architecturephoto®

  • 特集記事
  • 注目情報
  • タグ
  • 建築
  • アート
  • カルチャー
  • デザイン
  • ファッション
  • 書籍
  • 展覧会
  • コンペ
  • 動画
  • テレビ
  • すべてのタグ

建築求人情報

Loading...
2023.8.16Wed
2023.8.15Tue
2023.8.17Thu
佐藤文+鹿嶌信哉 / K+Sアーキテクツによる、東京の「新宿SOHO」。企業の拠点機能と生活空間を内包する計画。“個性と存在感”を求め、そびえ立つ“凛とした佇まい”と遺跡の様な“長い時間軸”を備えた建築を志向。常に仕事に向合う為に“会社の一部に住空間を挿入”する様に作る
photo©上田宏

SHARE 佐藤文+鹿嶌信哉 / K+Sアーキテクツによる、東京の「新宿SOHO」。企業の拠点機能と生活空間を内包する計画。“個性と存在感”を求め、そびえ立つ“凛とした佇まい”と遺跡の様な“長い時間軸”を備えた建築を志向。常に仕事に向合う為に“会社の一部に住空間を挿入”する様に作る

architecture|feature
建材(内装・照明)小林設備設計和田建築K+Sアーキテクツ長坂設計工舎佐藤文鹿嶌信哉建材(外構・床)建材(内装・キッチン)建材(外装・壁)建材(外装・屋根)建材(内装・天井)建材(内装・壁)建材(内装・床)新宿区図面あり上田宏事務所住宅東京
佐藤文+鹿嶌信哉 / K+Sアーキテクツによる、東京の「新宿SOHO」。企業の拠点機能と生活空間を内包する計画。“個性と存在感”を求め、そびえ立つ“凛とした佇まい”と遺跡の様な“長い時間軸”を備えた建築を志向。常に仕事に向合う為に“会社の一部に住空間を挿入”する様に作る東側外観 photo©上田宏
佐藤文+鹿嶌信哉 / K+Sアーキテクツによる、東京の「新宿SOHO」。企業の拠点機能と生活空間を内包する計画。“個性と存在感”を求め、そびえ立つ“凛とした佇まい”と遺跡の様な“長い時間軸”を備えた建築を志向。常に仕事に向合う為に“会社の一部に住空間を挿入”する様に作る2階、執務スペース photo©上田宏
佐藤文+鹿嶌信哉 / K+Sアーキテクツによる、東京の「新宿SOHO」。企業の拠点機能と生活空間を内包する計画。“個性と存在感”を求め、そびえ立つ“凛とした佇まい”と遺跡の様な“長い時間軸”を備えた建築を志向。常に仕事に向合う為に“会社の一部に住空間を挿入”する様に作る4階、キッチンとダイニング photo©上田宏

佐藤文+鹿嶌信哉 / K+Sアーキテクツが設計した、東京・新宿区の「新宿SOHO」です。
企業の拠点機能と生活空間を内包する計画です。建築家は、“個性と存在感”を求め、そびえ立つ“凛とした佇まい”と遺跡の様な“長い時間軸”を備えた建築を志向しました。また、常に仕事に向合う為に“会社の一部に住空間を挿入”する様に作りました。

敷地は新宿と飯田橋の中間地点にあたる牛込原町にある。
江戸時代には、武家地・寺社地として下町情緒のある界隈であった。今も寺社の森が点在し、近くには古くから営む小さな印刷所や、古い民家が散見され、下町の風情を残している。

一方で大久保通り沿いには高層マンション建ち並び、寺社の森と新旧の対比を見せている。敷地はその大通りから一本入った袋小路の私道に面していて、戸建て住宅やアパートなど10軒程が密集して建っているエリアにある。

建築家によるテキストより

クライアントは敷地面積が60㎡弱の小さな土地を購入し、会社の拠点機能と住宅機能を兼ね備えた建物を作り、世界に向けて情報発信をするための基地にしようと考えた。

仕事とプライベートの境が無く24時間仕事と向き合う特異な生活形態を反映して、この建物も仕事場と住まいの境が無い計画になっている。会社としては社員数が相当数いるものの、コロナ以前から全員がリモートワークで執務をしていて、ごく稀に対面で会議をする程度であるとのことだ。ある時は職場であり、ある時は住まいであり、ある時はメディアスタジオにもなるフレキシブルなプログラムが要求された。SOHOと言えど、住空間+αの執務スペースではなく、会社の一部に住空間が挿入されたようなプログラムである。

会社の拠点機能を持つ建築として力強い個性と存在感を示すために、どのような建築であるべきなのかを模索することとなった。

建築家によるテキストより

世界発信の基地としては空にそびえ立つような建築が相応しいと考えていた。
そこで、天空率を使用し、建物形状と高さの検討を重ね、建物の両サイドのボリュームを欠き取ることで建物高さを最大限確保することにした。幅員の狭い前面道路からは建物を仰ぎ見る形となり、空にそびえ立つ凛とした佇まいの建築になる。

また、どこにでもあるような近代的なビルではなく、石切場か遺跡のような長い時間軸に寄り添う建築にし、存在感を示したいと考えた。将来周辺の建物が建て替わっても、この場に静かに存在し続けるような力強いデザインイメージである。

建築家によるテキストより

以下の写真はクリックで拡大します

佐藤文+鹿嶌信哉 / K+Sアーキテクツによる、東京の「新宿SOHO」。企業の拠点機能と生活空間を内包する計画。“個性と存在感”を求め、そびえ立つ“凛とした佇まい”と遺跡の様な“長い時間軸”を備えた建築を志向。常に仕事に向合う為に“会社の一部に住空間を挿入”する様に作る外観 photo©上田宏
佐藤文+鹿嶌信哉 / K+Sアーキテクツによる、東京の「新宿SOHO」。企業の拠点機能と生活空間を内包する計画。“個性と存在感”を求め、そびえ立つ“凛とした佇まい”と遺跡の様な“長い時間軸”を備えた建築を志向。常に仕事に向合う為に“会社の一部に住空間を挿入”する様に作る東側外観 photo©上田宏
佐藤文+鹿嶌信哉 / K+Sアーキテクツによる、東京の「新宿SOHO」。企業の拠点機能と生活空間を内包する計画。“個性と存在感”を求め、そびえ立つ“凛とした佇まい”と遺跡の様な“長い時間軸”を備えた建築を志向。常に仕事に向合う為に“会社の一部に住空間を挿入”する様に作る外壁の詳細 photo©上田宏
佐藤文+鹿嶌信哉 / K+Sアーキテクツによる、東京の「新宿SOHO」。企業の拠点機能と生活空間を内包する計画。“個性と存在感”を求め、そびえ立つ“凛とした佇まい”と遺跡の様な“長い時間軸”を備えた建築を志向。常に仕事に向合う為に“会社の一部に住空間を挿入”する様に作る外観、エントランス photo©上田宏
佐藤文+鹿嶌信哉 / K+Sアーキテクツによる、東京の「新宿SOHO」。企業の拠点機能と生活空間を内包する計画。“個性と存在感”を求め、そびえ立つ“凛とした佇まい”と遺跡の様な“長い時間軸”を備えた建築を志向。常に仕事に向合う為に“会社の一部に住空間を挿入”する様に作る1階、スタジオ photo©上田宏
佐藤文+鹿嶌信哉 / K+Sアーキテクツによる、東京の「新宿SOHO」。企業の拠点機能と生活空間を内包する計画。“個性と存在感”を求め、そびえ立つ“凛とした佇まい”と遺跡の様な“長い時間軸”を備えた建築を志向。常に仕事に向合う為に“会社の一部に住空間を挿入”する様に作る1階、スタジオ photo©上田宏
佐藤文+鹿嶌信哉 / K+Sアーキテクツによる、東京の「新宿SOHO」。企業の拠点機能と生活空間を内包する計画。“個性と存在感”を求め、そびえ立つ“凛とした佇まい”と遺跡の様な“長い時間軸”を備えた建築を志向。常に仕事に向合う為に“会社の一部に住空間を挿入”する様に作る1階、スタジオから見上げる。 photo©上田宏
佐藤文+鹿嶌信哉 / K+Sアーキテクツによる、東京の「新宿SOHO」。企業の拠点機能と生活空間を内包する計画。“個性と存在感”を求め、そびえ立つ“凛とした佇まい”と遺跡の様な“長い時間軸”を備えた建築を志向。常に仕事に向合う為に“会社の一部に住空間を挿入”する様に作る2階、執務スペース photo©上田宏
佐藤文+鹿嶌信哉 / K+Sアーキテクツによる、東京の「新宿SOHO」。企業の拠点機能と生活空間を内包する計画。“個性と存在感”を求め、そびえ立つ“凛とした佇まい”と遺跡の様な“長い時間軸”を備えた建築を志向。常に仕事に向合う為に“会社の一部に住空間を挿入”する様に作る2階、執務スペースからスタジオを見下ろす。 photo©上田宏
佐藤文+鹿嶌信哉 / K+Sアーキテクツによる、東京の「新宿SOHO」。企業の拠点機能と生活空間を内包する計画。“個性と存在感”を求め、そびえ立つ“凛とした佇まい”と遺跡の様な“長い時間軸”を備えた建築を志向。常に仕事に向合う為に“会社の一部に住空間を挿入”する様に作る3階、寝室から廊下を見る。 photo©上田宏
佐藤文+鹿嶌信哉 / K+Sアーキテクツによる、東京の「新宿SOHO」。企業の拠点機能と生活空間を内包する計画。“個性と存在感”を求め、そびえ立つ“凛とした佇まい”と遺跡の様な“長い時間軸”を備えた建築を志向。常に仕事に向合う為に“会社の一部に住空間を挿入”する様に作る3階、寝室 photo©上田宏
佐藤文+鹿嶌信哉 / K+Sアーキテクツによる、東京の「新宿SOHO」。企業の拠点機能と生活空間を内包する計画。“個性と存在感”を求め、そびえ立つ“凛とした佇まい”と遺跡の様な“長い時間軸”を備えた建築を志向。常に仕事に向合う為に“会社の一部に住空間を挿入”する様に作る3階、浴室 photo©上田宏
佐藤文+鹿嶌信哉 / K+Sアーキテクツによる、東京の「新宿SOHO」。企業の拠点機能と生活空間を内包する計画。“個性と存在感”を求め、そびえ立つ“凛とした佇まい”と遺跡の様な“長い時間軸”を備えた建築を志向。常に仕事に向合う為に“会社の一部に住空間を挿入”する様に作る階段 photo©上田宏
佐藤文+鹿嶌信哉 / K+Sアーキテクツによる、東京の「新宿SOHO」。企業の拠点機能と生活空間を内包する計画。“個性と存在感”を求め、そびえ立つ“凛とした佇まい”と遺跡の様な“長い時間軸”を備えた建築を志向。常に仕事に向合う為に“会社の一部に住空間を挿入”する様に作る4階、キッチンとダイニング photo©上田宏
佐藤文+鹿嶌信哉 / K+Sアーキテクツによる、東京の「新宿SOHO」。企業の拠点機能と生活空間を内包する計画。“個性と存在感”を求め、そびえ立つ“凛とした佇まい”と遺跡の様な“長い時間軸”を備えた建築を志向。常に仕事に向合う為に“会社の一部に住空間を挿入”する様に作る4階、キッチンとダイニング photo©上田宏
佐藤文+鹿嶌信哉 / K+Sアーキテクツによる、東京の「新宿SOHO」。企業の拠点機能と生活空間を内包する計画。“個性と存在感”を求め、そびえ立つ“凛とした佇まい”と遺跡の様な“長い時間軸”を備えた建築を志向。常に仕事に向合う為に“会社の一部に住空間を挿入”する様に作る5階、ラウンジ photo©上田宏
佐藤文+鹿嶌信哉 / K+Sアーキテクツによる、東京の「新宿SOHO」。企業の拠点機能と生活空間を内包する計画。“個性と存在感”を求め、そびえ立つ“凛とした佇まい”と遺跡の様な“長い時間軸”を備えた建築を志向。常に仕事に向合う為に“会社の一部に住空間を挿入”する様に作る5階、ラウンジ photo©上田宏
佐藤文+鹿嶌信哉 / K+Sアーキテクツによる、東京の「新宿SOHO」。企業の拠点機能と生活空間を内包する計画。“個性と存在感”を求め、そびえ立つ“凛とした佇まい”と遺跡の様な“長い時間軸”を備えた建築を志向。常に仕事に向合う為に“会社の一部に住空間を挿入”する様に作る外観、夜景 photo©上田宏
佐藤文+鹿嶌信哉 / K+Sアーキテクツによる、東京の「新宿SOHO」。企業の拠点機能と生活空間を内包する計画。“個性と存在感”を求め、そびえ立つ“凛とした佇まい”と遺跡の様な“長い時間軸”を備えた建築を志向。常に仕事に向合う為に“会社の一部に住空間を挿入”する様に作る平面図 image©K+Sアーキテクツ
佐藤文+鹿嶌信哉 / K+Sアーキテクツによる、東京の「新宿SOHO」。企業の拠点機能と生活空間を内包する計画。“個性と存在感”を求め、そびえ立つ“凛とした佇まい”と遺跡の様な“長い時間軸”を備えた建築を志向。常に仕事に向合う為に“会社の一部に住空間を挿入”する様に作る断面図 image©K+Sアーキテクツ

以下、建築家によるテキストです。


新宿SOHO ―職住混在型住宅―

1.下町の風情と都市的な風景

敷地は新宿と飯田橋の中間地点にあたる牛込原町にある。
江戸時代には、武家地・寺社地として下町情緒のある界隈であった。今も寺社の森が点在し、近くには古くから営む小さな印刷所や、古い民家が散見され、下町の風情を残している。

一方で大久保通り沿いには高層マンション建ち並び、寺社の森と新旧の対比を見せている。敷地はその大通りから一本入った袋小路の私道に面していて、戸建て住宅やアパートなど10軒程が密集して建っているエリアにある。

2.小さいながらも世界発信を目論む基地

クライアントは敷地面積が60㎡弱の小さな土地を購入し、会社の拠点機能と住宅機能を兼ね備えた建物を作り、世界に向けて情報発信をするための基地にしようと考えた。

仕事とプライベートの境が無く24時間仕事と向き合う特異な生活形態を反映して、この建物も仕事場と住まいの境が無い計画になっている。会社としては社員数が相当数いるものの、コロナ以前から全員がリモートワークで執務をしていて、ごく稀に対面で会議をする程度であるとのことだ。ある時は職場であり、ある時は住まいであり、ある時はメディアスタジオにもなるフレキシブルなプログラムが要求された。SOHOと言えど、住空間+αの執務スペースではなく、会社の一部に住空間が挿入されたようなプログラムである。

会社の拠点機能を持つ建築として力強い個性と存在感を示すために、どのような建築であるべきなのかを模索することとなった。

3.天空率を使用して最大限高くした建物ボリューム

前面道路は幅員4mであり、道路斜線によって道路側の高さが3階程度に抑えられることになる。しかし世界発信の基地としては空にそびえ立つような建築が相応しいと考えていた。
そこで、天空率を使用し、建物形状と高さの検討を重ね、建物の両サイドのボリュームを欠き取ることで建物高さを最大限確保することにした。幅員の狭い前面道路からは建物を仰ぎ見る形となり、空にそびえ立つ凛とした佇まいの建築になる。

また、どこにでもあるような近代的なビルではなく、石切場か遺跡のような長い時間軸に寄り添う建築にし、存在感を示したいと考えた。将来周辺の建物が建て替わっても、この場に静かに存在し続けるような力強いデザインイメージである。

そこで道路に面する壁は特殊型枠によって地層のような荒々しい表情を作り、地層の上に樹木が自然に植生したような姿を目指した。その他の隣家に面する3面は、外断熱を採用し、内部空間もコンクリートの躯体のままの力強い表現となるようにした。

4.小さなフットプリントゆえの立体的工夫

建築面積はわずか34㎡強(10.38坪)で、その小さなフットプリントの中に階段室とエレベーターシャフトを配置し、残りのわずかなスペースを居住と執務スペースに充てている。

用途としては1階が世界発信のためのスタジオ、2階がメインの執務スペース、3階が寝室と浴室、4階が職住兼用のダイニング・キッチン、5階が執務・休憩スペースである。3階のわずかなスペースのみが完全なプライベートスペースとなっている。

1・2階の吹き抜け空間には2層分の大きな開口部を設け、内部からまちの人達の往来が見え、逆にまちからもスタジオ内の様子が見え、積極的にまちと繋がるようにした。そして1階の床を道路面より80㎝掘り下げ、まちを行き交う人と適度な距離感が保てるようにした。
メインの執務スペースである2階は吹抜けを介して奥側に設け、広がりを持たせるのと同時に道からの距離を取り、プライバシーを確保している。

3階はプライベートスペースであるが、3・4階を縦方向の連窓とし、適度に壁を設けてプライバシーを確保しながら外観に統一感を持たせた。5階の休憩スペースは周辺建物の上方に抜けが期待できるため横連窓を設け、遠方の都市的な風景や近くの寺社の緑が眺められるようにした。

また、各階は階段室で区切られることになり、上下階の関係性が希薄になりがちである。そこで垂直方向に床を持ち上げたり、階段状にしたり、傾斜を付けることで、上下階が相互の空間に影響を与えながら積極的に繋がりが意識されるようにした。床はベンチであり、テーブルであり、ベッドでもある。そこに寝転んだり、本を読んだり、ゲームをしたり、床の起伏が人の行為を誘発することを期待した。

この建物は床形状の操作(=天井形状の操作)のみで空間を成立させている。言わばがらんどうの建築であり、小さい建物ながら将来的に社会の変化に追従することを可能にし、サスティナビリティを保持し続ける建築だと言える。         

■建築概要
題名:新宿SOHO

所在地:東京都新宿区

主用途:SOHO、住宅+仕事場

設計:K+Sアーキテクツ / 佐藤文+鹿嶌信哉

担当:佐藤文、鹿嶌信哉、桐畑理恵(元所員)

施工:和田建築

構造:長坂設計工舎
設備:小林設備設計

構造:鉄筋コンクリート造(壁式構造)

階数:地上5階

敷地面積:59.77㎡

建築面積:34.32㎡

延床面積:150.63㎡

設計:2020年8月~2021年5月 

工事:2021年6月~2022年6月

竣工:2022年6月

写真:上田宏

建材情報
種別使用箇所商品名(メーカー名)
外装・屋根屋根

コンクリート打放しの上、高浸透性コンクリート改質防水の上、撥水材塗布:リバコン塗布防水(リバコン・テック)

外装・壁外壁

東面:リブ出目地付きコンクリート打放しの上、撥水材塗布
東面以外:外断熱工法コンクリートの上、左官仕上げ:エコサーム(東邦レオ)

内装・床1F玄関ホール 床

コンクリート金ゴテ押え防塵塗装
モザイクタイル:BB0HS(COMPLEX)

内装・床1Fスタジオ 床

タイルカーペット:PRS102(東リ)
コンクリート金ゴテ押え防塵塗装

内装・床2F書斎 床

タイルカーペット:GX4314(東リ)

内装・床3F寝室、5Fラウンジ 床

タイルカーペット
コンクリート金鏝押え防塵塗装:GA1853W(東リ)

内装・床4Fダイニング、キッチン 床

コンクリート金鏝押え防塵塗装

内装・壁壁

コンクリート打放し

内装・壁3F寝室 壁

コンクリート打放し
PB t=9.5+9.5 AEP

内装・壁4Fダイニング、キッチン 壁

コンクリート打放し
PB t=12.5+9.5 AEP

内装・天井天井

コンクリート打放し

内装・天井5Fラウンジ 天井

PB t=9.5+9.5 AEP

内装・キッチン4Fダイニング、キッチン

天板:ステンレスバイブレーション
面材:シナ突板染色ウレタン塗装

内装・照明2F書斎 照明

HERE COMES THE SUN 350φ、250φ(YAMAGIWA)

外構・床外構ポーチ

コンクリート洗い出しの上、防塵塗装

外構・床外構周囲

植栽・砕石敷

※企業様による建材情報についてのご意見や「PR」のご相談はこちらから
※この情報は弊サイトや設計者が建材の性能等を保証するものではありません

あわせて読みたい

サムネイル:イクスデザイン+増田建築計画事務所による、愛知県清須市の「よこい歯科クリニック」
イクスデザイン+増田建築計画事務所による、愛知県清須市の「よこい歯科クリニック」
  • SHARE
建材(内装・照明)小林設備設計和田建築K+Sアーキテクツ長坂設計工舎佐藤文鹿嶌信哉建材(外構・床)建材(内装・キッチン)建材(外装・壁)建材(外装・屋根)建材(内装・天井)建材(内装・壁)建材(内装・床)新宿区図面あり上田宏事務所住宅東京
2023.08.16 Wed 13:01
0
permalink

#鹿嶌信哉の関連記事

  • 2024.5.16Thu
    佐藤文+鹿嶌信哉 / K+Sアーキテクツによる、栃木の「足利の家」。史跡の残る街の長閑な住宅街の敷地。繋がりながらも間仕切れる状態を求め、施主が求める“断片的な居場所”を環境に合わせながら繋げていく平面構成を考案。周囲への開き方も意識して街と繋がる庭を設ける
  • 2020.5.27Wed
    鹿嶌信哉+佐藤文 / K+Sアーキテクツによる、群馬・伊勢崎市の医療施設「原病院 南新館」
  • 2020.5.26Tue
    鹿嶌信哉+佐藤文 / K+Sアーキテクツによる、埼玉の住宅「小江戸川越の町家」
  • 2020.5.25Mon
    佐藤文+鹿嶌信哉 / K+Sアーキテクツによる、群馬・前橋市の住宅「ロードサイドの家」
  • view all
view all

#佐藤文の関連記事

  • 2024.5.16Thu
    佐藤文+鹿嶌信哉 / K+Sアーキテクツによる、栃木の「足利の家」。史跡の残る街の長閑な住宅街の敷地。繋がりながらも間仕切れる状態を求め、施主が求める“断片的な居場所”を環境に合わせながら繋げていく平面構成を考案。周囲への開き方も意識して街と繋がる庭を設ける
  • 2020.5.27Wed
    鹿嶌信哉+佐藤文 / K+Sアーキテクツによる、群馬・伊勢崎市の医療施設「原病院 南新館」
  • 2020.5.26Tue
    鹿嶌信哉+佐藤文 / K+Sアーキテクツによる、埼玉の住宅「小江戸川越の町家」
  • 2020.5.25Mon
    佐藤文+鹿嶌信哉 / K+Sアーキテクツによる、群馬・前橋市の住宅「ロードサイドの家」
  • view all
view all

建築求人情報

Loading...

 

    公式アカウントをフォローして、見逃せない建築情報を受け取ろう。

    60,709
    • Follow
    82,488
    • Follow
    • Follow
    • Add Friends
    • Subscribe
    • 情報募集/建築・デザイン・アートの情報を随時募集しています。
      More
    • メールマガジン/ メールマガジンで最新の情報を配信しています。
      More

    この日更新したその他の記事

    胡実建築設計事務所による、岡山市の「サン・クリニック産後ケアセンター」。既存病棟を改修した育児の補助を行う施設。合理性が重視された建物を“命の喜びを分かち合う”場にする為、アーチと列柱を用いて“ヒューマンスケールな規律”を空間に付与。光を柔らかく拡散させ母子を包み込む
    photo©田中克昌

    SHARE 胡実建築設計事務所による、岡山市の「サン・クリニック産後ケアセンター」。既存病棟を改修した育児の補助を行う施設。合理性が重視された建物を“命の喜びを分かち合う”場にする為、アーチと列柱を用いて“ヒューマンスケールな規律”を空間に付与。光を柔らかく拡散させ母子を包み込む

    architecture|feature
    胡実ハウジング山忠建材(内装・床)建材(内装・壁)建材(内装・天井)建材(内装・造作家具)建材(内装・その他)田中克昌図面あり岡山白井洋平医療施設
    胡実建築設計事務所による、岡山市の「サン・クリニック産後ケアセンター」。既存病棟を改修した育児の補助を行う施設。合理性が重視された建物を“命の喜びを分かち合う”場にする為、アーチと列柱を用いて“ヒューマンスケールな規律”を空間に付与。光を柔らかく拡散させ母子を包み込む2階、廊下からホールを見る。 photo©田中克昌
    胡実建築設計事務所による、岡山市の「サン・クリニック産後ケアセンター」。既存病棟を改修した育児の補助を行う施設。合理性が重視された建物を“命の喜びを分かち合う”場にする為、アーチと列柱を用いて“ヒューマンスケールな規律”を空間に付与。光を柔らかく拡散させ母子を包み込む2階、ホール photo©田中克昌
    胡実建築設計事務所による、岡山市の「サン・クリニック産後ケアセンター」。既存病棟を改修した育児の補助を行う施設。合理性が重視された建物を“命の喜びを分かち合う”場にする為、アーチと列柱を用いて“ヒューマンスケールな規律”を空間に付与。光を柔らかく拡散させ母子を包み込む2階、ホール photo©田中克昌

    胡実建築設計事務所が設計した、岡山市の「サン・クリニック産後ケアセンター」です。
    既存病棟を改修した育児の補助を行う施設です。建築家は、合理性が重視された建物を“命の喜びを分かち合う”場にする為、アーチと列柱を用いて“ヒューマンスケールな規律”を空間に付与しました。また、光を柔らかく拡散させ母子を包み込む事も意図されました。

    産後ケアセンターは、母と生まれたばかりの子が、ゆっくり体を休め、育児に必要なサポートを受ける施設である。
    子どもを生む環境づくりが重要視されるいま、着目されはじめている産後ケアセンターだが、事業主である岡山サン・クリニックは早くから産後ケアセンターの重要性に注目し、事業に着手してきた。

    建築家によるテキストより

    リノベーションの対象となる建物は、旧産婦人科病棟の建物である。
    機能性重視の建物であり、窓の配置や各部屋のレイアウトは合理性によってなされていた。
    対して、産後ケアセンターは、機能的である必要もあるのだが、命の喜びを分かち合い精神性を感じる空間を作り出す必要があると感じた。

    建築家によるテキストより

    機能性の空間を、精神性の空間に変えるために、規律を与える試みをした。
    元々の産婦人科病棟の建物のガラス窓の大開口に、リピートするアーチと列柱を加えた。機能的で無機質さを感じさせる既存病棟に、ヒューマンスケールな規律を加えることで、重厚で静溢な空間へと生まれ変わった。アーチ状のポツ窓から差し込む光がすりガラスによって分散し、さらにヴォールト状の天蓋によって光が拡散され、スペースを柔らかく包む。ソフトな光と空気が、母と子を包み込み、ゆったりとした時間が流れる。

    建築家によるテキストより
    • 残り41枚の写真と建築家によるテキスト
    • SHARE
    胡実ハウジング山忠建材(内装・床)建材(内装・壁)建材(内装・天井)建材(内装・造作家具)建材(内装・その他)田中克昌図面あり岡山白井洋平医療施設
    2023.08.16 Wed 06:50
    0
    permalink
    2023.8.15Tue
    • 堤由匡建築設計工作室による、中国・上海の店舗「ASICS上海尚賢坊フラッグストア」。洋風建物に入居する日本のブランドの店。空間の普遍性と上階への誘導を目指し、企業ロゴを意識した“螺旋階段”が3フロアを繋ぐ構成を考案。各階毎の用途に応える内装材を選択して“ふさわしい”雰囲気も作る
    2023.8.17Thu
    • 川合健二による、愛知・豊橋市のコルゲートハウス(1965年竣工)が宿泊施設に転用。1棟貸のホテルとして2023年9月から運営開始
    • 西下太一建築設計室による、愛媛・伊予市の「鳥ノ木の家」。南面接道の敷地に建つ設計者の両親の住居。環境を享受しつつ静かな日常を実現する建築を目指し、通りに対し低く構えた大屋根で“守りの環境”を構築。内と外の間に“多層のレイヤー”を設けて段階的に繋げる
    • 【ap job更新】 “デザイン性・事業性・社会性”でまちを豊かにする「UDS株式会社」が、建築設計や建築企画を含む様々な職種の社員を募集中
    • ザハ・ハディド事務所による、中国・成都市の、橋「Jiangxi River Bridge」。自動車・自転車・歩行者の為の橋の計画。全長約300mを高さ約30mのアーチで支える構造で、形状は“彫刻的なランドマーク”としても機能。構造解析で200年に1度の気象現象にも耐えうる強度も担保

    Subscribe and Follow

    公式アカウントをフォローして、
    見逃せない建築情報を受け取ろう。

    「建築と社会の関係を視覚化する」メディア、アーキテクチャーフォトの公式アカウントです。
    様々な切り口による複眼的視点で建築に関する情報を最速でお届けします。

    60,709
    • Follow
    82,488
    • Follow
    • Follow
    • Add Friends
    • Subscribe
    • 情報募集/建築・デザイン・アートの情報を随時募集しています。
      More
    • メールマガジン/ メールマガジンで最新の情報を配信しています。
      More

    architecturephoto® News Letter

    メールマガジンでも最新の更新情報を配信中

    • ホーム
    • アーキテクチャーフォトについて
    • アーキテクチャーフォト規約
    • プライバシーポリシー
    • 特定商取引法に関する表記
    • 利用者情報の外部送信について
    • 広告掲載について
    • お問い合わせ/作品投稿

    Copyright © architecturephoto.net.

    • 建築
    • アート
    • カルチャー
    • デザイン
    • ファッション
    • 書籍
    • 展覧会
    • コンペ
    • 動画
    • テレビ
    • 特集記事
    • 注目情報
    • タグ
    • アーキテクチャーフォト ジョブボード
    • アーキテクチャーフォト・ブック
    • アーキテクチャーフォト・プロダクト
    • ホーム
    • アーキテクチャーフォトについて
    • アーキテクチャーフォト規約
    • プライバシーポリシー
    • 特定商取引法に関する表記
    • 利用者情報の外部送信について
    • 広告掲載について
    • お問い合わせ/作品投稿

    メールマガジンで最新の情報を配信しています

    この記事をシェア
    タイトルタイトルタイトルタイトルタイトル
    https://architecturephoto.net/permalink

    記事について#architecturephotonetでつぶやいてみましょう。
    有益なコメントは拡散や、サイトでも紹介させていただくこともございます。

    architecturephoto®
    • black
    • gray
    • white