SHARE 首都大学東京建築都市コース”e”による”大きな食卓”
首都大学東京建築都市コースの有志のものづくり団体”e”によるプロジェクト”大きな食卓”です。
制作風景
□e project 1「大きな食卓」
背景:「昼食問題」という生協食堂の昼食時の混雑は、都立大から首都大への移行に伴う生徒数の増加によって、ますます悪化している。レジの前の行列に並び、清算後にトレイを持って探し、席に着いた後もゆっくり食べることのできない現状がある。
コンセプト:生協広場がダイニングになる。生協広場に集う学生や教員が家族のようにテーブルを囲むようになる。大きなテーブルに座って食べる面白さだけでなく、昼食の利用者ピーク時には100人ほどの席が確保される。(e)
日時:2008年6月2日~6月13日(※仮説ということで現在見ることはできません)
場所:首都大学東京 南大沢キャンパス生協広場
設計者:e
□”e”について
e【スモールイー】は、首都大学東京建築都市コース3年(当時2年)が2007年の秋に立ち上げた有志のものづくり団体です。
普段は勉強会として、一人が建築の知識をプレゼンし、みんなで共有してアイディアを出すという形をとっていました。
今回私たちは第1回目の実施プロジェクトとして、「大きな食卓」というものを行いました。
現在進行中の第2回目は建築家の青木茂氏との恊働で行っています。竹で仮設住宅をつくり、その構法のシステムをパッケージングし、四川の地震被災地へ伝えるプロジェクトです。その後に再び設計して、展覧会への出品や、ホテルとしての運用を考えています。(e)