SHARE 水まわり設計の選択肢を広げる「ARC-X」が、“奥行き160mm”の手洗器を発売。人工大理石製のマットな質感とミニマルなデザインで建築空間と調和
水まわり設計の選択肢を広げる「ARC-X(アークエックス)」が、“奥行き160mm”の手洗器を発売しています。
新製品の手洗器は、人工大理石製のマットな質感とミニマルなデザインで建築空間と調和します。実際の製品は、東京・浅草のARC-X ショールームで確認が可能、またARC-Xのウェブサイトから、「無料レンタル」も可能です。【ap・ad】
「新しい生活様式」に対応した手洗器の開発
日常生活における「新しい生活様式」が定着、感染症予防のため住宅・パブリック空間共にトイレ個室内の手洗いに注目が集まっています。また、SNS等でお気に入りの空間を一般ユーザー自身が自分で見つけ出すなど、空間デザインへの要望が多様化しています。
そこで、スペースに制限があり、自ずとデザインの選択肢も限られてくるトイレ空間での新たな選択肢を広げるべく、今回の手洗器を開発しました。
トイレはもちろん、玄関まわりや共用スペースでも設置しやすいミニマルなデザインとサイズになっています。
新たに発売されるのは、人工大理石製手洗器「A065」と、同素材の人工大理石製キャビネットが付いた手洗器「A066」の2種類です。
以下に、本製品の写真や特徴を掲載します。
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特徴1:美しいデザイン
・奥行き160mmで、ミニマルなデザイン。存在感が控えめなので、様々な建築空間に納めやすく、調和しやすいです。
・人工大理石を磨いたマットホワイト素材は、落ち着きがあり上質な質感を実現しています。
・キャビネットは収納付きで、配管をすっきり隠せます。幅と高さをそろえ、正方形の比率になるようデザインしています。
・手洗器の縁形状は、手磨きで仕上げたシャープな形状です。見た目の美しさだけでなく、手洗いの動作空間を広くする効果もあります。
・排水目皿は、シンプルなスクエア形状。手洗器と同素材の人口大理石で、ぴったり納めることで一体感を生み出します。
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特徴2:使いやすさを追求
・手洗器の開口部全周にわたる縁形状は水返しを兼ねており、水じまいにも配慮しています。
・置き場に困るハンドソープも、しっかりと置き場を確保。水栓取付部と同様水返しを付けてあり、安心して使えます。
・鉢内は、清掃性に配慮して全ての入隅にRを付けてあります。Rの大きさは、人の指の太さから導き出した10mmです。
・手洗器、キャビネットともに、コーナーRを付けてあるので、狭いトイレ空間でも安心して使えます。
・キャビネットにはトイレットペーパーを2個を収納できるスペースがあります。配管の点検口としても機能しています。
ARC-Xについて
ARC-Xは、洗面器、手洗器、水栓、バスタブ、アクセサリーなどをWeb上で直接ご購入いただけるオンラインショップです。
「あらゆる空間にフィットするしなやかで普遍的なデザインをもつ商品」にこだわり、Round、Round square、Squareという3つの基本造形でデザインされた商品をラインナップ。
近年ますます人気が高まる人工大理石商品を幅広く取り揃えています。
手仕事により磨き上げられた上質な素材感やディティールまでこだわったデザインを、お手頃な価格にてご購入いただけます。
【関連記事】ARC-Xとアーキテクチャーフォトのコラボレーション企画「建築家・藤田雄介インタビュー」も公開中
前編では、建具と部品を自らデザインし、マイクロメーカー「戸戸」も運営する建築家の藤田雄介が自身の設計方法について語ります。
最新の建築作品「ジャジャハウス」での大型建具による試みや、そこで実践された構造と建具の関係の組み直しというテーマ、集合住宅の住戸リノベーション「白と黒の家」での水まわりのアイデアなど。
これまでに、リノベーション住宅作品を多く手掛け、評価されてきた藤田雄介が、今考える設計手法とはどのようなものでしょうか。
後編では、建具と部品のマイクロメーカー「戸戸」を運営する建築家の藤田雄介がプロダクトデザインについて語ります。
一品生産とも大量生産とも異なる立ち位置を持つ「戸戸」のデザインで心がけていること、また既成のプロダクトを選ぶ際の基準など。自身の設計行為の延長でありながら、エンドユーザーだけでなく多くの建築家にも選ばれる「戸戸」を手掛けてきた藤田雄介ならではの視点を探ります。