SHARE 最も注目を集めたトピックス[期間:2024/5/27-6/2]
アーキテクチャーフォトで、先週(期間:2024/5/27-6/2)注目を集めたトピックスをまとめてご紹介します。リアルタイムでの一週間の集計は、トップページの「Weekly Top Topics」よりご覧いただけます。
- 青木淳・西沢立衛・冨永祥子らが審査する、仙台市の「(仮称)国際センター駅北地区複合施設」設計プロポの実施要領が公開。応募要件は比較的低めに設定
- 久米設計による、熊本の「八代市新庁舎」。震災復興の一環として計画。“災害への強さ”と“文脈と呼応”する建築を目指し、床と天井を地域産木材の“CLTトラスユニット”工法で造る建築を考案。城の石垣の再利用なども行い“土地の記憶を継承”も意図
- 吉村靖孝建築設計事務所と塚越宮下設計による、山形・鶴岡市の「龍宮殿サウナ」。老舗旅館の一部を浴場とサウナに改修。最適な機能配置と耐震性強化を求め、既存柱を“木造トラス”に置き換え“反復”させる構造形式を考案。新設の躯体は既存建物の木造トラスと呼応して施設の“象徴性”も高める
- 大阪・関西万博の、若手建築家が設計を手掛ける全20施設のパース画像とコンセプトが公開
- 田中裕一+中本剛志 / STUDIO YYによる、東京の「水道橋のオフィス」。都心の駅前の賃貸事務所ビル。“効率”と“快適”の両立を目指し、執務空間の前に“機能を拡張”する“三角形のワークテラス”を設ける構成を考案。都市の中で“人々の働く姿”が外観となる在り方も意図
- 中村拓志&NAP建築設計事務所による、千葉・木更津市の「地中図書館」。農業生産法人が運営する施設内での計画。植物や微生物の反映の下にある“慎ましい”存在を求め、大地の下の“やすらかな居場所”を志向。大地と人間の叡智に包まれながら“地球を想う”図書館をつくる
- MVRDVによる、オランダの「NIO・ハウス・アムステルダム」。リートフェルトの増築も施された19世紀築の建物を転用する計画。地域に貢献する“自動車ショールーム”として、上階に様々なパブリック機能を内包。施主企業のスローガンを参照して各階の色を段階的に変化させる
- 魚谷繁礼による、TOTOギャラリー・間での建築展「都市を編む」。リサーチを基に数多の京町家の改修等を手掛ける建築家の展示。現代技術を“歴史性”や“地域性”に編み込み、街並みや建築の“継承”と“豊かさの実現”を志向。展示の一環として“京都のお茶屋建築の軸組”を移設
- 森田悠紀建築設計事務所による、東京の「国分寺の家」。住宅密集地にある敷地。街と家の“距離感”を課題とし、適切な関係を結ぶ為の“街から遠く離れた静かな場所”を備えた建築を志向。玄関から長い距離を歩いて辿り着く“居間”で再び“街と繋がる”住まいを造る
- 森田悠紀建築設計事務所による、東京の「稲城の家」。緑地に面する北欧家具店を営む施主の為の住宅。竣工後に置かれる家具類の把握から出発し、簡素で実直な品々を納める為の“器”としての空間を志向。風景と家具の存在感と釣り合う“A”型の架構を持つ建築を造る
- 山口誠デザインによる、東京・台東区のオフィスビル「MONOSPINAL」。ゲーム制作会社の本社。従業員の“集中力”と“リラックス”のバランス確保を目指し、環境要素も向上をさせる“斜壁”を持つ建築を考案。小スケールの素材を集積をさせる仕上げで“あらたな風景”を作る
- 熊谷・石上純也・IAO竹田・アクト環境・ピーエス三菱・野村建設JVによる「徳島文化芸術ホール(仮称)」の実施設計概要
- 石上純也建築設計事務所による、山口の「House & Restaurant」。旧知の友人の為の住宅兼店舗。“時間と共にその重みを増していく”空間の要望に、地面に穴を掘りコンクリートを流して土の中の躯体を掘り起こしガラスを嵌める建築を考案。不確定要素を許容し使い方の発見更新を繰り返して作る
- 今津康夫 / ninkipen!による、愛知の店舗「ring名古屋」。駅直結の大型複合施設内の地上階の区画。多くの人々が行交う状況に対し、大開口を活かして“服をファサードに顕在化させる”設計を志向。“島状の独立したレジカウンター”で多方面への気配りも可能にする
- アリソン理恵 / ARAによる、東京・渋谷区の「奥の住まい」。路地の“更に奥の路地”の先に建つ住宅の改修。暮らしの様々な出来事の“受け皿”として、日当たりや風通しが良く“家族や暮らしのかたち”と共に変化できる空間を志向。住人自身での改変の容易さも予め考慮する
- 成瀬・猪熊建築設計事務所による、岐阜の店舗「JINSイオンモール各務原店」。既存店のリニューアル計画。商品配置の“計画的な型”を意識し、そのまま形にする“普遍性”と多様な展開が生む“固有性”を両立する設計を志向。型を守りつつ可変性のある“家型の什器”を考案して空間を構成
- 伊原慶 / TA+Aによる、東京・港区の「クラハデンタルオフィス」。五叉路に面する“重厚感のある”外壁の建物の中の区画。“街で生活する延長上”にある存在を求め、外観の特徴を逆手にとり“待合空間を街に投げ出す”構成を考案。多角形の平面形状で多面的な様相も受け止める
- 藤森照信のデザインで完成した、滋賀・北之庄町のバス停待合所の写真
- HUNE Architectsが共用部の内装設計を手掛けた、東京・北区の集合住宅「HAUN TABATA」。居住と作業空間を併せ持つ“コリビング賃貸”。様々な行為が重なる場として、箇所毎に異なる役割を果たす“センターテーブル”を据えた空間を考案。再生材料の特徴を活かして家具類に“鉱物”の様な質感も与える
- 中本尋之 / FATHOMによる、広島市のヘアーサロン「neute by maitre」