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2023.12.04Mon
2023.12.03Sun
2023.12.05Tue
御手洗龍建築設計事務所による、埼玉・所沢市の複合ビル「Grove」。“無機質な高層化”が進む街中の細長い敷地。環境と動的な関係を紡ぐ“新たな積層建築”を求め、ひとつの規則に縛られない“筋書のない建築”を志向。雑木林の様な構造体を頼りに“アドホック”な設計を積み重ねる
photo©中村絵

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architecture|feature
吉村EOSplus温室日本デザインセンターGn設備計画平岩構造計画建材(外装・壁)建材(外装・屋根)建材(外装・建具)建材(内装・床)建材(内装・壁)建材(内装・天井)建材(外構・床)図面あり色部義昭集合住宅店舗事務所埼玉岡安泉複合ビル御手洗龍中村絵
御手洗龍建築設計事務所による、埼玉・所沢市の複合ビル「Grove」。“無機質な高層化”が進む街中の細長い敷地。環境と動的な関係を紡ぐ“新たな積層建築”を求め、ひとつの規則に縛られない“筋書のない建築”を志向。雑木林の様な構造体を頼りに“アドホック”な設計を積み重ねる外観、道路より見る。 photo©中村絵
御手洗龍建築設計事務所による、埼玉・所沢市の複合ビル「Grove」。“無機質な高層化”が進む街中の細長い敷地。環境と動的な関係を紡ぐ“新たな積層建築”を求め、ひとつの規則に縛られない“筋書のない建築”を志向。雑木林の様な構造体を頼りに“アドホック”な設計を積み重ねる外観、隣地より見る。 photo©中村絵
御手洗龍建築設計事務所による、埼玉・所沢市の複合ビル「Grove」。“無機質な高層化”が進む街中の細長い敷地。環境と動的な関係を紡ぐ“新たな積層建築”を求め、ひとつの規則に縛られない“筋書のない建築”を志向。雑木林の様な構造体を頼りに“アドホック”な設計を積み重ねる5階、オーナー住戸A部分、リビングからテラスを見る。 photo©中村絵
御手洗龍建築設計事務所による、埼玉・所沢市の複合ビル「Grove」。“無機質な高層化”が進む街中の細長い敷地。環境と動的な関係を紡ぐ“新たな積層建築”を求め、ひとつの規則に縛られない“筋書のない建築”を志向。雑木林の様な構造体を頼りに“アドホック”な設計を積み重ねる5階、オーナー住戸A部分、テラス photo©中村絵

御手洗龍建築設計事務所が設計した、埼玉・所沢市の複合ビル「Grove」です。
“無機質な高層化”が進む街中の細長い敷地に計画されました。建築家は、環境と動的な関係を紡ぐ“新たな積層建築”を求め、ひとつの規則に縛られない“筋書のない建築”を志向しました。そして、雑木林の様な構造体を頼りに“アドホック”な設計を積み重ねて造られました。

奥に細長い短冊状の敷地が街道に沿って並ぶかつての商家の町割りを崩しながら、無機質な高層化が進んでいく街の中に、間口9.1m、奥行き38.4mの細長い土地が残されていました。この特徴的な土地形状が持つ可能性を具に読み込み、大きく外に開きながら近隣や自然環境との動的な関係を築き続ける、新たな積層建築の在り方を試みます。

建築家によるテキストより

要望を積み上げると5層で収まるところを敢えて7層へ引き上げたこの建物は、ヴォリューム換算すると半分近くが半屋外空間となっており、さらに縦に住むことを後押しするためメゾネット形式を基本としています。1、2階が店舗と事務所、3、4階が一人暮らしのための賃貸住宅、5、6階が離れを持つ大きなオーナー住戸、7階が庭と一体となったオーナーのご両親の住戸で構成され、異なる用途やスケールが複合する、街がそのまま立ち上がったような建築となっています。

建築家によるテキストより

ここで私たちはそれらの異なる用途やスケール、状況、環境に対し、“それぞれがそれぞれのままに在る”ことで、生き生きとした状態をつくり出すことができるのではないかと考えました。

各々の空間やエレメント、そしてディテールの部分部分に至るまで、お互いが尊重し合いながら自然体として存在している。それは何か一つのルールで作られる抽象化された建築ではなく、ましてや強い全体性から作られる建築でもない。ここに立ち上がる建築は、きっかけに満ちた秩序と強度に支えられつつ、その場その場の状況や環境に反応しながら空間やモノが紡ぎ出されていく。そんな“筋書のない建築”が自由を獲得し、新しい時代の豊かさに繋がるのではないかと考えました。

建築家によるテキストより

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御手洗龍建築設計事務所による、埼玉・所沢市の複合ビル「Grove」。“無機質な高層化”が進む街中の細長い敷地。環境と動的な関係を紡ぐ“新たな積層建築”を求め、ひとつの規則に縛られない“筋書のない建築”を志向。雑木林の様な構造体を頼りに“アドホック”な設計を積み重ねる外観、公道より見る。 photo©中村絵
御手洗龍建築設計事務所による、埼玉・所沢市の複合ビル「Grove」。“無機質な高層化”が進む街中の細長い敷地。環境と動的な関係を紡ぐ“新たな積層建築”を求め、ひとつの規則に縛られない“筋書のない建築”を志向。雑木林の様な構造体を頼りに“アドホック”な設計を積み重ねる外観、隣地より見る。 photo©中村絵
御手洗龍建築設計事務所による、埼玉・所沢市の複合ビル「Grove」。“無機質な高層化”が進む街中の細長い敷地。環境と動的な関係を紡ぐ“新たな積層建築”を求め、ひとつの規則に縛られない“筋書のない建築”を志向。雑木林の様な構造体を頼りに“アドホック”な設計を積み重ねる外観、道路より見る。 photo©中村絵
御手洗龍建築設計事務所による、埼玉・所沢市の複合ビル「Grove」。“無機質な高層化”が進む街中の細長い敷地。環境と動的な関係を紡ぐ“新たな積層建築”を求め、ひとつの規則に縛られない“筋書のない建築”を志向。雑木林の様な構造体を頼りに“アドホック”な設計を積み重ねる1階、テナント部分、通路 photo©中村絵
御手洗龍建築設計事務所による、埼玉・所沢市の複合ビル「Grove」。“無機質な高層化”が進む街中の細長い敷地。環境と動的な関係を紡ぐ“新たな積層建築”を求め、ひとつの規則に縛られない“筋書のない建築”を志向。雑木林の様な構造体を頼りに“アドホック”な設計を積み重ねる1階、テナント部分、通路より吹抜を見上げる。 photo©中村絵
御手洗龍建築設計事務所による、埼玉・所沢市の複合ビル「Grove」。“無機質な高層化”が進む街中の細長い敷地。環境と動的な関係を紡ぐ“新たな積層建築”を求め、ひとつの規則に縛られない“筋書のない建築”を志向。雑木林の様な構造体を頼りに“アドホック”な設計を積み重ねる2階、テナント部分、テラスから道路側を見る。 photo©中村絵
御手洗龍建築設計事務所による、埼玉・所沢市の複合ビル「Grove」。“無機質な高層化”が進む街中の細長い敷地。環境と動的な関係を紡ぐ“新たな積層建築”を求め、ひとつの規則に縛られない“筋書のない建築”を志向。雑木林の様な構造体を頼りに“アドホック”な設計を積み重ねる2階、テナント部分、テラスから吹抜側を見る。 photo©中村絵
御手洗龍建築設計事務所による、埼玉・所沢市の複合ビル「Grove」。“無機質な高層化”が進む街中の細長い敷地。環境と動的な関係を紡ぐ“新たな積層建築”を求め、ひとつの規則に縛られない“筋書のない建築”を志向。雑木林の様な構造体を頼りに“アドホック”な設計を積み重ねる3階、賃貸住宅部分、共用廊下 photo©中村絵
御手洗龍建築設計事務所による、埼玉・所沢市の複合ビル「Grove」。“無機質な高層化”が進む街中の細長い敷地。環境と動的な関係を紡ぐ“新たな積層建築”を求め、ひとつの規則に縛られない“筋書のない建築”を志向。雑木林の様な構造体を頼りに“アドホック”な設計を積み重ねる3階、賃貸住宅部分、住戸A photo©中村絵
御手洗龍建築設計事務所による、埼玉・所沢市の複合ビル「Grove」。“無機質な高層化”が進む街中の細長い敷地。環境と動的な関係を紡ぐ“新たな積層建築”を求め、ひとつの規則に縛られない“筋書のない建築”を志向。雑木林の様な構造体を頼りに“アドホック”な設計を積み重ねる4階、賃貸住宅部分、住戸A photo©中村絵
御手洗龍建築設計事務所による、埼玉・所沢市の複合ビル「Grove」。“無機質な高層化”が進む街中の細長い敷地。環境と動的な関係を紡ぐ“新たな積層建築”を求め、ひとつの規則に縛られない“筋書のない建築”を志向。雑木林の様な構造体を頼りに“アドホック”な設計を積み重ねる4階、賃貸住宅部分、住戸A photo©中村絵
御手洗龍建築設計事務所による、埼玉・所沢市の複合ビル「Grove」。“無機質な高層化”が進む街中の細長い敷地。環境と動的な関係を紡ぐ“新たな積層建築”を求め、ひとつの規則に縛られない“筋書のない建築”を志向。雑木林の様な構造体を頼りに“アドホック”な設計を積み重ねる4階、賃貸住宅部分、住戸B photo©中村絵
御手洗龍建築設計事務所による、埼玉・所沢市の複合ビル「Grove」。“無機質な高層化”が進む街中の細長い敷地。環境と動的な関係を紡ぐ“新たな積層建築”を求め、ひとつの規則に縛られない“筋書のない建築”を志向。雑木林の様な構造体を頼りに“アドホック”な設計を積み重ねる4階、賃貸住宅部分、住戸B photo©中村絵
御手洗龍建築設計事務所による、埼玉・所沢市の複合ビル「Grove」。“無機質な高層化”が進む街中の細長い敷地。環境と動的な関係を紡ぐ“新たな積層建築”を求め、ひとつの規則に縛られない“筋書のない建築”を志向。雑木林の様な構造体を頼りに“アドホック”な設計を積み重ねる4階、賃貸住宅部分、住戸B photo©中村絵
御手洗龍建築設計事務所による、埼玉・所沢市の複合ビル「Grove」。“無機質な高層化”が進む街中の細長い敷地。環境と動的な関係を紡ぐ“新たな積層建築”を求め、ひとつの規則に縛られない“筋書のない建築”を志向。雑木林の様な構造体を頼りに“アドホック”な設計を積み重ねる4階、賃貸住宅部分、住戸B photo©中村絵
御手洗龍建築設計事務所による、埼玉・所沢市の複合ビル「Grove」。“無機質な高層化”が進む街中の細長い敷地。環境と動的な関係を紡ぐ“新たな積層建築”を求め、ひとつの規則に縛られない“筋書のない建築”を志向。雑木林の様な構造体を頼りに“アドホック”な設計を積み重ねる4階、賃貸住宅部分、住戸E photo©中村絵
御手洗龍建築設計事務所による、埼玉・所沢市の複合ビル「Grove」。“無機質な高層化”が進む街中の細長い敷地。環境と動的な関係を紡ぐ“新たな積層建築”を求め、ひとつの規則に縛られない“筋書のない建築”を志向。雑木林の様な構造体を頼りに“アドホック”な設計を積み重ねる3階、賃貸住宅部分、住戸F、階段室 photo©中村絵
御手洗龍建築設計事務所による、埼玉・所沢市の複合ビル「Grove」。“無機質な高層化”が進む街中の細長い敷地。環境と動的な関係を紡ぐ“新たな積層建築”を求め、ひとつの規則に縛られない“筋書のない建築”を志向。雑木林の様な構造体を頼りに“アドホック”な設計を積み重ねる3階、賃貸住宅部分、住戸G、階段室 photo©中村絵
御手洗龍建築設計事務所による、埼玉・所沢市の複合ビル「Grove」。“無機質な高層化”が進む街中の細長い敷地。環境と動的な関係を紡ぐ“新たな積層建築”を求め、ひとつの規則に縛られない“筋書のない建築”を志向。雑木林の様な構造体を頼りに“アドホック”な設計を積み重ねる4階、賃貸住宅部分、住戸G photo©中村絵
御手洗龍建築設計事務所による、埼玉・所沢市の複合ビル「Grove」。“無機質な高層化”が進む街中の細長い敷地。環境と動的な関係を紡ぐ“新たな積層建築”を求め、ひとつの規則に縛られない“筋書のない建築”を志向。雑木林の様な構造体を頼りに“アドホック”な設計を積み重ねる4階、賃貸住宅部分、手摺の詳細 photo©中村絵
御手洗龍建築設計事務所による、埼玉・所沢市の複合ビル「Grove」。“無機質な高層化”が進む街中の細長い敷地。環境と動的な関係を紡ぐ“新たな積層建築”を求め、ひとつの規則に縛られない“筋書のない建築”を志向。雑木林の様な構造体を頼りに“アドホック”な設計を積み重ねる5階、オーナー住戸A部分、エントランス photo©中村絵
御手洗龍建築設計事務所による、埼玉・所沢市の複合ビル「Grove」。“無機質な高層化”が進む街中の細長い敷地。環境と動的な関係を紡ぐ“新たな積層建築”を求め、ひとつの規則に縛られない“筋書のない建築”を志向。雑木林の様な構造体を頼りに“アドホック”な設計を積み重ねる5階、オーナー住戸A部分、ダイニングとキッチン photo©中村絵
御手洗龍建築設計事務所による、埼玉・所沢市の複合ビル「Grove」。“無機質な高層化”が進む街中の細長い敷地。環境と動的な関係を紡ぐ“新たな積層建築”を求め、ひとつの規則に縛られない“筋書のない建築”を志向。雑木林の様な構造体を頼りに“アドホック”な設計を積み重ねる柱・梁・天井の詳細 photo©中村絵
御手洗龍建築設計事務所による、埼玉・所沢市の複合ビル「Grove」。“無機質な高層化”が進む街中の細長い敷地。環境と動的な関係を紡ぐ“新たな積層建築”を求め、ひとつの規則に縛られない“筋書のない建築”を志向。雑木林の様な構造体を頼りに“アドホック”な設計を積み重ねる5階、オーナー住戸A部分、リビングからテラスを見る。 photo©中村絵
御手洗龍建築設計事務所による、埼玉・所沢市の複合ビル「Grove」。“無機質な高層化”が進む街中の細長い敷地。環境と動的な関係を紡ぐ“新たな積層建築”を求め、ひとつの規則に縛られない“筋書のない建築”を志向。雑木林の様な構造体を頼りに“アドホック”な設計を積み重ねる5階、オーナー住戸A部分、リビング photo©中村絵
御手洗龍建築設計事務所による、埼玉・所沢市の複合ビル「Grove」。“無機質な高層化”が進む街中の細長い敷地。環境と動的な関係を紡ぐ“新たな積層建築”を求め、ひとつの規則に縛られない“筋書のない建築”を志向。雑木林の様な構造体を頼りに“アドホック”な設計を積み重ねる5階、オーナー住戸A部分、テラス photo©中村絵
御手洗龍建築設計事務所による、埼玉・所沢市の複合ビル「Grove」。“無機質な高層化”が進む街中の細長い敷地。環境と動的な関係を紡ぐ“新たな積層建築”を求め、ひとつの規則に縛られない“筋書のない建築”を志向。雑木林の様な構造体を頼りに“アドホック”な設計を積み重ねる5階、オーナー住戸A部分、テラス photo©中村絵
御手洗龍建築設計事務所による、埼玉・所沢市の複合ビル「Grove」。“無機質な高層化”が進む街中の細長い敷地。環境と動的な関係を紡ぐ“新たな積層建築”を求め、ひとつの規則に縛られない“筋書のない建築”を志向。雑木林の様な構造体を頼りに“アドホック”な設計を積み重ねる5階、オーナー住戸A部分、リビング photo©中村絵
御手洗龍建築設計事務所による、埼玉・所沢市の複合ビル「Grove」。“無機質な高層化”が進む街中の細長い敷地。環境と動的な関係を紡ぐ“新たな積層建築”を求め、ひとつの規則に縛られない“筋書のない建築”を志向。雑木林の様な構造体を頼りに“アドホック”な設計を積み重ねる5階、オーナー住戸A部分、リビング photo©中村絵
御手洗龍建築設計事務所による、埼玉・所沢市の複合ビル「Grove」。“無機質な高層化”が進む街中の細長い敷地。環境と動的な関係を紡ぐ“新たな積層建築”を求め、ひとつの規則に縛られない“筋書のない建築”を志向。雑木林の様な構造体を頼りに“アドホック”な設計を積み重ねる6階、オーナー住戸A部分、寝室からリビング上の吹抜を見る。 photo©中村絵
御手洗龍建築設計事務所による、埼玉・所沢市の複合ビル「Grove」。“無機質な高層化”が進む街中の細長い敷地。環境と動的な関係を紡ぐ“新たな積層建築”を求め、ひとつの規則に縛られない“筋書のない建築”を志向。雑木林の様な構造体を頼りに“アドホック”な設計を積み重ねる7階、オーナー住戸B部分、エントランス photo©中村絵
御手洗龍建築設計事務所による、埼玉・所沢市の複合ビル「Grove」。“無機質な高層化”が進む街中の細長い敷地。環境と動的な関係を紡ぐ“新たな積層建築”を求め、ひとつの規則に縛られない“筋書のない建築”を志向。雑木林の様な構造体を頼りに“アドホック”な設計を積み重ねる7階、オーナー住戸B部分、廊下からリビングダイニングを見る。 photo©中村絵
御手洗龍建築設計事務所による、埼玉・所沢市の複合ビル「Grove」。“無機質な高層化”が進む街中の細長い敷地。環境と動的な関係を紡ぐ“新たな積層建築”を求め、ひとつの規則に縛られない“筋書のない建築”を志向。雑木林の様な構造体を頼りに“アドホック”な設計を積み重ねる7階、オーナー住戸B部分、リビングダイニング photo©中村絵
御手洗龍建築設計事務所による、埼玉・所沢市の複合ビル「Grove」。“無機質な高層化”が進む街中の細長い敷地。環境と動的な関係を紡ぐ“新たな積層建築”を求め、ひとつの規則に縛られない“筋書のない建築”を志向。雑木林の様な構造体を頼りに“アドホック”な設計を積み重ねる7階、オーナー住戸B部分、リビングからテラスを見る。 photo©中村絵
御手洗龍建築設計事務所による、埼玉・所沢市の複合ビル「Grove」。“無機質な高層化”が進む街中の細長い敷地。環境と動的な関係を紡ぐ“新たな積層建築”を求め、ひとつの規則に縛られない“筋書のない建築”を志向。雑木林の様な構造体を頼りに“アドホック”な設計を積み重ねる7階、オーナー住戸B部分、テラス photo©中村絵
御手洗龍建築設計事務所による、埼玉・所沢市の複合ビル「Grove」。“無機質な高層化”が進む街中の細長い敷地。環境と動的な関係を紡ぐ“新たな積層建築”を求め、ひとつの規則に縛られない“筋書のない建築”を志向。雑木林の様な構造体を頼りに“アドホック”な設計を積み重ねる5階、オーナー住戸A部分、テラス、夜景 photo©中村絵
御手洗龍建築設計事務所による、埼玉・所沢市の複合ビル「Grove」。“無機質な高層化”が進む街中の細長い敷地。環境と動的な関係を紡ぐ“新たな積層建築”を求め、ひとつの規則に縛られない“筋書のない建築”を志向。雑木林の様な構造体を頼りに“アドホック”な設計を積み重ねる外観、夜景 photo©中村絵
御手洗龍建築設計事務所による、埼玉・所沢市の複合ビル「Grove」。“無機質な高層化”が進む街中の細長い敷地。環境と動的な関係を紡ぐ“新たな積層建築”を求め、ひとつの規則に縛られない“筋書のない建築”を志向。雑木林の様な構造体を頼りに“アドホック”な設計を積み重ねる配置図 image©御手洗龍建築設計事務所
御手洗龍建築設計事務所による、埼玉・所沢市の複合ビル「Grove」。“無機質な高層化”が進む街中の細長い敷地。環境と動的な関係を紡ぐ“新たな積層建築”を求め、ひとつの規則に縛られない“筋書のない建築”を志向。雑木林の様な構造体を頼りに“アドホック”な設計を積み重ねる1階平面図 image©御手洗龍建築設計事務所
御手洗龍建築設計事務所による、埼玉・所沢市の複合ビル「Grove」。“無機質な高層化”が進む街中の細長い敷地。環境と動的な関係を紡ぐ“新たな積層建築”を求め、ひとつの規則に縛られない“筋書のない建築”を志向。雑木林の様な構造体を頼りに“アドホック”な設計を積み重ねる2階平面図 image©御手洗龍建築設計事務所
御手洗龍建築設計事務所による、埼玉・所沢市の複合ビル「Grove」。“無機質な高層化”が進む街中の細長い敷地。環境と動的な関係を紡ぐ“新たな積層建築”を求め、ひとつの規則に縛られない“筋書のない建築”を志向。雑木林の様な構造体を頼りに“アドホック”な設計を積み重ねる3階平面図 image©御手洗龍建築設計事務所
御手洗龍建築設計事務所による、埼玉・所沢市の複合ビル「Grove」。“無機質な高層化”が進む街中の細長い敷地。環境と動的な関係を紡ぐ“新たな積層建築”を求め、ひとつの規則に縛られない“筋書のない建築”を志向。雑木林の様な構造体を頼りに“アドホック”な設計を積み重ねる4階平面図 image©御手洗龍建築設計事務所
御手洗龍建築設計事務所による、埼玉・所沢市の複合ビル「Grove」。“無機質な高層化”が進む街中の細長い敷地。環境と動的な関係を紡ぐ“新たな積層建築”を求め、ひとつの規則に縛られない“筋書のない建築”を志向。雑木林の様な構造体を頼りに“アドホック”な設計を積み重ねる5階平面図 image©御手洗龍建築設計事務所
御手洗龍建築設計事務所による、埼玉・所沢市の複合ビル「Grove」。“無機質な高層化”が進む街中の細長い敷地。環境と動的な関係を紡ぐ“新たな積層建築”を求め、ひとつの規則に縛られない“筋書のない建築”を志向。雑木林の様な構造体を頼りに“アドホック”な設計を積み重ねる6階平面図 image©御手洗龍建築設計事務所
御手洗龍建築設計事務所による、埼玉・所沢市の複合ビル「Grove」。“無機質な高層化”が進む街中の細長い敷地。環境と動的な関係を紡ぐ“新たな積層建築”を求め、ひとつの規則に縛られない“筋書のない建築”を志向。雑木林の様な構造体を頼りに“アドホック”な設計を積み重ねる7階平面図 image©御手洗龍建築設計事務所
御手洗龍建築設計事務所による、埼玉・所沢市の複合ビル「Grove」。“無機質な高層化”が進む街中の細長い敷地。環境と動的な関係を紡ぐ“新たな積層建築”を求め、ひとつの規則に縛られない“筋書のない建築”を志向。雑木林の様な構造体を頼りに“アドホック”な設計を積み重ねる断面パース image©御手洗龍建築設計事務所
御手洗龍建築設計事務所による、埼玉・所沢市の複合ビル「Grove」。“無機質な高層化”が進む街中の細長い敷地。環境と動的な関係を紡ぐ“新たな積層建築”を求め、ひとつの規則に縛られない“筋書のない建築”を志向。雑木林の様な構造体を頼りに“アドホック”な設計を積み重ねる断面詳細図 image©御手洗龍建築設計事務所
御手洗龍建築設計事務所による、埼玉・所沢市の複合ビル「Grove」。“無機質な高層化”が進む街中の細長い敷地。環境と動的な関係を紡ぐ“新たな積層建築”を求め、ひとつの規則に縛られない“筋書のない建築”を志向。雑木林の様な構造体を頼りに“アドホック”な設計を積み重ねるダイアグラム image©御手洗龍建築設計事務所
御手洗龍建築設計事務所による、埼玉・所沢市の複合ビル「Grove」。“無機質な高層化”が進む街中の細長い敷地。環境と動的な関係を紡ぐ“新たな積層建築”を求め、ひとつの規則に縛られない“筋書のない建築”を志向。雑木林の様な構造体を頼りに“アドホック”な設計を積み重ねる構造ダイアグラム image©御手洗龍建築設計事務所
御手洗龍建築設計事務所による、埼玉・所沢市の複合ビル「Grove」。“無機質な高層化”が進む街中の細長い敷地。環境と動的な関係を紡ぐ“新たな積層建築”を求め、ひとつの規則に縛られない“筋書のない建築”を志向。雑木林の様な構造体を頼りに“アドホック”な設計を積み重ねる構造模型 image©御手洗龍建築設計事務所

video by Cassina ixc.

以下、建築家によるテキストです。


筋書のない建築への試行

奥に細長い短冊状の敷地が街道に沿って並ぶかつての商家の町割りを崩しながら、無機質な高層化が進んでいく街の中に、間口9.1m、奥行き38.4mの細長い土地が残されていました。この特徴的な土地形状が持つ可能性を具に読み込み、大きく外に開きながら近隣や自然環境との動的な関係を築き続ける、新たな積層建築の在り方を試みます。

要望を積み上げると5層で収まるところを敢えて7層へ引き上げたこの建物は、ヴォリューム換算すると半分近くが半屋外空間となっており、さらに縦に住むことを後押しするためメゾネット形式を基本としています。1、2階が店舗と事務所、3、4階が一人暮らしのための賃貸住宅、5、6階が離れを持つ大きなオーナー住戸、7階が庭と一体となったオーナーのご両親の住戸で構成され、異なる用途やスケールが複合する、街がそのまま立ち上がったような建築となっています。

ここで私たちはそれらの異なる用途やスケール、状況、環境に対し、“それぞれがそれぞれのままに在る”ことで、生き生きとした状態をつくり出すことができるのではないかと考えました。

各々の空間やエレメント、そしてディテールの部分部分に至るまで、お互いが尊重し合いながら自然体として存在している。それは何か一つのルールで作られる抽象化された建築ではなく、ましてや強い全体性から作られる建築でもない。ここに立ち上がる建築は、きっかけに満ちた秩序と強度に支えられつつ、その場その場の状況や環境に反応しながら空間やモノが紡ぎ出されていく。そんな“筋書のない建築”が自由を獲得し、新しい時代の豊かさに繋がるのではないかと考えました。

ここでまず、立ち上がっていくそれぞれの場が、外部との関係を自由に築いていくことができるように、壁やブレースといった耐震要素に縛られることの無い柱梁のラーメン構造を採用しました。そして細長い土地に対し、千鳥状に柱を配置することで、周辺との繋がりが生まれる開かれた系を作ります。

さらに長さも径も異なる角柱と丸柱が同時に立ち上がり、そこへ巨大な梁が掛けられていきます。中央二列に並ぶ柱が600角、600φ、外周に並ぶ柱が300角、355φとなっており、中央の太い柱は上層階へ上るにつれて負担が軽くなり、徐々に本数が減っていきます。このムラのある雑木林(Grove)のような構造フレームを頼りにしながら、周辺建物との距離や密度感、動線の引き込み方や光の入り方、風の抜け方、雨の受け方から緑への流し方、そして機能寸法に至るまで、その場その場の合理に従いかたちが決められていきます。

またここでは梁の上にプレートが掛かり、その上にヴォリュームが載るという構成を採ることで、いくつもの軽い人工地盤が雑木林に引っ掛かったような作り方となっています。こうして壁が構造から解放されることで、自由に開口を設けられるだけでなく、ヴォリュームの周りにはテラスが回り、内外一体となった空間が随所に展開していきます。

隣地に合わせて緩やかに下っていく1階では、店が少しずつ顔を出すようにヴォリュームが置かれ、人は奥へ奥へと自然と導かれていきます。ヴォリュームの間からは、隣の家やアパートに住む人たちの気配が、光や風と共に心地よく流れ込みます。

3層分の高さまで伸びる柱によって明るく開かれた場が生まれ、その柱の間を縫うように歩いていくと、それはまるで木立の中を散策しているような気にさえなります。そして奥へと続く緩やかな階段をぐるりと回り3階まで上っていくと、隣の建物の屋根の上まで到達します。そこは明るく遠くまで景色の広がる町の廊下です。そこから、内外の柱と梁を編み込むように場所を見つけながら自分の家へと帰っていきます。

こうしてたっぷりと外部を纏いながら新たな建築が立ち上がっていきます。このアドホックな作り方によって生まれる筋書のない建築が、内外一体となった空間の中に多様で発見的な場を作り出し、ここに息づく人々の能動性を喚起していくことを期待しています。

■建築概要
題名:Grove(グローブ)

所在地:埼玉県所沢市 

主用途:店舗・事務所併用共同住宅
設計・監理:御手洗龍建築設計事務所 担当/御手洗龍、御手洗僚子、金子摩耶、藤田拓

構造:平岩構造計画 担当/平岩良之、藤本貴之
電機設備:EOSplus 担当/高橋翔、三橋琴、肥田あゆみ
機械設備:Gn設備計画 担当/五木田正和
植栽:温室 担当/塚田有一
サイン:日本デザインセンター 色部デザイン研究所 担当/色部義昭、藤谷沙弥、森田瑞穂
照明:岡安泉照明設計事務所 担当/岡安泉
コーディネート:吉村 担当/吉村久朋
───
施工
建築・外構:日南鉄構 担当/新堀淳、溝田哲志、天野岬(建築部門)小暮勇一、相馬順一、名雪貴晴吾(鉄骨部門)
電気:山大電気 担当/保坂雄一 
空調:関東空設 担当/下川勝穂
衛生:マチヤ設備工業 担当/西野顕
植栽:小島植物苑 担当/佐藤光太
サイン:日本サイン 担当/上尾暖
───

構造:鉄骨造

階数:地上7階

敷地面積:335.96㎡

建築面積:289.88㎡

延床面積:1106.39㎡

設計:2019年5月~2021年1月

工事:2021年6月~2023年3月

竣工:2023年3月
写真:中村絵

建材情報
種別使用箇所商品名(メーカー名)
外装・屋根屋根

モルタル金ゴテ仕上げ

外装・壁外壁

押出成形セメント板:アスロック(ノザワ)
セメント系樹脂モルタル:ジョイントV 撥水剤塗布(日丸産業)
ALCのうえリシン吹付(キクスイ)

外装・建具開口部

アルミサッシ(YKK)
イスターカーテンあけてんで(TOKO)

内装・床1F事務所A 床

長尺塩ビシート:フロアリューム

内装・床2F事務所C 床

積層フローリング オスモクリア塗装品バーチER(東京工営)

内装・床3F賃貸住戸 床

モルタル金ゴテ仕上げ 防塵塗装

内装・床4F賃貸住戸 床

インテリアラーチ t=12mm 蜜蝋ワックス

内装・床5-6Fオーナー住戸 床

タイル t=9mm ナンバー9 アイボリー(アドヴァン)

内装・床5-6Fオーナー住戸、7F住戸 床

積層フローリング オスモクリア塗装品オークER(東京工営)

内装・床5-6Fオーナー住戸浴室 床

タイル t=8.5mm ループ グレー(サンワカンパニー)

内装・床7F住戸 床

タイル t=9mm ダスト パール(サンワカンパニー)

内装・壁1F事務所A、2F事務所C 壁

PB12.5のうえEP塗装 22-80A

内装・壁3F賃貸住戸、4F賃貸住戸 壁

PB12.5のうえEP塗装 N-93、25-75A

内装・壁4F賃貸住戸 壁

インテリアラーチ t=12mm 無塗装

内装・壁4F賃貸住戸 壁

ポリカ t=4mm クリア

内装・壁5-6Fオーナー住戸 壁

PB t=12.5mmのうえEP塗装 19-80A、22-70A、22-75A、22-80A

内装・壁5-6Fオーナー住戸、7F住戸 壁

ラワン合板 t=4mm 自然オイルクリア塗装

内装・壁5-6Fオーナー住戸 壁

モルタル薄塗り 撥水剤塗布
タイル t=9mm ナンバー9 アイボリー(アドヴァン)

内装・壁5-6Fオーナー住戸浴室 壁

タイル t=8.5mm ループ グレー(サンワカンパニー)

内装・壁7F住戸 壁

PB t=12.5mmのうえEP塗装 19-80A

内装・天井1F事務所A、2F事務所C 天井

PB12.5のうえEP塗装 22-80A

内装・天井3F賃貸住戸 天井

コンクリート現し

内装・天井4F賃貸住戸 天井

PB12.5のうえEP塗装 25-75A
デッキプレート現し
インテリアラーチ t=12mm 無塗装

内装・天井5-6Fオーナー住戸浴室 天井

ケイカル板 t=9mmのうえEP塗装 22-80A(サンワカンパニー)

内装・天井7F住戸 天井

ラワン合板 t=4mm 自然オイルクリア塗装
PB t=12.5mmのうえEP塗装 19-80A

外構・床外構

モルタル金ゴテ仕上げ

※企業様による建材情報についてのご意見や「PR」のご相談はこちらから
※この情報は弊サイトや設計者が建材の性能等を保証するものではありません


Towards an architecture without a script

A strip of land with a frontage of 9.1m and a depth of 38.4m remained in a city that is becoming increasingly inorganic and high-rise destroying the former town layout of merchant houses lined up along the road. Taking into account the potential of this unique land shape, we will attempt a new form of stacked architecture that continues to build a dynamic relationship with the neighborhood and natural environment while opening wide to the outside.

This building was deliberately raised to 7 floors, which could have been accommodated at 5 floors if the requests were accumulated, and nearly half of the volume is semi-outdoor space, and in order to encourage vertical living, the building is based on a maisonette style. The 1st and 2nd floors are a store and office, the 3rd and 4th floors are rental housing for single people, the 5th and 6th floors are a large owner’s residence with an annex, and the 7th floor is the owner’s parents’ residence with a garden. It is a building that looks like a city itself, with a combination of different uses and scales.

Here, we thought that we could create a lively state by allowing each to “exist in its own way” for these different uses, scales, situations, and environments.

Each space, element, and even the smallest detail exist as a natural body while respecting each other. It is not an abstracted architecture created by a single rule, and even less an architecture created from a strong whole. The architecture that stands here is supported by an order and strength that is full of opportunities, and spaces and objects are created while responding to the situation and environment of the spot. I thought that such “architecture without a script” could gain freedom and lead to the affluence of a new era.

First, we adopted a rigid frame structure with columns and beams that is not bound by earthquake-resistant elements such as walls and braces, so that each space that rises can freely establish its relationship with the outside world. By arranging pillars in a staggered manner on the long and narrow land, we create an open system that creates a connection with the surrounding area. Furthermore, square and round pillars of different lengths and diameters are raised at the same time, and huge beams are hung from them. The pillars lined up in two rows in the center are 600 square and 600 φ, and the pillars lined up on the outside are 300 square and 355 φ. The burden on the thick pillars in the center becomes lighter on higher floors, and the number of pillars gradually decreases. While relying on this uneven grove-like structural frame, the forms are decided according to the rationality of the situation of the distance to surrounding buildings, density, how to direct flow, how light enters, how wind passes through, how rain is received and let it flow into greenery, and the functional dimensions. In addition, by adopting a structure in which plates hang over beams and volumes rest on top of them, it is created to look like several light artificial grounds are hung in grove. By liberating the walls from the structure, not only can openings be created freely, but terraces can be built around the volume, creating spaces that integrate interior and exterior.

On the first floor, which descends gently to match the neighboring land, the volumes are arranged so that the shop gradually emerges, allowing people to naturally be led deeper into the space. From between the volumes, the presence of people living in neighboring houses and apartments flows comfortably along with the light and wind. The pillars that extend three stories high create a bright and open space, and as people weave their way between the pillars, they feel as if they are strolling through a grove of trees. Then, if people go around the gentle stairs leading to the back and go up to the third floor, they will reach the height above the roof of the building next door. It’s a bright and far-reaching corridor of the town. From there, people return to their home, finding a place that weaves together the pillars and beams inside and outside.

In this way, a new architecture will be built with a rich external space. We hope that this architecture without a script created through the ad-hoc approach will create a diverse and discovery space within the space that integrates the interior and exterior, and will stimulate the activeness of the people who live here.

Ryu Mitarai

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    【ap job更新】 “自然の感覚”を携えた建築を目指している「椎名英三・祐子建築設計」が、 設計スタッフ(経験者・既卒・2024年新卒)を募集中

    ap job 【ap job更新】 “自然の感覚”を携えた建築を目指している「椎名英三・祐子建築設計」が、 設計スタッフ(経験者・既卒・2024年新卒)を募集中

    architecture|job|promotion
    建築求人情報
    【ap job更新】 “自然の感覚”を携えた建築を目指している「椎名英三・祐子建築設計」が、 設計スタッフ(経験者・既卒・2024年新卒)を募集中
    【ap job更新】 “自然の感覚”を携えた建築を目指している「椎名英三・祐子建築設計」が、 設計スタッフ(経験者・既卒・2024年新卒)を募集中直方の海 2004 地下1階地上3階建ての商業ビルです。 コンクリート打放しのギザギザ壁面を持つ吹抜のギャラリーには、ほとんど全てがガラスでできた透明の美しい階段が架け渡されています。当時ガラスの使用は段板のみが主流であり、側桁もガラスにした例はなかったと思われます。
    アーキテクチャーフォトジョブボードに新しい情報が追加されました
    job.architecturephoto.net

    “自然の感覚”を携えた建築を目指している「椎名英三・祐子建築設計」の、設計スタッフ(経験者・既卒・2024年新卒)募集のお知らせです。詳しくは、ジョブボードの当該ページにてご確認ください。アーキテクチャーフォトジョブボードには、その他にも、色々な事務所の求人情報が掲載されています。
    新規の求人の投稿はこちらからお気軽にお問い合わせください。

    皆さんこんにちは、建築家の椎名英三と椎名祐子です。

    私達の事務所は、住宅や南国のヴィラそのほかの建築の設計をしています。
    初めに、私達が感銘したイーロ・サーリネン(1910~1961アメリカの建築家)の崇高なる言葉をご紹介したいと思います。

    「建築は、人間の生活や行動を可能にする実用的な覆いであると考えられていますが、私は実用を超えてもっと本質的な役割、ほとんど宗教的とでも言えるような意味合いがあると思っています。人がこの世で生きている時間は限られたものであり、何のために生きているのかという目的も定かではありません。そういう中にあって、宗教は初源的な目的を示しています。また、人間を取り巻く美しい環境の不変の姿は、連続した時間の中にいる自分を認識させ、生きる確信を与えてくれます。美しい環境としての建築には、人々に生きる確信を与えるという役割があり、これは、機能や実用を超えた大切な使命だと思われます。建築の目指す目的は何かという問いに対しては、建築は人間の生活を保護するシェルターであるばかりでなくこの世に生きているということの犯し難い尊厳に応えるものでなければならないとお答えしたいのです。」

    そして私達も又、その様な建築を創りたいと思っています。
    建築は又、人々の役に立つものでありますが、この「役に立つ」ということは、真に素晴らしいことだと思います。
    そして建築は、地震や火災に耐える力を持ちつつも単なる工作物ではなく、詩的構築体と呼べばいいのでしょうか、美を目指して建設されねばなりません。

    建築は、奥行きと拡がり、潤いや響きを携えつつ、心ときめくワクワクするような空間でありたいし、人々の生を肯定し、そして祝福し、人の心の奥底に強く働きかけて、大いなる宇宙自然に連続できる力を持ちたいし、そして何よりも「自然の感覚」を携えていたいと思います。

    私達は、そんな建築を一緒に創って下さる設計スタッフを募集しています。

    job.architecturephoto.net
    • ap job
    建築求人情報
    2023.12.04 Mon 14:05
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    小田切駿 / ハヤオオダギリアーキテクツによる、東京・港区の店舗「MIKAGE SHIN AOYAMA」。構築的な特徴を持つモードブランドの初の実店舗。“足を運びたくなる”場を目指し、身体・衣服・建築が融合する“インスタレーション”としての空間を志向。機能も担う“約40mの金属の曲線”を全体に駆巡らせる
    photo©瀬尾憲司

    SHARE 小田切駿 / ハヤオオダギリアーキテクツによる、東京・港区の店舗「MIKAGE SHIN AOYAMA」。構築的な特徴を持つモードブランドの初の実店舗。“足を運びたくなる”場を目指し、身体・衣服・建築が融合する“インスタレーション”としての空間を志向。機能も担う“約40mの金属の曲線”を全体に駆巡らせる

    architecture|feature
    瀬尾憲司瀧本信幸小田切駿白水社川本航佑柴田達乃助髙橋まり建材(内装・床)建材(内装・壁)建材(内装・造作家具)図面あり港区店舗東京
    小田切駿 / ハヤオオダギリアーキテクツによる、東京・港区の店舗「MIKAGE SHIN AOYAMA」。構築的な特徴を持つモードブランドの初の実店舗。“足を運びたくなる”場を目指し、身体・衣服・建築が融合する“インスタレーション”としての空間を志向。機能も担う“約40mの金属の曲線”を全体に駆巡らせる photo©瀬尾憲司
    小田切駿 / ハヤオオダギリアーキテクツによる、東京・港区の店舗「MIKAGE SHIN AOYAMA」。構築的な特徴を持つモードブランドの初の実店舗。“足を運びたくなる”場を目指し、身体・衣服・建築が融合する“インスタレーション”としての空間を志向。機能も担う“約40mの金属の曲線”を全体に駆巡らせる photo©瀬尾憲司

    小田切駿 / ハヤオオダギリアーキテクツが設計した、東京・港区の服飾店「MIKAGE SHIN AOYAMA」です。
    構築的な特徴を持つモードブランドの初の実店舗です。建築家は、“足を運びたくなる”場を目指し、身体・衣服・建築が融合する“インスタレーション”としての空間を志向しました。そして、機能も担う“約40mの金属の曲線”を全体に駆巡らせました。店舗の場所はこちら(Google Map)。

    RC造の地下1階、地上2階の建築に、ファッションブランドの物販店舗+事務所を計画するインテリアの改修プロジェクトである。

    建築家によるテキストより

    「ECサイトでも衣服が買える現代で、あえて足を運びたくなるような店舗」が求められたことから、多くの商品を陳列して収益性を高めるという一般的な店舗設計の手法を取らず、身体・衣服・建築が一体となるようなインスタレーションとして計画した。

    建築家によるテキストより

    この空間には長さ約40m、直径25mmのステンレス鋼材の曲線が構造的に自立しながら立体的に駆け巡っており、それが高さや曲率を変えながら、あるところではハンガーラックに、あるところではショーウィンドウとしての機能も担い、人々の身体の運動を導いていく。

    人の気配、空気の流れ、洋服の重みにこの曲線が反応し、物質の力強さと繊細さを空間いっぱいに表現することで、ブランドの世界観と調和するのではないかと考えた。

    建築家によるテキストより
    • 残り31枚の写真と建築家によるテキスト
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    瀬尾憲司瀧本信幸小田切駿白水社川本航佑柴田達乃助髙橋まり建材(内装・床)建材(内装・壁)建材(内装・造作家具)図面あり港区店舗東京
    2023.12.04 Mon 13:01
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    最も注目を集めたトピックス[期間:2023/11/27-12/3]

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    最も注目を集めたトピックス[期間:2023/11/27-12/3]

    アーキテクチャーフォトで、先週(期間:2023/11/27-12/3)注目を集めたトピックスをまとめてご紹介します。リアルタイムでの一週間の集計は、トップページの「Weekly Top Topics」よりご覧いただけます。


    1. 小松隼人建築設計事務所による、広島・呉市の「Oshigome Base」。事務所と住宅に加え“会所”機能を持つ建築。地域に貢献する存在を求め、庭と一体となる“かつての民家の庭先”の様な“セミパブリックな性質”の空間を考案。外観を特徴づける“草屋根”は周辺環境との連続も意図
    2. 安藤忠雄による、オーストラリア・メルボルンの「MPavilion 10」。建築家が招聘されパヴィリオンを造る企画の10番目の作品。人々の記憶に永遠に残る存在を求め、古代からの秩序をもたらす手段“原初の幾何学形態”を用いた建築を考案。人間の想像の原点となる“余白”を生み出す
    3. ヘザウィック・スタジオが低層部デザインを手掛けた、東京・港区の「麻布台ヒルズ」。都心の約2.4haの敷地に計画。東京の建物が密集する多様性を称賛し、施設を“立体的で探索可能”なランドスケープと組合せる設計を志向。エグゼクティブアーキテクトとして日本設計・日建設計・山下設計も参画
    4. 岡山泰士+森田修平+仲本兼一郎 / STUDIO MONAKAによる、沖縄・国頭村の「謝敷集落の宿」。地域の再生を目的とした宿泊施設。“美しい集落の継承”も目指し、現地のリソースを活かした工法で造る建築を志向。職人が手慣れた2×4工法とブロック造を組合せて開放感と重厚感を両立する豊かな場を生み出す
    5. 青木淳の東京藝術大学退任記念展「雲と息つぎ」。同大学敷地内の“陳列館”を舞台に開催。“建築とは何か?”という自問自答を促される展覧会。青木と助手の笹田侑志が学生達と議論した構想を様々な協力も得てDIYで完成させる
    6. 日建設計の大谷弘明による講演「組織で設計する」の記録。東西アスファルト事業協同組合の主催で2022年11月に行われたもの
    7. 早坂直貴+斧田裕太 / 邸宅巣箱による、神奈川・葉山町の住宅「ポジティブ・イミテーション」。海沿いの別荘地に計画。イミテーション肯定での“豊かな建築体験”の創出を意識し、眺望確保の為の“仮想の崖”の上に“大開口の平家”を載せる構成を考案。模造品を“現代技術の結晶”として捉え“美点”を見出す
    8. 橋本吉史とカンミレによる、千葉・松戸市の「OH邸」。親世帯と子世帯の計5人が暮らす住まい。人数分の個室がある住宅の要望に、採光を考慮した“L字型”平面の隅に個室を配置して中間に共用部を設ける構成を考案。扉の開閉で“家族の距離感”を調整できる空間を作る
    9. 西久保毅人 / ニコ設計室による、福岡市の店舗兼住宅「道山さんの家」。広狭の二道に面する三角形の敷地。街と繋がりながら私生活も守る為に、親しみを与える大小の切妻屋根が複雑に連なる“内部の想像がされにくい”建築を考案。店舗や駐車場は非常時などに街に貢献する使い方も想定
    10. 萬代基介による、東京・港区の「WALL_alternative」。古いビルの一室を改修した“オルタナティブスペース”。積み重なった塗装の剥離から計画を始め、壁や柱の研磨等で“自然が持つ不均質さ”をまとった空間を創出。既存の段差を削り出して岩の様な質感の“崖”も作る
    11. 清正崇建築設計スタジオと若井和典による、北海道・余市郡の住宅「Niki-K」。施主が営む葡萄畑とワイナリーに隣接する敷地。周囲との関係性の構築と内部からの眺望を考慮し、コールテン鋼を用いた外観と畑を俯瞰するリビングを備えた建築を考案。自然と建築が“お互い高め合う”風景を作る
    12. 藤本壮介+東畑建築事務所+梓設計による、2025年大阪・関西万博の「大屋根(リング)」。外側高さ約20mで内径約615mの世界最大級の木造建築。会場の主動線として交通空間であると共に、雨風等を遮る快適な滞留空間としても機能。屋上には緑の丘が広がり瀬戸内海の景観を眺望
    13. OMA / クリス・ヴァン・ドゥインによる、韓国の「弘益大学校ソウルキャンパス」。若者が集まるエリア“弘大”に隣接する敷地。地域の活気を取込む建築を目指し、周辺と繋がる小道を敷地全体に配置して諸機能を地下に収める構成を考案。光を取込む“滝の様な”中庭で内外のシークエンスも作り出す
    14. 妹島和世+西沢立衛 / SANAAによる講演「環境と建築」の記録。東西アスファルト事業協同組合の主催で2023年2月に行われたもの
    15. 内藤廣の講演会の動画。自身の建築展「建築家・内藤廣/BuiltとUnbuilt 赤鬼と青鬼の果てしなき戦い」の開催に合わせて2023年9月に行われたもの
    16. 畝森泰行による、プリズミックギャラリーでの建築展「ゆっくり庭をつくるように」。進行中の中学校のプロジェクトをメインに据えた展示。建築の“不確かで曖昧な”側面に着目し、それを“庭”と呼んで展覧会のテーマにも設定。他作品のドローイングや模型も並置して“関係性や時間の流れ”も見せる
    17. 小田真平建築設計事務所とランディ・マリエ・ジェンセンによる、大阪市の住戸改修「弁天の住居」。施主の日本滞在用の住まい。自身が考える日本の“伝統的空間”の導入を目指し、和紙で仕上げた“透過性”の異なる二つの面を用いて“その先を連想させる”空間を構築。既存を活かし最小限の解体と追加で完成させる
    18. 永冶祐太 / 永冶建築研究所による、岐阜・多治見市の「間の家」。様々な用途の建物が並ぶ地域の扇形敷地に計画。街と程よく繋がる住宅を目指し、周辺環境との“間”を考慮する設計を志向。建物の量塊と木壁が作り出す“間”の空間から光や景色を室内に取り込む
    19. トラフ建築設計事務所による、京都・下京区の、宝飾店「Hirotaka 京都高島屋店」。モノトーンの共用部に囲まれた長細い区画。色鮮やかな“青錆加工”の銅板を主要素材とし、“白い樹脂系の塗り床”で浮かび上がらせる空間を考案。銅板の素地の茶色と緑青のバランスで“独特な表情”も作り出す
    20. 遠藤克彦建築研究所による「高知県本山町新庁舎」。庁舎建築の現状にも向合う計画。共用と執務のエリアの“拡張”的な両立を求め、柱と梁の“ストラクチャー”の中で全ての“エレメント”を等価に集合させる設計を実践。機能に支配されない一室空間の様な建築を造る

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    2023.12.04 Mon 07:27
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    哲学者で生態学者の“ティモシー・モートン”が登壇する、金沢21世紀美術館主催のシンポジウム「新たなエコロジーと芸術上の実践」が開催。ポストコロナ時代の自然認識の中での“アートの応答”を主題として実施。人類学者の山極壽一、アーティストのAKI INOMATA、哲学者の篠原雅武、同館館長の長谷川祐子と同館レジストラーの本橋仁も参加

    SHARE 哲学者で生態学者の“ティモシー・モートン”が登壇する、金沢21世紀美術館主催のシンポジウム「新たなエコロジーと芸術上の実践」が開催。ポストコロナ時代の自然認識の中での“アートの応答”を主題として実施。人類学者の山極壽一、アーティストのAKI INOMATA、哲学者の篠原雅武、同館館長の長谷川祐子と同館レジストラーの本橋仁も参加

    日程
    2023年12月17日(日)
    art|culture|exhibition|promotion
    哲学者で生態学者の“ティモシー・モートン”が登壇する、金沢21世紀美術館主催のシンポジウム「新たなエコロジーと芸術上の実践」が開催。ポストコロナ時代の自然認識の中での“アートの応答”を主題として実施。人類学者の山極壽一、アーティストのAKI INOMATA、哲学者の篠原雅武、同館館長の長谷川祐子と同館レジストラーの本橋仁も参加
    金沢21世紀美術館が主催するシンポジウム「新たなエコロジーと芸術上の実践」の公式サイトはこちら
    www.kanazawa21.jp

    哲学者で生態学者の“ティモシー・モートン”が登壇する、金沢21世紀美術館主催のシンポジウム「新たなエコロジーと芸術上の実践」が開催されます。
    ポストコロナ時代の自然認識の中での“アートの応答”を主題として実施されます。シンポジウムには、ティモシー・モートンに加えて、人類学者の山極壽一、アーティストのAKI INOMATA、哲学者の篠原雅武、同館館長の長谷川祐子と同館レジストラーの本橋仁も参加します。
    開催日時は2023年12月17日(日)13:30~16:45(13:00 開場)。会場は、金沢市文化ホール 大会議室です。同時通訳あり。参加にはこちらからの事前申込が必要です。【ap・ad】

    ポストコロナ時代の新たなエコロジーの思想とは?それにアートはどう応答していくのか。新たなエコロジー思想の提唱者として知られるティモシー・モートン氏を招き考えます。

    世界的に知られる哲学者 ティモシー・モートン氏は『自然なきエコロジー ──来たるべき環境哲学に向けて』のなかで、自然と人間との二元論に陥りがちなエコロジー思想から、自然を取り除き、ほかの様々なものと同列に人間も取り巻かれる新しいエコロジーの思想を説きました。

    奇しくも、新型コロナウイルスによるパンデミックや、環境変動による災害は、人間もまた自然の一部であることを痛感させられました。この変化した社会にとっての自然の認識のなかで、アートはどう応答していくのでしょうか。こうした問いに対して、人類学者の山極壽一氏、アーティストのAKI INOMATA氏、哲学者の篠原雅武氏を迎えシンポジウムを開催します。

    西田幾多郎や鈴木大拙といった優れた哲学者を生んだ金沢の地で、禅の思想もポストコロナ時代の新しいエコロジー理論として捉え直し、現代アートの創造につなげていきます。

    リリーステキストより

    以下に、詳しい情報を掲載します。

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    2023.12.04 Mon 07:08
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    2023.12.03Sun
    • 【ap job更新】 SALHAUSが、設計スタッフ(経験者・既卒・2024年新卒)を募集中
    • 2023年11月にアーキテクチャーフォトで注目を集めた記事トップ40
    2023.12.05Tue
    • トラフ建築設計事務所による、京都・下京区の、店舗「Aesop 京都髙島屋店」。百貨店内のモノトーンの共用部に面する区画。店がオープンする秋の京都の景色に着想を得て、イチョウを想起させる“黄金色のカーペット”を敷詰めた空間を考案。商品棚には“幹”を思わせる濃い色調の合板を用いる
    • 原山大+村上芙美子 / HaMAoによる、広島・尾道市の二世帯住宅「向島の家」。本土から島へ移住する家族の住まい。近隣との関係性の構築を主題とし、新たな建築を“既に存在する周囲の多様な状況”と繋ぎ合わせる設計を志向。庇や外壁等の様々な要素が敷地境界を越えて周りと関わるように作る

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