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2023.7.13Thu
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佐藤可士和 / SAMURAIと竹中工務店による、神奈川の「GLP ALFALINK相模原」。総延床約67万㎡の物流拠点施設。存在意義の再定義と既存イメージの刷新を目指し、建物をブランディングの重要な“メディア”と捉えた設計を志向。情報や建築を開いて地域と企業に好循環を生む“共創”の場を作る
photo©太田拓実

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architecture|feature
建材(外装・床)SIGHT PROJECT MANAGEMENT斉藤賢司糟谷義人SAMURAI建材(外装・その他)建材(外構・床)建材(外装・壁)建材(外装・屋根)建材(内装・天井)建材(内装・壁)建材(内装・床)図面あり齊藤良博太田拓実神奈川佐藤可士和山下PMC倉庫
佐藤可士和 / SAMURAIと竹中工務店による、神奈川の「GLP ALFALINK相模原」。総延床約67万㎡の物流拠点施設。存在意義の再定義と既存イメージの刷新を目指し、建物をブランディングの重要な“メディア”と捉えた設計を志向。情報や建築を開いて地域と企業に好循環を生む“共創”の場を作る施設全体、鳥瞰、夜景 photo©太田拓実
佐藤可士和 / SAMURAIと竹中工務店による、神奈川の「GLP ALFALINK相模原」。総延床約67万㎡の物流拠点施設。存在意義の再定義と既存イメージの刷新を目指し、建物をブランディングの重要な“メディア”と捉えた設計を志向。情報や建築を開いて地域と企業に好循環を生む“共創”の場を作るロゴのオブジェ photo©太田拓実
佐藤可士和 / SAMURAIと竹中工務店による、神奈川の「GLP ALFALINK相模原」。総延床約67万㎡の物流拠点施設。存在意義の再定義と既存イメージの刷新を目指し、建物をブランディングの重要な“メディア”と捉えた設計を志向。情報や建築を開いて地域と企業に好循環を生む“共創”の場を作るアプローチから共用施設棟を見る。 photo©太田拓実

佐藤可士和 / SAMURAIと竹中工務店による、神奈川の「GLP ALFALINK相模原」です。
総延床約67万㎡の物流拠点施設の計画です。プロジェクトチームは、存在意義の再定義と既存イメージの刷新を目指し、建物をブランディングの重要な“メディア”と捉えた設計を志向しました。そして、情報や建築を開いて地域と企業に好循環を生む“共創”の場を作る事も意図されました。施主企業の公式サイトはこちら。
本作品では、佐藤可士和(SAMURAI)がクリエイティブディレクター、齊藤良博(SAMURAI)と竹中工務店が設計を担当しています(詳細なクレジットは末尾に掲載されています)。

日本GLPが展開する、総延床面積約67万㎡超を誇る日本最大級の最先端物流拠点「GLP ALFALINK相模原」のトータルプロデュースを手がけた。コンセプト開発、ネーミング、ロゴ、共用施設棟「RING」、ランドスケープのデザイン監修までトータルにブランディングのディレクション、デザインを行った。

プロジェクトに関するテキストより

近年、物流は社会のインフラとなりその重要性が増す一方で、地域とのつながり・テクロジーの進化への対応・人材確保などが大きな社会課題となっている。日本GLPは日本最大級のこの多機能大型物流拠点をフラッグシップ施設と位置付け、物流の存在意義を再定義し、既存イメージを刷新するようなプロジェクトの総指揮を佐藤可士和に託した。

プロジェクトに関するテキストより

「OPEN HUB」をコンセプトとして掲げ、情報発信から建築まであらゆるレイヤーで、地域や社会に対して開かれた次世代の物流のあり方を追求。豊かな日常の一部となり、人・モノ・情報が交わる共創のコミュニティを目指した。ここで言う共創とは、「地域との共創」「カスタマー企業同士の共創」の2つを指す。市民に愛される憩いの場となると同時に、カスタマー企業にとっては新たな出会いや交流、ビジネス機会が次々と生まれる場となる。そのあり方を「創造連鎖する物流プラットフォーム」というタグラインで規定し、様々なクリエイションを展開している。

プロジェクトに関するテキストより

以下の写真はクリックで拡大します

佐藤可士和 / SAMURAIと竹中工務店による、神奈川の「GLP ALFALINK相模原」。総延床約67万㎡の物流拠点施設。存在意義の再定義と既存イメージの刷新を目指し、建物をブランディングの重要な“メディア”と捉えた設計を志向。情報や建築を開いて地域と企業に好循環を生む“共創”の場を作る施設全体、鳥瞰、夜景。 photo©太田拓実
佐藤可士和 / SAMURAIと竹中工務店による、神奈川の「GLP ALFALINK相模原」。総延床約67万㎡の物流拠点施設。存在意義の再定義と既存イメージの刷新を目指し、建物をブランディングの重要な“メディア”と捉えた設計を志向。情報や建築を開いて地域と企業に好循環を生む“共創”の場を作る施設全体、鳥瞰、夜景 photo©太田拓実
佐藤可士和 / SAMURAIと竹中工務店による、神奈川の「GLP ALFALINK相模原」。総延床約67万㎡の物流拠点施設。存在意義の再定義と既存イメージの刷新を目指し、建物をブランディングの重要な“メディア”と捉えた設計を志向。情報や建築を開いて地域と企業に好循環を生む“共創”の場を作る倉庫棟、上空から見る。 photo©太田拓実
佐藤可士和 / SAMURAIと竹中工務店による、神奈川の「GLP ALFALINK相模原」。総延床約67万㎡の物流拠点施設。存在意義の再定義と既存イメージの刷新を目指し、建物をブランディングの重要な“メディア”と捉えた設計を志向。情報や建築を開いて地域と企業に好循環を生む“共創”の場を作る共用施設棟、鳥瞰 photo©太田拓実
佐藤可士和 / SAMURAIと竹中工務店による、神奈川の「GLP ALFALINK相模原」。総延床約67万㎡の物流拠点施設。存在意義の再定義と既存イメージの刷新を目指し、建物をブランディングの重要な“メディア”と捉えた設計を志向。情報や建築を開いて地域と企業に好循環を生む“共創”の場を作る共用施設棟、鳥瞰 photo©太田拓実
佐藤可士和 / SAMURAIと竹中工務店による、神奈川の「GLP ALFALINK相模原」。総延床約67万㎡の物流拠点施設。存在意義の再定義と既存イメージの刷新を目指し、建物をブランディングの重要な“メディア”と捉えた設計を志向。情報や建築を開いて地域と企業に好循環を生む“共創”の場を作る共用施設棟、俯瞰 photo©太田拓実
佐藤可士和 / SAMURAIと竹中工務店による、神奈川の「GLP ALFALINK相模原」。総延床約67万㎡の物流拠点施設。存在意義の再定義と既存イメージの刷新を目指し、建物をブランディングの重要な“メディア”と捉えた設計を志向。情報や建築を開いて地域と企業に好循環を生む“共創”の場を作る共用施設棟、俯瞰 photo©太田拓実
佐藤可士和 / SAMURAIと竹中工務店による、神奈川の「GLP ALFALINK相模原」。総延床約67万㎡の物流拠点施設。存在意義の再定義と既存イメージの刷新を目指し、建物をブランディングの重要な“メディア”と捉えた設計を志向。情報や建築を開いて地域と企業に好循環を生む“共創”の場を作る共用施設棟、俯瞰 photo©太田拓実
佐藤可士和 / SAMURAIと竹中工務店による、神奈川の「GLP ALFALINK相模原」。総延床約67万㎡の物流拠点施設。存在意義の再定義と既存イメージの刷新を目指し、建物をブランディングの重要な“メディア”と捉えた設計を志向。情報や建築を開いて地域と企業に好循環を生む“共創”の場を作るアプローチ photo©太田拓実
佐藤可士和 / SAMURAIと竹中工務店による、神奈川の「GLP ALFALINK相模原」。総延床約67万㎡の物流拠点施設。存在意義の再定義と既存イメージの刷新を目指し、建物をブランディングの重要な“メディア”と捉えた設計を志向。情報や建築を開いて地域と企業に好循環を生む“共創”の場を作るロゴのオブジェ photo©太田拓実
佐藤可士和 / SAMURAIと竹中工務店による、神奈川の「GLP ALFALINK相模原」。総延床約67万㎡の物流拠点施設。存在意義の再定義と既存イメージの刷新を目指し、建物をブランディングの重要な“メディア”と捉えた設計を志向。情報や建築を開いて地域と企業に好循環を生む“共創”の場を作るアプローチを見返す。 photo©太田拓実
佐藤可士和 / SAMURAIと竹中工務店による、神奈川の「GLP ALFALINK相模原」。総延床約67万㎡の物流拠点施設。存在意義の再定義と既存イメージの刷新を目指し、建物をブランディングの重要な“メディア”と捉えた設計を志向。情報や建築を開いて地域と企業に好循環を生む“共創”の場を作るアプローチ、右に倉庫等を見る。 photo©太田拓実
佐藤可士和 / SAMURAIと竹中工務店による、神奈川の「GLP ALFALINK相模原」。総延床約67万㎡の物流拠点施設。存在意義の再定義と既存イメージの刷新を目指し、建物をブランディングの重要な“メディア”と捉えた設計を志向。情報や建築を開いて地域と企業に好循環を生む“共創”の場を作るアプローチから共用施設棟を見る。 photo©太田拓実
佐藤可士和 / SAMURAIと竹中工務店による、神奈川の「GLP ALFALINK相模原」。総延床約67万㎡の物流拠点施設。存在意義の再定義と既存イメージの刷新を目指し、建物をブランディングの重要な“メディア”と捉えた設計を志向。情報や建築を開いて地域と企業に好循環を生む“共創”の場を作る共用施設棟、2階、レストラン photo©太田拓実
佐藤可士和 / SAMURAIと竹中工務店による、神奈川の「GLP ALFALINK相模原」。総延床約67万㎡の物流拠点施設。存在意義の再定義と既存イメージの刷新を目指し、建物をブランディングの重要な“メディア”と捉えた設計を志向。情報や建築を開いて地域と企業に好循環を生む“共創”の場を作るマルチコート、鳥瞰 photo©太田拓実
佐藤可士和 / SAMURAIと竹中工務店による、神奈川の「GLP ALFALINK相模原」。総延床約67万㎡の物流拠点施設。存在意義の再定義と既存イメージの刷新を目指し、建物をブランディングの重要な“メディア”と捉えた設計を志向。情報や建築を開いて地域と企業に好循環を生む“共創”の場を作る倉庫棟の外観。 photo©太田拓実
佐藤可士和 / SAMURAIと竹中工務店による、神奈川の「GLP ALFALINK相模原」。総延床約67万㎡の物流拠点施設。存在意義の再定義と既存イメージの刷新を目指し、建物をブランディングの重要な“メディア”と捉えた設計を志向。情報や建築を開いて地域と企業に好循環を生む“共創”の場を作る倉庫棟、エントランス photo©太田拓実
佐藤可士和 / SAMURAIと竹中工務店による、神奈川の「GLP ALFALINK相模原」。総延床約67万㎡の物流拠点施設。存在意義の再定義と既存イメージの刷新を目指し、建物をブランディングの重要な“メディア”と捉えた設計を志向。情報や建築を開いて地域と企業に好循環を生む“共創”の場を作るロゴ photo©太田拓実
佐藤可士和 / SAMURAIと竹中工務店による、神奈川の「GLP ALFALINK相模原」。総延床約67万㎡の物流拠点施設。存在意義の再定義と既存イメージの刷新を目指し、建物をブランディングの重要な“メディア”と捉えた設計を志向。情報や建築を開いて地域と企業に好循環を生む“共創”の場を作る共用施設棟、中庭、夕景 photo©太田拓実
佐藤可士和 / SAMURAIと竹中工務店による、神奈川の「GLP ALFALINK相模原」。総延床約67万㎡の物流拠点施設。存在意義の再定義と既存イメージの刷新を目指し、建物をブランディングの重要な“メディア”と捉えた設計を志向。情報や建築を開いて地域と企業に好循環を生む“共創”の場を作る共用施設棟、夕景 photo©太田拓実
佐藤可士和 / SAMURAIと竹中工務店による、神奈川の「GLP ALFALINK相模原」。総延床約67万㎡の物流拠点施設。存在意義の再定義と既存イメージの刷新を目指し、建物をブランディングの重要な“メディア”と捉えた設計を志向。情報や建築を開いて地域と企業に好循環を生む“共創”の場を作る共用施設棟、夕景、鳥瞰 photo©太田拓実
佐藤可士和 / SAMURAIと竹中工務店による、神奈川の「GLP ALFALINK相模原」。総延床約67万㎡の物流拠点施設。存在意義の再定義と既存イメージの刷新を目指し、建物をブランディングの重要な“メディア”と捉えた設計を志向。情報や建築を開いて地域と企業に好循環を生む“共創”の場を作る共用施設棟、夕景、鳥瞰 photo©太田拓実
佐藤可士和 / SAMURAIと竹中工務店による、神奈川の「GLP ALFALINK相模原」。総延床約67万㎡の物流拠点施設。存在意義の再定義と既存イメージの刷新を目指し、建物をブランディングの重要な“メディア”と捉えた設計を志向。情報や建築を開いて地域と企業に好循環を生む“共創”の場を作る施設全体、夜景 photo©太田拓実
佐藤可士和 / SAMURAIと竹中工務店による、神奈川の「GLP ALFALINK相模原」。総延床約67万㎡の物流拠点施設。存在意義の再定義と既存イメージの刷新を目指し、建物をブランディングの重要な“メディア”と捉えた設計を志向。情報や建築を開いて地域と企業に好循環を生む“共創”の場を作る倉庫棟、夜景 photo©太田拓実
佐藤可士和 / SAMURAIと竹中工務店による、神奈川の「GLP ALFALINK相模原」。総延床約67万㎡の物流拠点施設。存在意義の再定義と既存イメージの刷新を目指し、建物をブランディングの重要な“メディア”と捉えた設計を志向。情報や建築を開いて地域と企業に好循環を生む“共創”の場を作る配置図 image©竹中工務店
佐藤可士和 / SAMURAIと竹中工務店による、神奈川の「GLP ALFALINK相模原」。総延床約67万㎡の物流拠点施設。存在意義の再定義と既存イメージの刷新を目指し、建物をブランディングの重要な“メディア”と捉えた設計を志向。情報や建築を開いて地域と企業に好循環を生む“共創”の場を作る共用棟1階平面図 image©竹中工務店
佐藤可士和 / SAMURAIと竹中工務店による、神奈川の「GLP ALFALINK相模原」。総延床約67万㎡の物流拠点施設。存在意義の再定義と既存イメージの刷新を目指し、建物をブランディングの重要な“メディア”と捉えた設計を志向。情報や建築を開いて地域と企業に好循環を生む“共創”の場を作る共用棟2階平面図 image©竹中工務店
佐藤可士和 / SAMURAIと竹中工務店による、神奈川の「GLP ALFALINK相模原」。総延床約67万㎡の物流拠点施設。存在意義の再定義と既存イメージの刷新を目指し、建物をブランディングの重要な“メディア”と捉えた設計を志向。情報や建築を開いて地域と企業に好循環を生む“共創”の場を作る共用棟断面図 image©竹中工務店

以下、プロジェクトに関するテキストよりです。


日本GLPが展開する、総延床面積約67万㎡超を誇る日本最大級の最先端物流拠点「GLP ALFALINK相模原」のトータルプロデュースを手がけた。コンセプト開発、ネーミング、ロゴ、共用施設棟「RING」、ランドスケープのデザイン監修までトータルにブランディングのディレクション、デザインを行った。

近年、物流は社会のインフラとなりその重要性が増す一方で、地域とのつながり・テクロジーの進化への対応・人材確保などが大きな社会課題となっている。日本GLPは日本最大級のこの多機能大型物流拠点をフラッグシップ施設と位置付け、物流の存在意義を再定義し、既存イメージを刷新するようなプロジェクトの総指揮を佐藤可士和に託した。

「OPEN HUB」をコンセプトとして掲げ、情報発信から建築まであらゆるレイヤーで、地域や社会に対して開かれた次世代の物流のあり方を追求。豊かな日常の一部となり、人・モノ・情報が交わる共創のコミュニティを目指した。ここで言う共創とは、「地域との共創」「カスタマー企業同士の共創」の2つを指す。市民に愛される憩いの場となると同時に、カスタマー企業にとっては新たな出会いや交流、ビジネス機会が次々と生まれる場となる。そのあり方を「創造連鎖する物流プラットフォーム」というタグラインで規定し、様々なクリエイションを展開している。

ブランドネームの「ALFALINK」は、あらゆるものがつながり連鎖することで物流に未来の「+α」を生み出していくことを表現している。ロゴは陸を表すライトグリーンと、海や空を表すライトブルーをモチーフに、陸・海・空をシームレスにつなぐ「創造連鎖」を表現。2本のラインは、ALFALINKを起点にひとときも止まることなく生まれ広がりつづける「新たな人・モノ・情報・価値の流れ」を表している。

施設のエントランスには、高さ10mのロゴオブジェが設置され、アイコニックにブランドを象徴している。ALFALINKでは、施設そのものをブランディングの重要なメディアと捉え、「見える化」の先をいく「見せる化」という考え方を追求。最高レベルの物流品質を顧客や消費者へ広く発信し、企業ブランディングに大きな効果を生み出せるよう各所のデザインを行なっている。

「RING」と名付けた共用施設棟は、ロゴデザインをモチーフとした直径86m×高さ10mの円形建築である。同様にロゴの曲線をモチーフとした遊歩道やデッキで各倉庫棟を結ぶガラスのファサードの開放的な建物とし、まさにOPEN HUBを体現するスペースとなっている。レストランの他、託児所、コンビニ、会議室を擁し、ALFALINKで働く方々はもちろん、地域の住民にも開放された施設となっている。

中央の芝生の中庭広場と車両動線は安全性を担保されながら共存しており、物流と利用者のアクティビティを同時に体感できるその風景は、OPEN HUBというコンセプトの中核である多様性を体現している。この「RING」を中心に様々なイベントや祭事が継続的に行われ、また隣接するマルチコートも一般開放されており地元の少年サッカー教室等が開催されている。

地域に親しまれる存在として、カスタマー企業のCSRや人材雇用に効果をもたらすべく施設内が計画されており、災害時には自治体との連携により避難場所になると同時に、カスタマー企業の「止めない物流」を支えBCP対応を強化している。

企業間のみにとどまらず、地域との連携を強化することで、より大きな共創のコミュニティを形成。これからの時代の物流と社会の関係を提示するコンセプトモデルとなっている。

■建築概要

題名:GLP ALFALINK相模原
 
所在地:神奈川県相模原市中央区
 
主用途:多機能大型物流拠点
クライアント:日本GLP株式会社
クリエイティブディレクター:佐藤可士和
アートディレクター:糟谷義人
コピーライター:斉藤賢司
設計:齊藤良博
設計・施工:竹中工務店
監理:山下PMC
映像制作:SIGHT PROJECT MANAGEMENT
クリエイティブエージェンシー:SAMURAI

構造:PCaPC工法(一部S造) / 免震構造

階数:地上5階一部6階建て
敷地面積:約295,000㎡
建築面積:計画部分 66,788.04㎡

延床面積:約674,000㎡(共用棟) 2,515.05㎡
 
設計:2019年4月~2020年8月
(倉庫棟、共用棟)
工事:2020年9月~2021年8月
(共用棟)
竣工:2021年8月

写真:太田拓実

建材情報
種別使用箇所商品名(メーカー名)
外装・屋根屋根

ガルバリウム鋼板縦ハゼ葺き
フッ素樹脂ガルバリウム鋼板縦ハゼ葺き:ヨドルーフ エスタ400 Hyper(ヨドコウ)

外装・床床

ポーラスコンクリート舗装:パーミアコン(佐藤渡辺)

外装・壁外壁

杉板下見張り
再生木樹脂被覆アルミルーバー:エアルーバーHB1003(エア・ウォーター・エコロッカ)

外装・その他軒天

再生木樹脂被覆アルミスパンドレル:AW-160(エア・ウォーター・エコロッカ)

内装・床共用棟床

木目調複層ビニル床タイル 特注

内装・壁共用棟壁

木目調ビニルクロス:TH9424(サンゲツ)

内装・壁壁

PB t=12.5 AEP

内装・天井共用棟天井

アルミパネル シルバー焼付塗装

内装・天井天井

ラワンベニヤ貼り無塗装

外構・床外構

土間コンのうえ防塵塗装仕上

※企業様による建材情報についてのご意見や「PR」のご相談はこちらから
※この情報は弊サイトや設計者が建材の性能等を保証するものではありません

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2023.07.13 Thu 07:05
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    麻生征太郎建築設計による、東京・大田区の「K邸」。外階段の形が内側に現れる躯体形状の住戸での計画。階段の塊をポジティブな存在に転換すべく、曲面で覆うと共に“曲面”を全体の主題とする設計を志向。カーブを多数用いて階段部分が空間で役割を担える状況も作るキッチンとゲストルームを繋ぐ床部分の詳細 photo©枦木功

    麻生征太郎建築設計が設計した、東京・大田区の「K邸」です。
    外階段の形が内側に現れる躯体形状の住戸での計画です。建築家は、階段の塊をポジティブな存在に転換すべく、曲面で覆うと共に“曲面”を全体の主題とする設計を志向しました。そして、カーブを多数用いて階段部分が空間で役割を担える状況も作りだしました。

    コーポラティブハウス一住戸のインテリアデザインの計画である。

    建築家によるテキストより

    計画対象の住戸区画は建物最上階で、上階がルーフバルコニーのため、区画内にはそちらへ上がる階段のボリュームが現れていた。それはこの区画だけが持つ特徴であったが、「なかったらもうちょっと広く使えるのにな」と思うくらいの存在感を持っていた。これをポジティブなものとしたい。そこで階段自体の形とは全く無関係に曲面で覆ってしまうことにした。

    建築家によるテキストより

    階段にならい、機能を持ったカーブのある立体(エントランス脇のシューズインクローゼット 、トイレ・浴室などの水回り、主寝室と収納)を区画内に配置し、空いた部分をひとつながりの主室(LDK)とした。
    4つの立体には、外周部の仕上げとは異なる、少しざらっとした質感と、淡い色味を与え、この住戸を特徴づける存在として位置付けた。これらに取り付く建具の木枠や巾木はなくし、曲面と合わせて、手前と奥を視覚的にも繋ぐ役割を持たせる。階段ボリュームも空間構成に積極的に参加させる。

    建築家によるテキストより
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    リノベーション麻生征太郎住戸図面あり建材(内装・床)建材(内装・壁)建材(内装・建具)建材(内装・造作家具)栄港建設アンプインテリアデザイン枦木功
    2023.07.13 Thu 13:01
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    2023.7.12Wed
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