山根俊輔 / 山根製作所による、福岡市の「スティーブンホール棟511リノベーション」。世界的に著名な建築家の集合住宅での計画。既存の一般建材が使用された状況に対し、共用部に見られる“ホールらしさ”を住戸内へ引継ぐ設計を志向。時間を超え存在する建築に“使命感”を持ち向き合う
photo©八代写真事務所

山根俊輔 / 山根製作所による、福岡市の「スティーブンホール棟511リノベーション」。世界的に著名な建築家の集合住宅での計画。既存の一般建材が使用された状況に対し、共用部に見られる“ホールらしさ”を住戸内へ引継ぐ設計を志向。時間を超え存在する建築に“使命感”を持ち向き合う

山根俊輔 / 山根製作所による、福岡市の「スティーブンホール棟511リノベーション」。世界的に著名な建築家の集合住宅での計画。既存の一般建材が使用された状況に対し、共用部に見られる“ホールらしさ”を住戸内へ引継ぐ設計を志向。時間を超え存在する建築に“使命感”を持ち向き合う photo©八代写真事務所
山根俊輔 / 山根製作所による、福岡市の「スティーブンホール棟511リノベーション」。世界的に著名な建築家の集合住宅での計画。既存の一般建材が使用された状況に対し、共用部に見られる“ホールらしさ”を住戸内へ引継ぐ設計を志向。時間を超え存在する建築に“使命感”を持ち向き合う photo©八代写真事務所
山根俊輔 / 山根製作所による、福岡市の「スティーブンホール棟511リノベーション」。世界的に著名な建築家の集合住宅での計画。既存の一般建材が使用された状況に対し、共用部に見られる“ホールらしさ”を住戸内へ引継ぐ設計を志向。時間を超え存在する建築に“使命感”を持ち向き合う photo©八代写真事務所

山根俊輔 / 山根製作所が設計した、福岡市の住戸改修「スティーブンホール棟511リノベーション」です。
世界的に著名な建築家の集合住宅での計画です。建築家は、既存の一般建材が使用された状況に対し、共用部に見られる“ホールらしさ”を住戸内へ引継ぐ設計を志向しました。時間を超え存在する建築に“使命感”を持ち向き合う事が意図されました。スティーブン・ホールの設計で、1991年に完成した建築「ネクサスワールド スティーブンホール棟」は、こちらのページから閲覧可能です。

建物の持つ魅力を、一番奥の部屋の角まで行き渡らせること。
福岡県福岡市の香椎にあるネクサスワールド。その中にあるスティーブンホール棟の一室のリノベーションです。

建築家によるテキストより

共用部は皆さんご存知の通り、有名なエントランスホールを中心にスティーブンホールらしさを存分に体験することができます。様々な素材や色彩が絶妙に絡み合いながら空間がつくられています。

建築家によるテキストより

住居の内部空間は室内の段差や建具など共用部同様スティーブンホールらしさを感じることができますが、仕上げについてはプラスターボードとフローリングなど一般的な素材で構成されています。

建築家によるテキストより

以下の写真はクリックで拡大します

山根俊輔 / 山根製作所による、福岡市の「スティーブンホール棟511リノベーション」。世界的に著名な建築家の集合住宅での計画。既存の一般建材が使用された状況に対し、共用部に見られる“ホールらしさ”を住戸内へ引継ぐ設計を志向。時間を超え存在する建築に“使命感”を持ち向き合う photo©八代写真事務所
山根俊輔 / 山根製作所による、福岡市の「スティーブンホール棟511リノベーション」。世界的に著名な建築家の集合住宅での計画。既存の一般建材が使用された状況に対し、共用部に見られる“ホールらしさ”を住戸内へ引継ぐ設計を志向。時間を超え存在する建築に“使命感”を持ち向き合う photo©八代写真事務所
山根俊輔 / 山根製作所による、福岡市の「スティーブンホール棟511リノベーション」。世界的に著名な建築家の集合住宅での計画。既存の一般建材が使用された状況に対し、共用部に見られる“ホールらしさ”を住戸内へ引継ぐ設計を志向。時間を超え存在する建築に“使命感”を持ち向き合う photo©八代写真事務所
山根俊輔 / 山根製作所による、福岡市の「スティーブンホール棟511リノベーション」。世界的に著名な建築家の集合住宅での計画。既存の一般建材が使用された状況に対し、共用部に見られる“ホールらしさ”を住戸内へ引継ぐ設計を志向。時間を超え存在する建築に“使命感”を持ち向き合う photo©八代写真事務所
山根俊輔 / 山根製作所による、福岡市の「スティーブンホール棟511リノベーション」。世界的に著名な建築家の集合住宅での計画。既存の一般建材が使用された状況に対し、共用部に見られる“ホールらしさ”を住戸内へ引継ぐ設計を志向。時間を超え存在する建築に“使命感”を持ち向き合う photo©八代写真事務所
山根俊輔 / 山根製作所による、福岡市の「スティーブンホール棟511リノベーション」。世界的に著名な建築家の集合住宅での計画。既存の一般建材が使用された状況に対し、共用部に見られる“ホールらしさ”を住戸内へ引継ぐ設計を志向。時間を超え存在する建築に“使命感”を持ち向き合う photo©八代写真事務所
山根俊輔 / 山根製作所による、福岡市の「スティーブンホール棟511リノベーション」。世界的に著名な建築家の集合住宅での計画。既存の一般建材が使用された状況に対し、共用部に見られる“ホールらしさ”を住戸内へ引継ぐ設計を志向。時間を超え存在する建築に“使命感”を持ち向き合う photo©八代写真事務所
山根俊輔 / 山根製作所による、福岡市の「スティーブンホール棟511リノベーション」。世界的に著名な建築家の集合住宅での計画。既存の一般建材が使用された状況に対し、共用部に見られる“ホールらしさ”を住戸内へ引継ぐ設計を志向。時間を超え存在する建築に“使命感”を持ち向き合う photo©八代写真事務所
山根俊輔 / 山根製作所による、福岡市の「スティーブンホール棟511リノベーション」。世界的に著名な建築家の集合住宅での計画。既存の一般建材が使用された状況に対し、共用部に見られる“ホールらしさ”を住戸内へ引継ぐ設計を志向。時間を超え存在する建築に“使命感”を持ち向き合う photo©八代写真事務所
山根俊輔 / 山根製作所による、福岡市の「スティーブンホール棟511リノベーション」。世界的に著名な建築家の集合住宅での計画。既存の一般建材が使用された状況に対し、共用部に見られる“ホールらしさ”を住戸内へ引継ぐ設計を志向。時間を超え存在する建築に“使命感”を持ち向き合う photo©八代写真事務所
山根俊輔 / 山根製作所による、福岡市の「スティーブンホール棟511リノベーション」。世界的に著名な建築家の集合住宅での計画。既存の一般建材が使用された状況に対し、共用部に見られる“ホールらしさ”を住戸内へ引継ぐ設計を志向。時間を超え存在する建築に“使命感”を持ち向き合う photo©八代写真事務所
山根俊輔 / 山根製作所による、福岡市の「スティーブンホール棟511リノベーション」。世界的に著名な建築家の集合住宅での計画。既存の一般建材が使用された状況に対し、共用部に見られる“ホールらしさ”を住戸内へ引継ぐ設計を志向。時間を超え存在する建築に“使命感”を持ち向き合う image©山根製作所

以下、建築家によるテキストです。


一番奥の部屋の隅っこまで意思を引き継ぐ。

建物の持つ魅力を、一番奥の部屋の角まで行き渡らせること。
福岡県福岡市の香椎にあるネクサスワールド。その中にあるスティーブンホール棟の一室のリノベーションです。

共用部は皆さんご存知の通り、有名なエントランスホールを中心にスティーブンホールらしさを存分に体験することができます。様々な素材や色彩が絶妙に絡み合いながら空間がつくられています。

住居の内部空間は室内の段差や建具など共用部同様スティーブンホールらしさを感じることができますが、仕上げについてはプラスターボードとフローリングなど一般的な素材で構成されています。

そのような既存の内部仕上を見ると、建設当時に室内仕上にお金がかけられなかった事情があったに違いない、本当はもう少ししっかりデザインしたかったのではと勝手に感じたわけです。

リノベーションということを超えて、共用部の良さを一番奥の部屋の一番奥まで行き渡らせること。それが30年後に関わることとなった私たちの役目だと使命感のような気持ちとともに設計に携わることとなりました。

■建築概要

題名:スティーブンホール棟511リノベーション
設計:山根製作所 担当/山根俊輔
所在地:福岡県福岡市東区
主用途:住宅
階数:地上5階
構造:RC造
延床面積:92.80㎡
設計:2020年2月~2020年3月
工事:2020年4月~2020年5月
竣工:2020年5月
写真:八代写真事務所

建材情報
種別使用箇所商品名(メーカー名)
内装・床

置敷ビニル床タイル:ペルゴ シルバーオークHOKUSHU

内装・壁

PB t=12.5 AEP [既存]

内装・天井天井

PB t=12.5 AEP [既存]

内装・照明建築化照明

LGB50294LB1パナソニック

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※この情報は弊サイトや設計者が建材の性能等を保証するものではありません

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ひとりの写真家による10年に渡る、新作含め6作品を巡る展覧会。
それら一つ一つに固有な手触りを、大きな2つの展示室にどう空間化するのか。それが今回の会場構成で考えたことです。

建築家によるテキストより

展示室に予めある天井高や光の偏在を観察しながら、大きく6つの全く異なる場所とそれらを巡る経路を準備しました。

結果生じる高低や明暗の劇的な変化が、作品に先立って前景化してしまわぬように、それぞれの場所はどこか写真集を手に取った時にも似た対称形を基本としつつ、互いが背表紙を並べるように静かに隣りあう関係を結ぶよう、開口のかたちや大きさを調整しています。

建築家によるテキストより

作家がカメラと共に辿った時空と、極大と極小を振り子のように行き来するレンズの奥の眼差しに、会場を巡る時間が意識の底で重ね合わされるような経験を目指しました。

建築家によるテキストより

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