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2023.6.21Wed
2023.6.20Tue
2023.6.22Thu
小野良輔建築設計事務所による、鹿児島・奄美大島の、宿泊施設「琉球ヴィラ ソテツ」。微傾斜地のソテツが茂る環境。琉球圏の建築因子・奄美の気候風土・敷地の文脈への応答を求め、高床基礎と縁側空間を導入した“継承と再編集”の設計を志向。建築形式の参照を用いた空間の体験で地域文脈を伝える
photo©石井紀久

SHARE 小野良輔建築設計事務所による、鹿児島・奄美大島の、宿泊施設「琉球ヴィラ ソテツ」。微傾斜地のソテツが茂る環境。琉球圏の建築因子・奄美の気候風土・敷地の文脈への応答を求め、高床基礎と縁側空間を導入した“継承と再編集”の設計を志向。建築形式の参照を用いた空間の体験で地域文脈を伝える

architecture|feature
建材(内装・建具)愛建工業中山造園政建設小野良輔円酒構造設計建材(内装・金物)建材(外装・壁)建材(外装・屋根)建材(内装・照明)建材(内装・天井)建材(内装・壁)建材(内装・床)図面あり鹿児島石井紀久宿泊施設
小野良輔建築設計事務所による、鹿児島・奄美大島の、宿泊施設「琉球ヴィラ ソテツ」。微傾斜地のソテツが茂る環境。琉球圏の建築因子・奄美の気候風土・敷地の文脈への応答を求め、高床基礎と縁側空間を導入した“継承と再編集”の設計を志向。建築形式の参照を用いた空間の体験で地域文脈を伝える外観 photo©石井紀久
小野良輔建築設計事務所による、鹿児島・奄美大島の、宿泊施設「琉球ヴィラ ソテツ」。微傾斜地のソテツが茂る環境。琉球圏の建築因子・奄美の気候風土・敷地の文脈への応答を求め、高床基礎と縁側空間を導入した“継承と再編集”の設計を志向。建築形式の参照を用いた空間の体験で地域文脈を伝える外観 photo©石井紀久
小野良輔建築設計事務所による、鹿児島・奄美大島の、宿泊施設「琉球ヴィラ ソテツ」。微傾斜地のソテツが茂る環境。琉球圏の建築因子・奄美の気候風土・敷地の文脈への応答を求め、高床基礎と縁側空間を導入した“継承と再編集”の設計を志向。建築形式の参照を用いた空間の体験で地域文脈を伝える居間(オモテ) photo©石井紀久

小野良輔建築設計事務所が設計した、鹿児島・奄美大島の、宿泊施設「琉球ヴィラ ソテツ」です。
微傾斜地のソテツが茂る環境に計画されました。建築家は、琉球圏の建築因子・奄美の気候風土・敷地の文脈への応答を求め、高床基礎と縁側空間を導入した“継承と再編集”の設計を志向しました。そして、建築形式の参照を用いた空間の体験で地域文脈を伝える事が意図されました。施設の公式サイトはこちら。

奄美大島北部の、やや人里離れた高台にある一棟貸しの宿泊施設である。

「高床、低く深い軒、緩勾配の寄棟、縁側」等といった琉球文化圏において散見される土着的建築因子を、奄美大島の気候風土というマクロなコンテクスト、農地として使われていた段々畑状のランドスケープが作り出す地形や眺望といったミクロなコンテクスト、それぞれに対し横断的に応答するよう、継承・再編集を試みた。

建築家によるテキストより

計画地はもともと段々畑状の農地として使われており、建築可能範囲は巨大な蘇鉄(そてつ)に囲まれた小さな緩傾斜地のみであった。その自然地形の魅力を極力損なうことなく、防風林としての恩恵も受けながらささやかに建つ建築の佇まいが、自然と共に生きてきた奄美大島の人々の生活を反映する宿泊体験の器としてふさわしいと考えた。

建築家によるテキストより

高床形式の基礎は、既存の微地形を造成することなく受け入れると同時に室内からの良好な眺望、雨天時の足元の悪さの改善および床下の湿気対策を実現している。これは奄美式高倉をはじめとする島に根付いた建築形式でもあり、風土を想起させるアイコンとしての効果も無視できない。

室内は18坪に満たないコンパクトな空間であるが、外周部に設けた縁側空間と深く低い軒が人の居場所を作り出しながら強い日差しや雨風に対抗する緩衝空間も生み出し、狭小の内部空間を外縁に向け延長している。この軒下・縁側を纏う形式も同様に琉球文化圏における建築ではよく見られるものである。

建築家によるテキストより

以下の写真はクリックで拡大します

小野良輔建築設計事務所による、鹿児島・奄美大島の、宿泊施設「琉球ヴィラ ソテツ」。微傾斜地のソテツが茂る環境。琉球圏の建築因子・奄美の気候風土・敷地の文脈への応答を求め、高床基礎と縁側空間を導入した“継承と再編集”の設計を志向。建築形式の参照を用いた空間の体験で地域文脈を伝える俯瞰。左奥に見えるのは他の建築家が設計した別棟 photo©石井紀久
小野良輔建築設計事務所による、鹿児島・奄美大島の、宿泊施設「琉球ヴィラ ソテツ」。微傾斜地のソテツが茂る環境。琉球圏の建築因子・奄美の気候風土・敷地の文脈への応答を求め、高床基礎と縁側空間を導入した“継承と再編集”の設計を志向。建築形式の参照を用いた空間の体験で地域文脈を伝える外観 photo©石井紀久
小野良輔建築設計事務所による、鹿児島・奄美大島の、宿泊施設「琉球ヴィラ ソテツ」。微傾斜地のソテツが茂る環境。琉球圏の建築因子・奄美の気候風土・敷地の文脈への応答を求め、高床基礎と縁側空間を導入した“継承と再編集”の設計を志向。建築形式の参照を用いた空間の体験で地域文脈を伝える外観 photo©石井紀久
小野良輔建築設計事務所による、鹿児島・奄美大島の、宿泊施設「琉球ヴィラ ソテツ」。微傾斜地のソテツが茂る環境。琉球圏の建築因子・奄美の気候風土・敷地の文脈への応答を求め、高床基礎と縁側空間を導入した“継承と再編集”の設計を志向。建築形式の参照を用いた空間の体験で地域文脈を伝える外観 photo©石井紀久
小野良輔建築設計事務所による、鹿児島・奄美大島の、宿泊施設「琉球ヴィラ ソテツ」。微傾斜地のソテツが茂る環境。琉球圏の建築因子・奄美の気候風土・敷地の文脈への応答を求め、高床基礎と縁側空間を導入した“継承と再編集”の設計を志向。建築形式の参照を用いた空間の体験で地域文脈を伝える外観 photo©石井紀久
小野良輔建築設計事務所による、鹿児島・奄美大島の、宿泊施設「琉球ヴィラ ソテツ」。微傾斜地のソテツが茂る環境。琉球圏の建築因子・奄美の気候風土・敷地の文脈への応答を求め、高床基礎と縁側空間を導入した“継承と再編集”の設計を志向。建築形式の参照を用いた空間の体験で地域文脈を伝える外観 photo©石井紀久
小野良輔建築設計事務所による、鹿児島・奄美大島の、宿泊施設「琉球ヴィラ ソテツ」。微傾斜地のソテツが茂る環境。琉球圏の建築因子・奄美の気候風土・敷地の文脈への応答を求め、高床基礎と縁側空間を導入した“継承と再編集”の設計を志向。建築形式の参照を用いた空間の体験で地域文脈を伝える外観 photo©石井紀久
小野良輔建築設計事務所による、鹿児島・奄美大島の、宿泊施設「琉球ヴィラ ソテツ」。微傾斜地のソテツが茂る環境。琉球圏の建築因子・奄美の気候風土・敷地の文脈への応答を求め、高床基礎と縁側空間を導入した“継承と再編集”の設計を志向。建築形式の参照を用いた空間の体験で地域文脈を伝える濡れ縁 photo©石井紀久
小野良輔建築設計事務所による、鹿児島・奄美大島の、宿泊施設「琉球ヴィラ ソテツ」。微傾斜地のソテツが茂る環境。琉球圏の建築因子・奄美の気候風土・敷地の文脈への応答を求め、高床基礎と縁側空間を導入した“継承と再編集”の設計を志向。建築形式の参照を用いた空間の体験で地域文脈を伝える居間(オモテ) photo©石井紀久
小野良輔建築設計事務所による、鹿児島・奄美大島の、宿泊施設「琉球ヴィラ ソテツ」。微傾斜地のソテツが茂る環境。琉球圏の建築因子・奄美の気候風土・敷地の文脈への応答を求め、高床基礎と縁側空間を導入した“継承と再編集”の設計を志向。建築形式の参照を用いた空間の体験で地域文脈を伝える居間(オモテ) photo©石井紀久
小野良輔建築設計事務所による、鹿児島・奄美大島の、宿泊施設「琉球ヴィラ ソテツ」。微傾斜地のソテツが茂る環境。琉球圏の建築因子・奄美の気候風土・敷地の文脈への応答を求め、高床基礎と縁側空間を導入した“継承と再編集”の設計を志向。建築形式の参照を用いた空間の体験で地域文脈を伝える居間(オモテ) photo©石井紀久
小野良輔建築設計事務所による、鹿児島・奄美大島の、宿泊施設「琉球ヴィラ ソテツ」。微傾斜地のソテツが茂る環境。琉球圏の建築因子・奄美の気候風土・敷地の文脈への応答を求め、高床基礎と縁側空間を導入した“継承と再編集”の設計を志向。建築形式の参照を用いた空間の体験で地域文脈を伝える居間(オモテ)から外を見る。 photo©石井紀久
小野良輔建築設計事務所による、鹿児島・奄美大島の、宿泊施設「琉球ヴィラ ソテツ」。微傾斜地のソテツが茂る環境。琉球圏の建築因子・奄美の気候風土・敷地の文脈への応答を求め、高床基礎と縁側空間を導入した“継承と再編集”の設計を志向。建築形式の参照を用いた空間の体験で地域文脈を伝える居間(オモテ)のキッチン photo©石井紀久
小野良輔建築設計事務所による、鹿児島・奄美大島の、宿泊施設「琉球ヴィラ ソテツ」。微傾斜地のソテツが茂る環境。琉球圏の建築因子・奄美の気候風土・敷地の文脈への応答を求め、高床基礎と縁側空間を導入した“継承と再編集”の設計を志向。建築形式の参照を用いた空間の体験で地域文脈を伝える居間(オモテ) photo©石井紀久
小野良輔建築設計事務所による、鹿児島・奄美大島の、宿泊施設「琉球ヴィラ ソテツ」。微傾斜地のソテツが茂る環境。琉球圏の建築因子・奄美の気候風土・敷地の文脈への応答を求め、高床基礎と縁側空間を導入した“継承と再編集”の設計を志向。建築形式の参照を用いた空間の体験で地域文脈を伝える手前:和室1(ウラ)、奥:和室2(ウラ) photo©石井紀久
小野良輔建築設計事務所による、鹿児島・奄美大島の、宿泊施設「琉球ヴィラ ソテツ」。微傾斜地のソテツが茂る環境。琉球圏の建築因子・奄美の気候風土・敷地の文脈への応答を求め、高床基礎と縁側空間を導入した“継承と再編集”の設計を志向。建築形式の参照を用いた空間の体験で地域文脈を伝える手前:和室2(ウラ)、奥:和室1(ウラ) photo©石井紀久
小野良輔建築設計事務所による、鹿児島・奄美大島の、宿泊施設「琉球ヴィラ ソテツ」。微傾斜地のソテツが茂る環境。琉球圏の建築因子・奄美の気候風土・敷地の文脈への応答を求め、高床基礎と縁側空間を導入した“継承と再編集”の設計を志向。建築形式の参照を用いた空間の体験で地域文脈を伝える和室1・2(ウラ) photo©石井紀久
小野良輔建築設計事務所による、鹿児島・奄美大島の、宿泊施設「琉球ヴィラ ソテツ」。微傾斜地のソテツが茂る環境。琉球圏の建築因子・奄美の気候風土・敷地の文脈への応答を求め、高床基礎と縁側空間を導入した“継承と再編集”の設計を志向。建築形式の参照を用いた空間の体験で地域文脈を伝える洗面脱衣室 photo©石井紀久
小野良輔建築設計事務所による、鹿児島・奄美大島の、宿泊施設「琉球ヴィラ ソテツ」。微傾斜地のソテツが茂る環境。琉球圏の建築因子・奄美の気候風土・敷地の文脈への応答を求め、高床基礎と縁側空間を導入した“継承と再編集”の設計を志向。建築形式の参照を用いた空間の体験で地域文脈を伝える洗面脱衣室 photo©石井紀久
小野良輔建築設計事務所による、鹿児島・奄美大島の、宿泊施設「琉球ヴィラ ソテツ」。微傾斜地のソテツが茂る環境。琉球圏の建築因子・奄美の気候風土・敷地の文脈への応答を求め、高床基礎と縁側空間を導入した“継承と再編集”の設計を志向。建築形式の参照を用いた空間の体験で地域文脈を伝える居間(オモテ) photo©石井紀久
小野良輔建築設計事務所による、鹿児島・奄美大島の、宿泊施設「琉球ヴィラ ソテツ」。微傾斜地のソテツが茂る環境。琉球圏の建築因子・奄美の気候風土・敷地の文脈への応答を求め、高床基礎と縁側空間を導入した“継承と再編集”の設計を志向。建築形式の参照を用いた空間の体験で地域文脈を伝える居間(オモテ) photo©石井紀久
小野良輔建築設計事務所による、鹿児島・奄美大島の、宿泊施設「琉球ヴィラ ソテツ」。微傾斜地のソテツが茂る環境。琉球圏の建築因子・奄美の気候風土・敷地の文脈への応答を求め、高床基礎と縁側空間を導入した“継承と再編集”の設計を志向。建築形式の参照を用いた空間の体験で地域文脈を伝える濡れ縁 photo©石井紀久
小野良輔建築設計事務所による、鹿児島・奄美大島の、宿泊施設「琉球ヴィラ ソテツ」。微傾斜地のソテツが茂る環境。琉球圏の建築因子・奄美の気候風土・敷地の文脈への応答を求め、高床基礎と縁側空間を導入した“継承と再編集”の設計を志向。建築形式の参照を用いた空間の体験で地域文脈を伝える外観、夜景 photo©石井紀久
小野良輔建築設計事務所による、鹿児島・奄美大島の、宿泊施設「琉球ヴィラ ソテツ」。微傾斜地のソテツが茂る環境。琉球圏の建築因子・奄美の気候風土・敷地の文脈への応答を求め、高床基礎と縁側空間を導入した“継承と再編集”の設計を志向。建築形式の参照を用いた空間の体験で地域文脈を伝える平面図 image©小野良輔建築設計事務所
小野良輔建築設計事務所による、鹿児島・奄美大島の、宿泊施設「琉球ヴィラ ソテツ」。微傾斜地のソテツが茂る環境。琉球圏の建築因子・奄美の気候風土・敷地の文脈への応答を求め、高床基礎と縁側空間を導入した“継承と再編集”の設計を志向。建築形式の参照を用いた空間の体験で地域文脈を伝える断面図 image©小野良輔建築設計事務所

以下、建築家によるテキストです。


奄美大島北部の、やや人里離れた高台にある一棟貸しの宿泊施設である。

「高床、低く深い軒、緩勾配の寄棟、縁側」等といった琉球文化圏において散見される土着的建築因子を、奄美大島の気候風土というマクロなコンテクスト、農地として使われていた段々畑状のランドスケープが作り出す地形や眺望といったミクロなコンテクスト、それぞれに対し横断的に応答するよう、継承・再編集を試みた。

計画地はもともと段々畑状の農地として使われており、建築可能範囲は巨大な蘇鉄(そてつ)に囲まれた小さな緩傾斜地のみであった。その自然地形の魅力を極力損なうことなく、防風林としての恩恵も受けながらささやかに建つ建築の佇まいが、自然と共に生きてきた奄美大島の人々の生活を反映する宿泊体験の器としてふさわしいと考えた。

高床形式の基礎は、既存の微地形を造成することなく受け入れると同時に室内からの良好な眺望、雨天時の足元の悪さの改善および床下の湿気対策を実現している。これは奄美式高倉をはじめとする島に根付いた建築形式でもあり、風土を想起させるアイコンとしての効果も無視できない。

室内は18坪に満たないコンパクトな空間であるが、外周部に設けた縁側空間と深く低い軒が人の居場所を作り出しながら強い日差しや雨風に対抗する緩衝空間も生み出し、狭小の内部空間を外縁に向け延長している。この軒下・縁側を纏う形式も同様に琉球文化圏における建築ではよく見られるものである。

またインテリアはクライアントがこの施設で目指す「泊まれるアートミュージアム」のコンセプトのもと奄美大島を中心に活動している作家の作品を積極的に採用しており、建築はそれらの展示空間としての機能も担っている。

気候風土から生まれ引き継がれてきた建築形式のレファレンスによって生み出される建築は、初めてそこを訪れる人にもコンテクストを空間体験として伝える翻訳機のようなものだ。

離島という明快なコンテクストのフレームを可視化することこそ、単なる快楽的な居心地の良さだけではない宿泊体験を生み出すのである。その宿泊体験の質こそが宿泊施設としての建築を考える上での一つの命題になり得ると考えている。

■建築概要

題名:琉球ヴィラ ソテツ
所在地:鹿児島県大島郡
主用途:宿泊施設
意匠設計:小野良輔建築設計事務所/小野良輔
構造設計:円酒構造設計/円酒昂
施工:政建設/政和豊
棟梁:愛建工業/愛川聖也
外構:中山造園/中山和紀
ステンドグラス:Sea Shore Stained Glass/熊﨑浩
真鍮金物・照明:千sen/西本卓也
構造:木造(在来軸組工法)
階数:地上1階
敷地面積:1081.83m2
建築面積:65.81m2
延床面積:57.14m2
設計:2021年11月~2022年4月
工事:2022年5月~2022年10月
竣工:2022年10月
写真:石井紀久

建材情報
種別使用箇所商品名(メーカー名)
外装・壁外壁

杉板 本実加工 キシラデコール塗装(大阪ガスケミカル)

外装・屋根屋根

ガルバリウム鋼板小波板葺き t=0.4

内装・床居間床

複合フローリング30シリーズ オーク30チオシアングレーネオ OS(IOC)

内装・床洗面脱衣室床

フロアタイル IS-1025(サンゲツ)

内装・床シャワー室床

磁器質タイル ブリックストーン(サンワカンパニー)

内装・壁シャワー室壁

磁器質タイル ブリックストーン(サンワカンパニー)

内装・壁内部壁1

杉板 本実加工 OS

内装・壁内部壁2

フレキシブルボードt=3+PB t=9.5

内装・天井天井・軒天

硬質木毛セメント板 t=10

内装・建具ステンドグラス

Sea Shore Stained Glass:熊﨑浩

内装・金物真鍮金物

千sen:西本卓也

内装・照明真鍮照明

千sen:西本卓也

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※この情報は弊サイトや設計者が建材の性能等を保証するものではありません

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2023.06.21 Wed 07:45
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    坂本拓也 / ATELIER WRITEと柴山修平 / Zeltによる、岐阜・土岐市の「KOYO BASE」。陶磁器産地の既存倉庫を改修した“うつわ”の複合体験施設。開かれた親しみのある場を目指し、窓の新設や諸室の配置等で光で満たされ視線が抜ける空間を構築。内装は“ニュートラル”を意識し“素焼きの色”で統一2階、売場 photo©長谷川健太

    坂本拓也 / ATELIER WRITEと柴山修平 / Zeltが設計した、岐阜・土岐市の「KOYO BASE」です。
    陶磁器産地の既存倉庫を改修した“うつわ”の複合体験施設です。建築家は、開かれた親しみのある場を目指し、窓の新設や諸室の配置等で光で満たされ視線が抜ける空間を構築しました。また、内装は“ニュートラル”を意識し“素焼きの色”で統一されています。施設の公式サイトはこちら。

    KOYO BASEは岐阜県土岐市のうつわの複合体験施設。倉庫建築のカフェダイニング・ショップ等への転用計画である。

    土岐市は良質な陶土により発展した日本有数のやきものの産地で、その陶磁器生産量は国内の過半数を占める。
    土岐市を含む岐阜県南部東濃地方のやきもの「美濃焼」は、時々のニーズに応えて変化してきたため、その様式は多岐にわたり「特徴がないこと」が特徴ともいわれている。

    建築家によるテキストより

    本施設は本社工場内に位置し、生産ラインの見学も行われる。生産者には見慣れた工場の風景も、まちなかからすると非日常的で新鮮に映るものだ。
    設計にあたり、まず工場本館から独立していて騒音や振動の影響が少なく、改修の現実性も高い出荷棟を計画場所に選んだ。
    (本建物は検査済証のない建築物であったため、国交省のガイドラインに基づき建築基準法適合状況調査のうえ、確認申請の手続きを踏んでいる)

    建築家によるテキストより

    エントランスはフラットバーの抱き合わせによるフルハイトのスチールサッシとし、工場の大雑把な作りとは対照的に繊細かつ透明で、開かれた表情を作った。

    2階メインフロアでは中央にフラットなカウンターをL字に配置することでお客さんと店員の距離が近く、親しみやすい雰囲気に設えた。そして、既存の荷物用リフトのあった南西角にカフェダイニングのバックヤードを集約し、自然を眼下に望める南東角を客席に開放した。さらに、客席東側3スパンの開口を高さのある連続窓に変え、暗がりに光を届けると同時に眺望を開いている。

    また、頭上の設備設置を避けることで垂直方向に広がりを感じさせ、ワークショップルームの間仕切りも透明なフルオープン建具とするなど、水平方向にも視線が抜けるようにした。倉庫建築ならではの大空間を活かしながら、丘陵地が多く、やきものの産地として恵まれた自然環境を、空間全体で享受しようと考えた。

    建築家によるテキストより
    • 残り52枚の写真と建築家によるテキスト
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    隈研吾が校長を務める「高知県立林業大学校」が、木造建築について学ぶ“参加費無料”のオンライン講座を開催。都市部で木造を取り入れた耐火建築物“アーブル自由が丘”の設計者や、伝統工法と現代性を融した木造住宅で知られる“土佐派の家”の設計者が登壇

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    日程
    2023年7月7日(金)
    ・
    7月14日(金)
    architecture|exhibition|promotion
    隈研吾が校長を務める「高知県立林業大学校」が、木造建築について学ぶ“参加費無料”のオンライン講座を開催。都市部で木造を取り入れた耐火建築物“アーブル自由が丘”の設計者や、伝統工法と現代性を融した木造住宅で知られる“土佐派の家”の設計者が登壇
    隈研吾が校長を務める「高知県立林業大学校」による、木造建築について学ぶ“参加費無料”のオンライン講座の公式ページはこちら
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    隈研吾が校長を務める「高知県立林業大学校」が、木造建築について学ぶ“参加費無料”のオンライン講座を開催します。都市部で木造を取り入れた耐火建築物“アーブル自由が丘”の設計者や、伝統工法と現代性を融した木造住宅で知られる“土佐派の家”の設計者が登壇するイベントです。第1回の「木のまちかどから始まる未来」は、2023年7月7日(金)に開催。第2回の「土佐派の家と高知の木造建築PartⅡ〜伝統と現代の感性〜」は、2023年7月14日(金)に開催されます。参加費無料。要事前申込です。【ap・ad】

    建築家・隈研吾氏が校長を務める高知県立林業大学校は、木造建築について学ぶオンライン講座を開催いたします。

    例年も好評いただいたオンライン開催にて、今年も講座を実施する運びとなりました。各回異なるテーマ・講師による、全3回の公開講義です。

    建築実務者だけでなく、建築を学ぶ学生や森林・林業関係者など、木造建築に関心をお持ちのみなさまのご参加をお待ちしております。中大規模建築物の木造化が確実に広がりつつある中で、これからの木造建築への理解を深める本講座を是非ご活用ください。

    第1回「木のまちかどから始まる未来」
    2023年7月7日(金)19:00〜20:30
    内海彩(株式会社内海彩建築設計事務所 代表取締役 アーブル自由が丘 意匠設計担当)
    加藤雅喜(M’s Toolbox 代表 株式会社TAKリビング 生産部工事グループ課長代理 アーブル自由が丘 施工担当)
    ▸参加申込フォームはこちら
    申込締切:2023年7月5日(水)

    第2回「土佐派の家と高知の木造建築PartⅡ〜伝統と現代の感性〜」
    2023年7月14日(金)19:00〜20:30
    細木淳(株式会社細木建築研究所 代表取締役)
    ▸参加申込フォームはこちら
    申込締切:2023年7月12日(水)

    詳細な情報は以下に掲載します。

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    2023.06.21 Wed 07:15
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    2023.6.20Tue
    • 田﨑敦士 / Atsushi Tasaki Architecture and Designによる、神奈川・藤沢市の美容室「NEON」。メーカー住宅の1階に計画。設計者自身の原風景でもある“工業化”に向き合い、スタッド製什器等の流通建材を“少しずれた”方法で用いる設計を志向。今ある風景に寄添いながらも“以前とは異なる風景”を生み出す
    • 矢橋徹+上野拓美 / 矢橋徹建築設計事務所による、熊本市の、店舗兼住宅「江津ハウス」。様々な景色を見渡す場に建つ週末住宅。段階的に移住する施主の為に“変化に適応できる空間”を目指し、多彩な開口を持つ三層の“がらんどう”の建築を考案。窓の自由度を上げる為に軸組に外皮を巻く二重架構とする
    2023.6.22Thu
    • トラフ建築設計事務所による、神奈川の、駅の待合室「新横浜駅 Shin-Yoko Gateway Spot」。新設駅の“待合”と“情報交流拠点”の機能を担う場。部屋自体の象徴性も意図し、鉄道に関わる“建材”と“塗分け”で“未来のまち”を抽象的に表現する空間を考案。什器類は現代の要望に応える機能性も備える
    • 井上真彦 / MISTと高橋勝建築設計事務所による、大阪市の「β本町橋」。河川沿いのイベント開催等も行う公園施設。生活の延長にある“実験基地”の具現化を求め、周囲と連続する“動線”と“視線の抜け”で開かれた場を構築。架構操作で“汎用性”があり“想像の余地を残す”空間も意図

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