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坂井隆夫建築設計事務所による、京都市の「上高野の家」。既存家屋を改修した住宅兼アトリエ。“風景”となる様な空間を求め、街の一部であり内部と通りの関係の演出もする“京都の格子”を参照。解体で現れた柱梁に付加した“格子”を介して部屋同士が繋がる構成とする
photo©石川奈都子

SHARE 坂井隆夫建築設計事務所による、京都市の「上高野の家」。既存家屋を改修した住宅兼アトリエ。“風景”となる様な空間を求め、街の一部であり内部と通りの関係の演出もする“京都の格子”を参照。解体で現れた柱梁に付加した“格子”を介して部屋同士が繋がる構成とする

architecture|feature
坂井隆夫石川奈都子山蔵建材(外装・建具)建材(内装・床)建材(内装・天井)建材(内装・キッチン)建材(内装・浴室)建材(内装・水廻り)住宅図面ありリノベーション京都
坂井隆夫建築設計事務所による、京都市の「上高野の家」。既存家屋を改修した住宅兼アトリエ。“風景”となる様な空間を求め、街の一部であり内部と通りの関係の演出もする“京都の格子”を参照。解体で現れた柱梁に付加した“格子”を介して部屋同士が繋がる構成とする1階、「中庭」から居間側を見る。 photo©石川奈都子
坂井隆夫建築設計事務所による、京都市の「上高野の家」。既存家屋を改修した住宅兼アトリエ。“風景”となる様な空間を求め、街の一部であり内部と通りの関係の演出もする“京都の格子”を参照。解体で現れた柱梁に付加した“格子”を介して部屋同士が繋がる構成とする2階、室1から吹抜越しに室3側を見る。 photo©石川奈都子
坂井隆夫建築設計事務所による、京都市の「上高野の家」。既存家屋を改修した住宅兼アトリエ。“風景”となる様な空間を求め、街の一部であり内部と通りの関係の演出もする“京都の格子”を参照。解体で現れた柱梁に付加した“格子”を介して部屋同士が繋がる構成とする2階、室3からウィークインクローゼット側を見る。 photo©石川奈都子

坂井隆夫建築設計事務所が設計した、京都市の「上高野の家」です。
既存家屋を改修した住宅兼アトリエです。建築家は、“風景”となる様な空間を求め、街の一部であり内部と通りの関係の演出もする“京都の格子”を参照しました。そして、解体で現れた柱梁に付加した“格子”を介して部屋同士が繋がる構成としました。

もともと二世帯住宅だったものを、家族4人、猫2匹、そして服飾のアトリエとして改修した住宅になります。

建築家によるテキストより

京都の景観といえば格子が挙げられると思います。
格子は街の風景を構成する一部であり、室内と通りの関係を演出しています。

解体によってあらわになった柱や梁、吹き抜けも格子のように関係性を演出している要素ととらえ、それに格子を付け足すことで、こちらとあちらの関係が演出され、一室空間全体が風景のようにならないかと考えました。

建築家によるテキストより

ローコストでの改修のため、構造と断熱の改修にほぼ予算が使われ、使用できる建材が限られていました。
そのため、構造用合板、ラワンベニヤ、モルタル、コンクリート平板といった安価な材料で床、壁、天井の組み合わせを変え、床レベルもGL、基礎天端、FLと変化をつけて、それぞれ少し違う雰囲気の環境を一室空間の中に作り出しています。

いくつかの環境を組み合わせることで、住人がそれぞれ自分の居場所を発見しながら住んでいく改修計画です。

建築家によるテキストより

以下の写真はクリックで拡大します

坂井隆夫建築設計事務所による、京都市の「上高野の家」。既存家屋を改修した住宅兼アトリエ。“風景”となる様な空間を求め、街の一部であり内部と通りの関係の演出もする“京都の格子”を参照。解体で現れた柱梁に付加した“格子”を介して部屋同士が繋がる構成とする外観、東側のアプローチより見る。 photo©石川奈都子
坂井隆夫建築設計事務所による、京都市の「上高野の家」。既存家屋を改修した住宅兼アトリエ。“風景”となる様な空間を求め、街の一部であり内部と通りの関係の演出もする“京都の格子”を参照。解体で現れた柱梁に付加した“格子”を介して部屋同士が繋がる構成とする1階、玄関から「中庭」側を見る。 photo©石川奈都子
坂井隆夫建築設計事務所による、京都市の「上高野の家」。既存家屋を改修した住宅兼アトリエ。“風景”となる様な空間を求め、街の一部であり内部と通りの関係の演出もする“京都の格子”を参照。解体で現れた柱梁に付加した“格子”を介して部屋同士が繋がる構成とする1階、「中庭」から開口部越しに外部を見る。 photo©石川奈都子
坂井隆夫建築設計事務所による、京都市の「上高野の家」。既存家屋を改修した住宅兼アトリエ。“風景”となる様な空間を求め、街の一部であり内部と通りの関係の演出もする“京都の格子”を参照。解体で現れた柱梁に付加した“格子”を介して部屋同士が繋がる構成とする1階、「中庭」から居間側を見る。 photo©石川奈都子
坂井隆夫建築設計事務所による、京都市の「上高野の家」。既存家屋を改修した住宅兼アトリエ。“風景”となる様な空間を求め、街の一部であり内部と通りの関係の演出もする“京都の格子”を参照。解体で現れた柱梁に付加した“格子”を介して部屋同士が繋がる構成とする1階、「中庭」から居間側を見る。 photo©石川奈都子
坂井隆夫建築設計事務所による、京都市の「上高野の家」。既存家屋を改修した住宅兼アトリエ。“風景”となる様な空間を求め、街の一部であり内部と通りの関係の演出もする“京都の格子”を参照。解体で現れた柱梁に付加した“格子”を介して部屋同士が繋がる構成とする1階、「中庭」から居間側を見る。 photo©石川奈都子
坂井隆夫建築設計事務所による、京都市の「上高野の家」。既存家屋を改修した住宅兼アトリエ。“風景”となる様な空間を求め、街の一部であり内部と通りの関係の演出もする“京都の格子”を参照。解体で現れた柱梁に付加した“格子”を介して部屋同士が繋がる構成とする1階、左:台所、右:居間 photo©石川奈都子
坂井隆夫建築設計事務所による、京都市の「上高野の家」。既存家屋を改修した住宅兼アトリエ。“風景”となる様な空間を求め、街の一部であり内部と通りの関係の演出もする“京都の格子”を参照。解体で現れた柱梁に付加した“格子”を介して部屋同士が繋がる構成とする1階、台所 photo©石川奈都子
坂井隆夫建築設計事務所による、京都市の「上高野の家」。既存家屋を改修した住宅兼アトリエ。“風景”となる様な空間を求め、街の一部であり内部と通りの関係の演出もする“京都の格子”を参照。解体で現れた柱梁に付加した“格子”を介して部屋同士が繋がる構成とする1階、「中庭」から洗面所側を見る。 photo©石川奈都子
坂井隆夫建築設計事務所による、京都市の「上高野の家」。既存家屋を改修した住宅兼アトリエ。“風景”となる様な空間を求め、街の一部であり内部と通りの関係の演出もする“京都の格子”を参照。解体で現れた柱梁に付加した“格子”を介して部屋同士が繋がる構成とする1階、「中庭」から洗面所側を見る。 photo©石川奈都子
坂井隆夫建築設計事務所による、京都市の「上高野の家」。既存家屋を改修した住宅兼アトリエ。“風景”となる様な空間を求め、街の一部であり内部と通りの関係の演出もする“京都の格子”を参照。解体で現れた柱梁に付加した“格子”を介して部屋同士が繋がる構成とする1階から2階への階段から洗面所を見下ろす。 photo©石川奈都子
坂井隆夫建築設計事務所による、京都市の「上高野の家」。既存家屋を改修した住宅兼アトリエ。“風景”となる様な空間を求め、街の一部であり内部と通りの関係の演出もする“京都の格子”を参照。解体で現れた柱梁に付加した“格子”を介して部屋同士が繋がる構成とする2階、室3からウィークインクローゼット側を見る。 photo©石川奈都子
坂井隆夫建築設計事務所による、京都市の「上高野の家」。既存家屋を改修した住宅兼アトリエ。“風景”となる様な空間を求め、街の一部であり内部と通りの関係の演出もする“京都の格子”を参照。解体で現れた柱梁に付加した“格子”を介して部屋同士が繋がる構成とする2階、室3から室2側を見る。 photo©石川奈都子
坂井隆夫建築設計事務所による、京都市の「上高野の家」。既存家屋を改修した住宅兼アトリエ。“風景”となる様な空間を求め、街の一部であり内部と通りの関係の演出もする“京都の格子”を参照。解体で現れた柱梁に付加した“格子”を介して部屋同士が繋がる構成とする2階、室3から吹抜と階段側を見る。 photo©石川奈都子
坂井隆夫建築設計事務所による、京都市の「上高野の家」。既存家屋を改修した住宅兼アトリエ。“風景”となる様な空間を求め、街の一部であり内部と通りの関係の演出もする“京都の格子”を参照。解体で現れた柱梁に付加した“格子”を介して部屋同士が繋がる構成とする2階、室1から吹抜越しに室3側を見る。 photo©石川奈都子
坂井隆夫建築設計事務所による、京都市の「上高野の家」。既存家屋を改修した住宅兼アトリエ。“風景”となる様な空間を求め、街の一部であり内部と通りの関係の演出もする“京都の格子”を参照。解体で現れた柱梁に付加した“格子”を介して部屋同士が繋がる構成とする2階、室1から吹抜越しに外部を見る。 photo©石川奈都子
坂井隆夫建築設計事務所による、京都市の「上高野の家」。既存家屋を改修した住宅兼アトリエ。“風景”となる様な空間を求め、街の一部であり内部と通りの関係の演出もする“京都の格子”を参照。解体で現れた柱梁に付加した“格子”を介して部屋同士が繋がる構成とする1階、玄関から「中庭」側を見る。 photo©石川奈都子
坂井隆夫建築設計事務所による、京都市の「上高野の家」。既存家屋を改修した住宅兼アトリエ。“風景”となる様な空間を求め、街の一部であり内部と通りの関係の演出もする“京都の格子”を参照。解体で現れた柱梁に付加した“格子”を介して部屋同士が繋がる構成とする1階、「中庭」から洗面所側を見る。 photo©石川奈都子
坂井隆夫建築設計事務所による、京都市の「上高野の家」。既存家屋を改修した住宅兼アトリエ。“風景”となる様な空間を求め、街の一部であり内部と通りの関係の演出もする“京都の格子”を参照。解体で現れた柱梁に付加した“格子”を介して部屋同士が繋がる構成とする1階、「中庭」から洗面所側を見る。 photo©石川奈都子
坂井隆夫建築設計事務所による、京都市の「上高野の家」。既存家屋を改修した住宅兼アトリエ。“風景”となる様な空間を求め、街の一部であり内部と通りの関係の演出もする“京都の格子”を参照。解体で現れた柱梁に付加した“格子”を介して部屋同士が繋がる構成とする1階、「中庭」から居間側を見る。 photo©石川奈都子
坂井隆夫建築設計事務所による、京都市の「上高野の家」。既存家屋を改修した住宅兼アトリエ。“風景”となる様な空間を求め、街の一部であり内部と通りの関係の演出もする“京都の格子”を参照。解体で現れた柱梁に付加した“格子”を介して部屋同士が繋がる構成とする1階、居間から台所を見る。 photo©石川奈都子
坂井隆夫建築設計事務所による、京都市の「上高野の家」。既存家屋を改修した住宅兼アトリエ。“風景”となる様な空間を求め、街の一部であり内部と通りの関係の演出もする“京都の格子”を参照。解体で現れた柱梁に付加した“格子”を介して部屋同士が繋がる構成とする1階、居間から台所を見る。 photo©石川奈都子
坂井隆夫建築設計事務所による、京都市の「上高野の家」。既存家屋を改修した住宅兼アトリエ。“風景”となる様な空間を求め、街の一部であり内部と通りの関係の演出もする“京都の格子”を参照。解体で現れた柱梁に付加した“格子”を介して部屋同士が繋がる構成とする1階、台所 photo©石川奈都子
坂井隆夫建築設計事務所による、京都市の「上高野の家」。既存家屋を改修した住宅兼アトリエ。“風景”となる様な空間を求め、街の一部であり内部と通りの関係の演出もする“京都の格子”を参照。解体で現れた柱梁に付加した“格子”を介して部屋同士が繋がる構成とする2階、室3 photo©石川奈都子
坂井隆夫建築設計事務所による、京都市の「上高野の家」。既存家屋を改修した住宅兼アトリエ。“風景”となる様な空間を求め、街の一部であり内部と通りの関係の演出もする“京都の格子”を参照。解体で現れた柱梁に付加した“格子”を介して部屋同士が繋がる構成とする2階、室3 photo©石川奈都子
坂井隆夫建築設計事務所による、京都市の「上高野の家」。既存家屋を改修した住宅兼アトリエ。“風景”となる様な空間を求め、街の一部であり内部と通りの関係の演出もする“京都の格子”を参照。解体で現れた柱梁に付加した“格子”を介して部屋同士が繋がる構成とする2階、室3から室2側を見返す。 photo©石川奈都子
坂井隆夫建築設計事務所による、京都市の「上高野の家」。既存家屋を改修した住宅兼アトリエ。“風景”となる様な空間を求め、街の一部であり内部と通りの関係の演出もする“京都の格子”を参照。解体で現れた柱梁に付加した“格子”を介して部屋同士が繋がる構成とする2階、室3から吹抜越しに室1を見る。 photo©石川奈都子
坂井隆夫建築設計事務所による、京都市の「上高野の家」。既存家屋を改修した住宅兼アトリエ。“風景”となる様な空間を求め、街の一部であり内部と通りの関係の演出もする“京都の格子”を参照。解体で現れた柱梁に付加した“格子”を介して部屋同士が繋がる構成とする配置図 image©坂井隆夫建築設計事務所
坂井隆夫建築設計事務所による、京都市の「上高野の家」。既存家屋を改修した住宅兼アトリエ。“風景”となる様な空間を求め、街の一部であり内部と通りの関係の演出もする“京都の格子”を参照。解体で現れた柱梁に付加した“格子”を介して部屋同士が繋がる構成とする1階平面図 image©坂井隆夫建築設計事務所
坂井隆夫建築設計事務所による、京都市の「上高野の家」。既存家屋を改修した住宅兼アトリエ。“風景”となる様な空間を求め、街の一部であり内部と通りの関係の演出もする“京都の格子”を参照。解体で現れた柱梁に付加した“格子”を介して部屋同士が繋がる構成とする2階平面図 image©坂井隆夫建築設計事務所

以下、建築家によるテキストです。


京都の景観といえば格子が挙げられると思います。
格子は街の風景を構成する一部であり、室内と通りの関係を演出しています。

解体によってあらわになった柱や梁、吹き抜けも格子のように関係性を演出している要素ととらえ、それに格子を付け足すことで、こちらとあちらの関係が演出され、一室空間全体が風景のようにならないかと考えました。

もともと二世帯住宅だったものを、家族4人、猫2匹、そして服飾のアトリエとして改修した住宅になります。

ローコストでの改修のため、構造と断熱の改修にほぼ予算が使われ、使用できる建材が限られていました。
そのため、構造用合板、ラワンベニヤ、モルタル、コンクリート平板といった安価な材料で床、壁、天井の組み合わせを変え、床レベルもGL、基礎天端、FLと変化をつけて、それぞれ少し違う雰囲気の環境を一室空間の中に作り出しています。

いくつかの環境を組み合わせることで、住人がそれぞれ自分の居場所を発見しながら住んでいく改修計画です。

実際、住みながらDIYで壁に漆喰を塗って撮影場所やオープンアトリエ時のショースペースにしたり、飾り棚や本棚を作って中庭で読書を楽しめるようにしたり、寝室とアトリエの位置も変化しながら、環境のアップデートがされ続けています。

■建築概要

題名:上高野の家
所在地:京都府京都市左京区
主用途:兼用住宅
設計:坂井隆夫建築設計事務所 担当/坂井隆夫
施工:株式会社山蔵
構造:木造
階数:地上2階
敷地面積:221.02㎡
建築面積:88.70㎡
延床面積:149.47㎡
設計:2018年4月~2019年1月
工事:2019年2月~2019年6月
竣工:2019年6月
写真:石川奈都子

建材情報
種別使用箇所商品名(メーカー名)
外装・建具開口部

フレミングJ(YKK AP)

内装・床2F 床

ヒノキ構造用合板 t=28

内装・天井1F 天井

ヒノキ構造用合板 t=28

内装・キッチンキッチン天板

オーダーキッチン天板(toolbox)

内装・浴室浴槽

CIE-1470(大和重工)

内装・水廻り洗面器

ADF70-2404(CATALANO)

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    2011年に建築設計事務所出身の高橋寿太郎が創業しました。
    建築と不動産が融合する価値を信じ、そして多くの設計事務所や不動産会社、様々なメディアや業界団体や教育機関に、その意義を伝え続け、現在では、日本における建築と不動産の協働モデルとして定着しています。

    主業務は、個人住宅・集合住宅・オフィス・商業施設等の不動産コンサルティング及び不動産仲介業務です。
    創業より13年目、メンバーも10名を超え、400を超える設計事務所の皆さんとコラボレーションさせて頂いてきました。これからも建築家との土地探しや仲介、不動産コンサル業務の専門性をさらに研ぎ澄ましていくと共に、新しい事業にも積極的にチャレンジし、さらなる価値を提供できる会社に飛躍していくフェーズになると考えています。

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    【ap job更新】 組織設立32年を迎え、共同住宅・福祉施設・教育施設等を手掛ける「株式会社 野生司環境設計」が、インテリアデザインのスタッフ(経験者・既卒・2025年新卒)を募集中

    ap job 【ap job更新】 組織設立32年を迎え、共同住宅・福祉施設・教育施設等を手掛ける「株式会社 野生司環境設計」が、インテリアデザインのスタッフ(経験者・既卒・2025年新卒)を募集中

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    建築求人情報
    【ap job更新】 組織設立32年を迎え、共同住宅・福祉施設・教育施設等を手掛ける「株式会社 野生司環境設計」が、インテリアデザインのスタッフ(経験者・既卒・2025年新卒)を募集中
    【ap job更新】 組織設立32年を迎え、共同住宅・福祉施設・教育施設等を手掛ける「株式会社 野生司環境設計」が、インテリアデザインのスタッフ(経験者・既卒・2025年新卒)を募集中東上野のホテル
    アーキテクチャーフォトジョブボードに新しい情報が追加されました
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    組織設立32年を迎え、共同住宅・福祉施設・教育施設等を手掛ける「株式会社 野生司環境設計」の、インテリアデザインのスタッフ(経験者・既卒・2025年新卒)募集のお知らせです。詳しくは、ジョブボードの当該ページにてご確認ください。アーキテクチャーフォトジョブボードには、その他にも、色々な事務所の求人情報が掲載されています。
    新規の求人の投稿はこちらからお気軽にお問い合わせください。

    私たちは組織設立32年の意匠設計事務所です。

    共同住宅、福祉施設、教育施設をメインとしつつ、銀座久兵衛の数寄屋建築や京都の町家風商業施設まで多岐にわたる設計活動をしております。また、マンション・デザイン監修の依頼も多数あり、評価いただいております。BCS賞はじめグッドデザイン賞も多数受賞。その他数々の建築に関する賞もいただいております。

    私たちは、建物単体のデザインではなく「使う方・周辺の方々の環境を作り出す使命がある」との理念の基、社名を「環境設計」とさせていただきました。

    プロジェクトに対して企画から竣工まで一貫して携わっていただくことを基本とし、模型をたくさん作り、CGも多用してプレゼンを行い継続的に担当していただくので、多くを身につけることができます。

    最初は先輩スタッフとペアとなり一連の流れを覚えていただきます。慣れてきましたら、プロジェクトのスタートから竣工までを主担当として携わっていただきます。

    最近、事務所の改修をおこないました。見通しの良いオープン・スペースの中で、一人当たり1畳分のデスクを確保しております。フリーアドレスですので、その日の仕事内容に合わせて場所が選択できます。ガラス・スクリーンを通して竹林と数寄屋門の景色を眺めながら業務をしていただけます。

    私たちと一緒に幅広い視野を養いながら、環境造りに取り組んでいきませんか!
    応募をお待ちしております。

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    建築求人情報
    2024.08.26 Mon 10:50
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    久保秀朗+都島有美 / 久保都島建築設計事務所による、茨城・稲敷市の「JGM 霞丘ゴルフクラブ」。既存の全面改修とゲートの増築。施設イメージの一新と現代ニーズへの応答を目指し、曲線で繋がる“大きな土の塊”の様なゲートで高揚感を与える建築を考案。内部でも曲面を多用して“柔らかさ”を空間にまとわせる
    photo©小野寺宗貴写真事務所

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    エム・ランド建設久保都島建築設計事務所小野寺宗貴HUNDRED DOORS建材(外装・壁)建材(内装・床)建材(内装・壁)建材(内装・天井)建材(内装・造作家具)久保秀朗都島有美図面あり茨城スポーツ施設
    久保秀朗+都島有美 / 久保都島建築設計事務所による、茨城・稲敷市の「JGM 霞丘ゴルフクラブ」。既存の全面改修とゲートの増築。施設イメージの一新と現代ニーズへの応答を目指し、曲線で繋がる“大きな土の塊”の様なゲートで高揚感を与える建築を考案。内部でも曲面を多用して“柔らかさ”を空間にまとわせる外観、北側よりエントランスゲートを見る。 photo©小野寺宗貴写真事務所
    久保秀朗+都島有美 / 久保都島建築設計事務所による、茨城・稲敷市の「JGM 霞丘ゴルフクラブ」。既存の全面改修とゲートの増築。施設イメージの一新と現代ニーズへの応答を目指し、曲線で繋がる“大きな土の塊”の様なゲートで高揚感を与える建築を考案。内部でも曲面を多用して“柔らかさ”を空間にまとわせる外観、北側よりエントランスゲート越しに風除室を見る。 photo©小野寺宗貴写真事務所
    久保秀朗+都島有美 / 久保都島建築設計事務所による、茨城・稲敷市の「JGM 霞丘ゴルフクラブ」。既存の全面改修とゲートの増築。施設イメージの一新と現代ニーズへの応答を目指し、曲線で繋がる“大きな土の塊”の様なゲートで高揚感を与える建築を考案。内部でも曲面を多用して“柔らかさ”を空間にまとわせる1階、ロビーラウンジ photo©小野寺宗貴写真事務所
    久保秀朗+都島有美 / 久保都島建築設計事務所による、茨城・稲敷市の「JGM 霞丘ゴルフクラブ」。既存の全面改修とゲートの増築。施設イメージの一新と現代ニーズへの応答を目指し、曲線で繋がる“大きな土の塊”の様なゲートで高揚感を与える建築を考案。内部でも曲面を多用して“柔らかさ”を空間にまとわせる2階、レストラン photo©小野寺宗貴写真事務所

    久保秀朗+都島有美 / 久保都島建築設計事務所が設計した、茨城・稲敷市の「JGM 霞丘ゴルフクラブ」です。
    既存の全面改修とゲートの増築の計画です。建築家は、施設イメージの一新と現代ニーズへの応答を目指し、曲線で繋がる“大きな土の塊”の様なゲートで高揚感を与える建築を考案しました。あまた、内部でも曲面を多用して“柔らかさ”を空間にまとわせています。施設の公式場所はこちら(Google Map)。

    築50年が経ったゴルフ場クラブハウスへのエントランスゲートの増築と既存建物の全面改修のプロジェクト。
    女性ゴルファーや若年層など幅広い世代が利用できるようにイメージを一新することや、DX化の推進などコロナ禍を経て変化しつつある昨今のゴルフ業界の需要に合わせた改修が求められました。

    建築家によるテキストより

    まず、既存建物を囲うように、利用者を迎え入れるゲートの役割や車寄せの庇を兼ねたエントランスゲートを作りました。分厚いコンクリートの壁から押し出したような庇の形状にすることで、奥行き4mの庇を支柱を立てずに片持ちで実現しています。壁の端部を丸く仕上げることで、やわらかな曲線でつながった一体成型の大きな土の塊を思わせるデザインに仕上げ、車で訪れるゴルファーに高揚感を与えます。

    建築家によるテキストより

    既存建物の外壁にはルーバーを取り付けることで、露出した設備配管や設備機器を隠しながら、エントランスゲート、ルーバー、既存建物という3つのレイヤーを作ることで、コンクリートの構造体だけの武骨な印象の建物に、重ね着をするように柔らかさをまとった外観としました。

    既存建物の内部は、耐震補強工事によって太くなった柱が視界や導線の邪魔になっていましたが、柱をつなぎながら端部に丸みを持たせることで、各スペースをゆるやかに区切る一体成型の壁にまとめ、エントランスゲートと呼応したデザインとしました。

    エントランスホールに入ると、円形の折り上げ柔らかさをまとわせる天井を持つチェックインスペースが、来場者を温かく迎え入れます。間接照明が映える木製ルーバーを背景に、カウンターはアースカラーの左官仕上げで、素材感のある上質な雰囲気を演出しました。

    建築家によるテキストより
    • 残り22枚の写真と建築家によるテキスト
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    エム・ランド建設久保都島建築設計事務所小野寺宗貴HUNDRED DOORS建材(外装・壁)建材(内装・床)建材(内装・壁)建材(内装・天井)建材(内装・造作家具)久保秀朗都島有美図面あり茨城スポーツ施設
    2024.08.26 Mon 07:31
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    最も注目を集めたトピックス[期間:2024/8/19-8/25]

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    最も注目を集めたトピックス
    最も注目を集めたトピックス[期間:2024/8/19-8/25]

    アーキテクチャーフォトで、先週(期間:2024/8/19-8/25)注目を集めたトピックスをまとめてご紹介します。リアルタイムでの一週間の集計は、トップページの「Weekly Top Topics」よりご覧いただけます。


    1. 藤原・室 建築設計事務所による、静岡・湖西市の「湖西の家」。住宅街に建つ四人家族の為の住まい。“視覚的に奥行きが感じられる空間”を目指し、各個室をずらして積み重ねた上に“大屋根”を被せる構成を考案。其々の間に生まれる隙間が繋がり“気配”の感受も可能にする
    2. 保坂裕信 / haによる、神奈川・横浜市の「8つの光庭のある家」。往来のある道に面した敷地。外の視線から保護しつつ“光が溢れる住環境”を実現する為に、天窓や高窓から採光する“光庭”を平面に散在させる構成を考案。施主の望む“ミニマル”も二重壁等を用いて木造で実現
    3. トラフと園田慎二による、神奈川・箱根町の「彫刻の森美術館 森の足湯」。“アートと自然が共存する屋外空間”の足湯の改修計画。環境にふさわしい存在を目指し、“美しい山の風景”を望みながら浸かれる空間を考案。15種の“多様な表情の石種”を組合わせた造形で彫刻群との調和も意図
    4. MVRDVによる、中国・香港の「Sotheby’s Maison」。世界的なオークションハウス“サザビーズ”の新店舗。伝統宗教“道教”の“二元性”に影響を受けて、上下階で空間の性質を対比させる構成を考案。上階は開かれた活気ある場とし、下階は思索的で親密な空間とする
    5. 安藤祐介建築空間研究所による、愛媛・西条市の「異郷人の家 / 凹レンズハウス」。都心から移住する家族の為に既存民家を改修。改修の選択を施主がポジティブに捉えられるよう、住まいを“家族を乗せた宇宙船”に見立てる“ナラティブな設計手法”を考案。構成や素材もストーリーに基づき決定する
    6. 橋村雄一 / Studio Hashimuraによる、佐賀市の「名尾手すき和紙工房」。土砂災害を受けての移転計画。製造工程で用いられる大量の水への対応を意図し、RC基礎を1.2mまで立ち上げる建築を考案。柱を基礎の側面に固定する構造として“周囲の美しい田園を望む連窓”も作り出す
    7. 迫慶一郎 / SAKO建築設計工社による、福岡市の集合住宅「福岡モノクローム」。中高層建築の密集地での計画。現代の“バルコニーの空間的役割”を主題とし、開放率と量塊の操作でバルコニーを“半室内化”して“内部空間の延長”として使える建築を考案。白と黒の配色で立面に“抽象性”も付与
    8. 浅井正憲+浅井百合 / 浅井アーキテクツによる、東京の「丸井スズキ足立事業本部新社屋」。菓子専門商社の施設の建替。“部署間の連携強化”を目指し、分棟だった事務所と物流倉庫の一体化に加えてオフィスをワンフロアに収める構成を考案。複雑な関係を視覚化して働く人が“協働”を意識できる建築を造る
    9. 小嶋伸也+小嶋綾香 / 小大建築設計事務所による、中国・安康市の宿泊施設「鹿柴山集 Luzhai cottage」。自然環境に恵まれたエリアの階段状の敷地での計画。風景との調和と建設負荷の軽減を目指し、地元産建材と地域の建設工法でつくる建築を考案。客室の間に“隙間空間”を設けて周辺民家のスケール感とも呼応させる
    10. BIG+ARTS Group+Frontによる、中国の「蘇州現代美術館」。2025年の完成に向け建設が進められる施設。地域の豊かな庭園遺産への“トリビュート”を意図し、伝統要素“廊”を参照して小路からパヴィリオンに連続する構成を考案。展示内容に応じて柔軟に経路の変更も可能
    11. 平田晃久が、練馬区立美術館での自身の展覧会「平田晃久―人間の波打ちぎわ」を解説している動画。2024年8月に公開されたもの
    12. 岩岡竜夫+森昌樹+横尾真による、長野の「松本三の丸スクエア」。 城下町の中心部での診療所付き戸建住宅の建替。用途に応じて“診療棟・住居棟・倉庫棟”の3つの建物に分け、相互隣接する配置として“街中のコア”となる“小広場”を創出。既存庭のランドスケープも継承して造る
    13. 八木敦之 / アトリエMEMEによる、神奈川・横須賀市の「KDU キャンパスセンター」。大学構内の事務機能と学生の居場所を複合した施設。“広場のような空間”を目指し、“柔らかな雲の様な屋根”の下に“様々な憩いの場”が存在する建築を考案。周辺と融合する外構計画で“迎え入れる”空気感も作る
    14. 岡田良太+藤井田仁 / 岡藤石による、東京・新宿区の「地中のトウキョーオフィス」。地下フロアでの計画。“face to faceの交流促進”も可能にする空間との要望に、“生々しい生命感のある地中の働く場”を志向。“動植物の行動”を取入れ構想して様々な樹種や年代の素材を用いて作る
    15. office one sensesによる、台湾・台北市の、仮設パヴィリオン「林木林」。美術館の屋外広場での計画。“強い日差し”と“シンプルな空間秩序”が特徴の広場に対し、25本の“木のような柱”と“軽やかな覆い”で作る建築を考案。訪問者に“広い日陰”と“精神的な内省を促す体験”を提供
    16. 石上純也建築設計事務所による、山口の「House & Restaurant」。旧知の友人の為の住宅兼店舗。“時間と共にその重みを増していく”空間の要望に、地面に穴を掘りコンクリートを流して土の中の躯体を掘り起こしガラスを嵌める建築を考案。不確定要素を許容し使い方の発見更新を繰り返して作る
    17. 平田晃久の練馬区立美術館での建築展「平田晃久―人間の波打ちぎわ」の会場写真。模型・スケッチ・インスタレーションを通して、平田建築を包括する新しい言葉“波打ちぎわ”を体験的に理解できる空間を提示
    18. 池田隆志+池田貴子 / design itによる、京都市の「金閣寺東の町家」。京町家を在宅勤務の施主の為に改修。かつての“職住一体の豊かさ”も継承する為、既存空間の“役割”を可能な限り残す設計を志向。原型を留めない土間だけは新たな場として“モルタルで包まれた”リビングとする
    19. 東京都庭園美術館での展覧会「建物公開2024 あかり、ともるとき」の入場チケットをプレゼント。“照明”に焦点を当て“旧朝香宮邸”を公開。各室の照明に関する解説と資料を通して魅力を紹介。会期中は通常非公開のエリアも見学でき写真撮影も可能
    20. 藤本壮介による、岐阜・飛騨市の共創拠点施設。2024年竣工を目指す建築で、商業・教育・住居等の機能を都市景観を参照した路地空間で繋ぎ、緑化された大屋根広場が多様な活動が会する舞台となる計画

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    最も注目を集めたトピックス
    2024.08.26 Mon 07:06
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    2024.8.25Sun
    • 藤原徹平による講演「TEXTURE マテリアリティから考える空間・建築」の動画。2023年10月に行われたもの
    2024.8.27Tue
    • 【ap job更新】 場の企画・デザイン・運営までをトータルプロデュースする「株式会社クル」が、企画運営 及び 建築設計のスタッフ(経験者・既卒)を募集中
    • トラフ建築設計事務所の企画と会場構成による展示「いとしき きといし 石と木の魅力を伝える企画展」。石と木への“愛しさを再発見して見つめなおす”趣旨で計画。来場者へのインスピレーションの提供を目指し、“素材以上プロダクト未満の木と石に触れる”空間を志向。石と木の角柱を井桁状に組んだ展示物などを考案

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