architecturephoto®

  • 特集記事
  • 注目情報
  • タグ
  • 建築
  • アート
  • カルチャー
  • デザイン
  • ファッション
  • 書籍
  • 展覧会
  • コンペ
  • 動画
  • テレビ
  • すべてのタグ

建築求人情報

Loading...
2024.10.17Thu
2024.10.16Wed
2024.10.18Fri
MADによる、アメリカ・デンバーの「ワン・リバー・ノース」。都市の中心部に建つ低層部に商業施設も備えた集合住宅。都市生活の再考を目指し、地域の特徴的な環境を参照した“亀裂“のような空間を備えた建築を考案。外と内の空間を融合させて自然と建築の境界も曖昧にする
photo©Iwan Baan

SHARE MADによる、アメリカ・デンバーの「ワン・リバー・ノース」。都市の中心部に建つ低層部に商業施設も備えた集合住宅。都市生活の再考を目指し、地域の特徴的な環境を参照した“亀裂“のような空間を備えた建築を考案。外と内の空間を融合させて自然と建築の境界も曖昧にする

architecture|feature
集合住宅アメリカMAD図面ありマ・ヤンソン
MADによる、アメリカ・デンバーの「ワン・リバー・ノース」。都市の中心部に建つ低層部に商業施設も備えた集合住宅。都市生活の再考を目指し、地域の特徴的な環境を参照した“亀裂“のような空間を備えた建築を考案。外と内の空間を融合させて自然と建築の境界も曖昧にする外観、西側から見上げる photo©Parrish Ruiz De Velasco
MADによる、アメリカ・デンバーの「ワン・リバー・ノース」。都市の中心部に建つ低層部に商業施設も備えた集合住宅。都市生活の再考を目指し、地域の特徴的な環境を参照した“亀裂“のような空間を備えた建築を考案。外と内の空間を融合させて自然と建築の境界も曖昧にする外観、北西側から見る、夜景 photo©Iwan Baan
MADによる、アメリカ・デンバーの「ワン・リバー・ノース」。都市の中心部に建つ低層部に商業施設も備えた集合住宅。都市生活の再考を目指し、地域の特徴的な環境を参照した“亀裂“のような空間を備えた建築を考案。外と内の空間を融合させて自然と建築の境界も曖昧にする外観、北西側から「キャニオントレイル」を見る、夜景 photo©Parrish Ruiz De Velasco
MADによる、アメリカ・デンバーの「ワン・リバー・ノース」。都市の中心部に建つ低層部に商業施設も備えた集合住宅。都市生活の再考を目指し、地域の特徴的な環境を参照した“亀裂“のような空間を備えた建築を考案。外と内の空間を融合させて自然と建築の境界も曖昧にする「キャニオントレイル」 photo©Iwan Baan

MADが設計した、アメリカ・デンバーの「ワン・リバー・ノース」です。
都市の中心部に建つ低層部に商業施設も備えた集合住宅です。建築家は、都市生活の再考を目指し、地域の特徴的な環境を参照した“亀裂“のような空間を備えた建築を考案しました。そして、外と内の空間を融合させて自然と建築の境界も曖昧にします。


こちらはリリーステキストの翻訳です

マー・ヤンソン / MADアーキテクツが「ワン・リバー・ノース」を発表。デンバーの中心における裂け目のような峡谷。

コロラド州デンバーのリバーノースアート地区(RiNo)の中心近くに位置する新しい複合施設、ワン・リバー・ノース(ORN)の16階建てガラス張りのファサードを、自然の地形が刻み込んだような亀裂が走っています。

単なる集合住宅ではなく、ワン・リバー・ノースは、居住者がまるで山歩きをしているかのように縦方向に歩き回れるランドスケープです。MADのプリンシパルアーキテクトのマー・ヤンソンは述べています。「建物の中にいながら、まるで自然の風景の中にいるような気分になります。まるで峡谷の中に住んでいるような気分になるのです」

居住者が7階から10階まで建物のキャニオントレイルを移動する間、コロラドの丘陵地帯と峡谷の生態系から着想をえて厳選された環境に浸ることができます。道案内となるのは下の通りから聞こえる滝の水音です。ワン・リバー・ノースで、MADは、自然体験を現代建築に統合することで、都市生活を再考しようとしています。没入型の生活体験を創り出すことで、コミュニティを育成し、住民同士や自然界とのつながりを強化します。

この革新的なアプローチは、デンバーという都市の環境条件に対応したものです。デンバーは、都市部を囲む険しい山々や深い峡谷で知られています。市内では、リバーノース・アート地区(RiNo)が最近、目覚ましい変貌を遂げています。かつては工業の中心地でしたが、その後、クリエイター、アーティスト、アウトドア愛好家が集まる活気のある中心地へと変貌を遂げ、彼らが一体となってコロラドの創造性と活動的な文化を活性化しています。

ワン・リバー・ノースは、デンバーの高密度都市型住宅に対するニーズに応えると同時に、安全で歩きやすい近隣地域における健康と利便性を重視したライフスタイルの拡大を提供しています。MADのデザインは、探検、幸福感、そして自然とのつながりを奨励することで、その都市の活発な文化を反映しています。これにより、その都市の住民は、自分たちの周囲や互いとのつながりを強めることができます。

この建物は、16階建てで187戸の賃貸住宅があり、周囲の景観や街並みにシームレスに溶け込む約840㎡の地上階の商業スペースを備えています。外装材や植栽が室内に流れ込み、屋内と屋外のつながりを増強しています。

キャニオンの柔らかな表面は、自然浸食から着想を得て、スロットキャニオンを想起させるようにデザインされた4層からなるアメニティ空間です。この空間は、建物の塊のクリーンで幾何学的なラインと対照的なものとなるよう、MADによって設計されました。この施設には、約1,200㎡を超える造園されたテラスがあり、まるで空間に浮かんで見えます。このテラスからは、この街で最も素晴らしい景色のいくつかを楽しむことができ、また、水辺の要素が、居住者と自然環境との強い結びつきを育んでいます。ファサードを貫く峡谷のようなストラクチャーは、屋内と屋外の空間を融合させ、自然と建築の境界を曖昧にすることで、没入感のある自然な体験を生み出しています。

峡谷からインスパイアされたアメニティエリアには、屋外の座席、共有スペース、フィットネス施設があり、すべてが交流を深め、有意義なつながりを育むように設計されています。コロラド州の多様な生物群系からインスピレーションを得て創り出されたランドスケープデザインは、州の自然環境と四季折々に変化する独特な植生を反映しています。このランドスケープは、時間とともに緑が繁茂し、峡谷のような特徴を豊かな生き生きとした環境に変えるために、レジリエントのある植物種を慎重に選定して設計されています。これにより、住民の体験が向上するとともに、周囲のコミュニティにも貢献します。

建物のファサードを登るように伸びるキャニオンは、地上17階の高さにある造園された屋上テラスで最高潮に達します。このアルプスにインスパイアされた空間には、ロッキー山脈とデンバーのスカイラインを遮るものなく一望できるプール、スパ、ガーデンが備わっています。

ワン・リバー・ノースは、居住者の心身の幸福を促進するという取り組みを称える名誉ある認定であるFitwel認証を取得しました。この認定は、世界で1,000件にも満たない建物にしか授与されていないもので、複合用途開発に対するプロジェクトの革新的なアプローチを反映しています。入念に厳選された没入感のある生活体験を提供し、コミュニティ意識を育むことで、ワン・リバー・ノースは、人間の健康とウェルネスに焦点を当てた都市生活の新たなスタンダードを打ち立てます。

すでにリバーノース・アート地区やデンバー全体にとって欠かせないランドマークとなっているワン・リバー・ノースは、自然、ライフスタイル、利便性、コミュニティを現代的な居住体験にシームレスに統合するという複合ビルというタイプの新しい視点を提供しており、今後も多くの人々を魅了していくことでしょう。「私たちの立体的な都市空間を想像してみてください」と、マー・ヤンソンは説明します。「高層オフィスビルや高層ホテルが、スカイガーデン、渓谷、滝を導入する。このヴィジョンでは、未来の都市はもはやコンクリートの箱の集合体ではなく、人と自然を統合し、つなげる場所となるのです」

ワン・リバー・ノースは単に住むだけの場所ではありません。都市環境と自然界の境界が消え、生き生きと過ごせる場所なのです。


以下の写真はクリックで拡大します

MADによる、アメリカ・デンバーの「ワン・リバー・ノース」。都市の中心部に建つ低層部に商業施設も備えた集合住宅。都市生活の再考を目指し、地域の特徴的な環境を参照した“亀裂“のような空間を備えた建築を考案。外と内の空間を融合させて自然と建築の境界も曖昧にする外観、北西側から見る、夜景 photo©Iwan Baan
MADによる、アメリカ・デンバーの「ワン・リバー・ノース」。都市の中心部に建つ低層部に商業施設も備えた集合住宅。都市生活の再考を目指し、地域の特徴的な環境を参照した“亀裂“のような空間を備えた建築を考案。外と内の空間を融合させて自然と建築の境界も曖昧にする外観、北側から見る、夜景 photo©Parrish Ruiz De Velasco
MADによる、アメリカ・デンバーの「ワン・リバー・ノース」。都市の中心部に建つ低層部に商業施設も備えた集合住宅。都市生活の再考を目指し、地域の特徴的な環境を参照した“亀裂“のような空間を備えた建築を考案。外と内の空間を融合させて自然と建築の境界も曖昧にする外観、北側から「キャニオントレイル」を見る、夜景 photo©Parrish Ruiz De Velasco
MADによる、アメリカ・デンバーの「ワン・リバー・ノース」。都市の中心部に建つ低層部に商業施設も備えた集合住宅。都市生活の再考を目指し、地域の特徴的な環境を参照した“亀裂“のような空間を備えた建築を考案。外と内の空間を融合させて自然と建築の境界も曖昧にする外観、北西側から「キャニオントレイル」を見る、夜景 photo©Parrish Ruiz De Velasco
MADによる、アメリカ・デンバーの「ワン・リバー・ノース」。都市の中心部に建つ低層部に商業施設も備えた集合住宅。都市生活の再考を目指し、地域の特徴的な環境を参照した“亀裂“のような空間を備えた建築を考案。外と内の空間を融合させて自然と建築の境界も曖昧にする外観、北側から「キャニオントレイル」を見る、夜景 photo©Parrish Ruiz De Velasco
MADによる、アメリカ・デンバーの「ワン・リバー・ノース」。都市の中心部に建つ低層部に商業施設も備えた集合住宅。都市生活の再考を目指し、地域の特徴的な環境を参照した“亀裂“のような空間を備えた建築を考案。外と内の空間を融合させて自然と建築の境界も曖昧にする「キャニオントレイル」、夜景 photo©Iwan Baan
MADによる、アメリカ・デンバーの「ワン・リバー・ノース」。都市の中心部に建つ低層部に商業施設も備えた集合住宅。都市生活の再考を目指し、地域の特徴的な環境を参照した“亀裂“のような空間を備えた建築を考案。外と内の空間を融合させて自然と建築の境界も曖昧にする外観、北側から屋上と「キャニオントレイル」を見下ろす、夜景 photo©Parrish Ruiz De Velasco
MADによる、アメリカ・デンバーの「ワン・リバー・ノース」。都市の中心部に建つ低層部に商業施設も備えた集合住宅。都市生活の再考を目指し、地域の特徴的な環境を参照した“亀裂“のような空間を備えた建築を考案。外と内の空間を融合させて自然と建築の境界も曖昧にする外観、西側から「キャニオントレイル」を見上げる、夜景 photo©Iwan Baan
MADによる、アメリカ・デンバーの「ワン・リバー・ノース」。都市の中心部に建つ低層部に商業施設も備えた集合住宅。都市生活の再考を目指し、地域の特徴的な環境を参照した“亀裂“のような空間を備えた建築を考案。外と内の空間を融合させて自然と建築の境界も曖昧にする外観、北側から見る photo©Iwan Baan
MADによる、アメリカ・デンバーの「ワン・リバー・ノース」。都市の中心部に建つ低層部に商業施設も備えた集合住宅。都市生活の再考を目指し、地域の特徴的な環境を参照した“亀裂“のような空間を備えた建築を考案。外と内の空間を融合させて自然と建築の境界も曖昧にする外観、北側から見上げる photo©Iwan Baan
MADによる、アメリカ・デンバーの「ワン・リバー・ノース」。都市の中心部に建つ低層部に商業施設も備えた集合住宅。都市生活の再考を目指し、地域の特徴的な環境を参照した“亀裂“のような空間を備えた建築を考案。外と内の空間を融合させて自然と建築の境界も曖昧にする外観、西側から見上げる photo©Parrish Ruiz De Velasco
MADによる、アメリカ・デンバーの「ワン・リバー・ノース」。都市の中心部に建つ低層部に商業施設も備えた集合住宅。都市生活の再考を目指し、地域の特徴的な環境を参照した“亀裂“のような空間を備えた建築を考案。外と内の空間を融合させて自然と建築の境界も曖昧にする外観、西側から「キャニオントレイル」を見下ろす。 photo©Iwan Baan
MADによる、アメリカ・デンバーの「ワン・リバー・ノース」。都市の中心部に建つ低層部に商業施設も備えた集合住宅。都市生活の再考を目指し、地域の特徴的な環境を参照した“亀裂“のような空間を備えた建築を考案。外と内の空間を融合させて自然と建築の境界も曖昧にする外観、西側から「キャニオントレイル」を見上げる。 photo©Vic Ryan
MADによる、アメリカ・デンバーの「ワン・リバー・ノース」。都市の中心部に建つ低層部に商業施設も備えた集合住宅。都市生活の再考を目指し、地域の特徴的な環境を参照した“亀裂“のような空間を備えた建築を考案。外と内の空間を融合させて自然と建築の境界も曖昧にする外観、「キャニオントレイル」の詳細 photo©Vic Ryan
MADによる、アメリカ・デンバーの「ワン・リバー・ノース」。都市の中心部に建つ低層部に商業施設も備えた集合住宅。都市生活の再考を目指し、地域の特徴的な環境を参照した“亀裂“のような空間を備えた建築を考案。外と内の空間を融合させて自然と建築の境界も曖昧にする「キャニオントレイル」 photo©Iwan Baan
MADによる、アメリカ・デンバーの「ワン・リバー・ノース」。都市の中心部に建つ低層部に商業施設も備えた集合住宅。都市生活の再考を目指し、地域の特徴的な環境を参照した“亀裂“のような空間を備えた建築を考案。外と内の空間を融合させて自然と建築の境界も曖昧にする「キャニオントレイル」 photo©Iwan Baan
MADによる、アメリカ・デンバーの「ワン・リバー・ノース」。都市の中心部に建つ低層部に商業施設も備えた集合住宅。都市生活の再考を目指し、地域の特徴的な環境を参照した“亀裂“のような空間を備えた建築を考案。外と内の空間を融合させて自然と建築の境界も曖昧にするエントランスホール photo©Iwan Baan
MADによる、アメリカ・デンバーの「ワン・リバー・ノース」。都市の中心部に建つ低層部に商業施設も備えた集合住宅。都市生活の再考を目指し、地域の特徴的な環境を参照した“亀裂“のような空間を備えた建築を考案。外と内の空間を融合させて自然と建築の境界も曖昧にする施設の一部 photo©Iwan Baan
MADによる、アメリカ・デンバーの「ワン・リバー・ノース」。都市の中心部に建つ低層部に商業施設も備えた集合住宅。都市生活の再考を目指し、地域の特徴的な環境を参照した“亀裂“のような空間を備えた建築を考案。外と内の空間を融合させて自然と建築の境界も曖昧にする配置図 image©MAD
MADによる、アメリカ・デンバーの「ワン・リバー・ノース」。都市の中心部に建つ低層部に商業施設も備えた集合住宅。都市生活の再考を目指し、地域の特徴的な環境を参照した“亀裂“のような空間を備えた建築を考案。外と内の空間を融合させて自然と建築の境界も曖昧にする8階平面図 image©MAD
MADによる、アメリカ・デンバーの「ワン・リバー・ノース」。都市の中心部に建つ低層部に商業施設も備えた集合住宅。都市生活の再考を目指し、地域の特徴的な環境を参照した“亀裂“のような空間を備えた建築を考案。外と内の空間を融合させて自然と建築の境界も曖昧にする15階平面図 image©MAD
MADによる、アメリカ・デンバーの「ワン・リバー・ノース」。都市の中心部に建つ低層部に商業施設も備えた集合住宅。都市生活の再考を目指し、地域の特徴的な環境を参照した“亀裂“のような空間を備えた建築を考案。外と内の空間を融合させて自然と建築の境界も曖昧にする屋上階平面図 image©MAD
MADによる、アメリカ・デンバーの「ワン・リバー・ノース」。都市の中心部に建つ低層部に商業施設も備えた集合住宅。都市生活の再考を目指し、地域の特徴的な環境を参照した“亀裂“のような空間を備えた建築を考案。外と内の空間を融合させて自然と建築の境界も曖昧にする西側立面図 image©MAD
MADによる、アメリカ・デンバーの「ワン・リバー・ノース」。都市の中心部に建つ低層部に商業施設も備えた集合住宅。都市生活の再考を目指し、地域の特徴的な環境を参照した“亀裂“のような空間を備えた建築を考案。外と内の空間を融合させて自然と建築の境界も曖昧にする部分断面図 image©MAD
MADによる、アメリカ・デンバーの「ワン・リバー・ノース」。都市の中心部に建つ低層部に商業施設も備えた集合住宅。都市生活の再考を目指し、地域の特徴的な環境を参照した“亀裂“のような空間を備えた建築を考案。外と内の空間を融合させて自然と建築の境界も曖昧にするダイアグラム image©MAD
MADによる、アメリカ・デンバーの「ワン・リバー・ノース」。都市の中心部に建つ低層部に商業施設も備えた集合住宅。都市生活の再考を目指し、地域の特徴的な環境を参照した“亀裂“のような空間を備えた建築を考案。外と内の空間を融合させて自然と建築の境界も曖昧にする模型 photo©TAL+Bai Yu

以下、リリーステキストです。


Ma Yansong/MAD Architects Unveil One River North: A Cracked-Open Canyon in the Heart of Denver.

A crack of natural terrain carves through the 16-story glass facade of One River North, (ORN), a new mixed-use development near the center of Denver, Colorado’s River North Art District (RiNo).

More than just an apartment building, One River North is a vertical landscape for its residents to wander as if hiking in the mountains. “Imagine living in a building yet feeling as though you’re immersed in a natural landscape—like living within a canyon itself,” says MAD Principal Architect, Ma Yansong.

As residents traverse the building’s canyon trail from the 6th to the 9th floor, they become immersed in curated environments inspired by Colorado’s foothill and canyon ecosystems, guided by the sounds of cascading water that is audible from the street below. With One River North, MAD seeks to reimagine urban living by integrating natural experiences into modern architecture, creating immersive living experiences that foster community and strengthen residents’ connections to each other and the natural world.

This innovative approach is in response to the environmental conditions of Denver, a city known for the rugged mountains and deep canyons that surround its urban area. Within the city, the River North Art District (RiNo) has recently experienced a remarkable transformation. Once an industrial hub, it has since evolved into a thriving center for creators, artists, and outdoor enthusiasts that together reinvigorate the creative and active culture of Colorado.

One River North addresses Denver’s need for high-density urban housing while offering an expanded lifestyle centered on wellness and accessibility in a safe, walkable neighborhood. MAD’s design reflects the city’s active culture by encouraging exploration, well-being, and a connection to nature that strengthens its residents’ ties to their surroundings and to one another.

The building features 187 rental units spread across 15 floors, along with a 9,000-square-foot ground-floor retail space that seamlessly blends into the surrounding landscape and streetscape. Exterior materials and plantings flow into the interior, reinforcing the connection between indoors and outdoors.

The soft surfaces of the Canyon—a carved-out, four-story amenity space inspired by natural erosion and designed to evoke a slot canyon, were designed by MAD to contrast the clean geometric lines of the building’s massing. This feature includes over 13,000 square feet of landscaped terraces that appear to hang in open space, offering some of the city’s most breathtaking views, along with water elements that foster a strong connection between residents and the natural environment. The canyon-like structure running through the facade creates an immersive, natural experience, merging indoor and outdoor spaces and blurring the boundaries between nature and architecture.

The canyon-inspired amenity area includes outdoor seating, shared rooms, and fitness facilities, all designed to cultivate engagement and foster meaningful connections. Drawing inspiration from Colorado’s diverse biomes, its landscape design reflects the state’s natural conditions and unique plant life which change over the course of the four seasons. The landscape has been thoughtfully curated with resilient plant species to ensure that, over time, the greenery will flourish, transforming the canyon-like feature into a lush, thriving environment that enhances the residents’ experience and contributes to the surrounding community.

The Canyon climbs across the building’s facades to culminate at a landscaped rooftop terrace 16 stories above street level. This alpine-inspired space features a pool, spa, and garden that provide unobstructed views of the Rocky Mountains and the Denver skyline.

One River North has earned Fitwel certification, a prestigious recognition that highlights its commitment to promoting the physical and mental well-being of its residents. This certification, awarded to fewer than 1,000 buildings worldwide, reflects the project’s innovative approach to mixed-use development. By offering a thoughtfully curated, immersive living experience that emphasizes placemaking and fosters a sense of community, One River North sets a new standard for urban living focused on human health and wellness.

Already an unmissable landmark for the River North Art District and Denver at large, One River North offers a fresh perspective on the mixed-use building type—seamlessly integrating nature, lifestyle, convenience, and community into a contemporary residential experience—that will surely inspire many more to come. “Imagine our three-dimensional urban spaces,” Ma Yansong explains, “where high-rise office buildings and high-rise hotels introduce sky gardens, canyons, and waterfalls. In this vision, the future city is not just made of concrete boxes anymore; it becomes a place that integrates and connects people with nature.”

One River North is more than just a place to live — it is a place to thrive, in which the boundaries between the urban environment and the natural world disappear.

■建築概要

One River North
Denver, Colorado
2019-2024
Typology: Residential, Retail.
Site Area: Approx. 28,198 sf
Building Area: Approx. 342,674 sf
Principal Partners: Ma Yansong, Dang Qun, Yosuke Hayano
Design Team: Jon Kontuly, Flora Lee, Peng Xie, Edwin Cho, Horace Hou, Yunfei Qiu, Evan Shaner, Shawna Chengxiang Meng
Client: The MAX Collaborative
Owner: The Max Collaborative, Uplands Real Estate Partners, Zakhem Real Estate Group
Architectural Design: MAD Architects
Executive Architect: Davis Partnership Architects
Contractor: Saunders Construction
Interior designer: The Interior Studio at Davis Partnership Architects
Structural Engineer: Jirsa Hedrick
MEP Engineer: ME Engineers
Landscape: Davis Partnership Architects
Civil Consultant: Kimley-Horn
Photography: Iwan Baan, Parrish Ruiz De Velasco and Vic Ryan

あわせて読みたい

建築写真家のイワン・バーンの、ヴィトラ・デザイン・ミュージアムでの展覧会「Iwan Baan: Moments in Architecture」。建築分野で世界的に知られる写真家の回顧展。デジタルメディアの発展の中で活動を深め、世界中の著名な建築家の作品から伝統建築までを撮影。建築のみならずその場の人々の活動にも注目するスタンスで知られる
  • SHARE
集合住宅アメリカMAD図面ありマ・ヤンソン
2024.10.17 Thu 06:35
0
permalink

#マ・ヤンソンの関連記事

  • 2025.1.14Tue
    マ・ヤンソン / MADによる、中国・広東省の「The Never Hut」。歴史ある村で行われる芸術祭での計画。かつての小学校の遊び場を敷地とし、集合的記憶に敬意を表しながら周囲に“新たな生命と目的”を与える存在を志向。地域の遺構や地形も参照した“円盤状”の建築を考案
  • 2024.7.26Fri
    MADによる、中国・深センの、テンセントの新社屋。世界的なIT企業の80ha超のキャンパス内での計画。企業の目標である“持続可能性”等に応える為、地上レベルを公共空間としても開放する“高床式”の建築などを考案。2025年までに竣工して使用開始を予定
  • 2023.11.10Fri
    MADのマー・ヤンソンによる、建築展「Ma Yansong: Landscapes in Motion」。約20年の活動を通した研究と実践を回顧する展覧会。未来の生活や都市に対する想像の促進を意図し、4つのテーマに分けて模型や図面等を展示。建築を科学技術ではなく“人生が展開する現実の舞台”として捉える
  • 2023.6.29Thu
    MADによる、中国・アランヤでの、演劇祭の為の会場構成「The City of Time」。300時間限定の芸術家の滞在制作の為の空間。現代都市にない“精神のねぐら”を意図して、多種多様な作品やパフォーマンス等を許容する空間を考案。作家同士の協同や作品の限界超越の促進も意図
  • 2023.3.18Sat
    MADのマー・ヤンソンによる、中国・南海市のインスタレーション「Timeless Beacon」。国際文化祭の為に制作。川沿いの廃墟となった旧市場を会場とし、布やフィルムで建物全体を覆い周囲の景観と呼応して影響を与える作品を考案。歴史と未来の時間軸を並行させて人々の想像力を呼び起こす
  • 2023.1.21Sat
    MADのマー・ヤンソンのキュレーションによる建築展「Blueprint Beijing」。世界各国から20名を招聘して開催。建築を“人間社会における最大かつ最も長く続く公共メディア”と捉えて、“未来”をテーマに展覧会を構成。日本からは伊東豊雄と石上純也が出展
  • 2022.6.12Sun
    MADのマー・ヤンソンによる椅子「デュナーミク・チェア」と「スレッド・チェア」。サワヤ&モローニの為にデザイン。前者は、動きと流動性に詩的な焦点を当てた椅子で、座るための彫刻として構想。後者は、アルミ棒を束ねるだけで作られ、金属素材そのものを芸術表現に変えようと構想
  • 2021.3.08Mon
    /
    MADのマ・ヤンソンによるオンライン講演の動画
  • 2019.11.13Wed
    MADのマー・ヤンソンによる、TEDでのプレゼンの動画「山、雲、火山をヒントにした都市型建築」(日本語字幕付)
  • view all
view all

#MADの関連記事

  • 2025.1.14Tue
    マ・ヤンソン / MADによる、中国・広東省の「The Never Hut」。歴史ある村で行われる芸術祭での計画。かつての小学校の遊び場を敷地とし、集合的記憶に敬意を表しながら周囲に“新たな生命と目的”を与える存在を志向。地域の遺構や地形も参照した“円盤状”の建築を考案
  • 2024.7.26Fri
    MADによる、中国・深センの、テンセントの新社屋。世界的なIT企業の80ha超のキャンパス内での計画。企業の目標である“持続可能性”等に応える為、地上レベルを公共空間としても開放する“高床式”の建築などを考案。2025年までに竣工して使用開始を予定
  • 2024.6.17Mon
    MADによる、中国・北京の「ZGC・インターナショナル・イノベーション・センター」。地域で行われる国際会議の常設会場。科学・技術・文化交流の中心地を目指し、公共空間も創出する“有機的な曲面”の屋根を特徴とする建築を考案。クリーンでシンプルな内装で議論の為の風通しの良い環境も構築
  • 2024.2.09Fri
    MADによる、中国の「嘉興鉄道駅」。上海の南西に位置する都市での計画。モニュメンタルな在り方からの脱却を目指し、入念な交通計画と空間の垂直利用で周辺環境と接続する建築を考案。地域の歴史への敬意も意図して一部で過去の駅舎を原寸で再現する
  • 2024.1.08Mon
    MADによる、中国・広東省の「南海アートセンター」。湖の畔に計画された約6万㎡の劇場・博物館・運動施設を内包する建築。人が集う地域文化の未来への継承を目指し、最大限の“中間領域”を備えた構成を考案。外観を特徴づける半透明の幕屋根は地域の伝統建築も参照
  • 2023.11.10Fri
    MADのマー・ヤンソンによる、建築展「Ma Yansong: Landscapes in Motion」。約20年の活動を通した研究と実践を回顧する展覧会。未来の生活や都市に対する想像の促進を意図し、4つのテーマに分けて模型や図面等を展示。建築を科学技術ではなく“人生が展開する現実の舞台”として捉える
  • 2023.11.01Wed
    MADによる、中国・上海の複合施設「The Ark」。70年代竣工の倉庫を複合施設に改修。新旧の構築物が並置される状況を求め、既存の壁の間に“金属製のヴォリューム”が浮遊する構成を考案。都市の記憶を未来に繋げると共に人々の為の新たな交流空間を創り出す
  • 2023.10.02Mon
    MADによる、中国の「安吉文化芸術センター」。“竹”と“茶”で知られる地域での計画。“竹の葉”を散らした様な屋根の重なりを特徴とし、自然と建築をつなぐ“過渡的な空間”の設計を志向。建築とランドスケープが一体となるように作る
  • 2023.6.29Thu
    MADによる、中国・アランヤでの、演劇祭の為の会場構成「The City of Time」。300時間限定の芸術家の滞在制作の為の空間。現代都市にない“精神のねぐら”を意図して、多種多様な作品やパフォーマンス等を許容する空間を考案。作家同士の協同や作品の限界超越の促進も意図
  • 2023.5.07Sun
    MADによる、エクアドル・キトの高層ビル「Qondesa」。街の中心部の集合住宅を中心とした建築。地域の自然や旧市街の建物を参照して、“絡みつく蔓”を想起させる形態と“石張り”の詳細を考案。住民の生活の質の向上と共に環境に優しい都市の創造も志向
  • view all
view all

建築求人情報

Loading...

 

    公式アカウントをフォローして、見逃せない建築情報を受け取ろう。

    60,709
    • Follow
    82,488
    • Follow
    • Follow
    • Add Friends
    • Subscribe
    • 情報募集/建築・デザイン・アートの情報を随時募集しています。
      More
    • メールマガジン/ メールマガジンで最新の情報を配信しています。
      More

    この日更新したその他の記事

    【ap job更新】 ラブアーキテクチャー / 浅利幸男が、設計スタッフ(経験者・既卒・2024年新卒)を募集中

    ap job 【ap job更新】 ラブアーキテクチャー / 浅利幸男が、設計スタッフ(経験者・既卒・2024年新卒)を募集中

    architecture|job
    建築求人情報
    【ap job更新】 ラブアーキテクチャー / 浅利幸男が、設計スタッフ(経験者・既卒・2024年新卒)を募集中
    【ap job更新】 ラブアーキテクチャー / 浅利幸男が、設計スタッフ(経験者・既卒・2024年新卒)を募集中麻布の別邸 モダンリビング 2021.2 / ELLE DECO JAPAN 2021.6 / Wallpaper誌(イギリス)/ Archilovers(イタリア)/ designboom(イタリア)/ ArchiDaily(チリ)他多数掲載
    アーキテクチャーフォトジョブボードに新しい情報が追加されました
    job.architecturephoto.net

    ラブアーキテクチャー / 浅利幸男の、設計スタッフ(経験者・既卒・2024年新卒)募集のお知らせです。詳しくは、ジョブボードの当該ページにてご確認ください。アーキテクチャーフォトジョブボードには、その他にも、色々な事務所の求人情報が掲載されています。
    新規の求人の投稿はこちらからお気軽にお問い合わせください。

    ラブアーキテクチャーは2001年創業以来、新築戸建、リノベーション、集合住宅、寺院、商業施設、ランドスケープ等、幅広いジャンルで約70棟のプロジェクトを手掛け、様々なメディアで取り上げられて参りました。

    ランドスケープからインテリアコーディネート、概念構築からマテリアル・ディテールまで、トータルに取り組むことを特徴にしています。

    現在も、戸建住宅、集合住宅、寺院、ランドスケープ、レストランが同時進行中です。実務未経験の方でも、先輩スタッフの丁寧な指導を受けながら、プロジェクトの中心メンバーとして活動できます。

    job.architecturephoto.net
    • ap job
    建築求人情報
    2024.10.17 Thu 11:00
    0
    permalink
    2024.10.16Wed
    • 中村竜治建築設計事務所の会場構成による「ものたちの誰彼(たそがれ)展」。身近な壊れやすい物との付合い方を主題とし開催。展示されるオブジェとその写真の関係性に向合い、説明的ではない“即物的”な展示計画を志向。其々の独立した鑑賞を促す“1.4mの高さに梁を掛けた空間”を考案
    • 藤原・室 建築設計事務所による、東京の「町田の家」。傾斜地の不整形な角地での計画。環境への応答とプライバシーの確保を考慮し、“壁”を主要素とし“角度や高さの調整”で多様な風景を切取ると共に外部からの視線を遮断。木漏れ日の様な多方向からの光の導入も意図
    2024.10.18Fri
    • MVRDVによる、オランダの「トリポリス・パーク」。アルド・ファン・アイクの晩年作品の改修と増築。歴史的建築に敬意を払いながら変化した環境への対応も意図し、既存の背後に“ランドスクレイパー”を配置する計画を考案。記念碑的建物の不動産価値も再確立させる
    • ザハ・ハディド・アーキテクツによる、ウズベキスタンの「アリシェル・ナヴォイ国際科学研究センター」。文学博物館・研究所・学校などが組込まれる施設。地域の伝統的な建築から様々な着想を得て、換気機能を持つ“アーチ型のファサード”や“中庭” を備えた建築を考案。外壁の素材には地域産の煉瓦も用いられる

    Subscribe and Follow

    公式アカウントをフォローして、
    見逃せない建築情報を受け取ろう。

    「建築と社会の関係を視覚化する」メディア、アーキテクチャーフォトの公式アカウントです。
    様々な切り口による複眼的視点で建築に関する情報を最速でお届けします。

    60,709
    • Follow
    82,488
    • Follow
    • Follow
    • Add Friends
    • Subscribe
    • 情報募集/建築・デザイン・アートの情報を随時募集しています。
      More
    • メールマガジン/ メールマガジンで最新の情報を配信しています。
      More

    architecturephoto® News Letter

    メールマガジンでも最新の更新情報を配信中

    • ホーム
    • アーキテクチャーフォトについて
    • アーキテクチャーフォト規約
    • プライバシーポリシー
    • 特定商取引法に関する表記
    • 利用者情報の外部送信について
    • 広告掲載について
    • お問い合わせ/作品投稿

    Copyright © architecturephoto.net.

    • 建築
    • アート
    • カルチャー
    • デザイン
    • ファッション
    • 書籍
    • 展覧会
    • コンペ
    • 動画
    • テレビ
    • 特集記事
    • 注目情報
    • タグ
    • アーキテクチャーフォト ジョブボード
    • アーキテクチャーフォト・ブック
    • アーキテクチャーフォト・プロダクト
    • ホーム
    • アーキテクチャーフォトについて
    • アーキテクチャーフォト規約
    • プライバシーポリシー
    • 特定商取引法に関する表記
    • 利用者情報の外部送信について
    • 広告掲載について
    • お問い合わせ/作品投稿

    メールマガジンで最新の情報を配信しています

    この記事をシェア
    タイトルタイトルタイトルタイトルタイトル
    https://architecturephoto.net/permalink

    記事について#architecturephotonetでつぶやいてみましょう。
    有益なコメントは拡散や、サイトでも紹介させていただくこともございます。

    architecturephoto®
    • black
    • gray
    • white