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2022.9.13Tue
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大村聡一朗+中村園香 / OHMURA NAKAMURA ATELIERによる、東京・多摩市の「連光寺の家 改修 / 二つの十字と四畳半」。若い家族の為に木造家屋を改修。居室と廊下が分かれた既存平面を刷新し、“十字壁”の配置で等価な“四畳半”空間が連続する構成を考案。生活変化も受け入れる緩やかな“分断”と“接続”の状態を作る
photo©川崎璃乃

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architecture|feature
辻拓也OHMURA NAKAMURA ATELIER水雅建材(内装・床)建材(内装・壁)建材(内装・天井)大村聡一朗中村園香住宅図面ありリノベーション東京川崎璃乃
大村聡一朗+中村園香 / OHMURA NAKAMURA ATELIERによる、東京・多摩市の「連光寺の家 改修 / 二つの十字と四畳半」。若い家族の為に木造家屋を改修。居室と廊下が分かれた既存平面を刷新し、“十字壁”の配置で等価な“四畳半”空間が連続する構成を考案。生活変化も受け入れる緩やかな“分断”と“接続”の状態を作る photo©川崎璃乃
大村聡一朗+中村園香 / OHMURA NAKAMURA ATELIERによる、東京・多摩市の「連光寺の家 改修 / 二つの十字と四畳半」。若い家族の為に木造家屋を改修。居室と廊下が分かれた既存平面を刷新し、“十字壁”の配置で等価な“四畳半”空間が連続する構成を考案。生活変化も受け入れる緩やかな“分断”と“接続”の状態を作る photo©川崎璃乃
大村聡一朗+中村園香 / OHMURA NAKAMURA ATELIERによる、東京・多摩市の「連光寺の家 改修 / 二つの十字と四畳半」。若い家族の為に木造家屋を改修。居室と廊下が分かれた既存平面を刷新し、“十字壁”の配置で等価な“四畳半”空間が連続する構成を考案。生活変化も受け入れる緩やかな“分断”と“接続”の状態を作る photo©川崎璃乃

大村聡一朗+中村園香 / OHMURA NAKAMURA ATELIERが設計した、東京・多摩市の「連光寺の家 改修 / 二つの十字と四畳半」です。
若い家族の為に木造家屋を改修です。建築家は、居室と廊下が分かれた既存平面を刷新し、“十字壁”の配置で等価な“四畳半”空間が連続する構成を考案しました。そして、生活変化も受け入れる緩やかな“分断”と“接続”の状態を作る事を意図しました。

多摩市の住宅街に建つ戸建住宅の改修である。この住宅は若い夫婦と生まれたばかりの双子のための住まいである。

建築家によるテキストより

改修設計では、まず、耐力壁を除く内壁及び天井をすべて取り払い、短手方向に1:1、長手方向に1:1:1の位置にグリッドを設定した。そうすることによって、居室空間と移動空間の主従関係を消失させ、等価な四畳半の連続する空間が立ち現れる(実際には隅部の二カ所は敷地形状に対応して切り欠かれているが)。そして、連続する四畳半の交点に二つの十字の壁を配置した。他とは異なる素材を配した十字の壁は「空間の輪郭」と「モノ」の間のような存在を目指した。

建築家によるテキストより

家族の関係性は時間を経るにつれて変化する。特にこの住宅に住む若い夫婦と双子という4人の家族の関係性は子供の成長に伴って日々変化していく。

例えば、子供が大きくなり、勉強のためのスペースが必要になるかもしれない、家族間でのプライバシーの必要性が出てくるかもしれない。そのような変化に対して、この住宅では、二つの十字が示すグリッドに沿って建具や壁を配置し、一つの独立した四畳半空間とすることを想定している。

建築家によるテキストより

以下の写真はクリックで拡大します

大村聡一朗+中村園香 / OHMURA NAKAMURA ATELIERによる、東京・多摩市の「連光寺の家 改修 / 二つの十字と四畳半」。若い家族の為に木造家屋を改修。居室と廊下が分かれた既存平面を刷新し、“十字壁”の配置で等価な“四畳半”空間が連続する構成を考案。生活変化も受け入れる緩やかな“分断”と“接続”の状態を作る photo©川崎璃乃
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大村聡一朗+中村園香 / OHMURA NAKAMURA ATELIERによる、東京・多摩市の「連光寺の家 改修 / 二つの十字と四畳半」。若い家族の為に木造家屋を改修。居室と廊下が分かれた既存平面を刷新し、“十字壁”の配置で等価な“四畳半”空間が連続する構成を考案。生活変化も受け入れる緩やかな“分断”と“接続”の状態を作る image©OHMURA NAKAMURA ATELIER
大村聡一朗+中村園香 / OHMURA NAKAMURA ATELIERによる、東京・多摩市の「連光寺の家 改修 / 二つの十字と四畳半」。若い家族の為に木造家屋を改修。居室と廊下が分かれた既存平面を刷新し、“十字壁”の配置で等価な“四畳半”空間が連続する構成を考案。生活変化も受け入れる緩やかな“分断”と“接続”の状態を作る image©OHMURA NAKAMURA ATELIER

以下、建築家によるテキストです。


多摩市の住宅街に建つ戸建住宅の改修である。
この住宅は若い夫婦と生まれたばかりの双子のための住まいである。

既存住宅について
既存の戸建住宅は所謂3LDKの住宅である。玄関を入り廊下空間があり、そこからLDK、トイレ、二階へとアクセスできる。また、LDKから脱衣室、浴室へとつながっている。二階に上がると廊下を通して、三つの個室、トイレへと接続される。廊下の一部を除いてすべての天井はフラットになっている。廊下と(一階では)LDK、(二階では)三つの個室を仕切る壁を境に、移動空間と居室空間が分断され、各空間は独立している。また、その壁は建築の短手方向に2:1の位置に配置され、居室空間と移動空間の主従関係を明確に表している。

改修設計について
改修設計では、まず、耐力壁を除く内壁及び天井をすべて取り払い、短手方向に1:1、長手方向に1:1:1の位置にグリッドを設定した。そうすることによって、居室空間と移動空間の主従関係を消失させ、等価な四畳半の連続する空間が立ち現れる(実際には隅部の二カ所は敷地形状に対応して切り欠かれているが)。そして、連続する四畳半の交点に二つの十字の壁を配置した。他とは異なる素材を配した十字の壁は「空間の輪郭」と「モノ」の間のような存在を目指した。

一階では、二つの十字の一部は開口が穿たれ、切り欠かれている。二階では、二つの十字は純粋な形で存在している。これらの二つの十字によって連続する四畳半空間は緩やかに分断(接続)され、時には空間を横断して使用され、時には独立した空間として使用される。二階の天井は屋根勾配をそのまま表すように勾配天井とした。

既存の架構は必要最低限のもの以外は撤去し、一部構造補強を行っている。二つの十字と勾配屋根によって生まれた空間の形とずれた既存の断片的な架構は塗装を施され、表しにされている。時には独立した物体として、時には家具の一部として現れる。

住宅の時間について
家族の関係性は時間を経るにつれて変化する。特にこの住宅に住む若い夫婦と双子という4人の家族の関係性は子供の成長に伴って日々変化していく。

例えば、子供が大きくなり、勉強のためのスペースが必要になるかもしれない、家族間でのプライバシーの必要性が出てくるかもしれない。そのような変化に対して、この住宅では、二つの十字が示すグリッドに沿って建具や壁を配置し、一つの独立した四畳半空間とすることを想定している。

一度完成した建築の形は容易に変更することはできないが、二つの十字と四畳半を拠り所に、日々変化する家族の関係性を長い時間、受け入れられる住まいになることを期待する。

■建築概要

作品タイトル:連光寺の家 改修 / 二つの十字と四畳半
住所:東京都多摩市
主要用途:専用住宅
設計:大村聡一朗+中村園香 / OHMURA NAKAMURA ATELIER
施工:水雅
構造設計:辻拓也 / DIX
構造:木造
階数:地上2階
敷地面積:118.85㎡
建築面積:41.13㎡
延べ床面積:82.26㎡
竣工年月:2021年12月
写真:川崎璃乃

建材情報
種別使用箇所商品名(メーカー名)
内装・床床

フローリング オーク10 ホワイトオイル W120 L909 t=6.5(IOC)

内装・床床

ビニル床シート20FL1002 フロアリューム プレーンNW(TOLI)

内装・壁壁

LW-4637(リリカラ)

内装・壁1階十字部 壁

モルタル t=8 一度塗りの上撥水剤

内装・壁2階十字部 壁

LW-4651(リリカラ)

内装・壁水回り 壁

FE-6821 スーパー耐久性(サンゲツ)

内装・天井天井

LW-4637(リリカラ)

内装・天井水回り 天井

FE-6821 スーパー耐久性(サンゲツ)

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※この情報は弊サイトや設計者が建材の性能等を保証するものではありません

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    山田伸彦建築設計事務所による、東京・文京区の住戸改修「大塚の家」。約200㎡の空間での計画。広さに起因する単調さの回避と豊かさの付与を目指し、視覚に加え触覚にも訴える“肌理”に注目して多様な素材を組合せる建築を志向。畳や障子等も採用し“日本的な美”の要素も導入して設計 photo©Nacasa&Partners 金子美由紀

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    東京都文京区の築50年の集合住宅の内装の改修計画。

    建築家によるテキストより

    一般的にイメージする集合住宅とは規模が異なり、200㎡ほどの面積がある。広い空間では、素材の使い方によっては「のっぺり」とした空間となる懸念が出てくる。施主の要望に加えて、ここでは劇的に空間のつくりを変えるのではなく、さまざまな素材の集積によって空間の質に豊かさを与えるような、人の視覚と触覚の琴線に触れる建築が良いのではないかと考えた。

    建築家によるテキストより

    全部を同じ肌理で統一するのではなく、「ざらざら」した左官の壁や天井、「すっきり」したディテール、「ざっくり」「つるり」とした素材感をちりばめることに加え、畳や障子、明かり、重心の低い空間、陰りや柔らかな光、中間領域を作ることで、日本に培われた美しいと思うモノを組み合わせながら建築の構成を試みた。

    建築家によるテキストより
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    フランシス・ケレの2022年のプリツカー賞授賞式の動画。ロンドンで行われたセレモニーの様子を紹介。アラヴェナや妹島和世らがコメントを寄せる
    photo courtesy of Lars Borges

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    architecture|video|feature
    講演録プリツカー賞フランシス・ケレ

    ダイジェスト版

    フルバージョン

    フランシス・ケレの2022年のプリツカー賞授賞式の動画です。
    2022年5月27日にロンドンで行われたセレモニーの様子を紹介しています。動画内では、アレハンドロ・アラヴェナや妹島和世、グレン・マーカットらがコメントを寄せています。また、本ページでは、ケレの代表作品も掲載します。アーキテクチャーフォトではケレのプリツカー賞受賞時の文章を日本語で紹介しています。

    こちらはリリーステキストの翻訳

    プリツカー建築賞は、2022年の受賞者であるフランシス・ケレを称える特別セレモニービデオを公開しました。

    「プリツカー建築賞が私に与えてくれたものは勇気です。私は、ヴィジョンとミッションを持つ他の人たち、すべての人たちに、同じようにプッシュし続ける勇気を与えたいと思います。私に能力がある限り、アフリカが私に教えてくれたように、私の建築、あなたが私に依頼するすべてのものに、熱意、喜び、想像力を注入していきます」と、第51回プリツカー賞受賞者のフランシス・ケレは、5月27日の授賞式で、感動的に語っています。そして彼は懇願します。「親愛なる友人たち、親愛なるヒーローたち、親愛なる家族たち、親愛なるすべての人たちへ – 今日の課題は何でしょう?みんなにとって、建築家にとって、人類にとって、今日の大きな関心事は何でしょうか?私たちにとって、何がそんなに重要なのでしょうか?気候の危機は現実です。材料は限られています。資源をめぐる争いは世界のいたるところで激化し、人口増加も差し迫っています。どこの国の人であろうと、これは私たちの関心事であるはずです」

    プリツカー審査委員長で2016年の受賞者であるアレハンドロ・アラヴェナは詳しく説明します。「私たちは道具箱を広げているのです。今までにない挑戦をしているのですから、新しいロールモデルが必要なのは当然で、それにおいてフランシスに勝る人はいないでしょう。今日、私たちがお祝いしたいフランシスは、私たちに別の可能性を示してくれるでしょう」

    ドキュメンタリー風の映像には、ケレ、アラヴェナ、ハイアット財団会長のトム・プリツカーが、最近オープンしたロンドン大学経済政治学院マーシャル棟の大ホールで行った発言の全文が含まれています。マーシャル棟は、2020年プリツカー賞受賞者のイヴォンヌ・ファレルとシェリー・マクナマラが主導しているグラフトン・アーキテクツが設計しました。プリツカーは、ケレに2022年のプリツカー賞メダルを授与する前に、「彼は、美しさと謙虚さ、大胆さと発明を同時に表現する建築物を設計することによって、プリツカー建築賞の使命を体現しています」と述べ、この建築家を受賞者として認定しています。

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    • 鍵山昌信 / ア・ティエスと斉藤智士 / SAI工房による、広島・呉市の「KOKAGEビル」。駅前の“医療モール”。街への情報発信と休息や交流を促す施設を目指し、地域文化から着想した“誰もが自由に出入可能な街路空間”を立体的に織り込む構成を考案。身体的活動の低迷に歯止めをかける環境作りも意図
    • 最も注目を集めたトピックス[期間:2022/9/5-9/11]
    2022.9.14Wed
    • 深澤直人へのインタビュー「良いデザインの定義」の動画(日本語)。ルイジアナ美術館が制作公開するシリーズの一環で、仕事のプロセスや哲学に加えデザインの良し悪しについて語る
    • 田中洋人建築設計室による、新潟・長岡市の住宅「高畑町の家」。屋根雪対策が条例化する地域に計画。勾配と素材で雪を落とす“落雪式”の規定を肯定的に捉えて、地域環境に寄り添う建築を志向。屋根傾斜を活かして“開放感”と“落ち着き”の両者を備えた内部空間を作る
    • 金山大+小泉宙生 / SWINGによる、大阪・箕面市の「トヨタカローラ新大阪小野原店」。国道沿いの自動車街の店舗改修。単に目立つのでなく“さりげなく”印象に残る存在を目指し、申請不要の構造体を増築して“杉ルーバー”を付加する外観を考案。コストを抑えと工期を短縮し店舗運営への影響を軽減
    • 武富恭美 / ディーディーティーによる、兵庫・神戸市の住宅改修「岡本の家」。斜面地に建つRC住宅の改修。解体新築で予算が超過する想定に対し、調査の上で既存の1階部分を残して2階部分を木造で増築する計画を考案。軽量化での耐震性向上と工期短縮に加えて元の建物にない空間性も実現

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