組織設計とアトリエで経験を積み、島根に移住して設立された「安藤建築設計室」の、設計スタッフ(2024年新卒・既卒・経験者)募集のお知らせです。詳しくは、ジョブボードの当該ページにてご確認ください。アーキテクチャーフォトジョブボードには、その他にも、色々な事務所の求人情報が掲載されています。
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安藤建築設計室は、島根県を拠点に活動する設計事務所です。
私たちは2012年に東京からUIターンし、2015年に安藤大輔と安藤かおりが共同で設立しました。現在は、主宰者の2名とスタッフ1名で活動しております。
安藤大輔は日建設計での様々な設計経験を活かし、住宅から官民の大型案件まで、見た目の美しさだけでなく、安全性、コストなどをバランスよく統合させて建物全体を計画することを大切にしています。
安藤かおりは木造住宅や別荘建築の設計を活かし、また設計業務の傍ら島根大学大学院に社会人入学して温熱環境の研究を進め、環境デザインの側面からも設計にアプローチしています。
私たちは少人数の事務所ですが、スタッフも含めて一緒に議論をしながらアイデアを出し合ってプロジェクトを進めていきます。
また地元の協力事務所以外にも、都市部の専門家(構造エンジニア、照明デザイナー・インテリアデザイナー・家具デザイナー、ランドスケープデザイナー、大学研究者など)とも積極的に協業し、プロジェクトの密度を高めることを心がけています。
設計過程の中で、色々な人の眼を通すことで、より良い建築が実現できることを目指しています。
地方の設計事務所だからこそクライアントとの距離感が近く、設計の中で「どうすればより良くなるか」という、設計の本質を追求することがより大切であることを実感しています。
また島根県は海も山も近く四季の移ろいも明確で、自然環境に呼応した設計作法を日々意識しながら活動しています。
土地の気候風土やその建物に暮らす人・過ごす人によって、建物に求めるものは様々です。
そしてその多くは目に見えるものではありません。私たちは、そこにあるべき本質にまっすぐ向き合い、それを理解しながら設計することを心がけています。建物をつくるだけでなく、建物のまわりの環境や、建物の中に流れる時間とも向き合うこと。島根の暮らしの中で、建築の基本にあらためて立ち返り、土地や自然、そこに流れる時間や人の想いまで受け止める、建物づくりを目指しています。
インターネットや設計ツールの環境が整うにつれ、地方と都市の距離的なハンディキャップはだんだん小さくなってきているのを感じます。あるプロジェクトでは、海外に滞在するクライアントと島根をオンラインでつなぎ、設計を進めています。のどかな風景とゆったりとした時間の流れの中でこそ、生まれてくるアイデアもあるかもしれません。今後は島根だけに限らず、全国や海外にも目を向けた活動をしていきたいと思っています。
現在、当事務所では住宅、高校寮、オフィス、工場など、大小様々なプロジェクトが進行しています。
また、魅力的な建物となる可能性をもった、新規プロジェクトも始まろうとしています。
好奇心があり意欲的で、一緒に取り組んでいただける設計スタッフを募集します。
また、地方暮らしの魅力や楽しさ、逆に不便なこと困ったことなど、生活面についてもざっくばらんにお話しできればと思いますので、興味ある方はぜひお問合せください。