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津川恵理の織物共同開発等、原瑠璃彦のリサーチ等による展覧会「庭と織物」。京都のHOSOO GALLERYが会場。1年を掛けて3Dスキャンした坪庭の点群データを元に開発した“西陣織”の展示。時間の変移から現れる“間のデータ”を翻訳し、見る角度などで色が多様に変化する“透明な織物”を作り上げる
photo©Kotaro Tanaka

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architecture|design|feature
会場構成京都津川恵理戸村陽田中恒太郎井高久美子細尾真孝原瑠璃彦ALTEMYスーパー・ファクトリーGarden Archives Project
津川恵理の織物共同開発等、原瑠璃彦のリサーチ等による展覧会「庭と織物」。京都のHOSOO GALLERYが会場。1年を掛けて3Dスキャンした坪庭の点群データを元に開発した“西陣織”の展示。時間の変移から現れる“間のデータ”を翻訳し、見る角度などで色が多様に変化する“透明な織物”を作り上げる織物のインスタレーション「かげのかげ The Shades of Shadows」 photo©Kotaro Tanaka
津川恵理の織物共同開発等、原瑠璃彦のリサーチ等による展覧会「庭と織物」。京都のHOSOO GALLERYが会場。1年を掛けて3Dスキャンした坪庭の点群データを元に開発した“西陣織”の展示。時間の変移から現れる“間のデータ”を翻訳し、見る角度などで色が多様に変化する“透明な織物”を作り上げる織物のインスタレーション「かげのかげ The Shades of Shadows」 photo©Kotaro Tanaka
津川恵理の織物共同開発等、原瑠璃彦のリサーチ等による展覧会「庭と織物」。京都のHOSOO GALLERYが会場。1年を掛けて3Dスキャンした坪庭の点群データを元に開発した“西陣織”の展示。時間の変移から現れる“間のデータ”を翻訳し、見る角度などで色が多様に変化する“透明な織物”を作り上げる織物のインスタレーション「かげのかげ The Shades of Shadows」 photo©Kotaro Tanaka
津川恵理の織物共同開発等、原瑠璃彦のリサーチ等による展覧会「庭と織物」。京都のHOSOO GALLERYが会場。1年を掛けて3Dスキャンした坪庭の点群データを元に開発した“西陣織”の展示。時間の変移から現れる“間のデータ”を翻訳し、見る角度などで色が多様に変化する“透明な織物”を作り上げる織物のインスタレーション「かげのかげ The Shades of Shadows」 photo©Kotaro Tanaka

津川恵理 / ALTEMYの織物共同開発と空間構成、原瑠璃彦 / Garden Archives Projectのリサーチと企画による、京都での展覧会「庭と織物――The Shades of Shadows」です。(詳細なクレジットは末尾に掲載しています)
京都のHOSOO GALLERYが会場となっています。1年を掛けて3Dスキャンした坪庭の点群データを元に開発した“西陣織”の展示です。建築家たちは、時間の変移から現れる“間のデータ”を翻訳し、見る角度などで色が多様に変化する“透明な織物”を作り上げました。展覧会の公式ページはこちら。会期は2025年3月16日まで。

庭と織物と建築は、どこか共通点がある。
そんな期待をもって、約3年前にHOUSE of HOSOOを初めて訪れた。

西陣織を深く知るため技術や工房を拝見し、一通り工程を理解したのちに、小さなルーペで織物の中を覗き込んだ。織物の表面から感じられる繊細な模様や微細な凹凸は西陣織のごく一部であり、織物の内部にある立体的な世界こそが西陣織の本質のように感じた。
二次元だと捉えていた織物が頭の中で立体化され立ち上がった。その瞬間、織物が建築的に感じられ、内部に潜む西陣織の構造をそのままあぶり出すような織物がつくれないかと思った。
その時のイメージが、「The Shades of Shadows」の原点である。

建築家によるテキストより

HOUSE of HOSOOの坪庭を12ヶ月かけて3Dスキャンした点群データを西陣織にどう翻訳するか、またHOSOO GALLERYにどう構成するかを考えた。今、目の前にある物質を見るのではなく、常に動き続ける四季折々の変化を受けとめ、揺れ動く時間の中で状況を眺めるのが庭である。織物でもそのような状況をつくることができないだろうか。

建築家によるテキストより

物質的に織物を扱うよりは、織物が媒介者となって、時間の変化や身体の動きという動的な状況で初めて現象が浮かび上がる織物を考えた。つまり、織物の周りにどのように身体を置くかによって見える現象が変化し、人の動きに伴って織物の様相が変化するような、まるで庭のように、時間を取り込んだ状況を表現したかった。
また、庭というのは人為と自然の間の絶妙なバランスにより成り立っている。HOSOOの何代にもつづく職人による手仕事と環境的な現象を、絶妙なバランスにより織物に織り込むことを考えた。

12ヶ月分の坪庭の点群データを観察すると、実際には庭で認知することのできない「間のデータ」というのが見えてくる。12個のデータをデジタル空間の中で重ね合わせることで、各月や各季節の変移だけを抽出し、認識することができた。“動き続ける庭”の動的な部分だけに注目し、その「間のデータ」を織物に翻訳していった。

今回、織物には2021年にHOSOO GALLERYで展示された「Ambient Weaving」にも使用された光弾性の仕組みをつかい、織物の周りの動的な状況によって意匠が変化することを試みている。光弾性とは、外力を受けて変形した柔らかな弾性体(透明フィルム)が複屈折することで、多様な色が出てくる仕組みである。また、見る角度によっても色が変化する。

建築家によるテキストより

以下の写真はクリックで拡大します

津川恵理の織物共同開発等、原瑠璃彦のリサーチ等による展覧会「庭と織物」。京都のHOSOO GALLERYが会場。1年を掛けて3Dスキャンした坪庭の点群データを元に開発した“西陣織”の展示。時間の変移から現れる“間のデータ”を翻訳し、見る角度などで色が多様に変化する“透明な織物”を作り上げる映像インスタレーション「4次元のかげ The Shadows of 4D Garden」(映像制作:HOSOO) photo©Kotaro Tanaka
津川恵理の織物共同開発等、原瑠璃彦のリサーチ等による展覧会「庭と織物」。京都のHOSOO GALLERYが会場。1年を掛けて3Dスキャンした坪庭の点群データを元に開発した“西陣織”の展示。時間の変移から現れる“間のデータ”を翻訳し、見る角度などで色が多様に変化する“透明な織物”を作り上げる映像インスタレーション「4次元のかげ The Shadows of 4D Garden」(映像制作:HOSOO) photo©Kotaro Tanaka
津川恵理の織物共同開発等、原瑠璃彦のリサーチ等による展覧会「庭と織物」。京都のHOSOO GALLERYが会場。1年を掛けて3Dスキャンした坪庭の点群データを元に開発した“西陣織”の展示。時間の変移から現れる“間のデータ”を翻訳し、見る角度などで色が多様に変化する“透明な織物”を作り上げる織物のインスタレーション「かげのかげ The Shades of Shadows」 photo©Kotaro Tanaka
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津川恵理の織物共同開発等、原瑠璃彦のリサーチ等による展覧会「庭と織物」。京都のHOSOO GALLERYが会場。1年を掛けて3Dスキャンした坪庭の点群データを元に開発した“西陣織”の展示。時間の変移から現れる“間のデータ”を翻訳し、見る角度などで色が多様に変化する“透明な織物”を作り上げる織物のインスタレーション「かげのかげ The Shades of Shadows」 photo©Kotaro Tanaka
津川恵理の織物共同開発等、原瑠璃彦のリサーチ等による展覧会「庭と織物」。京都のHOSOO GALLERYが会場。1年を掛けて3Dスキャンした坪庭の点群データを元に開発した“西陣織”の展示。時間の変移から現れる“間のデータ”を翻訳し、見る角度などで色が多様に変化する“透明な織物”を作り上げる織物のインスタレーション「かげのかげ The Shades of Shadows」 photo©Kotaro Tanaka
津川恵理の織物共同開発等、原瑠璃彦のリサーチ等による展覧会「庭と織物」。京都のHOSOO GALLERYが会場。1年を掛けて3Dスキャンした坪庭の点群データを元に開発した“西陣織”の展示。時間の変移から現れる“間のデータ”を翻訳し、見る角度などで色が多様に変化する“透明な織物”を作り上げる織物のインスタレーション「色のない庭 The Achromatic Garden」 photo©Kotaro Tanaka
津川恵理の織物共同開発等、原瑠璃彦のリサーチ等による展覧会「庭と織物」。京都のHOSOO GALLERYが会場。1年を掛けて3Dスキャンした坪庭の点群データを元に開発した“西陣織”の展示。時間の変移から現れる“間のデータ”を翻訳し、見る角度などで色が多様に変化する“透明な織物”を作り上げる織物のインスタレーション「色のない庭 The Achromatic Garden」 photo©Kotaro Tanaka
津川恵理の織物共同開発等、原瑠璃彦のリサーチ等による展覧会「庭と織物」。京都のHOSOO GALLERYが会場。1年を掛けて3Dスキャンした坪庭の点群データを元に開発した“西陣織”の展示。時間の変移から現れる“間のデータ”を翻訳し、見る角度などで色が多様に変化する“透明な織物”を作り上げる織物のインスタレーション「色のない庭 The Achromatic Garden」 photo©Kotaro Tanaka
津川恵理の織物共同開発等、原瑠璃彦のリサーチ等による展覧会「庭と織物」。京都のHOSOO GALLERYが会場。1年を掛けて3Dスキャンした坪庭の点群データを元に開発した“西陣織”の展示。時間の変移から現れる“間のデータ”を翻訳し、見る角度などで色が多様に変化する“透明な織物”を作り上げる各織に入るアクセント糸の入る量を示すグラデーションデータ image©ALTEMY
津川恵理の織物共同開発等、原瑠璃彦のリサーチ等による展覧会「庭と織物」。京都のHOSOO GALLERYが会場。1年を掛けて3Dスキャンした坪庭の点群データを元に開発した“西陣織”の展示。時間の変移から現れる“間のデータ”を翻訳し、見る角度などで色が多様に変化する“透明な織物”を作り上げる各織の偏光板+OPPフィルムを入れる量を示すグラデーションデータ image©ALTEMY
津川恵理の織物共同開発等、原瑠璃彦のリサーチ等による展覧会「庭と織物」。京都のHOSOO GALLERYが会場。1年を掛けて3Dスキャンした坪庭の点群データを元に開発した“西陣織”の展示。時間の変移から現れる“間のデータ”を翻訳し、見る角度などで色が多様に変化する“透明な織物”を作り上げるHOUSE of HOSOOの坪庭 photo©Kotaro Tanaka
津川恵理の織物共同開発等、原瑠璃彦のリサーチ等による展覧会「庭と織物」。京都のHOSOO GALLERYが会場。1年を掛けて3Dスキャンした坪庭の点群データを元に開発した“西陣織”の展示。時間の変移から現れる“間のデータ”を翻訳し、見る角度などで色が多様に変化する“透明な織物”を作り上げるHOUSE of HOSOOの坪庭 photo©Kotaro Tanaka

以下、建築家によるテキストです。


庭のかげを建てる

庭と織物と建築は、どこか共通点がある。
そんな期待をもって、約3年前にHOUSE of HOSOOを初めて訪れた。

西陣織を深く知るため技術や工房を拝見し、一通り工程を理解したのちに、小さなルーペで織物の中を覗き込んだ。織物の表面から感じられる繊細な模様や微細な凹凸は西陣織のごく一部であり、織物の内部にある立体的な世界こそが西陣織の本質のように感じた。
二次元だと捉えていた織物が頭の中で立体化され立ち上がった。その瞬間、織物が建築的に感じられ、内部に潜む西陣織の構造をそのままあぶり出すような織物がつくれないかと思った。
その時のイメージが、「The Shades of Shadows」の原点である。

HOUSE of HOSOOの坪庭を12ヶ月かけて3Dスキャンした点群データを西陣織にどう翻訳するか、またHOSOO GALLERYにどう構成するかを考えた。今、目の前にある物質を見るのではなく、常に動き続ける四季折々の変化を受けとめ、揺れ動く時間の中で状況を眺めるのが庭である。織物でもそのような状況をつくることができないだろうか。

物質的に織物を扱うよりは、織物が媒介者となって、時間の変化や身体の動きという動的な状況で初めて現象が浮かび上がる織物を考えた。つまり、織物の周りにどのように身体を置くかによって見える現象が変化し、人の動きに伴って織物の様相が変化するような、まるで庭のように、時間を取り込んだ状況を表現したかった。
また、庭というのは人為と自然の間の絶妙なバランスにより成り立っている。HOSOOの何代にもつづく職人による手仕事と環境的な現象を、絶妙なバランスにより織物に織り込むことを考えた。

12ヶ月分の坪庭の点群データを観察すると、実際には庭で認知することのできない「間のデータ」というのが見えてくる。12個のデータをデジタル空間の中で重ね合わせることで、各月や各季節の変移だけを抽出し、認識することができた。“動き続ける庭”の動的な部分だけに注目し、その「間のデータ」を織物に翻訳していった。

今回、織物には2021年にHOSOO GALLERYで展示された「Ambient Weaving」にも使用された光弾性の仕組みをつかい、織物の周りの動的な状況によって意匠が変化することを試みている。光弾性とは、外力を受けて変形した柔らかな弾性体(透明フィルム)が複屈折することで、多様な色が出てくる仕組みである。また、見る角度によっても色が変化する。

これらの、フィルムの変形による色彩の変化と、角度による変化の2つの要素を、織物に変換してみようと、庭の「間のデータ」から2つのスケールを抽出した。
1つは月ごとの微細な庭の変化、もう1つは季節ごとのダイナミックな庭の変化である。HOSOOが誇るWAVE柄の組織を用いて織物に小さな外力を与えることで、各月の庭の微細な変化が織物の現象として現れてくる。

また、織物を数メートルの曲面として展示構成に展開することで、鑑賞者が展示を回遊する動線をつくりつつ、歩みをすすめる中で織物の見る角度が変わり、各季節のダイナミックな庭の変化が展示空間全体に露わになってくる。この織物の微細な変化とダイナミックな変化は、庭の点群データにより組織図に落とし込まれ、織物の意匠へと昇華されている。

「The Shades of Shadows」で見えてくるのは、カタチや物質的な色ではなく、状況の陰影である。
輪郭のない庭の動的な状況が、織物を介したことにより陰として表れ、織物と人の間に立ち上がってくることを目指している。

■建築概要

展覧会タイトル:庭と織物――The Shades of Shadows
会場:HOSOO GALLERY(〒604-8173 京都市中京区柿本町412 HOSOO FLAGSHIP STORE 2F)
会期:2024年12月7日(土)–2025年3月16日(日)
開館時間:10:30–18:00(祝日・年末年始を除く、入場は閉館の15分前まで)
入場料:無料
織物共同開発・空間構成:ALTEMY株式会社 担当/津川恵理、戸村陽
施工:スーパー・ファクトリー
リサーチ・企画:原瑠璃彦(庭園アーカイヴ・プロジェクト)
3Dスキャン測定・データ編集:京都工芸繊維大学 KYOTO Design Lab 担当/バルナ・ゲルゲイ・ペーター、石田航平、池田瞭、井上智博、津田和俊
織物素材研究開発:東京大学筧康明研究室 担当/筧康明、西原由実、株式会社ZOZO NEXT 担当/中丸啓
録音・音響デザイン:東岳志
ヴァーチャル・ギャラリー開発:株式会社Skeleton Crew Studio
キュレーション:井高久美子
ディレクション:細尾真孝
広報:青柳桃子
宣伝美術:森田明宏
主催:株式会社 細尾
協賛:日東電工株式会社(Nitto)
面積:220㎡
写真:Kotaro Tanaka

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    小嶋伸也+小嶋綾香 / 小大建築設計事務所による、東京の店舗「Clarks SHIBUYA」。歩道橋に面した視認性で難易度の高い区画。往来する人々の目線を考慮し、窓際に“曲面の展示壁”と“フルハイトミラー”を対面で設える構成を考案。円弧を描く1枚壁は多様な商品群を“ひとつの世界観”として表現
    photo©堀越圭晋 SS

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    小大建築設計事務所白水社建材(外装・壁)建材(内装・床)建材(内装・壁)堀越圭晋図面あり店舗東京小嶋伸也小嶋綾香渋谷
    小嶋伸也+小嶋綾香 / 小大建築設計事務所による、東京の店舗「Clarks SHIBUYA」。歩道橋に面した視認性で難易度の高い区画。往来する人々の目線を考慮し、窓際に“曲面の展示壁”と“フルハイトミラー”を対面で設える構成を考案。円弧を描く1枚壁は多様な商品群を“ひとつの世界観”として表現外観、西側の歩道より見る。 photo©堀越圭晋 SS
    小嶋伸也+小嶋綾香 / 小大建築設計事務所による、東京の店舗「Clarks SHIBUYA」。歩道橋に面した視認性で難易度の高い区画。往来する人々の目線を考慮し、窓際に“曲面の展示壁”と“フルハイトミラー”を対面で設える構成を考案。円弧を描く1枚壁は多様な商品群を“ひとつの世界観”として表現出入口側より空間全体を見る。 photo©堀越圭晋 SS
    小嶋伸也+小嶋綾香 / 小大建築設計事務所による、東京の店舗「Clarks SHIBUYA」。歩道橋に面した視認性で難易度の高い区画。往来する人々の目線を考慮し、窓際に“曲面の展示壁”と“フルハイトミラー”を対面で設える構成を考案。円弧を描く1枚壁は多様な商品群を“ひとつの世界観”として表現商品展示壁を見る。 photo©堀越圭晋 SS
    小嶋伸也+小嶋綾香 / 小大建築設計事務所による、東京の店舗「Clarks SHIBUYA」。歩道橋に面した視認性で難易度の高い区画。往来する人々の目線を考慮し、窓際に“曲面の展示壁”と“フルハイトミラー”を対面で設える構成を考案。円弧を描く1枚壁は多様な商品群を“ひとつの世界観”として表現店舗前の歩道とフィッティングスペース photo©堀越圭晋 SS

    小嶋伸也+小嶋綾香 / 小大建築設計事務所が設計した、東京の店舗「Clarks SHIBUYA」です。
    歩道橋に面した視認性で難易度の高い区画です。建築家は、往来する人々の目線を考慮し、窓際に“曲面の展示壁”と“フルハイトミラー”を対面で設える構成を考案しました。また、円弧を描く1枚壁は多様な商品群を“ひとつの世界観”として表現します。施設の場所はこちら(Google Map)。

    独自のアイデンティティと革新的なデザインで知られる「クラークスオリジナルズ(Clarks ORIGINAKS)」に対して、ドレスシューズからカジュアルなスニーカー、さらには季節感を取り入れたサンダルやブーツまでその汎用性と高い品質により、幅広い年齢層とスタイルの人々に支持されている「クラークス(Clarks)」。

    建築家によるテキストより

    今回、そのクラークスブランドのフラッグシップストアとなる「クラークス渋谷」のデザインでは、店舗の真正面に歩道橋があるという店舗への視認性面での難易度に対して、如何に店舗付近に近づいた際に、既存の大きなガラスのあるショーウィンドウを介して、店内のアイテムに対しての視認性を高め、店内に立ち寄りたくなるデザインにできるかが課題だと捉えた。

    建築家によるテキストより

    私たちは左右から往来する人々の目線の先にあたる左右の壁面に焦点を当て、一面を包み込むような曲面の商品展示壁とし、その向かい側のもう一方の壁に大型のフルハイトミラーを設えた。 

    商品のシューズ幅に加工した木板は入口から大きな円弧を描きながら奥のレジ台へと繋がっていく1枚壁としてデザインした。そうすることで色やデザインが多種多様なClarksのコレクションが、1つのブランド世界観として表現できないかと考えた。 

    建築家によるテキストより
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    小大建築設計事務所白水社建材(外装・壁)建材(内装・床)建材(内装・壁)堀越圭晋図面あり店舗東京小嶋伸也小嶋綾香渋谷
    2025.02.12 Wed 17:25
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    【ap job更新】 ワークライフバランスを重視し、海外プロジェクトにも取り組む「PRIVATE建築設計事務所」が、設計スタッフ(2025年新卒・既卒・経験者)、広報事務職、アルバイトを募集中

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    建築求人情報
    【ap job更新】 ワークライフバランスを重視し、海外プロジェクトにも取り組む「PRIVATE建築設計事務所」が、設計スタッフ(2025年新卒・既卒・経験者)、広報事務職、アルバイトを募集中
    【ap job更新】 ワークライフバランスを重視し、海外プロジェクトにも取り組む「PRIVATE建築設計事務所」が、設計スタッフ(2025年新卒・既卒・経験者)、広報事務職、アルバイトを募集中オフィスメンバー写真
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    ワークライフバランスを重視し、海外プロジェクトにも取り組む「PRIVATE建築設計事務所」の、設計スタッフ(2025年新卒・既卒・経験者)、広報事務職、アルバイト 募集のお知らせです。詳しくは、ジョブボードの当該ページにてご確認ください。アーキテクチャーフォトジョブボードには、その他にも、色々な事務所の求人情報が掲載されています。
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    建築求人情報
    2025.02.12 Wed 10:40
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    2025.2.11Tue
    • 阿曽芙実建築設計事務所による、大阪の住宅「13pieces」。方向の把握もしにくい“変則五角形”の角地。特殊な条件に対応する為、全ての面に対して“同じ接し方で解く”姿勢での計画を志向。敷地の境界線をなぞった外形の平面を“9つのマス”に分割して設計のベースとする
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    • 【ap job更新】 接続詞のように“人・地域・自然環境・歴史”を繋ぐ建築をつくる「and to 建築設計事務所」が、設計スタッフ(2025年新卒・既卒・経験者)を募集中
    • 【ap job更新】 SALHAUSが、設計スタッフ(経験者・既卒・2025年新卒)を募集中
    • 佐河雄介建築事務所による、埼玉・熊谷市の美容室「STUDS」。“時間の蓄積”を感じる古ビルの中での計画。新旧の素材の“調和”を求め、環境や他者を映し出す性質を見出した“灰色と銀色”を用いる空間を志向。下地材の”角スタッド”とグレーの素材や塗装を組み合わせて作る

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