architecturephoto®

  • 特集記事
  • 注目情報
  • タグ
  • 建築
  • アート
  • カルチャー
  • デザイン
  • ファッション
  • 書籍
  • 展覧会
  • コンペ
  • 動画
  • テレビ
  • すべてのタグ

建築求人情報

Loading...
2022.12.09Fri
2022.12.08Thu
2022.12.10Sat
榊原節子建築研究所による、大阪・堺市の、店舗併用住宅「北野田のサロン住居」。通行量の多い交差点に計画。異なる用途の“求められる性質”の違いに応える為、店舗部分は敷地全体を活用して住居部分は街から距離を取る構成を考案。“開く”と“守る”が共存する建築を作る
photo©笹倉洋平

SHARE 榊原節子建築研究所による、大阪・堺市の、店舗併用住宅「北野田のサロン住居」。通行量の多い交差点に計画。異なる用途の“求められる性質”の違いに応える為、店舗部分は敷地全体を活用して住居部分は街から距離を取る構成を考案。“開く”と“守る”が共存する建築を作る

architecture|feature
建材(外装・屋根)植木屋川口尼崎工務店榊原節子tmsd萬田隆構造設計事務所建材(内装・造作家具)建材(外装・建具)建材(外構・床)建材(内装・キッチン)建材(外装・壁)建材(内装・天井)建材(内装・壁)建材(内装・床)図面あり笹倉洋平店舗兼住宅大阪
榊原節子建築研究所による、大阪・堺市の、店舗併用住宅「北野田のサロン住居」。通行量の多い交差点に計画。異なる用途の“求められる性質”の違いに応える為、店舗部分は敷地全体を活用して住居部分は街から距離を取る構成を考案。“開く”と“守る”が共存する建築を作る photo©笹倉洋平
榊原節子建築研究所による、大阪・堺市の、店舗併用住宅「北野田のサロン住居」。通行量の多い交差点に計画。異なる用途の“求められる性質”の違いに応える為、店舗部分は敷地全体を活用して住居部分は街から距離を取る構成を考案。“開く”と“守る”が共存する建築を作る1階、店舗部分 photo©笹倉洋平
榊原節子建築研究所による、大阪・堺市の、店舗併用住宅「北野田のサロン住居」。通行量の多い交差点に計画。異なる用途の“求められる性質”の違いに応える為、店舗部分は敷地全体を活用して住居部分は街から距離を取る構成を考案。“開く”と“守る”が共存する建築を作る2階、住居部分 photo©笹倉洋平

榊原節子建築研究所が設計した、大阪・堺市の、店舗併用住宅「北野田のサロン住居」です。
通行量の多い交差点に計画されました。建築家は、異なる用途の“求められる性質”の違いに応える為、店舗部分は敷地全体を活用して住居部分は街から距離を取る構成を考案しました。そして、“開く”と“守る”が共存する建築を作る事が意図されました。

大阪・堺市北部の鉄道駅から徒歩5分、駅前の商業エリアから住宅街へと移り変わる場所に建つ、店舗併用住宅である。
人や自転車の往来、車の交通量ともに多い交差点に面し、通りからよく見える立地である。

建築家によるテキストより

この視認性の良さを生かし、1階の美容室は人目を引くように敷地全体に建物を配置する一方で、2,3階の住居部分は街から一定の距離を保つようにセットバックする構成とした。店舗と住居では求められる性質が異なることから、1階は開放的なつくりが実現できる壁式鉄筋コンクリート造、上階の住居部分は適切に部屋を仕切り、温かみが感じられる木造による混構造としている。

建築家によるテキストより

美容室は、店内の空気感が街ゆく人々に伝わり、立ち寄りやすい雰囲気となるよう、二つの道路に面した角部を切り取り開口部を設けている。また、セットバックにより生まれた2階のスラブ部分に天窓を設けて光や空の色を取り込み、屋外にいるような感覚を生み出している。一方、道路と反対にある東側は開口部をなくし、落ち着いた場とすることで、店内の気配にバリエーションを与えることを意図した。加えて内外ともコンクリート打放しのままとし、鏡などの什器もできるだけ存在感を抑えた華奢な仕様とすることで、刻々と変化する光や陰影が鮮明に映し出される空間をめざした。

建築家によるテキストより

以下の写真はクリックで拡大します

榊原節子建築研究所による、大阪・堺市の、店舗併用住宅「北野田のサロン住居」。通行量の多い交差点に計画。異なる用途の“求められる性質”の違いに応える為、店舗部分は敷地全体を活用して住居部分は街から距離を取る構成を考案。“開く”と“守る”が共存する建築を作る photo©笹倉洋平
榊原節子建築研究所による、大阪・堺市の、店舗併用住宅「北野田のサロン住居」。通行量の多い交差点に計画。異なる用途の“求められる性質”の違いに応える為、店舗部分は敷地全体を活用して住居部分は街から距離を取る構成を考案。“開く”と“守る”が共存する建築を作る photo©笹倉洋平
榊原節子建築研究所による、大阪・堺市の、店舗併用住宅「北野田のサロン住居」。通行量の多い交差点に計画。異なる用途の“求められる性質”の違いに応える為、店舗部分は敷地全体を活用して住居部分は街から距離を取る構成を考案。“開く”と“守る”が共存する建築を作る photo©笹倉洋平
榊原節子建築研究所による、大阪・堺市の、店舗併用住宅「北野田のサロン住居」。通行量の多い交差点に計画。異なる用途の“求められる性質”の違いに応える為、店舗部分は敷地全体を活用して住居部分は街から距離を取る構成を考案。“開く”と“守る”が共存する建築を作る1階、店舗部分 photo©笹倉洋平
榊原節子建築研究所による、大阪・堺市の、店舗併用住宅「北野田のサロン住居」。通行量の多い交差点に計画。異なる用途の“求められる性質”の違いに応える為、店舗部分は敷地全体を活用して住居部分は街から距離を取る構成を考案。“開く”と“守る”が共存する建築を作る1階、店舗部分 photo©笹倉洋平
榊原節子建築研究所による、大阪・堺市の、店舗併用住宅「北野田のサロン住居」。通行量の多い交差点に計画。異なる用途の“求められる性質”の違いに応える為、店舗部分は敷地全体を活用して住居部分は街から距離を取る構成を考案。“開く”と“守る”が共存する建築を作る1階、店舗部分 photo©笹倉洋平
榊原節子建築研究所による、大阪・堺市の、店舗併用住宅「北野田のサロン住居」。通行量の多い交差点に計画。異なる用途の“求められる性質”の違いに応える為、店舗部分は敷地全体を活用して住居部分は街から距離を取る構成を考案。“開く”と“守る”が共存する建築を作る1階、店舗部分 photo©笹倉洋平
榊原節子建築研究所による、大阪・堺市の、店舗併用住宅「北野田のサロン住居」。通行量の多い交差点に計画。異なる用途の“求められる性質”の違いに応える為、店舗部分は敷地全体を活用して住居部分は街から距離を取る構成を考案。“開く”と“守る”が共存する建築を作る1階、店舗部分 photo©笹倉洋平
榊原節子建築研究所による、大阪・堺市の、店舗併用住宅「北野田のサロン住居」。通行量の多い交差点に計画。異なる用途の“求められる性質”の違いに応える為、店舗部分は敷地全体を活用して住居部分は街から距離を取る構成を考案。“開く”と“守る”が共存する建築を作る1階、店舗部分 photo©笹倉洋平
榊原節子建築研究所による、大阪・堺市の、店舗併用住宅「北野田のサロン住居」。通行量の多い交差点に計画。異なる用途の“求められる性質”の違いに応える為、店舗部分は敷地全体を活用して住居部分は街から距離を取る構成を考案。“開く”と“守る”が共存する建築を作る1階、店舗部分 photo©笹倉洋平
榊原節子建築研究所による、大阪・堺市の、店舗併用住宅「北野田のサロン住居」。通行量の多い交差点に計画。異なる用途の“求められる性質”の違いに応える為、店舗部分は敷地全体を活用して住居部分は街から距離を取る構成を考案。“開く”と“守る”が共存する建築を作る2階、住居部分 photo©笹倉洋平
榊原節子建築研究所による、大阪・堺市の、店舗併用住宅「北野田のサロン住居」。通行量の多い交差点に計画。異なる用途の“求められる性質”の違いに応える為、店舗部分は敷地全体を活用して住居部分は街から距離を取る構成を考案。“開く”と“守る”が共存する建築を作る2階、住居部分 photo©笹倉洋平
榊原節子建築研究所による、大阪・堺市の、店舗併用住宅「北野田のサロン住居」。通行量の多い交差点に計画。異なる用途の“求められる性質”の違いに応える為、店舗部分は敷地全体を活用して住居部分は街から距離を取る構成を考案。“開く”と“守る”が共存する建築を作る2階、住居部分 photo©笹倉洋平
榊原節子建築研究所による、大阪・堺市の、店舗併用住宅「北野田のサロン住居」。通行量の多い交差点に計画。異なる用途の“求められる性質”の違いに応える為、店舗部分は敷地全体を活用して住居部分は街から距離を取る構成を考案。“開く”と“守る”が共存する建築を作る2階、住居部分 photo©笹倉洋平
榊原節子建築研究所による、大阪・堺市の、店舗併用住宅「北野田のサロン住居」。通行量の多い交差点に計画。異なる用途の“求められる性質”の違いに応える為、店舗部分は敷地全体を活用して住居部分は街から距離を取る構成を考案。“開く”と“守る”が共存する建築を作る3階、住居部分 photo©笹倉洋平
榊原節子建築研究所による、大阪・堺市の、店舗併用住宅「北野田のサロン住居」。通行量の多い交差点に計画。異なる用途の“求められる性質”の違いに応える為、店舗部分は敷地全体を活用して住居部分は街から距離を取る構成を考案。“開く”と“守る”が共存する建築を作る2階、住居部分のバルコニー photo©笹倉洋平
榊原節子建築研究所による、大阪・堺市の、店舗併用住宅「北野田のサロン住居」。通行量の多い交差点に計画。異なる用途の“求められる性質”の違いに応える為、店舗部分は敷地全体を活用して住居部分は街から距離を取る構成を考案。“開く”と“守る”が共存する建築を作る photo©笹倉洋平
榊原節子建築研究所による、大阪・堺市の、店舗併用住宅「北野田のサロン住居」。通行量の多い交差点に計画。異なる用途の“求められる性質”の違いに応える為、店舗部分は敷地全体を活用して住居部分は街から距離を取る構成を考案。“開く”と“守る”が共存する建築を作る image©榊原節子建築研究所
榊原節子建築研究所による、大阪・堺市の、店舗併用住宅「北野田のサロン住居」。通行量の多い交差点に計画。異なる用途の“求められる性質”の違いに応える為、店舗部分は敷地全体を活用して住居部分は街から距離を取る構成を考案。“開く”と“守る”が共存する建築を作る image©榊原節子建築研究所
榊原節子建築研究所による、大阪・堺市の、店舗併用住宅「北野田のサロン住居」。通行量の多い交差点に計画。異なる用途の“求められる性質”の違いに応える為、店舗部分は敷地全体を活用して住居部分は街から距離を取る構成を考案。“開く”と“守る”が共存する建築を作る image©榊原節子建築研究所

以下、建築家によるテキストです。


大阪・堺市北部の鉄道駅から徒歩5分、駅前の商業エリアから住宅街へと移り変わる場所に建つ、店舗併用住宅である。
人や自転車の往来、車の交通量ともに多い交差点に面し、通りからよく見える立地である。

この視認性の良さを生かし、1階の美容室は人目を引くように敷地全体に建物を配置する一方で、2,3階の住居部分は街から一定の距離を保つようにセットバックする構成とした。店舗と住居では求められる性質が異なることから、1階は開放的なつくりが実現できる壁式鉄筋コンクリート造、上階の住居部分は適切に部屋を仕切り、温かみが感じられる木造による混構造としている。

美容室は、店内の空気感が街ゆく人々に伝わり、立ち寄りやすい雰囲気となるよう、二つの道路に面した角部を切り取り開口部を設けている。また、セットバックにより生まれた2階のスラブ部分に天窓を設けて光や空の色を取り込み、屋外にいるような感覚を生み出している。一方、道路と反対にある東側は開口部をなくし、落ち着いた場とすることで、店内の気配にバリエーションを与えることを意図した。加えて内外ともコンクリート打放しのままとし、鏡などの什器もできるだけ存在感を抑えた華奢な仕様とすることで、刻々と変化する光や陰影が鮮明に映し出される空間をめざした。

住居部分は、家族が多くの時間を共有する2階の食堂・居間から外の景色が見渡せるよう連続して開口部を設け、1階のコンクリートの壁を立ち上げることで外部からの視線を遮っている。また、ぐるりとL字型に巡るバルコニーは、植物を育てたり、洗濯物を干したり、休憩の場にと、暮らしを豊かに彩り、街との距離を保つ緩衝帯としての役割を担う。

敷地が限られた街中という立地の可能性を踏まえ、開かれたつくりとしての店舗と、暮らしを守る住居が共存するあり方をめざした。

■建築概要

題名:北野田のサロン住居
所在地:大阪府堺市東区
主用途:店舗併用住宅
設計・監理:榊原節子建築研究所/榊原節子
構造設計:tmsd萬田隆構造設計事務所/萬田隆、小林充
施工:株式会社尼崎工務店
植栽:植木屋川口
階数:地上3階
構造:壁式鉄筋コンクリート造+木造
敷地面積:105.29㎡
建築面積:76.40㎡
延床面積:170.09㎡
設計期間:2020年7月~2021年1月
施工期間:2021年2月~2021年10月
写真:笹倉洋平

建材情報
種別使用箇所商品名(メーカー名)
外装・屋根屋根

シート防水:ロクシート(田島ルーフィング)

外装・壁外壁

普通型枠コンクリート打放し 撥水材:RCガード(ABC商会)
無塗装サイディングt16の上、樹脂系吹付材:ジョリパット(アイカ工業)

外装・建具開口部

スチールサッシ
ビル用アルミサッシ
住宅用アルミサッシ
※いずれも防火設備仕様

内装・床1階サロン床

土間コンクリートコテ押え 撥水材

内装・床2階食堂・居間・3階床

複合フローリング t15:ナラ三層フローリング(スタンダードレーベル)

内装・床階段

鋼製階段の上 ナラ集成材t20

内装・壁1階サロン壁

普通型枠打放し

内装・壁2階食堂・居間・3階壁

PB t12.5 EP塗装

内装・天井1階サロン天井

普通型枠打放し

内装・天井2階食堂・居間・3階壁

PB t12.5 EP塗装

内装・キッチン2階キッチン

ラワンランバー加工 天板SUSプレート貼り

内装・造作家具1階サロンミラー

構造用合板の上 鏡t5接着貼り 三方枠真鍮フラットバー回し

内装・造作家具1階サロン造作家具

ラワンランバー加工 CL

外構・床外構

モルタルコテ抑え 撥水材
砕石敷

※企業様による建材情報についてのご意見や「PR」のご相談はこちらから
※この情報は弊サイトや設計者が建材の性能等を保証するものではありません

あわせて読みたい

山本嘉寛建築設計事務所による、大阪・堺市の「四つ角の家」
  • SHARE
建材(外装・屋根)植木屋川口尼崎工務店榊原節子tmsd萬田隆構造設計事務所建材(内装・造作家具)建材(外装・建具)建材(外構・床)建材(内装・キッチン)建材(外装・壁)建材(内装・天井)建材(内装・壁)建材(内装・床)図面あり笹倉洋平店舗兼住宅大阪
2022.12.09 Fri 07:25
0
permalink

#tmsd萬田隆構造設計事務所の関連記事

  • 2024.12.13Fri
    瀧尻賢 / Atelier Satoshi Takijiri Architectsによる、京都・宇治市の店舗「OUTSTANDING」。伝統的な長屋を改修したコーヒースタンド。地域が持つ“水の歴史”に着目し、鮮やかな青と透明の素材を用いて“水を抽象化”した空間を構築。耐震補強の役割も担う金属柱のランダムな配置は“日本的な間”を意識
  • 2024.12.02Mon
    前田茂樹 / ジオ-グラフィック・デザイン・ラボによる、奈良の「三宅町交流まちづくりセンター MiiMo」。地域子育て支援拠点施設。“多世代が繋がり地域の魅力を創出”という展望に応えて、利用者の活動の間に自然と関わりが生まれる空間を志向。多様な居場所を用意した上でユーザー自身での繋がり方の調整も可能とする
  • 2024.2.22Thu
    畑友洋建築設計事務所による、兵庫・西宮市の「甲陽園の家」。複雑な斜面地の建材運搬も困難な敷地。人力での運搬と組立の可能性を模索し、“LVL材”を重ねて“1つのアーチフレーム”とする“組木架構”の建築を考案。構成に“多軸性”を導入して周辺環境とも呼応させる
  • 2024.1.12Fri
    キノシタヒロシ建築設計事務所による、鳥取市の「屋内庭のある家」。降水量が多く雪も降る地域での計画。気候に適した“庭”の在り方を求め、屋根の全面が半透明素材の“屋内庭”を備えた住宅を考案。入れ子状に設けた居室の壁面で“断熱”と“気密”を確保して快適な暮らしも実現
  • 2022.11.28Mon
    高橋翔太朗建築設計事務所による、島根・松江市の「HANARE I」。自然に囲まれた高台の敷地に計画。“新たな視点で自然を感じる”建築を目指し、全ての内部空間を連続させて窓を介し外へと繋がる構成を考案。急勾配の切妻屋根で土地との親和性も意図
  • 2022.10.21Fri
    榊原節子建築研究所による、大阪市の、設計者の事務所兼自邸「大開のアトリエ住居」。商店街の建物を改修。街に開かれた仕事と暮らしが連続する建築を目指し、既存スラブの一部を撤去した“空まで抜ける外部空間”を考案。“足し算”と“引き算”で過去と未来が混ざる重層的な場を作る
  • 2022.9.26Mon
    遠藤克彦建築研究所による、大阪市の「大阪中之島美術館」。エリアの“結節点”と言える敷地に計画。人の流れ・公共的利用・浸水リスクを考慮し、周辺と連続し都市に開かれた“地形”の上に明快な幾何学の“建築”が浮かぶ構成を考案。内部の“立体的なパッサージュ”は新しい都市体験を提供
  • 2021.7.09Fri
    高橋勝建築設計事務所による、山口・下松市の、介護福祉施設「ほしのさとday service center」と保育園「HUG GARDEN ほしのさと Kids」。二つの建築に囲われた庭を中心とし新しい交流を生み出す関係性を設計
  • 2020.11.17Tue
    菊池公市+マ・アーキテクツ / 宮本裕也による、神奈川・逗子市の「桜山の住宅」
  • 2020.9.10Thu
    マ・アーキテクツ / 宮本裕也+新井典子による、群馬・伊勢崎市の、接骨院併用住宅「KB Project」
  • view all
view all

#笹倉洋平の関連記事

  • 2025.5.08Thu
    川口裕人 / 1110建築設計事務所による、兵庫の「あわじ島のドッグヴィラ」。海と山があり建替えも進む地域に建つ貸別荘。周囲の視線等を防ぐと共に遠景の自然への接続も求め、中庭形式を採用しつつも“型を弱める”設計を志向。多様な規模の部屋が接続する“ネックレス”の様な構成を考案
  • 2025.3.04Tue
    中山大介 / 中山建築設計事務所による、島根の「奥出雲の家」。山間部の広大な農地に囲まれた敷地。施主の“素朴な生活”と呼応する住まいを求め、現代的でありながらも近くに建つ“農小屋”の様な在り方の建築を志向。忠実・簡素・謙虚を意識して素材を選定し形を与える
  • 2024.12.02Mon
    前田茂樹 / ジオ-グラフィック・デザイン・ラボによる、奈良の「三宅町交流まちづくりセンター MiiMo」。地域子育て支援拠点施設。“多世代が繋がり地域の魅力を創出”という展望に応えて、利用者の活動の間に自然と関わりが生まれる空間を志向。多様な居場所を用意した上でユーザー自身での繋がり方の調整も可能とする
  • 2024.3.25Mon
    谷口弘和設計室による、京都の「八幡の二世帯住宅」。雛壇状の高低差のある土地での計画。場の可能性を引き出す在り方を目指し、“敷地と住宅が一体”となる“建ち方”の設計を志向。基礎の接地面積を減らして“ひと繋がりの庭”が“立体的に巻き付く”様な建築を造る
  • 2024.3.12Tue
    高橋勝建築設計事務所による、京都市の「黒門通の住宅」。京町家を調査診断して性能向上の改修をする計画。永く住み継がれる建築を目指し、耐震補強等を行うと同時に全ての居室が外部と繋がる平面構成に刷新。ファサードは街並みを参照した“格子戸”を用いて整える
  • 2023.12.14Thu
    竹中和哉 / 空-KEN design officeによる、大阪市の、多目的スペース「ソソラソウ」。企業ビルの最上階の一角にある交流と発信の場。与件の屋外からのアクセスを活かし、内外も繋げる高低差のある床面で空間を“緩やかに”間仕切る構成を考案。“大小様々な曲線”を導入して様々な感覚の居場所も作る
  • 2023.9.15Fri
    竹本卓也建築研究所による、大阪・豊中市の「刀根山の家」。高度地区の敷地に建つ設計者の自邸。斜線制限下でも“過不足のない家”を目指し、廊下等を設けず“14の空間”を“9の層”で繋げる構成を考案。多様な形状の開口等を散りばめて空間に更なる変化も与える
  • 2023.4.26Wed
    穂垣友康+穂垣貴子 / くらし設計室による、広島・東広島市の「西条の家」。隣地に集合住宅が建つ敷地。施主の求める“静かな暮らし”を目指し、周囲の視線を遮る為に建物を“コの字型”に配置して“中庭”を主体とする構成を考案。庭と窓の関係も操作して建築の中に様々な居場所を作る
  • 2023.4.06Thu
    赤熊宏紀建築設計事務所による、京都・北区の「大宮交通公園 特定公園施設」。民間運営のサイクルパークの管理棟。“公園と地続きにある東屋”を目指し、要求用途の配置で“ヒューマンスケール”で“裏側を持たない”建築を構築。様々な使われ方を許容する“余地を含んだ”設計も意図
  • 2023.1.16Mon
    伊庭野大輔と藤井亮介による、和歌山の「高野山 café 雫」。世界遺産の地に新設された拠点内の店舗。場所の風景と水を想起させる場を求め、地域産の木柱を“林立”させ全艶塗装のテーブルの“反射”が視覚的増幅を生む空間を考案。木立の中でくつろぐ様な体験を作り出す
  • view all
view all

建築求人情報

Loading...

 

    公式アカウントをフォローして、見逃せない建築情報を受け取ろう。

    60,896
    • Follow
    82,050
    • Follow
    • Follow
    • Add Friends
    • Subscribe
    • 情報募集/建築・デザイン・アートの情報を随時募集しています。
      More
    • メールマガジン/ メールマガジンで最新の情報を配信しています。
      More

    この日更新したその他の記事

    髙橋真未建築都市設計事務所と奥山浩文による、東京・世田谷区の二世帯住宅「光庭の長屋」。閑静な住宅街に計画。北向き敷地でも“自然が感じられる”建築を求め、外部との距離感をつくり光と風を取り込む“スリット状の庭”を考案。“防火上必要な技術基準”に適合させ“木質空間”も作る
    photo©中村絵

    SHARE 髙橋真未建築都市設計事務所と奥山浩文による、東京・世田谷区の二世帯住宅「光庭の長屋」。閑静な住宅街に計画。北向き敷地でも“自然が感じられる”建築を求め、外部との距離感をつくり光と風を取り込む“スリット状の庭”を考案。“防火上必要な技術基準”に適合させ“木質空間”も作る

    architecture|feature
    建材(内装・照明)築紫奥山浩文髙橋真未栄伸建設川村構造設計室建材(外装・その他)建材(外装・建具)建材(内装・キッチン)建材(外装・壁)建材(外装・屋根)建材(内装・天井)建材(内装・壁)建材(内装・床)世田谷区図面あり中村絵住宅東京
    髙橋真未建築都市設計事務所と奥山浩文による、東京・世田谷区の二世帯住宅「光庭の長屋」。閑静な住宅街に計画。北向き敷地でも“自然が感じられる”建築を求め、外部との距離感をつくり光と風を取り込む“スリット状の庭”を考案。“防火上必要な技術基準”に適合させ“木質空間”も作る photo©中村絵
    髙橋真未建築都市設計事務所と奥山浩文による、東京・世田谷区の二世帯住宅「光庭の長屋」。閑静な住宅街に計画。北向き敷地でも“自然が感じられる”建築を求め、外部との距離感をつくり光と風を取り込む“スリット状の庭”を考案。“防火上必要な技術基準”に適合させ“木質空間”も作る photo©中村絵
    髙橋真未建築都市設計事務所と奥山浩文による、東京・世田谷区の二世帯住宅「光庭の長屋」。閑静な住宅街に計画。北向き敷地でも“自然が感じられる”建築を求め、外部との距離感をつくり光と風を取り込む“スリット状の庭”を考案。“防火上必要な技術基準”に適合させ“木質空間”も作る photo©中村絵

    髙橋真未建築都市設計事務所と奥山浩文が設計した、東京・世田谷区の二世帯住宅「光庭の長屋」です。
    閑静な住宅街に計画されました。建築家は、北向き敷地でも“自然が感じられる”建築を求め、外部との距離感をつくり光と風を取り込む“スリット状の庭”を考案しました。また、“防火上必要な技術基準”に適合させ“木質空間”も作る事も意図されました。

    東京都世田谷の閑静な住宅街に光庭を持つ、母と娘家族のための木造3階建の二世帯住宅である。

    娘家族には二人のこどもがおり、普段から母の家に行き来し、近所に住む姉家族と共に母の家にみんなで集まる仲睦まじい家族だった。母は一人で暮らしていたが、娘家族が一緒に暮らしたいと伝えたことがきっかけに母が住む家を建て替えて三世代が暮らす家をつくることになった。

    建築家によるテキストより

    敷地は、世田谷区の大通りに沿って建ち並ぶ商業系用途地域の中高層ビル群の内側にあり、第1種低層住居専用地域となっている。
    街区の北側に位置し、周辺の住宅が密接している環境である。都心では高密度に住宅が建っているため南向きではない居住環境は多い。北を向きながらも光や風などの自然が感じられる建築ボリュームのあり方を検討した。

    建築家によるテキストより

    そこで接道する北側に光と風を導くように奥に深い奥行5mあるスリット状の庭を設けた。
    環境シミュレーションを行いながら光庭の幅と奥行きの検討を重ねた。許容建蔽率60%の余剰をそこに集約させ、建物を分節することで南側から光が降り注ぐ明るい家をつくる。その庭を巡るようにそれぞれの住居を配置し、2階へのアクセスは必ずその庭を通るようにする。
    庭に面して大きな窓をつくり、庭にはモミジを植えて木々越しにお互いの気配が感じられる住まいとした。その庭を「光庭」と呼んだ。光庭は道路からも適度な距離感をもたらし、南北に風が通り抜ける快適な住環境を両立した。

    建築家によるテキストより
    • 残り24枚の写真と建築家によるテキスト
    • SHARE
    建材(内装・照明)築紫奥山浩文髙橋真未栄伸建設川村構造設計室建材(外装・その他)建材(外装・建具)建材(内装・キッチン)建材(外装・壁)建材(外装・屋根)建材(内装・天井)建材(内装・壁)建材(内装・床)世田谷区図面あり中村絵住宅東京
    2022.12.09 Fri 15:58
    0
    permalink
    【ap job更新】 地域の文化と素材、数寄屋をテーマに活動する「Fumihiko Sano Studio」が、業務拡大に伴い、設計デザイン・経理・マネジメントのスタッフを募集中

    ap job 【ap job更新】 地域の文化と素材、数寄屋をテーマに活動する「Fumihiko Sano Studio」が、業務拡大に伴い、設計デザイン・経理・マネジメントのスタッフを募集中

    architecture|job
    建築求人情報
    【ap job更新】 地域の文化と素材、数寄屋をテーマに活動する「Fumihiko Sano Studio」が、業務拡大に伴い、設計デザイン・経理・マネジメントのスタッフを募集中
    【ap job更新】 地域の文化と素材、数寄屋をテーマに活動する「Fumihiko Sano Studio」が、業務拡大に伴い、設計デザイン・経理・マネジメントのスタッフを募集中菱屋 古い街並みを残す通りの再生のきっかけとな地域の素材や職人達と作り上げる宿泊施設
    アーキテクチャーフォトジョブボードに新しい情報が追加されました
    job.architecturephoto.net

    地域の文化と素材、数寄屋をテーマに活動する「Fumihiko Sano Studio」の、業務拡大に伴う、設計デザイン・経理・マネジメントのスタッフ募集のお知らせです。詳しくは、ジョブボードの当該ページにてご確認ください。アーキテクチャーフォトジョブボードには、その他にも、色々な事務所の求人情報が掲載されています。
    新規の求人の投稿はこちらからお気軽にお問い合わせください。

    Fumihiko Sano Studioでは、追加で、設計デザイン、経理、マネジメントを募集します。

    弊社ではプロジェクトごとに作るコンセプトを中心に地域や自然の素材、一点ものの材料と向き合いながらものづくりをしていきます。

    入社後は最初から作図作業だけでなくコンセプトやデザインプロセスにも関わっていただきながら、ものづくりとの距離の近い仕事をしていただきます。

    ものづくりやアート、グラフィックデザインなど、建築だけでない仕事への興味や趣味を持った方からの応募をお待ちしています。

    -------------

    Fumihiko Sano Studioは佐野文彦が代表を務める建築設計、インテリア、プロダクト、インスタレーション、アートワークを手掛ける事務所です。

    佐野の持つ数寄屋大工というバックグラウンドを活かし、日本文化や茶の湯、木材や金属、石、左官、紙、布、ガラスなどの様々な素材や技術を使い、伝統的なだけではなく新しく現代の姿へアップデートすることを目指し活動しています。国内外でEDIDA 2014 ELLE DECOR Young Japanese Design Talent、2016年度文化庁文化交流使、FRAME AWARD Emerging Designer of the Year2022、IF DESIGN AWARD、GOOD DESIGN AWARD等の賞を受賞しています。

    建築設計のみならす、プロダクトやイベント、インスタレーション、作品の製作など、様々なジャンルのものを扱います。一緒にアイデアやコンセプトから考えプロジェクトを形にしていくことができます。

    また、事務所の将来の右腕、左腕として、与えられるだけではなくこれからの事務所を一緒に作り上げていけるマインドの方を募集します。

    現在、国内外で宿泊施設や飲食店、商業施設、蒸溜所、ギャラリー、展覧会、住宅、プロダクト、現代美術作品、インスタレーションなど、建築や空間デザインから美術作品の製作まで様々なプロジェクトが進行しています。

    建築だけではない様々なプロジェクトを横断的に関わっていただきながら一緒に物作りをして行けたらと考えています。

    皆さんのご応募をお待ちしています。

    job.architecturephoto.net
    • ap job
    建築求人情報
    2022.12.09 Fri 07:30
    0
    permalink
    2022.12.08Thu
    • 【ap job更新】 施主の信頼を受け、“チーム”で幅広い仕事に取り組む「KENZO設計 株式会社」が、設計スタッフ(経験者・既卒・2023年新卒・2024年新卒)を募集中
    • 彦根アンドレア / 彦根建築設計事務所による、神奈川の住宅「365°」。海と山を望む高台の敷地。周囲の景色を取り込みつつ強風に対策する為、中庭を囲む様に諸室を配置した“円形”の平面構成を考案。詳細な設備計画や自然エネルギーの活用等で“自立した生活”環境も構築
    • 塩入勇生+矢﨑亮大 / ARCHIDIVISIONによる、東京・板橋区の住宅「DANCE FLOOR」。袋小路奥の旗竿地に計画。建築要素の在り方を前提に立ち返って考慮し、躯体や付属物に規模や役割を越えて装飾性を見出す設計を志向。小さな動作が次々に展開する“心地よい状況”を作る
    2022.12.10Sat
    • フォスター+パートナーズによる、中国・深センの高層ビル「DJI Sky City」をドローンで撮影した動画。“国境のない革新”という理念の成型を目指し、メガトラスで支えられた無柱の“途切れのない”執務空間を考案
    • フォスター+パートナーズによる、中国・深センの高層ビル「DJI Sky City」。ドローン等を手掛ける企業の社屋。“国境のない革新”という理念の成型を目指し、メガトラスで支えられた無柱の“途切れのない”執務空間を考案。地上レベルは開放され公共施設も設置

    Subscribe and Follow

    公式アカウントをフォローして、
    見逃せない建築情報を受け取ろう。

    「建築と社会の関係を視覚化する」メディア、アーキテクチャーフォトの公式アカウントです。
    様々な切り口による複眼的視点で建築に関する情報を最速でお届けします。

    60,896
    • Follow
    82,050
    • Follow
    • Follow
    • Add Friends
    • Subscribe
    • 情報募集/建築・デザイン・アートの情報を随時募集しています。
      More
    • メールマガジン/ メールマガジンで最新の情報を配信しています。
      More

    architecturephoto® News Letter

    メールマガジンでも最新の更新情報を配信中

    • ホーム
    • アーキテクチャーフォトについて
    • アーキテクチャーフォト規約
    • プライバシーポリシー
    • 特定商取引法に関する表記
    • 利用者情報の外部送信について
    • 広告掲載について
    • お問い合わせ/作品投稿

    Copyright © architecturephoto.net.

    • 建築
    • アート
    • カルチャー
    • デザイン
    • ファッション
    • 書籍
    • 展覧会
    • コンペ
    • 動画
    • テレビ
    • 特集記事
    • 注目情報
    • タグ
    • アーキテクチャーフォト ジョブボード
    • アーキテクチャーフォト・ブック
    • アーキテクチャーフォト・プロダクト
    • ホーム
    • アーキテクチャーフォトについて
    • アーキテクチャーフォト規約
    • プライバシーポリシー
    • 特定商取引法に関する表記
    • 利用者情報の外部送信について
    • 広告掲載について
    • お問い合わせ/作品投稿

    メールマガジンで最新の情報を配信しています

    この記事をシェア
    タイトルタイトルタイトルタイトルタイトル
    https://architecturephoto.net/permalink

    記事について#architecturephotonetでつぶやいてみましょう。
    有益なコメントは拡散や、サイトでも紹介させていただくこともございます。

    architecturephoto®
    • black
    • gray
    • white