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中西昭太建築事務所による、石川・金沢市の「House in Wakakusa」。年間を通して天候不順の多い地域での計画。脱炭素時代の“自然密接型住宅”の実例を目指し、“三層吹抜けの最上部”に“採光窓を集中的に配置”する構成を考案。高い断熱性能に加えて光や風と共にある生活を実現
photo©楠瀬友将

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architecture|feature
住宅石川金沢図面あり建材(内装・床)建材(内装・壁)建材(内装・天井)建材(外装・屋根)建材(外装・壁)楠瀬友将中西昭太みづほ工業高橋一級建築設計事務所
中西昭太建築事務所による、石川・金沢市の「House in Wakakusa」。年間を通して天候不順の多い地域での計画。脱炭素時代の“自然密接型住宅”の実例を目指し、“三層吹抜けの最上部”に“採光窓を集中的に配置”する構成を考案。高い断熱性能に加えて光や風と共にある生活を実現外観、南西側の道路より見る。 photo©楠瀬友将
中西昭太建築事務所による、石川・金沢市の「House in Wakakusa」。年間を通して天候不順の多い地域での計画。脱炭素時代の“自然密接型住宅”の実例を目指し、“三層吹抜けの最上部”に“採光窓を集中的に配置”する構成を考案。高い断熱性能に加えて光や風と共にある生活を実現1階、ソファーコーナーからラウンジを見る。 photo©楠瀬友将
中西昭太建築事務所による、石川・金沢市の「House in Wakakusa」。年間を通して天候不順の多い地域での計画。脱炭素時代の“自然密接型住宅”の実例を目指し、“三層吹抜けの最上部”に“採光窓を集中的に配置”する構成を考案。高い断熱性能に加えて光や風と共にある生活を実現1階、ラウンジから2階の個室側を見る。 photo©楠瀬友将
中西昭太建築事務所による、石川・金沢市の「House in Wakakusa」。年間を通して天候不順の多い地域での計画。脱炭素時代の“自然密接型住宅”の実例を目指し、“三層吹抜けの最上部”に“採光窓を集中的に配置”する構成を考案。高い断熱性能に加えて光や風と共にある生活を実現2階、主寝室から廊下を見る。 photo©楠瀬友将

中西昭太建築事務所が設計した、石川・金沢市の「House in Wakakusa」です。
年間を通して天候不順の多い地域での計画です。建築家は、脱炭素時代の“自然密接型住宅”の実例を目指し、“三層吹抜けの最上部”に“採光窓を集中的に配置”する構成を考案しました。また、高い断熱性能に加えて光や風と共にある生活を実現しています。

この建物は、一年を通して悪天候の多い北陸地方を敷地とする、脱炭素時代の住宅密集地における自然密接型住宅の一例である。

最も特徴的な点は、一極集中した採光窓から吹抜けを通して建物全体で太陽光の採光を共有することで、建物外皮の熱損失の原因となる採光窓の面積を建物全体で大きく減らしている点である。施工を担当した住宅メーカーの一般的な採光計画を行った類似規模の実例と比較した結果、「A=(採光窓面積)/(延べ床面積)」、「B=(採光窓面積)/(外皮面積)」、とした時に、本計画のA、Bは、類似規模のA、Bそれぞれの平均値の0.67倍及び0.61倍という数値が得られ、採光窓面積を2/3程度に留められていることが分かった。

建築家によるテキストより

一般住宅では稀な三層吹抜けの最上部に建物全体の採光窓を集中的に配置することで、一般的な住宅にある窓際より明るい窓際が生まれ、光の明暗対比が強調された非日常的な縦長空間を住宅内に作り出した。

また、採光窓の一極集中は光の指向性を高め、壁素材や床、家具等の凹凸による陰影のコントラストを高め、三層吹抜けの音響効果とともに、屋内空間の立体感や奥行きを強調し、まるで屋外のような吹抜け空間を演出している。

建築家によるテキストより

2階個室においては、吹抜け側の壁面を全面ガラスにし、太陽光を外壁側でなく屋内吹抜け側でとることで、熱損失を抑えつつも開放的な採光窓を実現した。屋内の採光窓は簡素な納まりで透明感を感じさせられる木製建具で製作可能なため、明るい吹抜け空間と一体的な個室空間が実現されている。

春や秋の中間期は、建物最上部の換気窓、各個室の窓や1階ソファーコーナーの換気窓からかなりの量の風が吹抜けを吹き抜ける。比較的小さな空間が、明るさだけではなく風と音によって、よりいっそう屋外的な空気へと変化する。

建築家によるテキストより

以下の写真はクリックで拡大します

中西昭太建築事務所による、石川・金沢市の「House in Wakakusa」。年間を通して天候不順の多い地域での計画。脱炭素時代の“自然密接型住宅”の実例を目指し、“三層吹抜けの最上部”に“採光窓を集中的に配置”する構成を考案。高い断熱性能に加えて光や風と共にある生活を実現外観、南西側の道路より見る。 photo©楠瀬友将
中西昭太建築事務所による、石川・金沢市の「House in Wakakusa」。年間を通して天候不順の多い地域での計画。脱炭素時代の“自然密接型住宅”の実例を目指し、“三層吹抜けの最上部”に“採光窓を集中的に配置”する構成を考案。高い断熱性能に加えて光や風と共にある生活を実現外観、南西側の道路より見る。 photo©楠瀬友将
中西昭太建築事務所による、石川・金沢市の「House in Wakakusa」。年間を通して天候不順の多い地域での計画。脱炭素時代の“自然密接型住宅”の実例を目指し、“三層吹抜けの最上部”に“採光窓を集中的に配置”する構成を考案。高い断熱性能に加えて光や風と共にある生活を実現1階、玄関わきの廊下からソファコーナーを見る。 photo©楠瀬友将
中西昭太建築事務所による、石川・金沢市の「House in Wakakusa」。年間を通して天候不順の多い地域での計画。脱炭素時代の“自然密接型住宅”の実例を目指し、“三層吹抜けの最上部”に“採光窓を集中的に配置”する構成を考案。高い断熱性能に加えて光や風と共にある生活を実現1階、左:ラウンジ、右:ソファーコーナー photo©楠瀬友将
中西昭太建築事務所による、石川・金沢市の「House in Wakakusa」。年間を通して天候不順の多い地域での計画。脱炭素時代の“自然密接型住宅”の実例を目指し、“三層吹抜けの最上部”に“採光窓を集中的に配置”する構成を考案。高い断熱性能に加えて光や風と共にある生活を実現1階、ソファーコーナーからラウンジを見る。 photo©楠瀬友将
中西昭太建築事務所による、石川・金沢市の「House in Wakakusa」。年間を通して天候不順の多い地域での計画。脱炭素時代の“自然密接型住宅”の実例を目指し、“三層吹抜けの最上部”に“採光窓を集中的に配置”する構成を考案。高い断熱性能に加えて光や風と共にある生活を実現1階、ソファーコーナーからラウンジを見る。 photo©楠瀬友将
中西昭太建築事務所による、石川・金沢市の「House in Wakakusa」。年間を通して天候不順の多い地域での計画。脱炭素時代の“自然密接型住宅”の実例を目指し、“三層吹抜けの最上部”に“採光窓を集中的に配置”する構成を考案。高い断熱性能に加えて光や風と共にある生活を実現1階、ラウンジ photo©楠瀬友将
中西昭太建築事務所による、石川・金沢市の「House in Wakakusa」。年間を通して天候不順の多い地域での計画。脱炭素時代の“自然密接型住宅”の実例を目指し、“三層吹抜けの最上部”に“採光窓を集中的に配置”する構成を考案。高い断熱性能に加えて光や風と共にある生活を実現1階、ラウンジから2階への階段側を見る。 photo©楠瀬友将
中西昭太建築事務所による、石川・金沢市の「House in Wakakusa」。年間を通して天候不順の多い地域での計画。脱炭素時代の“自然密接型住宅”の実例を目指し、“三層吹抜けの最上部”に“採光窓を集中的に配置”する構成を考案。高い断熱性能に加えて光や風と共にある生活を実現1階、ラウンジから2階への階段を見る。 photo©楠瀬友将
中西昭太建築事務所による、石川・金沢市の「House in Wakakusa」。年間を通して天候不順の多い地域での計画。脱炭素時代の“自然密接型住宅”の実例を目指し、“三層吹抜けの最上部”に“採光窓を集中的に配置”する構成を考案。高い断熱性能に加えて光や風と共にある生活を実現1階、ラウンジから2階の個室側を見る。 photo©楠瀬友将
中西昭太建築事務所による、石川・金沢市の「House in Wakakusa」。年間を通して天候不順の多い地域での計画。脱炭素時代の“自然密接型住宅”の実例を目指し、“三層吹抜けの最上部”に“採光窓を集中的に配置”する構成を考案。高い断熱性能に加えて光や風と共にある生活を実現1階から2階への階段 photo©楠瀬友将
中西昭太建築事務所による、石川・金沢市の「House in Wakakusa」。年間を通して天候不順の多い地域での計画。脱炭素時代の“自然密接型住宅”の実例を目指し、“三層吹抜けの最上部”に“採光窓を集中的に配置”する構成を考案。高い断熱性能に加えて光や風と共にある生活を実現2階、廊下 photo©楠瀬友将
中西昭太建築事務所による、石川・金沢市の「House in Wakakusa」。年間を通して天候不順の多い地域での計画。脱炭素時代の“自然密接型住宅”の実例を目指し、“三層吹抜けの最上部”に“採光窓を集中的に配置”する構成を考案。高い断熱性能に加えて光や風と共にある生活を実現2階、主寝室から廊下を見る。 photo©楠瀬友将
中西昭太建築事務所による、石川・金沢市の「House in Wakakusa」。年間を通して天候不順の多い地域での計画。脱炭素時代の“自然密接型住宅”の実例を目指し、“三層吹抜けの最上部”に“採光窓を集中的に配置”する構成を考案。高い断熱性能に加えて光や風と共にある生活を実現2階、個室2から廊下を見る。 photo©楠瀬友将
中西昭太建築事務所による、石川・金沢市の「House in Wakakusa」。年間を通して天候不順の多い地域での計画。脱炭素時代の“自然密接型住宅”の実例を目指し、“三層吹抜けの最上部”に“採光窓を集中的に配置”する構成を考案。高い断熱性能に加えて光や風と共にある生活を実現2階、個室3から廊下を見る。 photo©楠瀬友将
中西昭太建築事務所による、石川・金沢市の「House in Wakakusa」。年間を通して天候不順の多い地域での計画。脱炭素時代の“自然密接型住宅”の実例を目指し、“三層吹抜けの最上部”に“採光窓を集中的に配置”する構成を考案。高い断熱性能に加えて光や風と共にある生活を実現1階、洗面脱衣から開口部越しにラウンジを見る。 photo©楠瀬友将
中西昭太建築事務所による、石川・金沢市の「House in Wakakusa」。年間を通して天候不順の多い地域での計画。脱炭素時代の“自然密接型住宅”の実例を目指し、“三層吹抜けの最上部”に“採光窓を集中的に配置”する構成を考案。高い断熱性能に加えて光や風と共にある生活を実現1階、ラウンジの壁面仕上の詳細。 photo©楠瀬友将
中西昭太建築事務所による、石川・金沢市の「House in Wakakusa」。年間を通して天候不順の多い地域での計画。脱炭素時代の“自然密接型住宅”の実例を目指し、“三層吹抜けの最上部”に“採光窓を集中的に配置”する構成を考案。高い断熱性能に加えて光や風と共にある生活を実現1階、ラウンジ、夜景 photo©楠瀬友将
中西昭太建築事務所による、石川・金沢市の「House in Wakakusa」。年間を通して天候不順の多い地域での計画。脱炭素時代の“自然密接型住宅”の実例を目指し、“三層吹抜けの最上部”に“採光窓を集中的に配置”する構成を考案。高い断熱性能に加えて光や風と共にある生活を実現外観、玄関を見る、夕景 photo©楠瀬友将
中西昭太建築事務所による、石川・金沢市の「House in Wakakusa」。年間を通して天候不順の多い地域での計画。脱炭素時代の“自然密接型住宅”の実例を目指し、“三層吹抜けの最上部”に“採光窓を集中的に配置”する構成を考案。高い断熱性能に加えて光や風と共にある生活を実現外観、南西側の道路より見る、夕景 photo©楠瀬友将
中西昭太建築事務所による、石川・金沢市の「House in Wakakusa」。年間を通して天候不順の多い地域での計画。脱炭素時代の“自然密接型住宅”の実例を目指し、“三層吹抜けの最上部”に“採光窓を集中的に配置”する構成を考案。高い断熱性能に加えて光や風と共にある生活を実現外観、南西側より見る、夜景 photo©楠瀬友将
中西昭太建築事務所による、石川・金沢市の「House in Wakakusa」。年間を通して天候不順の多い地域での計画。脱炭素時代の“自然密接型住宅”の実例を目指し、“三層吹抜けの最上部”に“採光窓を集中的に配置”する構成を考案。高い断熱性能に加えて光や風と共にある生活を実現配置図 image©中西昭太建築事務所
中西昭太建築事務所による、石川・金沢市の「House in Wakakusa」。年間を通して天候不順の多い地域での計画。脱炭素時代の“自然密接型住宅”の実例を目指し、“三層吹抜けの最上部”に“採光窓を集中的に配置”する構成を考案。高い断熱性能に加えて光や風と共にある生活を実現1階平面図 image©中西昭太建築事務所
中西昭太建築事務所による、石川・金沢市の「House in Wakakusa」。年間を通して天候不順の多い地域での計画。脱炭素時代の“自然密接型住宅”の実例を目指し、“三層吹抜けの最上部”に“採光窓を集中的に配置”する構成を考案。高い断熱性能に加えて光や風と共にある生活を実現2階平面図 image©中西昭太建築事務所
中西昭太建築事務所による、石川・金沢市の「House in Wakakusa」。年間を通して天候不順の多い地域での計画。脱炭素時代の“自然密接型住宅”の実例を目指し、“三層吹抜けの最上部”に“採光窓を集中的に配置”する構成を考案。高い断熱性能に加えて光や風と共にある生活を実現矩計図 image©中西昭太建築事務所

以下、建築家によるテキストです。


脱炭素時代の住宅密集地における自然密接型住宅の一例

この建物は、一年を通して悪天候の多い北陸地方を敷地とする、脱炭素時代の住宅密集地における自然密接型住宅の一例である。

最も特徴的な点は、一極集中した採光窓から吹抜けを通して建物全体で太陽光の採光を共有することで、建物外皮の熱損失の原因となる採光窓の面積を建物全体で大きく減らしている点である。施工を担当した住宅メーカーの一般的な採光計画を行った類似規模の実例と比較した結果、「A=(採光窓面積)/(延べ床面積)」、「B=(採光窓面積)/(外皮面積)」、とした時に、本計画のA、Bは、類似規模のA、Bそれぞれの平均値の0.67倍及び0.61倍という数値が得られ、採光窓面積を2/3程度に留められていることが分かった。

一般住宅では稀な三層吹抜けの最上部に建物全体の採光窓を集中的に配置することで、一般的な住宅にある窓際より明るい窓際が生まれ、光の明暗対比が強調された非日常的な縦長空間を住宅内に作り出した。

また、採光窓の一極集中は光の指向性を高め、壁素材や床、家具等の凹凸による陰影のコントラストを高め、三層吹抜けの音響効果とともに、屋内空間の立体感や奥行きを強調し、まるで屋外のような吹抜け空間を演出している。

2階個室においては、吹抜け側の壁面を全面ガラスにし、太陽光を外壁側でなく屋内吹抜け側でとることで、熱損失を抑えつつも開放的な採光窓を実現した。屋内の採光窓は簡素な納まりで透明感を感じさせられる木製建具で製作可能なため、明るい吹抜け空間と一体的な個室空間が実現されている。

春や秋の中間期は、建物最上部の換気窓、各個室の窓や1階ソファーコーナーの換気窓からかなりの量の風が吹抜けを吹き抜ける。比較的小さな空間が、明るさだけではなく風と音によって、よりいっそう屋外的な空気へと変化する。

夏は吹抜け空間における気圧換気により余計な熱を排出するほか、駐車場コンクリート土間への散水気化熱による冷気の取り込みを可能としている。冬は吹抜けに多量の太陽光を取り込むことで温室効果を得て、シーリングファンの空気循環により1階から最上階までの建物の全体的な空気を温めることができる。

建物最上部に太陽光の動きを取り込める水平に連続したアルミサッシガラス面を設け、アルミ製の横型ブラインドの角度調整により、その面から入る太陽光の明るさを建主が生活に合わせ適切に調節できる。
太陽光の動きや換気窓から抜ける風の動きを感じられたり、観葉植物が太陽光の下で生き生きした姿を見せる屋内空間は、自然環境が建主の生活の各場面で身体の活力や癒しにつながることにもなり、季節に関わらずまるで一年中屋内に晴れている庭を設えているような住宅となっている。

各階の天井高や階高は、1階を低く天井高2.2m(階高2.7m)、2階を高く天井高2.5mとしている。これにより1階ソファーコーナーは天井高の低い落ち着いた空間となり、ソファーコーナーから床が400mm上がったラウンジ空間は2階の廊下や個室との距離が極端に近く、円滑な相互コミュニケーションの可能性を感じさせる空間となっている。

また、一般的な2.5mの天井高にも関わらず床面積を小さくした2階の各個室は、縦長の開放性をもち、総長6.6mの縦長の吹抜け砂質塗り壁がつくる光のグラデーションを効果的に切り取った開口を持つ空間とした。2階廊下は上部への開放性と、下階の家族や植物との近接感を備えており、椅子を持ち出しての軽作業など、機能上活用しやすい空間とした。

太陽光の動きが作る風景を最も美しく感じられるのは1階のソファーコーナーである。

天候による雲の動きや、季節と時間の経過によって変化する砂質塗り壁の縦方向の光と影のグラデーション、太陽光に向け上方向に生き生き育つ観葉植物、吹抜け上部から吊り下げられたペンダント照明とそれを吊るすまっすぐなコード。そういった、ラウンジや吹き抜けの縦方向の光の集まりを床段差で上方に上っていく水平のパノラマとして切り取ることで、縦横の各方向性が強調された美しい風景をつくりだしている。

日本人の身体にも馴染むように天井の高さが抑えられ明るさが抑えられた落ち着きのあるソファーコーナー。そこから眺める三層吹抜けの砂質壁に映し出される自然の作り出す光の大きさや動きは、薄暗い日本の伝統建築の居室から、高さが抑えられた縁側開口を通して、空から豊かな光が降り注ぐ屋外庭を眺める経験にも似ている。

このように脱炭素化を図りつつも、建主が自然を身近に感じられる住宅の一例を体現することができた。
この建築が、我々が直面している地球環境時代における一つの解として、少しでも多くの方の共感を得られると嬉しい。

※設計者の希望により文章の一部を差し替えました(2025/1/31)

■建築概要

題名:House in Wakakusa

所在地:石川県金沢市
主用途:専用住宅

設計:中西昭太建築事務所
 担当/中西昭太
構造:高橋一級建築設計事務所
施工:みづほ工業株式会社
木造 地上2階

敷地面積:112.03㎡

建築面積:55.65㎡

延床面積:99.12㎡

設計:2021年12月~2022年12月

工事:2022年12月~2023年5月

竣工:2023年5月

写真:楠瀬友将


建材情報
種別使用箇所商品名(メーカー名)
外装・屋根屋根

SGL鋼板立馳葺き

外装・壁外壁

SGL鋼板長尺横葺き、一部SGL鋼板平板張り

内装・床ダイニングキッチン、リビング収納、通路、玄関、ポーチ、個室1・2・3、主寝室クローゼット、廊下 床

ナラ無垢フローリング t=15+水性ステイン+ウレタンクリア塗装

内装・床トイレ、乾燥室、洗面・脱衣 床

長尺塩ビシート t=3

内装・壁ダイニングキッチン、廊下、吹抜 壁

ジョリパット(アイカ工業)

内装・壁リビング収納、通路、玄関、トイレ、乾燥室、洗面・脱衣、個室1・2・3、主寝室クローゼット、廊下 壁

クロス貼り

内装・壁ポーチ 壁

SGL鋼板平板張り

内装・天井ダイニングキッチン、通路、玄関、トイレ、廊下、リビング収納、個室1・2・3、主寝室クローゼット、乾燥室、洗面・脱衣 天井

クロス貼り

内装・天井ポーチ 天井

杉羽目板張り W=150+キシラデコール(大阪ガスケミカル)

内装・天井吹抜 天井

杉羽目板張り W=150+水性ステイン+ウレタンクリア塗装

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※この情報は弊サイトや設計者が建材の性能等を保証するものではありません

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    商業施設韓国ソウルトーマス・ヘザウィック
    へザウィック・スタジオによる、韓国・ソウルの商業施設「ハンファ・ギャラリア」。従来の百貨店の概念に挑戦もする計画。歴史的に“内向的”になる用途の傾向に対し、建物周辺や中間階に“公共スペース”を備える建築を考案。“波打つ砂時計”の様な形は地域のゲートウェイとしての存在感も意識 image©Devisual
    へザウィック・スタジオによる、韓国・ソウルの商業施設「ハンファ・ギャラリア」。従来の百貨店の概念に挑戦もする計画。歴史的に“内向的”になる用途の傾向に対し、建物周辺や中間階に“公共スペース”を備える建築を考案。“波打つ砂時計”の様な形は地域のゲートウェイとしての存在感も意識 image©Devisual
    へザウィック・スタジオによる、韓国・ソウルの商業施設「ハンファ・ギャラリア」。従来の百貨店の概念に挑戦もする計画。歴史的に“内向的”になる用途の傾向に対し、建物周辺や中間階に“公共スペース”を備える建築を考案。“波打つ砂時計”の様な形は地域のゲートウェイとしての存在感も意識 image©Devisual

    へザウィック・スタジオがコンペで勝利して設計が進められている、韓国・ソウルの商業施設「ハンファ・ギャラリア」です。
    従来の百貨店の概念に挑戦もする計画です。建築家は、歴史的に“内向的”になる用途の傾向に対し、建物周辺や中間階に“公共スペース”を備える建築を考案しました。また、“波打つ砂時計”の様な形は地域のゲートウェイとしての存在感も意識しています。


    こちらはリリーステキストの翻訳です

    ショッピングから集いの場へ:ヘザーウィック・スタジオの、ソウルのハンファ・ギャラリアの為の新しいデザイン

    ソウルで有名なショッピングセンター、ハンファ・ギャラリアは、韓国の首都にある6つの敷地の再利用をめぐるコンペティションの結果、ヘザーウィック・スタジオによる改装が決定しました。依頼内容では、従来の高級デパートの概念に挑戦し、国が世界的な文化大国としての影響力を増していることを確認できるデザインが求められました。

    ハンファ・ギャラリアは、遠くに漢江を望む主要交差点に位置しています。ソウルのアプクジョンドンに位置するこのプロジェクトは、江南の住宅街とショッピング地区の中心的な役割を果たし、漢江の河川敷を活性化するという市のビジョンにも応えています。スタジオは、店舗と地元地域とのつながりを再定義するデザインを提案しました。伝統的な内向きなショッピングセンターとは異なり、この提案では、ファサードとその周りのエリアを公共スペースとして使用し、ショッピングをする人にも、単にそのエリアを楽しむ人にも、誰もがアクセスできるものとしています。

    ヘザーウィック・スタジオのパートナーでありグループリーダーのニール・ハバードは次のように述べています。
    「伝統的に、百貨店はかなり内向的であり、周囲の街に対して閉鎖的であると感じられます。しかし、ここにはアプクジョンの重要な交差点があり、東と西に位置する2つの建物が人々を一緒に連れてくる機会のように感じられました。ハンファの、建物に活気をもたらしたいという意欲と相まって、私たちは、ソウル市民に、会ったり、買い物を楽しんだり、街を楽しむための新しい庭のような空間を提供しながら、同時に、ゲートウェイとなるような力強い全体的なシルエットを作り出したいと考えました」

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    商業施設韓国ソウルトーマス・ヘザウィック
    2024.08.02 Fri 15:05
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    土浦亀城邸の復原と移築が完了。東京都指定有形文化財に指定された住宅。安田アトリエが建築と監理を手掛け、東京の“ポーラ青山ビルディング”の敷地の一角に移築。綿密な調査により“色彩の再現”と“家具の復刻”も実施
    写真©土浦亀城アーカイブズ

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    architecture|feature
    東京住宅保存関連土浦亀城
    土浦亀城邸の復原と移築が完了。東京都指定有形文化財に指定された住宅。安田アトリエが建築と監理を手掛け、東京の“ポーラ青山ビルディング”の敷地の一角に移築。綿密な調査により“色彩の再現”と“家具の復刻”も実施土浦邸 外観 2024年 写真©土浦亀城アーカイブズ
    土浦亀城邸の復原と移築が完了。東京都指定有形文化財に指定された住宅。安田アトリエが建築と監理を手掛け、東京の“ポーラ青山ビルディング”の敷地の一角に移築。綿密な調査により“色彩の再現”と“家具の復刻”も実施土浦邸 居間・ギャラリー 2024年 写真©土浦亀城アーカイブズ
    土浦亀城邸の復原と移築が完了。東京都指定有形文化財に指定された住宅。安田アトリエが建築と監理を手掛け、東京の“ポーラ青山ビルディング”の敷地の一角に移築。綿密な調査により“色彩の再現”と“家具の復刻”も実施土浦邸 寝室 2024年 写真©土浦亀城アーカイブズ

    土浦亀城邸の復原と移築が完了しました。
    東京都指定有形文化財に指定された住宅です。安田アトリエが建築と監理を手掛け、東京の“ポーラ青山ビルディング”の敷地の一角に移築されました。また、綿密な調査により“色彩の再現”と“家具の復刻”も実施されました。一般公開は2024年9月2日から予約を開始するとのこと。

    戦前日本のモダニズム住宅の傑作 – 土浦亀城邸

    建築家・土浦亀城・信子夫妻の自邸として1935年に建てられた、昭和初期の住宅建築を代表するインターナショナルスタイルの都市型小住宅です。1995年に東京都指定有形文化財に、1999年に近代建築の保存活動を行う世界的な組織であるDOCOMOMO JAPANによる最初の20選に選ばれました。

    白い箱型の外観に加え、リビングの吹き抜けとスキップフロアによる立体的な空間構成、天井パネルヒーティングを用いた実験的な暖房設備、機能的なシステムキッチンや水洗トイレ等、現代に繋がる住宅の特徴を有しています。畳敷きが中心で台所にはかまどを備えていたような昭和初期の一般的な住宅と比して先駆的な土浦邸は、健康的に楽しく暮らせる理想的な住まいの機能を既に備え、土浦が未来の日本に向けて表現した住宅の理想形であり、建築家の夢が感じられます。

    土浦亀城(つちうら・かめき)1897-1996

    1897年水戸生まれ。20世紀前半に日本で数多くのモダニズム建築を設計した建築家。 東京帝国大学工学部建築学科に在学中に帝国ホテルの現場の図面作成に携わり、卒業後に妻信子と共にアメリカに渡りフランク・ロイド・ライトの事務所で修行しました。ライトの事務所での同僚であったリチャード・ノイトラや、ライトの事務所の元所員であったルドルフ・シンドラーから欧州のモダニズムについても多く学びました。
    また、日本初の女性建築家である信子は、土浦邸の設計にも深く関わっています。

    リリーステキストより
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    東京住宅保存関連土浦亀城
    2024.08.02 Fri 11:07
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    2024.8.01Thu
    • 【ap job更新】 既存ストック活用とエリア再生に特化した「再生建築研究所」が、建築設計・不動産事業推進・研究・広報・事務に関わるスタッフ(経験者・既卒・2025年新卒)とアルバイトを募集中
    • 【ap job更新】 長坂常が主宰する「スキーマ建築計画」が、設計スタッフ(経験者・既卒・2024年新卒)と 設計パートナー(業務委託・パート)を募集中
    • 2024年7月にアーキテクチャーフォトで注目を集めた記事トップ40
    • 重松象平・横川正紀・林厚見・瀬川翠が審査する「第12回 大東建託 賃貸住宅コンペ」が開催。竣工及び竣工予定の建築を対象とし、賃貸住宅の仕組みを工夫して“空間のあり方や生活”を変える作品を募集。建築主・事業者・運営者・設計者などが幅広く応募可能
    • 小笹泉+奥村直子 / IN STUDIOによる、千葉・袖ケ浦市の「準安定の家」。開発と未開発が混ざる地域での計画。未来の“不確かな環境”を前提とし、“仮定”を集積させた上で“平衡”を重視する設計を志向。庭・生活・架構などの様々な要素を調整して“変化”を許容できる建築を造る
    2024.8.03Sat
    • 丹下健三と隈研吾のパリでの展覧会「丹下健三と隈研吾 東京大会の建築家たち」の会場の様子を収録した動画。2024年5月-6月に行われたもの

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