面する区画の内装。敷地特徴の活用と要求機能の適切な配置を目指し、都市空間の“付け合せ”と言える“植栽帯”を参照した空間を志向。外を内に取り込む事で場の高揚感を導入し用途間の関係性も整理 photo©森田真悠
篠元貴之 / rhymedesignによる、愛知の、歯科医院運営の相談室「Garnish / パセリの役割」。交差点に面する区画の内装。敷地特徴の活用と要求機能の適切な配置を目指し、都市空間の“付け合せ”と言える“植栽帯”を参照した空間を志向。外を内に取り込む事で場の高揚感を導入し用途間の関係性も整理 photo©森田真悠
篠元貴之 / rhymedesignによる、愛知の、歯科医院運営の相談室「Garnish / パセリの役割」。交差点に面する区画の内装。敷地特徴の活用と要求機能の適切な配置を目指し、都市空間の“付け合せ”と言える“植栽帯”を参照した空間を志向。外を内に取り込む事で場の高揚感を導入し用途間の関係性も整理 photo©森田真悠
篠元貴之 / rhymedesignによる、愛知の、歯科医院運営の相談室「Garnish / パセリの役割」。交差点に面する区画の内装。敷地特徴の活用と要求機能の適切な配置を目指し、都市空間の“付け合せ”と言える“植栽帯”を参照した空間を志向。外を内に取り込む事で場の高揚感を導入し用途間の関係性も整理 photo©森田真悠
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篠元貴之 / rhymedesignによる、愛知の、歯科医院運営の相談室「Garnish / パセリの役割」。交差点に面する区画の内装。敷地特徴の活用と要求機能の適切な配置を目指し、都市空間の“付け合せ”と言える“植栽帯”を参照した空間を志向。外を内に取り込む事で場の高揚感を導入し用途間の関係性も整理 photo©森田真悠
篠元貴之 / rhymedesignによる、愛知の、歯科医院運営の相談室「Garnish / パセリの役割」。交差点に面する区画の内装。敷地特徴の活用と要求機能の適切な配置を目指し、都市空間の“付け合せ”と言える“植栽帯”を参照した空間を志向。外を内に取り込む事で場の高揚感を導入し用途間の関係性も整理 photo©森田真悠
篠元貴之 / rhymedesignによる、愛知の、歯科医院運営の相談室「Garnish / パセリの役割」。交差点に面する区画の内装。敷地特徴の活用と要求機能の適切な配置を目指し、都市空間の“付け合せ”と言える“植栽帯”を参照した空間を志向。外を内に取り込む事で場の高揚感を導入し用途間の関係性も整理 photo©森田真悠
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篠元貴之 / rhymedesignによる、愛知の、歯科医院運営の相談室「Garnish / パセリの役割」。交差点に面する区画の内装。敷地特徴の活用と要求機能の適切な配置を目指し、都市空間の“付け合せ”と言える“植栽帯”を参照した空間を志向。外を内に取り込む事で場の高揚感を導入し用途間の関係性も整理 photo©森田真悠
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篠元貴之 / rhymedesignによる、愛知の、歯科医院運営の相談室「Garnish / パセリの役割」。交差点に面する区画の内装。敷地特徴の活用と要求機能の適切な配置を目指し、都市空間の“付け合せ”と言える“植栽帯”を参照した空間を志向。外を内に取り込む事で場の高揚感を導入し用途間の関係性も整理 photo©森田真悠
篠元貴之 / rhymedesignによる、愛知の、歯科医院運営の相談室「Garnish / パセリの役割」。交差点に面する区画の内装。敷地特徴の活用と要求機能の適切な配置を目指し、都市空間の“付け合せ”と言える“植栽帯”を参照した空間を志向。外を内に取り込む事で場の高揚感を導入し用途間の関係性も整理 photo©森田真悠
篠元貴之 / rhymedesignによる、愛知の、歯科医院運営の相談室「Garnish / パセリの役割」。交差点に面する区画の内装。敷地特徴の活用と要求機能の適切な配置を目指し、都市空間の“付け合せ”と言える“植栽帯”を参照した空間を志向。外を内に取り込む事で場の高揚感を導入し用途間の関係性も整理 photo©森田真悠
篠元貴之 / rhymedesignによる、愛知の、歯科医院運営の相談室「Garnish / パセリの役割」。交差点に面する区画の内装。敷地特徴の活用と要求機能の適切な配置を目指し、都市空間の“付け合せ”と言える“植栽帯”を参照した空間を志向。外を内に取り込む事で場の高揚感を導入し用途間の関係性も整理 photo©森田真悠
篠元貴之 / rhymedesignによる、愛知の、歯科医院運営の相談室「Garnish / パセリの役割」。交差点に面する区画の内装。敷地特徴の活用と要求機能の適切な配置を目指し、都市空間の“付け合せ”と言える“植栽帯”を参照した空間を志向。外を内に取り込む事で場の高揚感を導入し用途間の関係性も整理 photo©森田真悠
篠元貴之 / rhymedesignによる、愛知の、歯科医院運営の相談室「Garnish / パセリの役割」。交差点に面する区画の内装。敷地特徴の活用と要求機能の適切な配置を目指し、都市空間の“付け合せ”と言える“植栽帯”を参照した空間を志向。外を内に取り込む事で場の高揚感を導入し用途間の関係性も整理 image©rhymedesign
篠元貴之 / rhymedesignによる、愛知の、歯科医院運営の相談室「Garnish / パセリの役割」。交差点に面する区画の内装。敷地特徴の活用と要求機能の適切な配置を目指し、都市空間の“付け合せ”と言える“植栽帯”を参照した空間を志向。外を内に取り込む事で場の高揚感を導入し用途間の関係性も整理 image©rhymedesign
篠元貴之 / rhymedesignによる、愛知の、歯科医院運営の相談室「Garnish / パセリの役割」。交差点に面する区画の内装。敷地特徴の活用と要求機能の適切な配置を目指し、都市空間の“付け合せ”と言える“植栽帯”を参照した空間を志向。外を内に取り込む事で場の高揚感を導入し用途間の関係性も整理 image©rhymedesign
篠元貴之 / rhymedesignによる、愛知の、歯科医院運営の相談室「Garnish / パセリの役割」。交差点に面する区画の内装。敷地特徴の活用と要求機能の適切な配置を目指し、都市空間の“付け合せ”と言える“植栽帯”を参照した空間を志向。外を内に取り込む事で場の高揚感を導入し用途間の関係性も整理 周辺外部環境。 photo©rhymedesign
篠元貴之 / rhymedesignによる、愛知の、歯科医院運営の相談室「Garnish / パセリの役割」。交差点に面する区画の内装。敷地特徴の活用と要求機能の適切な配置を目指し、都市空間の“付け合せ”と言える“植栽帯”を参照した空間を志向。外を内に取り込む事で場の高揚感を導入し用途間の関係性も整理 周辺外部環境。 photo©rhymedesign
以下、建築家によるテキストです。
愛知県春日井市の主要駅前の交差点の一角に位置する、歯科クリニックの相談室の内装計画。
70㎡弱の内部空間に、セミナールームと、カウンセリングスペース、受付等を設ける必要があり、それぞれ、性格が異なるため、その境界線の引き方に配慮をした。
パセリから空間を考える
パセリや、お寿司におけるガリ、刺し身におけるツマ、ステーキプレートに乗る人参やブロッコリー、それらは、付け合せと呼ばれ、中心になることはなく、副次的に生まれたものである。
ただ、不要かと言われたら、そうではなく「メイン」を主たらんとするために不可欠なものとも言える。
都市空間においても、副次的に生まれる要素というものは、いくつも存在していて、例えば、敷地境界と建築の間に生まれる植栽帯なども、その一つと捉えられる。
今計画においては、その植栽帯の空間を設計の核として考えてみた。
交差点の一角を成す、内装計画であることから、擬似的に外部空間を内部に引き込んで考えてみるということと、交差点に身を置いたときに感じる独特の高揚を、内部でも感じられないだろうかという試みから、植栽帯のような小上がりを中心につくり、敷地の境界の引き方を少しズラして、外部と内部の空間の分け方に実態とズレを生じざせている。
その結果、異なる性格の空間の混在を外部的か内部的かによって成立させることが出来たのではないかと考えている。
また、植栽帯の「ような」小上がりを作る上で、どこまでも模倣や、見立ての考えとなることから、本来、外部では使用されないであろうタイルのカラー目地を用いたり、恣意的な曲線で構成してみるなど、アンバランスな要素を盛り込むことで、ただの模倣や、モノマネではない、新たな見え方になるのではないかと願っている。
■建築概要
題名:Garnish / パセリの役割
所在地:愛知県春日井市柏井町
主用途:歯科クリニック オフィス+キッズスペース
階数:地上1階
構造:RC造
設計:rhymedesign
担当:篠元貴之
施工:株式会社フォルテプランニング
図版協力:柴田雄太
延床面積:68 ㎡
設計:2021年2月~2021年3月
工事:2021年4月~2021年5月
竣工:2021年5月
写真:森田真悠
Learning from garnish
Interior design of a consultation room and seminar room for a dental clinic which is located at a corner of an intersection.Three different characteristic rooms are packed in one room. Seminar room, a counseling space, and a reception, so we had considered how to draw the boundaries following the program.
Thinking of space in terms of garnish
Carrots and broccoli on a steak plate, gari in sushi etc. are called “garnish,” and are not the centerpiece of the dish. However, they are not unnecessary, but rather indispensable to make the “main” dish the main attraction. For example, the planting strip between the site boundary and the architecture. In this project, we considered the space of the planting strip as the core of the design. Since it is an interior plan that forms a corner of an intersection In addition, we attempted to see if the unique exuberance that one feels when sitting at an intersection could be felt inside as well. The result is a mixture of spaces with different characteristics.
As a result, we believe we were able to create a mixture of spaces with different characteristics, depending on whether they are external or internal.