architecturephoto®

  • 特集記事
  • 注目情報
  • タグ
  • 建築
  • アート
  • カルチャー
  • デザイン
  • ファッション
  • 書籍
  • 展覧会
  • コンペ
  • 動画
  • テレビ
  • すべてのタグ

建築求人情報

Loading...
2023.10.03Tue
2023.10.02Mon
2023.10.04Wed
徳山史典+弓削純平 / UNQUOTEによる、東京・世田谷区の「経堂のクリニック」。駅近の医療ビル内での計画。“多くの診療が可能”な施設を目指し、順路を明確化して移動時間を短縮する“リニアなL字型”の待合空間を備えた建築を考案。木質素材の仕上げで場に“親しみ易さ”も与える
photo©鈴木淳平

SHARE 徳山史典+弓削純平 / UNQUOTEによる、東京・世田谷区の「経堂のクリニック」。駅近の医療ビル内での計画。“多くの診療が可能”な施設を目指し、順路を明確化して移動時間を短縮する“リニアなL字型”の待合空間を備えた建築を考案。木質素材の仕上げで場に“親しみ易さ”も与える

architecture|feature
東京医療施設鈴木淳平弓削純平徳山史典図面あり世田谷区建材(内装・床)建材(内装・壁)建材(内装・天井)UNQUOTE月造
徳山史典+弓削純平 / UNQUOTEによる、東京・世田谷区の「経堂のクリニック」。駅近の医療ビル内での計画。“多くの診療が可能”な施設を目指し、順路を明確化して移動時間を短縮する“リニアなL字型”の待合空間を備えた建築を考案。木質素材の仕上げで場に“親しみ易さ”も与える左:受付・事務、右:キッズスペース、待合(会計) photo©鈴木淳平
徳山史典+弓削純平 / UNQUOTEによる、東京・世田谷区の「経堂のクリニック」。駅近の医療ビル内での計画。“多くの診療が可能”な施設を目指し、順路を明確化して移動時間を短縮する“リニアなL字型”の待合空間を備えた建築を考案。木質素材の仕上げで場に“親しみ易さ”も与える左:エントランス、正面:受付・事務、右:待合(診療) photo©鈴木淳平
徳山史典+弓削純平 / UNQUOTEによる、東京・世田谷区の「経堂のクリニック」。駅近の医療ビル内での計画。“多くの診療が可能”な施設を目指し、順路を明確化して移動時間を短縮する“リニアなL字型”の待合空間を備えた建築を考案。木質素材の仕上げで場に“親しみ易さ”も与えるサイン photo©鈴木淳平

徳山史典+弓削純平 / UNQUOTEが設計した、東京・世田谷区の「経堂のクリニック」です。
駅近の医療ビル内での計画です。建築家は、“多くの診療が可能”な施設を目指し、順路を明確化して移動時間を短縮する“リニアなL字型”の待合空間を備えた建築を考案しました。また、木質素材の仕上げで場に“親しみ易さ”も与える事も意図されました。

新築医療ビルに入居する耳鼻咽喉科クリニックの内装計画。

施主は集客力の高い駅前通り沿いの立地を選択し、この地で老若男女に親しまれる空間を要望した。限られた診療時間内に多くの患者を診るために、無駄のない動線で診療以外にかかる時間を短くする計画とした。

建築家によるテキストより

耳鼻咽喉科の診療は別室に移動して行う処置行為も多く、患者は受付→診察→処置→受付の順に院内を移動する必要があり、順路の明確化と移動時間の短縮が求められた。子供からお年寄りまでが立って、歩いて、座ってを繰り返す中に快適性と安心感を提供できる空間作りが本計画のテーマとなった。

建築家によるテキストより

待合は受付・診察室・処置室へ直接アクセスできる配置とし、順路に沿って患者自身が場所を変えながら移動する待合空間を考えた。立面として視界に入る、床から天井に達する木質の間仕切り壁は、独特の緊張感がある医療施設に温かみを与えつつ、待合空間にリズムと場所性をもたらした。間仕切り壁と丸みを持った垂れ壁によって、L型平面をもつ待合空間の奥行きを可視化し、順路を促す効果を持たせた。

建築家によるテキストより

以下の写真はクリックで拡大します

徳山史典+弓削純平 / UNQUOTEによる、東京・世田谷区の「経堂のクリニック」。駅近の医療ビル内での計画。“多くの診療が可能”な施設を目指し、順路を明確化して移動時間を短縮する“リニアなL字型”の待合空間を備えた建築を考案。木質素材の仕上げで場に“親しみ易さ”も与えるエントランスから、キッズスペースと待合(会計)を見る。 photo©鈴木淳平
徳山史典+弓削純平 / UNQUOTEによる、東京・世田谷区の「経堂のクリニック」。駅近の医療ビル内での計画。“多くの診療が可能”な施設を目指し、順路を明確化して移動時間を短縮する“リニアなL字型”の待合空間を備えた建築を考案。木質素材の仕上げで場に“親しみ易さ”も与える左:受付・事務、右:キッズスペース、待合(会計) photo©鈴木淳平
徳山史典+弓削純平 / UNQUOTEによる、東京・世田谷区の「経堂のクリニック」。駅近の医療ビル内での計画。“多くの診療が可能”な施設を目指し、順路を明確化して移動時間を短縮する“リニアなL字型”の待合空間を備えた建築を考案。木質素材の仕上げで場に“親しみ易さ”も与える受付 photo©鈴木淳平
徳山史典+弓削純平 / UNQUOTEによる、東京・世田谷区の「経堂のクリニック」。駅近の医療ビル内での計画。“多くの診療が可能”な施設を目指し、順路を明確化して移動時間を短縮する“リニアなL字型”の待合空間を備えた建築を考案。木質素材の仕上げで場に“親しみ易さ”も与える左:エントランス、正面:受付・事務、右:待合(診療) photo©鈴木淳平
徳山史典+弓削純平 / UNQUOTEによる、東京・世田谷区の「経堂のクリニック」。駅近の医療ビル内での計画。“多くの診療が可能”な施設を目指し、順路を明確化して移動時間を短縮する“リニアなL字型”の待合空間を備えた建築を考案。木質素材の仕上げで場に“親しみ易さ”も与える待合を見通す。 photo©鈴木淳平
徳山史典+弓削純平 / UNQUOTEによる、東京・世田谷区の「経堂のクリニック」。駅近の医療ビル内での計画。“多くの診療が可能”な施設を目指し、順路を明確化して移動時間を短縮する“リニアなL字型”の待合空間を備えた建築を考案。木質素材の仕上げで場に“親しみ易さ”も与える左:診察室の扉、正面:学びスペース、右:待合(処置) photo©鈴木淳平
徳山史典+弓削純平 / UNQUOTEによる、東京・世田谷区の「経堂のクリニック」。駅近の医療ビル内での計画。“多くの診療が可能”な施設を目指し、順路を明確化して移動時間を短縮する“リニアなL字型”の待合空間を備えた建築を考案。木質素材の仕上げで場に“親しみ易さ”も与える診察室1 photo©鈴木淳平
徳山史典+弓削純平 / UNQUOTEによる、東京・世田谷区の「経堂のクリニック」。駅近の医療ビル内での計画。“多くの診療が可能”な施設を目指し、順路を明確化して移動時間を短縮する“リニアなL字型”の待合空間を備えた建築を考案。木質素材の仕上げで場に“親しみ易さ”も与える診察室2 photo©鈴木淳平
徳山史典+弓削純平 / UNQUOTEによる、東京・世田谷区の「経堂のクリニック」。駅近の医療ビル内での計画。“多くの診療が可能”な施設を目指し、順路を明確化して移動時間を短縮する“リニアなL字型”の待合空間を備えた建築を考案。木質素材の仕上げで場に“親しみ易さ”も与える待合(処置)から処置室を見る。 photo©鈴木淳平
徳山史典+弓削純平 / UNQUOTEによる、東京・世田谷区の「経堂のクリニック」。駅近の医療ビル内での計画。“多くの診療が可能”な施設を目指し、順路を明確化して移動時間を短縮する“リニアなL字型”の待合空間を備えた建築を考案。木質素材の仕上げで場に“親しみ易さ”も与えるサイン photo©鈴木淳平
徳山史典+弓削純平 / UNQUOTEによる、東京・世田谷区の「経堂のクリニック」。駅近の医療ビル内での計画。“多くの診療が可能”な施設を目指し、順路を明確化して移動時間を短縮する“リニアなL字型”の待合空間を備えた建築を考案。木質素材の仕上げで場に“親しみ易さ”も与える処置室 photo©鈴木淳平
徳山史典+弓削純平 / UNQUOTEによる、東京・世田谷区の「経堂のクリニック」。駅近の医療ビル内での計画。“多くの診療が可能”な施設を目指し、順路を明確化して移動時間を短縮する“リニアなL字型”の待合空間を備えた建築を考案。木質素材の仕上げで場に“親しみ易さ”も与える手前:待合(処置)、奥:待合(診察) photo©鈴木淳平
徳山史典+弓削純平 / UNQUOTEによる、東京・世田谷区の「経堂のクリニック」。駅近の医療ビル内での計画。“多くの診療が可能”な施設を目指し、順路を明確化して移動時間を短縮する“リニアなL字型”の待合空間を備えた建築を考案。木質素材の仕上げで場に“親しみ易さ”も与える手前:待合(処置)、奥:待合(診察) photo©鈴木淳平
徳山史典+弓削純平 / UNQUOTEによる、東京・世田谷区の「経堂のクリニック」。駅近の医療ビル内での計画。“多くの診療が可能”な施設を目指し、順路を明確化して移動時間を短縮する“リニアなL字型”の待合空間を備えた建築を考案。木質素材の仕上げで場に“親しみ易さ”も与える左:キッズスペース、右:待合(会計) photo©鈴木淳平
徳山史典+弓削純平 / UNQUOTEによる、東京・世田谷区の「経堂のクリニック」。駅近の医療ビル内での計画。“多くの診療が可能”な施設を目指し、順路を明確化して移動時間を短縮する“リニアなL字型”の待合空間を備えた建築を考案。木質素材の仕上げで場に“親しみ易さ”も与える左:待合(会計)、右:受付・事務 photo©鈴木淳平
徳山史典+弓削純平 / UNQUOTEによる、東京・世田谷区の「経堂のクリニック」。駅近の医療ビル内での計画。“多くの診療が可能”な施設を目指し、順路を明確化して移動時間を短縮する“リニアなL字型”の待合空間を備えた建築を考案。木質素材の仕上げで場に“親しみ易さ”も与えるトイレの引戸 photo©鈴木淳平
徳山史典+弓削純平 / UNQUOTEによる、東京・世田谷区の「経堂のクリニック」。駅近の医療ビル内での計画。“多くの診療が可能”な施設を目指し、順路を明確化して移動時間を短縮する“リニアなL字型”の待合空間を備えた建築を考案。木質素材の仕上げで場に“親しみ易さ”も与えるエントランスのサイン photo©鈴木淳平
徳山史典+弓削純平 / UNQUOTEによる、東京・世田谷区の「経堂のクリニック」。駅近の医療ビル内での計画。“多くの診療が可能”な施設を目指し、順路を明確化して移動時間を短縮する“リニアなL字型”の待合空間を備えた建築を考案。木質素材の仕上げで場に“親しみ易さ”も与える平面図 image©UNQUOTE
徳山史典+弓削純平 / UNQUOTEによる、東京・世田谷区の「経堂のクリニック」。駅近の医療ビル内での計画。“多くの診療が可能”な施設を目指し、順路を明確化して移動時間を短縮する“リニアなL字型”の待合空間を備えた建築を考案。木質素材の仕上げで場に“親しみ易さ”も与えるグラフィックデザイン photo©UNQUOTE

以下、建築家によるテキストです。


新築医療ビルに入居する耳鼻咽喉科クリニックの内装計画。

施主は集客力の高い駅前通り沿いの立地を選択し、この地で老若男女に親しまれる空間を要望した。限られた診療時間内に多くの患者を診るために、無駄のない動線で診療以外にかかる時間を短くする計画とした。

耳鼻咽喉科の診療は別室に移動して行う処置行為も多く、患者は受付→診察→処置→受付の順に院内を移動する必要があり、順路の明確化と移動時間の短縮が求められた。子供からお年寄りまでが立って、歩いて、座ってを繰り返す中に快適性と安心感を提供できる空間作りが本計画のテーマとなった。

本計画では、処置行為を行うクリニックで常用的に用いられる診察後の処置待ちのための中待合空間は設けず、各フェーズの待合室(A~E)をリニアなL字型なスペースに集約し、圧迫感なく自然光の入る環境を提供しようと試みた。

待合は受付・診察室・処置室へ直接アクセスできる配置とし、順路に沿って患者自身が場所を変えながら移動する待合空間を考えた。立面として視界に入る、床から天井に達する木質の間仕切り壁は、独特の緊張感がある医療施設に温かみを与えつつ、待合空間にリズムと場所性をもたらした。間仕切り壁と丸みを持った垂れ壁によって、L型平面をもつ待合空間の奥行きを可視化し、順路を促す効果を持たせた。

■建築概要
所在地:東京都世田谷区経堂
用途:診療所
施主:世田谷経堂としくに耳鼻咽喉科
設計監理:徳山史典+弓削純平 / UNQUOTE
施工:有限会社月造
構造:S造
工事面積:102㎡
竣工年月:2023年6月
写真:鈴木淳平、UNQUOTE(※グラフィック写真)

建材情報
種別使用箇所商品名(メーカー名)
内装・床待合 床

塩ビタイル:ロイヤルストーンPST3038(東リ)

内装・床キッズルーム 床

コルクタイル:AW-N3+特殊ワックス仕上(トッパーコルク)

内装・床受付・診察室・処置室・準備室 床

塩シート:フロアリューム 20FL1004(東リ)

内装・床休憩室 床

Pタイル:マチコV MV36(東リ)

内装・壁待合 垂壁

PB+クロス:TH32132(サンゲツ)

内装・柱待合 壁柱

シナベニア+クリア塗装

内装・天井天井

PB+塗装

※企業様による建材情報についてのご意見や「PR」のご相談はこちらから
※この情報は弊サイトや設計者が建材の性能等を保証するものではありません

あわせて読みたい

徳山史典+弓削純平 / UNQUOTEによる、東京・新宿区のオフィス「発掘とラミネート」。既存を改修して賃貸事務所とする計画。限られた予算でプロジェクトを実施する為、表層の除去と保護を慎重に振り分ける“発掘作業”の様な設計を志向。解体での下地の露出とグレー塗装等を組合わせて空間を構築
  • SHARE
東京医療施設鈴木淳平弓削純平徳山史典図面あり世田谷区建材(内装・床)建材(内装・壁)建材(内装・天井)UNQUOTE月造
2023.10.03 Tue 13:01
0
permalink

#月造の関連記事

  • 2025.2.25Tue
    徳山史典+弓削純平 / UNQUOTEによる、東京・港区の「FACE to SPACE」。倉庫改修事業のショールームでありセミナー開催も可能な多目的空間。工事区分や現状復旧にまつわる負担の軽減も意図し、“11種類の可動式什器”を用いる計画を考案。既存にほぼ手を付けずに区画と仕上げを実現
  • 2021.11.30Tue
    GROUP+清原惟+三野新による、神奈川の「海老名のアトリエ付きシェアハウス」。メーカーが建設した集合住宅の改修の依頼に、設計者が実際にそこに住み“生活の痕跡”を見つけ“形”に再構築することで、その新しい関係性により建築が更に変化する発端となることを構想
  • 2021.5.25Tue
    能作淳平建築設計事務所による、東京・日本橋の、既存倉庫を改修したオフィス「101 BASE」をレポート。建て込んだ中でのカーテンウォールが周辺環境を内部に取り込む
  • view all
view all

#UNQUOTEの関連記事

  • 2025.2.25Tue
    徳山史典+弓削純平 / UNQUOTEによる、東京・港区の「FACE to SPACE」。倉庫改修事業のショールームでありセミナー開催も可能な多目的空間。工事区分や現状復旧にまつわる負担の軽減も意図し、“11種類の可動式什器”を用いる計画を考案。既存にほぼ手を付けずに区画と仕上げを実現
  • 2023.12.22Fri
    徳山史典+弓削純平 / UNQUOTEによる、宮城・仙台市のシェアオフィス「STUDIO 080 [extend]」。旧工場の未着手の大空間に施設を拡張する計画。巨大機械が主役だった場に対し、“人のための空間”へ転用する設計を志向。既存の中に執務機能を収めた箱を“入れ子状”に配置する構成とし効率的に必要性能も確保
  • 2023.11.14Tue
    徳山史典+弓削純平 / UNQUOTEによる、東京・千代田区の「オフィスF」。長方形平面の区画での計画。施工費を削減しつつ豊かな空間性の構築を求め、諸機能を詰込んだ“箱状のヴォリューム”を複数の動線空間を作るように配置。工事範囲を限定すると共に非工事範囲にも新たな役割を与える
  • 2023.9.11Mon
    徳山史典+弓削純平 / UNQUOTEによる、東京・新宿区のオフィス「発掘とラミネート」。既存を改修して賃貸事務所とする計画。限られた予算でプロジェクトを実施する為、表層の除去と保護を慎重に振り分ける“発掘作業”の様な設計を志向。解体での下地の露出とグレー塗装等を組合わせて空間を構築
  • 2020.5.23Sat
    弓削純平+徳山史典 / UNQUOTEによる、東京・新宿区のシェアオフィス「BASE POINT」
  • 2019.6.14Fri
    弓削純平+徳山史典 / UNQUOTEによる、宮城・仙台市の、コワーキングスペース・イベントスペース「STUDIO 080」
  • view all
view all

建築求人情報

Loading...

 

    公式アカウントをフォローして、見逃せない建築情報を受け取ろう。

    60,853
    • Follow
    83,016
    • Follow
    • Follow
    • Add Friends
    • Subscribe
    • 情報募集/建築・デザイン・アートの情報を随時募集しています。
      More
    • メールマガジン/ メールマガジンで最新の情報を配信しています。
      More

    この日更新したその他の記事

    青木淳と西澤徹夫による「京都市京セラ美術館」に宿泊できるイベントが開催。中央ホールにキャンプ形式で泊まり、夜の美術館ツアーも付属
    photo©architecturephoto

    SHARE 青木淳と西澤徹夫による「京都市京セラ美術館」に宿泊できるイベントが開催。中央ホールにキャンプ形式で泊まり、夜の美術館ツアーも付属

    日程
    2023年11月10日(金)
    ・
    11月11日(土)
    architecture|art|culture|exhibition
    青木淳西澤徹夫
    青木淳と西澤徹夫による「京都市京セラ美術館」に宿泊できるイベントが開催。中央ホールにキャンプ形式で泊まり、夜の美術館ツアーも付属外観 photo©architecturephoto
    青木淳と西澤徹夫による「京都市京セラ美術館」に宿泊できるイベントが開催されます
    kenchikusai.jp

    青木淳と西澤徹夫による「京都市京セラ美術館」に宿泊できるイベントが開催されます。中央ホールにキャンプ形式で泊まり、夜の美術館ツアーも付属してるようです。2023年10月9日まで抽選申込を受付中。本建築は、青木淳・西澤徹夫設計共同体が基本設計と監修を手掛け、松村組・昭和設計が実施設計を手掛けました。

    秋の夜長に、一夜限りの美術館を楽しむプレミアムなお泊まり体験です。

    kenchikusai.jp

    以下に、会場となる中央ホールの写真も掲載します。

    • 残り2枚の写真を見る
    • SHARE
    青木淳西澤徹夫
    2023.10.03 Tue 21:40
    0
    permalink
    森下陽 AMP/アンプ建築設計事務所による、静岡・周智郡の「タープハウス」。往来のある地域の左官職人の為の住宅兼倉庫。外の視線からの保護と“開放性”の両立を求め、地表近くまでを覆う“大屋根”の下に内外の空間が広がる構成を考案。仕上げの“ショールーム”も意図して壁面を多く確保
    photo©kenta hasegawa

    SHARE 森下陽 AMP/アンプ建築設計事務所による、静岡・周智郡の「タープハウス」。往来のある地域の左官職人の為の住宅兼倉庫。外の視線からの保護と“開放性”の両立を求め、地表近くまでを覆う“大屋根”の下に内外の空間が広がる構成を考案。仕上げの“ショールーム”も意図して壁面を多く確保

    architecture|feature
    住宅倉庫静岡長谷川健太森下陽図面あり建材(内装・床)建材(外装・屋根)建材(外装・壁)建材(内装・造作家具)高橋俊也構造建築研究所APM / アンプ建築設計事務所杉浦建築店
    森下陽 AMP/アンプ建築設計事務所による、静岡・周智郡の「タープハウス」。往来のある地域の左官職人の為の住宅兼倉庫。外の視線からの保護と“開放性”の両立を求め、地表近くまでを覆う“大屋根”の下に内外の空間が広がる構成を考案。仕上げの“ショールーム”も意図して壁面を多く確保外観 photo©kenta hasegawa
    森下陽 AMP/アンプ建築設計事務所による、静岡・周智郡の「タープハウス」。往来のある地域の左官職人の為の住宅兼倉庫。外の視線からの保護と“開放性”の両立を求め、地表近くまでを覆う“大屋根”の下に内外の空間が広がる構成を考案。仕上げの“ショールーム”も意図して壁面を多く確保外観、ポーチ photo©kenta hasegawa
    森下陽 AMP/アンプ建築設計事務所による、静岡・周智郡の「タープハウス」。往来のある地域の左官職人の為の住宅兼倉庫。外の視線からの保護と“開放性”の両立を求め、地表近くまでを覆う“大屋根”の下に内外の空間が広がる構成を考案。仕上げの“ショールーム”も意図して壁面を多く確保LDK photo©kenta hasegawa

    森下陽 AMP/アンプ建築設計事務所が設計した、静岡・周智郡の「タープハウス」です。
    往来のある地域の左官職人の為の住宅兼倉庫です。建築家は、外の視線からの保護と“開放性”の両立を求め、地表近くまでを覆う“大屋根”の下に内外の空間が広がる構成を考案しました。また、仕上げの“ショールーム”も意図して壁面が多く確保されました。

    敷地は遠州飯田城あとの麓にあり、当時は近隣に流れる太田川を引き込み水堀であった場所の一角である。

    水堀の周りには家臣団の屋敷が建ち並び、現在もいくつかは当時の名残を残している。その様な状況であるため、旧水堀である土地は一段低く周囲を細い道路で囲まれ多くは畑として利用されてきた。そこに左官業を営む施主の住宅兼倉庫を建てる計画である。

    建築家によるテキストより

    旧水堀周辺の道路は近隣住民の散歩コースでもある。敷地の周辺環境が良好にも関わらず、一般的な開口の設定では周りの目を気にして内に閉じこもるような生活となりかねない。また左官のショールームとしての機能により、多種多様な仕上げ、更新性が求められた。

    建築家によるテキストより

    そこでまず、変形した敷地形状をプロットした大きな屋根を、地表近くから掛かるように計画した。大きな屋根の下は出来るだけ凹凸のある平面計画とし、内部も壁面を多くとるため路地のような動線を計画した。

    大きく広がる屋根は、外部や開口部に見えがかりを作り開放的かつ包まれた場を確保する。また頻繁に更新されるであろう左官仕上げが現状と全く違うものとなったとしても、この屋根により統合されることを期待している。

    建築家によるテキストより
    • 残り30枚の写真と建築家によるテキスト
    • SHARE
    住宅倉庫静岡長谷川健太森下陽図面あり建材(内装・床)建材(外装・屋根)建材(外装・壁)建材(内装・造作家具)高橋俊也構造建築研究所APM / アンプ建築設計事務所杉浦建築店
    2023.10.03 Tue 07:05
    0
    permalink
    2023.10.02Mon
    • MADによる、中国の「安吉文化芸術センター」。“竹”と“茶”で知られる地域での計画。“竹の葉”を散らした様な屋根の重なりを特徴とし、自然と建築をつなぐ“過渡的な空間”の設計を志向。建築とランドスケープが一体となるように作る
    • ツバメアーキテクツによる、さいたま市の「旗竿地に建つ保育園」。様々な規模の建物に囲まれた敷地。“環境の質”の向上を目指し、周辺のヴォリューム感の差に注目して中庭や各室等の配置を計画。各箇所の窓は“風と光の抜け”に加えて隣接する住宅等のプライバシーにも配慮
    • 最も注目を集めたトピックス[期間:2023/9/25-10/1]
    2023.10.04Wed
    • 葛島隆之建築設計事務所による、東京・千代田区の「Office Idein」。コロナ禍での事務所の稼働率減少に伴う移転計画。“新しい交流の場”への再編を目指し、人が集まる可能性とその空間の作り方を模索。床に設ける段差で平面計画を行い“居場所や家具的な機能”が生まれる空間を作る
    • 塩入勇生+矢﨑亮大 / ARCHIDIVISIONによる、長野・大町市の住宅「TRIANGLE」。施主の実家の隣で幹線道路にも面する場所。環境との“程よい距離感”を求め、内外で繋がり“遊歩道”の様な動線となる“緩衝帯”としての“道”を敷地内に設ける構成を考案。窓の配置は周辺との適切な接続を意図

    Subscribe and Follow

    公式アカウントをフォローして、
    見逃せない建築情報を受け取ろう。

    「建築と社会の関係を視覚化する」メディア、アーキテクチャーフォトの公式アカウントです。
    様々な切り口による複眼的視点で建築に関する情報を最速でお届けします。

    60,853
    • Follow
    83,016
    • Follow
    • Follow
    • Add Friends
    • Subscribe
    • 情報募集/建築・デザイン・アートの情報を随時募集しています。
      More
    • メールマガジン/ メールマガジンで最新の情報を配信しています。
      More

    architecturephoto® News Letter

    メールマガジンでも最新の更新情報を配信中

    • ホーム
    • アーキテクチャーフォトについて
    • アーキテクチャーフォト規約
    • プライバシーポリシー
    • 特定商取引法に関する表記
    • 利用者情報の外部送信について
    • 広告掲載について
    • お問い合わせ/作品投稿

    Copyright © architecturephoto.net.

    • 建築
    • アート
    • カルチャー
    • デザイン
    • ファッション
    • 書籍
    • 展覧会
    • コンペ
    • 動画
    • テレビ
    • 特集記事
    • 注目情報
    • タグ
    • アーキテクチャーフォト ジョブボード
    • アーキテクチャーフォト・ブック
    • アーキテクチャーフォト・プロダクト
    • ホーム
    • アーキテクチャーフォトについて
    • アーキテクチャーフォト規約
    • プライバシーポリシー
    • 特定商取引法に関する表記
    • 利用者情報の外部送信について
    • 広告掲載について
    • お問い合わせ/作品投稿

    メールマガジンで最新の情報を配信しています

    この記事をシェア
    タイトルタイトルタイトルタイトルタイトル
    https://architecturephoto.net/permalink

    記事について#architecturephotonetでつぶやいてみましょう。
    有益なコメントは拡散や、サイトでも紹介させていただくこともございます。

    architecturephoto®
    • black
    • gray
    • white