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2023.3.28Tue
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坂本拓也 / ATELIER WRITEによる、東京・港区の「OVERCOAT TOKYO」。衣料品ブランドの直営店併設のスタジオ。技術に定評がある同社の“素の現場”に価値を見出し、“直接作り手から話を聞いて服を買う”空間を志向。“商業的な顔”の作り込みではなく“即興的”な設計も意図
photo©長谷川健太

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建材(内装・建具)ハンド三井孝明はたでんATELIER WRITE遠藤照明スタジオ建材(内装・家具)建材(内装・金物)建材(内装・照明)建材(内装・床)坂本拓也港区図面あり長谷川健太店舗東京
坂本拓也 / ATELIER WRITEによる、東京・港区の「OVERCOAT TOKYO」。衣料品ブランドの直営店併設のスタジオ。技術に定評がある同社の“素の現場”に価値を見出し、“直接作り手から話を聞いて服を買う”空間を志向。“商業的な顔”の作り込みではなく“即興的”な設計も意図 photo©長谷川健太
坂本拓也 / ATELIER WRITEによる、東京・港区の「OVERCOAT TOKYO」。衣料品ブランドの直営店併設のスタジオ。技術に定評がある同社の“素の現場”に価値を見出し、“直接作り手から話を聞いて服を買う”空間を志向。“商業的な顔”の作り込みではなく“即興的”な設計も意図 photo©長谷川健太
坂本拓也 / ATELIER WRITEによる、東京・港区の「OVERCOAT TOKYO」。衣料品ブランドの直営店併設のスタジオ。技術に定評がある同社の“素の現場”に価値を見出し、“直接作り手から話を聞いて服を買う”空間を志向。“商業的な顔”の作り込みではなく“即興的”な設計も意図 photo©長谷川健太

坂本拓也 / ATELIER WRITEによるが設計した、東京・港区の「OVERCOAT TOKYO」です。
衣料品ブランドの直営店併設のスタジオです。建築家は、技術に定評がある同社の“素の現場”に価値を見出し、“直接作り手から話を聞いて服を買う”空間を志向しました。そして、“商業的な顔”の作り込みではなく“即興的”に設計する事も意図されました。ブランドの公式サイトはこちら。

ニューヨーク発のファッションブランドOVERCOATの日本拠点の計画。
ニューヨーク現地と日本の生産背景とのつながりとなるスタジオと、初の直営となる店舗の併設が求められた。

建築家によるテキストより

同ブランドデザイナーの大丸隆平さんは、ニューヨーク内外の一流ブランドを顧客にデザインを具体化するコンサルティングを手がけ、技術を高く評価されるパタンナーでもある。服作りに軸をおくブランドの素の現場を覗けることはお客さんにとって他にない体験と考え、商業的な顔は作り込まず既存を活かし即興的に空間を作り上げることにした。

建築家によるテキストより

まず、内装解体時に既存天井の下地鋼材を残し、高強度の接合金具で補強し流用した。直接ストックやサンプルのハンガーをかけたり、ハンガーバーの吊り元としたり、波板をのせて反物(布)置場とするなど機能させている。内装は床壁天井の新設を行わずに、既存躯体(コンクリート)の肌理を活かす研磨仕上げとした。

また、ストックルームと試着室は躯体間にワイヤーを張り、そこに布をかけて間仕切っている。布をつまんでヒダを生む服作りの様子から着想を得て、フックにはダブルクリップを採用した。裁断用の台の側面はアルミアングルのガイドで既製品のコンテナボックスを個別に出し引きできるようにして、大量の副資材を機能的に納めつつ特徴的に見せた。

建築家によるテキストより

以下の写真はクリックで拡大します

坂本拓也 / ATELIER WRITEによる、東京・港区の「OVERCOAT TOKYO」。衣料品ブランドの直営店併設のスタジオ。技術に定評がある同社の“素の現場”に価値を見出し、“直接作り手から話を聞いて服を買う”空間を志向。“商業的な顔”の作り込みではなく“即興的”な設計も意図 photo©長谷川健太
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坂本拓也 / ATELIER WRITEによる、東京・港区の「OVERCOAT TOKYO」。衣料品ブランドの直営店併設のスタジオ。技術に定評がある同社の“素の現場”に価値を見出し、“直接作り手から話を聞いて服を買う”空間を志向。“商業的な顔”の作り込みではなく“即興的”な設計も意図 photo©長谷川健太
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坂本拓也 / ATELIER WRITEによる、東京・港区の「OVERCOAT TOKYO」。衣料品ブランドの直営店併設のスタジオ。技術に定評がある同社の“素の現場”に価値を見出し、“直接作り手から話を聞いて服を買う”空間を志向。“商業的な顔”の作り込みではなく“即興的”な設計も意図 image©ATELIER WRITE

以下、建築家によるテキストです。


ニューヨーク発のファッションブランドOVERCOATの日本拠点の計画。
ニューヨーク現地と日本の生産背景とのつながりとなるスタジオと、初の直営となる店舗の併設が求められた。

同ブランドデザイナーの大丸隆平さんは、ニューヨーク内外の一流ブランドを顧客にデザインを具体化するコンサルティングを手がけ、技術を高く評価されるパタンナーでもある。服作りに軸をおくブランドの素の現場を覗けることはお客さんにとって他にない体験と考え、商業的な顔は作り込まず既存を活かし即興的に空間を作り上げることにした。

まず、内装解体時に既存天井の下地鋼材を残し、高強度の接合金具で補強し流用した。直接ストックやサンプルのハンガーをかけたり、ハンガーバーの吊り元としたり、波板をのせて反物(布)置場とするなど機能させている。内装は床壁天井の新設を行わずに、既存躯体(コンクリート)の肌理を活かす研磨仕上げとした。

また、ストックルームと試着室は躯体間にワイヤーを張り、そこに布をかけて間仕切っている。布をつまんでヒダを生む服作りの様子から着想を得て、フックにはダブルクリップを採用した。裁断用の台の側面はアルミアングルのガイドで既製品のコンテナボックスを個別に出し引きできるようにして、大量の副資材を機能的に納めつつ特徴的に見せた。

ここでお客さんは「スタジオを訪れ、直接作り手から話を聞いて服を買う」ことができる。
隔たりや飾り立てなく、透明にブランドを感じられる場を目指した。

■建築概要

件名:OVERCOAT TOKYO
所在地:東京都港区南青山4-9-28 金子ビル2F
用途:スタジオ、物販
施主:大丸製作所3
設計:坂本拓也 / ATELIER WRITE
施工:三井孝明(大工)、はたでん(電気)、ハンド(家具)
協力:遠藤照明(照度計算)
面積:75㎡
竣工:2023年1月13日
写真:長谷川健太

建材情報
種別使用箇所商品名(メーカー名)
内装・床試着室床


カーペット:CANNES 150320(ITC)

内装・建具試着室・ストックルームテキスタイル

Dawn 2 0102(Kvadrat)

内装・照明照明

ERS6907W(遠藤照明)

内装・家具スタジオ家具

チェア:MARIOLINA MONO(MAGIS)
スツール:AA stool by Karimoku(石巻工房 by Karimoku)
ハイチェア:castor bar stool with backrest low(Karimoku New Standard)
コンテナボックス:サンボックス TP331.5(三甲)

内装・金物天井接続補強金具

AKC1R(ネグロス電工)

※企業様による建材情報についてのご意見や「PR」のご相談はこちらから
※この情報は弊サイトや設計者が建材の性能等を保証するものではありません


This is the project for the Japan base of OVERCOAT, a fashion brand from New York. The studio was required to connect the base in New York with the base in Japan that supports the brand’s production, and also to have the first directly-managed store there.

The brand’s designer, Mr. Ryuhei Oomaru, is a highly regarded pattern maker who provides consulting services to top brands in New York and abroad to materialize their designs. I thought that being able to peek into the site of a brand that takes clothes-making so important would be an unparalleled experience for customers. Therefore, I decided not to create a commercial impression, but to create an improvisational space that makes the most of the existing one.

Firstly, the steel base of the existing ceiling was reinforced with high-strength joint hardware and reused. It can be used functionally as a place to hang stock and samples, as a hanging place for hanger bars, and as a place to place corrugated plates to hold fabrics. The interior was polished to take advantage of the texture of the existing concrete frame without installing new floors, walls, and ceilings.

The stock room and the fitting room are partitioned off by wires strung between the frames and fabrics hung from them. Inspired by the way clothes are made by pinching fabric to create folds, double clips were used for the hooks. The sides of the cutting table have aluminum angle guides that allow ready-made container boxes to be taken in and out individually, making them look distinctive while functionally containing a large number of secondary materials.

Here, customers can “visit the studio, hear directly from the creator, and buy clothes.” We aimed to create a place where people can feel the brand transparently and without boundaries.

OVERCOAT TOKYO
Client: Oomaruseisakusho 3 Inc.
Location: 4-9-28 2F Minami-Aoyama, Minato-ku, Tokyo
Usage: studio, shop
Design: Takuya Sakamoto / ATELIER WRITE
Construction: Takaaki Mitsui (construction), HATADEN (electricity), HAND (furniture)
Support: ENDO Lighting (illuminance calculation)
Area: 75㎡
Completion date: 13 January 2023
Photograph: Kenta Hasegawa

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    藤田雄介+伊藤茉莉子 / Camp Designが設計した、東京・北区の「野縁の家」です。
    建て込んだ場の再建築不可の木造住宅の改修計画です。建築家は、採光確保を設計の主題として、天窓等からの光を拡散する“半透明ポリカの光天井”を考案しました。そして、内部建具の見付も“極限まで”細くして光で満たされる空間が作られました。

    再建築不可の土地に建つ戸建て住宅のリノベーションである。
    既存家屋の形状を維持して、基礎補強から全面的な耐震補強を行い、耐震性能そして環境性能を新築同等まで引き上げている。

    建築家によるテキストより

    周辺が建て込んだ場所であることから、特に2階の採光を確保することがポイントとなった。
    かろうじて西側は駐車場で開けていることからハイサイドライトを設けて、さらにトップライトを入れて上部から光を取り込んでいる。
    しかし、それだけでは局所的な明るさを得るだけになるので、天井面に半透明ポリカーボネート板を用いた光天井にして、部屋全体に光が行き渡るようにしている。

    光天井は、野縁組の構成を組み替えてつくっている。野縁受けの下に野縁を流して天井材を貼る一般的な構成に対して、野縁受けと野縁の間に天井材を挟んでいる。

    また2階を中央で仕切る木製ガラス戸は、野縁材と同等の細い材で組んだ框戸にしている。

    建築家によるテキストより

    この極限まで細い框戸と、野縁組を再構成した光天井によって、光に満たされる家へと生まれ変わった。

    建築家によるテキストより
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    • 伊庭野大輔と藤井亮介による、東京・渋谷区の「ディアゴナルの住宅」。住宅密集地に計画。空間の“繋がり”と風景との“結合“を求め、全体をスキップフロアで連続させた上で床・壁・家具の操作で周囲との多様な関係性を構築。各要素を外部の形態と近似させて建築の“都市化”も意図

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