小泉誠 / Koizumi Studioが設計した、大阪・三島郡の「sumitsubo house」です。
夫婦と猫の為の住宅です。建築家は、季節ごとに“遊牧民”の様に部屋を移動する生活の要望に、いくつかの居場所があるだけの“潔く住みこなす家”を志向しました。そして、段差や開口の工夫で“曖昧に”仕切られた“回遊性”のある空間が作られました。
sumitsubo houseは、待庵がある山崎の山並みを望めるのどかな場所に建っています。
この家には、50代夫妻と3匹の猫が暮らし、段差や開口部の工夫で空間を曖昧に仕切り、トイレ以外には建具のない家になっています。
夫妻は、食べる・働く・寝る、を季節ごとに遊牧民のように部屋を移りながら暮らしたいとのことで、いくつかの居場所をつくるだけで、人と猫が潔く住みこなす家を提案しています。
1階は水回りと2つの居室とその居室をつなぐトンネルがあり、2階にはキッチンを配した1つの大きな居室で、東西の階段と梯子で家を回遊できるプランになっています。
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以下、建築家によるテキストです。
sumitsubo houseは、待庵がある山崎の山並みを望めるのどかな場所に建っています。
この家には、50代夫妻と3匹の猫が暮らし、段差や開口部の工夫で空間を曖昧に仕切り、トイレ以外には建具のない家になっています。
1階は水回りと2つの居室とその居室をつなぐトンネルがあり、2階にはキッチンを配した1つの大きな居室で、東西の階段と梯子で家を回遊できるプランになっています。
夫妻は、食べる・働く・寝る、を季節ごとに遊牧民のように部屋を移りながら暮らしたいとのことで、いくつかの居場所をつくるだけで、人と猫が潔く住みこなす家を提案しています。
そして、構造家の努力により耐震等級3。施工会社の熱意により、床下にエアコンを吹き込む暖房とともに、断熱性能Q値1.53・UA値0.45・C値0.1を実現でき、快適に住み続けるための大切な環境も整うことができました。
■建築概要
題名:sumitsubo house
所在地:大阪府三島郡
主用途:住宅
設計:小泉誠+Koizumi Studio
担当:馬場泰輔
施工:藏家
構造:かたつむり構造
植栽:green space
照明計画:吉川豪
規模:地上2階
構造:木造
敷地面積:120.54m²(36.46坪)
建築面積:45.45m²(13.74坪)
延床面積:77.15m²(23.33坪)
耐震等級:3
断熱性能:Q値1.5 UA値 0.45 C値 0.1
竣工年月:2021年10月
撮影:ナカサ&パートナーズ、Koizumi Studio