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MVRDVによる、タイ・バンコクでのインスタレーション「Mega Mat」。国のプラスチック廃棄を主題として制作。地域固有の敷物“スア”も参照して、処理方法の現状を色のグラデーションで表現する作品を考案。会期中は街の休憩場所としても機能し、終了後にはアップサイクルされる
photo©Depth of Field

SHARE MVRDVによる、タイ・バンコクでのインスタレーション「Mega Mat」。国のプラスチック廃棄を主題として制作。地域固有の敷物“スア”も参照して、処理方法の現状を色のグラデーションで表現する作品を考案。会期中は街の休憩場所としても機能し、終了後にはアップサイクルされる

architecture|design|culture|feature
インスタレーションMVRDVタイバンコク
MVRDVによる、タイ・バンコクでのインスタレーション「Mega Mat」。国のプラスチック廃棄を主題として制作。地域固有の敷物“スア”も参照して、処理方法の現状を色のグラデーションで表現する作品を考案。会期中は街の休憩場所としても機能し、終了後にはアップサイクルされる photo©Depth of Field
MVRDVによる、タイ・バンコクでのインスタレーション「Mega Mat」。国のプラスチック廃棄を主題として制作。地域固有の敷物“スア”も参照して、処理方法の現状を色のグラデーションで表現する作品を考案。会期中は街の休憩場所としても機能し、終了後にはアップサイクルされる photo©Depth of Field
MVRDVによる、タイ・バンコクでのインスタレーション「Mega Mat」。国のプラスチック廃棄を主題として制作。地域固有の敷物“スア”も参照して、処理方法の現状を色のグラデーションで表現する作品を考案。会期中は街の休憩場所としても機能し、終了後にはアップサイクルされる photo©Depth of Field
MVRDVによる、タイ・バンコクでのインスタレーション「Mega Mat」。国のプラスチック廃棄を主題として制作。地域固有の敷物“スア”も参照して、処理方法の現状を色のグラデーションで表現する作品を考案。会期中は街の休憩場所としても機能し、終了後にはアップサイクルされる photo©Depth of Field

MVRDVによる、タイ・バンコクでのインスタレーション「Mega Mat」です。
国のプラスチック廃棄を主題として制作されました。建築家は、地域固有の敷物“スア”も参照して、処理方法の現状を色のグラデーションで表現する作品を考案しました。また、会期中は街の休憩場所としても機能し、終了後にはアップサイクルされます。展示は、2025年2月23日まで。作品の公式ページはこちら。


こちらはリリーステキストの翻訳です(文責:アーキテクチャーフォト)

インフォグラフィックとしてのパブリックスペース:MVRDVによるバンコク・デザイン・ウィークでの「Mega Mat」インスタレーションは、プラスチック廃棄物とリサイクルの物語を語る

MVRDVは、バンコク・デザイン・ウィークの中心で仮設のインスタレーションを完成させ、タイにおけるプラスチック廃棄物とリサイクルの物語を伝えるパブリックスペースを創り出しました。バンコク首都圏庁市庁舎の外にあるラン・コン・ムアン・タウン・スクエアに位置する「メガマット」は、500枚以上のリサイクルプラスチック製マットで作られたモジュール式の作品であり、リサイクルプラスチックを日常の物に活用する可能性を示しています。鮮やかな色はデザインウィークにエネルギーの爆発を付加し、メガマットをその周囲とつなげます。また、860㎡のインフォグラフィックでタイのプラスチック廃棄物処理についても表現しています。

タイは年間約200万トンのプラスチック廃棄物を排出しており、この問題は全国的な関心事となっています。産業界や政府がプラスチックの消費を削減し、リサイクルされる廃棄物の割合を増やすための政策や枠組みを導入しているためです。この国全体の勢いをさらに推進するために、MVRDVはバンコク・デザイン・ウィークへの貢献を通じて、リサイクルプラスチックが日常の製品に使用できる多用途な素材であることを称えることを求めました。

メガマットは、タイの家庭で何世代にもわたって座り続けられてきた、普遍的な家庭用品である「スア」またはマットの素材として、リサイクルプラスチックを使用しています。伝統的なタイの織物パターンで織られた合計532個のモジュールピースが組み合わさり、街全体のための特大の「スア」が形作られます。各モジュールは1.8メートル×0.9メートルの大きさで、バンコク・デザイン・ウィーク終了後は、このメガマットは解体され、個々のマットは第3の人生を歩むことになります。一部は地元の寺院に寄付され、また一部はヨガマットとして再利用され、また一部はバッグなどの製品にアップサイクルされます。

このメガマットの鮮やかな色はグラデーションを形成しており、国内におけるプラスチック廃棄物の現在の処理方法を示すインフォグラフィックの展示となっています。赤は不衛生な埋立地に送られる廃棄物の割合を示し、オレンジの色合いは、地面の汚染を防ぐためのバリアが設置された衛生的な埋立地に送られる割合を示します。黄色は回収されない廃棄物の割合を示し、最後に、中央の緑の色合いはリサイクルされるプラスチックの割合を示しています。同心円状に配置された色は、広場の裏手にある寺院、ワット・スタット・テープワララムのカラフルな屋根をイメージしたものです。

「世界中で、人々は自分が使用する物についてもっと考える必要があることを理解し、製品を相互につながった生態系の一部として捉えるようになってきています」MVRDVの創設者のヴィニー・マースは言います。「タイでは、この議論はすでに活発に進められています。私はそれを奨励します。また、我々のメガマットのデザインでは、リサイクル素材に重点を置くことで生まれる可能性を目にする機会として、それを称えたいとも考えていました。コンクリートに覆われたこの都市において、このマットは靴を脱ぎ、座ったり、寝転んだり、読書をしたり、遊んだりできる柔らかな空間を生み出しています」

コーナーの1つでは、メガマットが持ち上げられ、上向きに湾曲した形状が、再びワット・スタット・テパラームの屋根を連想させます。この屋根のある一角は、情報を共有するための空間となっており、訪問者はタイにおけるプラスチック廃棄物とリサイクルの歴史、そしてメガマットのリサイクルプラスチックに込められた意味についての展示を見ることができます。一方、インスタレーションの残りの部分は、人々が座ってくつろぎ、ラン・コン・ムアン広場を屋外のリビングルームのように楽しめるようになっています。

MVRDVのバンコク・デザイン・ウィークにおけるリサイクルへの取り組みは、同事務所のより広範なサステナビリティへの努力の一環であり、ポートフォリオを低炭素で「パリ協定に適合した」パラダイムへ移行させることを目指しています。同社は最近、ミュンヘンで「カーボン・コンフェッションズ」展を開催しました。この展示会では、プロジェクトの排出量を最適化するソフトウェアCarbonScapeの開発から、業務で発生する移動による排出量を相殺するためのグリーン・ドリーム・ファウンデーションの設立まで、さまざまなレベルでの炭素削減に向けた同社の取り組みが紹介されています。

メガマットは、クリエイティブエコノミーエージェンシー、PTTグローバルケミカル、オランダ大使館とのコラボレーションにより開発されました。このインスタレーションは、MVRDVがバンコク・デザイン・ウィークで行った数々の活動のひとつです。(2025年)2月13日から15日にかけて、We!Parkとのコラボレーションにより、同社は、スラウォン通りのシーラット高速道路下の未利用スペースを再考する参加型AIプロジェクト「PROMPT PARK」を展示しました。(2025年)2月15日、MVRDVの共同設立者であるヴィニー・マースは、シラパコーン大学の中央講堂にて「人々、場所、建築」と題した講演を行いました。その講演の録音はまもなく公開される予定です。


以下の写真はクリックで拡大します

MVRDVによる、タイ・バンコクでのインスタレーション「Mega Mat」。国のプラスチック廃棄を主題として制作。地域固有の敷物“スア”も参照して、処理方法の現状を色のグラデーションで表現する作品を考案。会期中は街の休憩場所としても機能し、終了後にはアップサイクルされる photo©Depth of Field
MVRDVによる、タイ・バンコクでのインスタレーション「Mega Mat」。国のプラスチック廃棄を主題として制作。地域固有の敷物“スア”も参照して、処理方法の現状を色のグラデーションで表現する作品を考案。会期中は街の休憩場所としても機能し、終了後にはアップサイクルされる photo©Depth of Field
MVRDVによる、タイ・バンコクでのインスタレーション「Mega Mat」。国のプラスチック廃棄を主題として制作。地域固有の敷物“スア”も参照して、処理方法の現状を色のグラデーションで表現する作品を考案。会期中は街の休憩場所としても機能し、終了後にはアップサイクルされる photo©Depth of Field
MVRDVによる、タイ・バンコクでのインスタレーション「Mega Mat」。国のプラスチック廃棄を主題として制作。地域固有の敷物“スア”も参照して、処理方法の現状を色のグラデーションで表現する作品を考案。会期中は街の休憩場所としても機能し、終了後にはアップサイクルされる photo©Depth of Field
MVRDVによる、タイ・バンコクでのインスタレーション「Mega Mat」。国のプラスチック廃棄を主題として制作。地域固有の敷物“スア”も参照して、処理方法の現状を色のグラデーションで表現する作品を考案。会期中は街の休憩場所としても機能し、終了後にはアップサイクルされる photo©Depth of Field
MVRDVによる、タイ・バンコクでのインスタレーション「Mega Mat」。国のプラスチック廃棄を主題として制作。地域固有の敷物“スア”も参照して、処理方法の現状を色のグラデーションで表現する作品を考案。会期中は街の休憩場所としても機能し、終了後にはアップサイクルされる photo©Depth of Field
MVRDVによる、タイ・バンコクでのインスタレーション「Mega Mat」。国のプラスチック廃棄を主題として制作。地域固有の敷物“スア”も参照して、処理方法の現状を色のグラデーションで表現する作品を考案。会期中は街の休憩場所としても機能し、終了後にはアップサイクルされる photo©Depth of Field
MVRDVによる、タイ・バンコクでのインスタレーション「Mega Mat」。国のプラスチック廃棄を主題として制作。地域固有の敷物“スア”も参照して、処理方法の現状を色のグラデーションで表現する作品を考案。会期中は街の休憩場所としても機能し、終了後にはアップサイクルされる photo©Depth of Field
MVRDVによる、タイ・バンコクでのインスタレーション「Mega Mat」。国のプラスチック廃棄を主題として制作。地域固有の敷物“スア”も参照して、処理方法の現状を色のグラデーションで表現する作品を考案。会期中は街の休憩場所としても機能し、終了後にはアップサイクルされる photo©Depth of Field
MVRDVによる、タイ・バンコクでのインスタレーション「Mega Mat」。国のプラスチック廃棄を主題として制作。地域固有の敷物“スア”も参照して、処理方法の現状を色のグラデーションで表現する作品を考案。会期中は街の休憩場所としても機能し、終了後にはアップサイクルされる photo©Depth of Field
MVRDVによる、タイ・バンコクでのインスタレーション「Mega Mat」。国のプラスチック廃棄を主題として制作。地域固有の敷物“スア”も参照して、処理方法の現状を色のグラデーションで表現する作品を考案。会期中は街の休憩場所としても機能し、終了後にはアップサイクルされる photo©Depth of Field
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MVRDVによる、タイ・バンコクでのインスタレーション「Mega Mat」。国のプラスチック廃棄を主題として制作。地域固有の敷物“スア”も参照して、処理方法の現状を色のグラデーションで表現する作品を考案。会期中は街の休憩場所としても機能し、終了後にはアップサイクルされる photo©Depth of Field
MVRDVによる、タイ・バンコクでのインスタレーション「Mega Mat」。国のプラスチック廃棄を主題として制作。地域固有の敷物“スア”も参照して、処理方法の現状を色のグラデーションで表現する作品を考案。会期中は街の休憩場所としても機能し、終了後にはアップサイクルされる photo©Depth of Field
MVRDVによる、タイ・バンコクでのインスタレーション「Mega Mat」。国のプラスチック廃棄を主題として制作。地域固有の敷物“スア”も参照して、処理方法の現状を色のグラデーションで表現する作品を考案。会期中は街の休憩場所としても機能し、終了後にはアップサイクルされる photo©Depth of Field
MVRDVによる、タイ・バンコクでのインスタレーション「Mega Mat」。国のプラスチック廃棄を主題として制作。地域固有の敷物“スア”も参照して、処理方法の現状を色のグラデーションで表現する作品を考案。会期中は街の休憩場所としても機能し、終了後にはアップサイクルされるステップストーリー1 image©MVRDV
MVRDVによる、タイ・バンコクでのインスタレーション「Mega Mat」。国のプラスチック廃棄を主題として制作。地域固有の敷物“スア”も参照して、処理方法の現状を色のグラデーションで表現する作品を考案。会期中は街の休憩場所としても機能し、終了後にはアップサイクルされるステップストーリー2 image©MVRDV
MVRDVによる、タイ・バンコクでのインスタレーション「Mega Mat」。国のプラスチック廃棄を主題として制作。地域固有の敷物“スア”も参照して、処理方法の現状を色のグラデーションで表現する作品を考案。会期中は街の休憩場所としても機能し、終了後にはアップサイクルされるステップストーリー3 image©MVRDV
MVRDVによる、タイ・バンコクでのインスタレーション「Mega Mat」。国のプラスチック廃棄を主題として制作。地域固有の敷物“スア”も参照して、処理方法の現状を色のグラデーションで表現する作品を考案。会期中は街の休憩場所としても機能し、終了後にはアップサイクルされるコンサートとパフォーマンス image©MVRDV
MVRDVによる、タイ・バンコクでのインスタレーション「Mega Mat」。国のプラスチック廃棄を主題として制作。地域固有の敷物“スア”も参照して、処理方法の現状を色のグラデーションで表現する作品を考案。会期中は街の休憩場所としても機能し、終了後にはアップサイクルされるダンスイベント image©MVRDV
MVRDVによる、タイ・バンコクでのインスタレーション「Mega Mat」。国のプラスチック廃棄を主題として制作。地域固有の敷物“スア”も参照して、処理方法の現状を色のグラデーションで表現する作品を考案。会期中は街の休憩場所としても機能し、終了後にはアップサイクルされるアウトドアシネマ image©MVRDV
MVRDVによる、タイ・バンコクでのインスタレーション「Mega Mat」。国のプラスチック廃棄を主題として制作。地域固有の敷物“スア”も参照して、処理方法の現状を色のグラデーションで表現する作品を考案。会期中は街の休憩場所としても機能し、終了後にはアップサイクルされるヨガとフィットネス image©MVRDV
MVRDVによる、タイ・バンコクでのインスタレーション「Mega Mat」。国のプラスチック廃棄を主題として制作。地域固有の敷物“スア”も参照して、処理方法の現状を色のグラデーションで表現する作品を考案。会期中は街の休憩場所としても機能し、終了後にはアップサイクルされるプレイグラウンド image©MVRDV
MVRDVによる、タイ・バンコクでのインスタレーション「Mega Mat」。国のプラスチック廃棄を主題として制作。地域固有の敷物“スア”も参照して、処理方法の現状を色のグラデーションで表現する作品を考案。会期中は街の休憩場所としても機能し、終了後にはアップサイクルされるマーケット image©MVRDV
MVRDVによる、タイ・バンコクでのインスタレーション「Mega Mat」。国のプラスチック廃棄を主題として制作。地域固有の敷物“スア”も参照して、処理方法の現状を色のグラデーションで表現する作品を考案。会期中は街の休憩場所としても機能し、終了後にはアップサイクルされる解体 image©MVRDV

以下、リリーステキストです。


Public space as infographic: MVRDV’s “Mega Mat” installation at Bangkok Design Week tells a story of plastic waste and recycling

MVRDV has completed a temporary installation at the heart of Bangkok Design Week, creating a public space that also tells a story of plastic waste and recycling in Thailand. Located on the Lan Khon Mueang Town Square outside the Bangkok Metropolitan Authority City Hall, the Mega Mat is a modular piece made of over 500 recycled plastic mats, showcasing the possibilities for using recycled plastic in everyday objects. Its bright colours add a burst of energy to the design week and connect the Mega Mat to its surroundings – and also form an 860-square-metre infographic about Thailand’s plastic waste processing.

Thailand produces around 2 million tonnes of plastic waste a year; the issue has become a hot topic nationwide as industries and the government have introduced policies and frameworks to reduce the consumption of plastic and increase the percentage of waste that is recycled. To build on this national momentum, with their contribution to Bangkok Design Week MVRDV wanted to celebrate the versatility of recycled plastic as a material for everyday products.

The Mega Mat takes recycled plastic as the material for a ubiquitous household item, the “Sua”, or mat, on which Thai families have been sitting for generations. A total of 532 modular pieces, woven with a traditional Thai textile pattern, come together to make a supersized Sua for the whole city. With each module measuring 1.8 by 0.9 metres, after Bangkok Design Week the Mega Mat will be dismantled and the individual mats will go on to live a third life – some will be donated to local temples, others will become yoga mats, and others will be upcycled into products such as bags.

The bright colours of this Mega Mat form a gradient that serves as an infographic display of how plastic waste is currently disposed of in the country: red signifies the percentage of waste that is sent to unsanitary landfills; shades of orange represent the percentage that goes to sanitary landfills, with barriers in place that prevent ground pollution; yellow represents the percentage of waste that goes uncollected; while finally, the shades of green at the centre represent the percentage of plastic that is recycled. The colours, with their concentric arrangement, also reference the colourful roofs of the Wat Suthat Thepwararam, a temple located behind the plaza.

“Around the world, people are understanding the need to think more about the objects they use, and to see products as part of a connected ecological web”, says MVRDV founder Winy Maas. “In Thailand this conversation is already well underway. I encourage that. With our design of the Mega Mat, we also wanted to celebrate it as an opportunity, to see the possibilities that are created by putting an emphasis on recycled materials. In a city dominated by concrete, this mat creates a soft space where you can take off your shoes, sit, lie down, read, and play.”

On one corner, the Mega Mat is lifted, with the upwards-curving shape again reminiscent of the roofs of the Wat Suthat Thepwararam. This sheltered corner provides a space to share information, where visitors can find an exhibition about the story of plastic waste and recycling in Thailand and the meaning woven into the recycled plastic of the Mega Mat, while the rest of the installation allows people to sit on and enjoy the Lan Khon Mueang plaza as their outdoor living room.

MVRDV’s engagement with recycling in Bangkok Design Week is part of the practice’s broader efforts in sustainability, as it aims to transition its portfolio to a low-carbon, “Paris-proof” paradigm. The firm recently opened the Carbon Confessions exhibition in Munich that tells the story of their quest for carbon reductions on multiple levels, from developing the CarbonScape software to optimise the emissions of their projects to creating The Green Dream Foundation to offset the travel emissions created in the course of their work.

The Mega Mat was created in collaboration with the Creative Economy Agency, PTT Global Chemicals, and the Embassy of the Netherlands. The installation is one of a number of MVRDV actions at Bangkok Design Week: on February 13th–15th, in collaboration with We!Park the firm exhibited PROMPT PARK, a participatory AI project to reimagine a leftover space under the Sirat Expressway at Surawong Road. On February 15th, MVRDV founding partner Winy Maas presented the lecture “People, Places, and Architecture” in the Central Convention Hall at Silpakorn University, a recording of which will soon be made available.

■建築概要

Project Name: Mega Mat — Bangkok Design Week
Location: Laan Kon Muang Plaza, Bangkok, Thailand
Year: 2024-2025
Client: Creative Economic Agency, Thailand
Size and Programme: 875 sqm, temporary installation for gatherings and performances
───
Credits
Architect: MVRDV
Founding Partner in charge: Winy Maas
Partner: Wenchian Shi
Design Team: Sanne van der Burgh, Sredej Bunnag, Americo Iannazzone, Zhijia Xiong, Jiani You, Dimitrios Kogkalidis, Sen Yang, Miruna Dunu, Marcela Tamez Cabello
Copyright: MVRDV Winy Maas, Jacob van Rijs, Nathalie de Vries
───
Collaborators
Partners: Creative Economic Agency, PTT Global Chemicals, Embassy of the Netherlands, Urban Ally
Contractor: D-63
Recycled mats: Rukchat
Lighting Designer: FOS Lighting Design Studio
Exhibition collaboration: MORE
Photography: Depth of Field Co.,Ltd.

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    architecture|feature
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    馬場正尊+大橋一隆 / OpenAによる、東京・港区の「博報堂ケトル オフィス」。元料亭の建物を転用した事務所。コロナ過以降の労働空間の在り方も考慮し、暖簾の先に“円卓”を据えた交流の為のラウンジを設ける計画を考案。既存の社会構造を“ユーモアの力で壊す”というメッセージも込める1階、左:畳コーナー、右:エントランスラウンジ photo©楠瀬友将

    馬場正尊+大橋一隆 / OpenAが設計した、東京・港区の「博報堂ケトル オフィス」です。
    元料亭の建物を転用した事務所です。建築家は、コロナ過以降の労働空間の在り方も考慮し、暖簾の先に“円卓”を据えた交流の為のラウンジを設ける計画を考案しました。また、既存の社会構造を“ユーモアの力で壊す”というメッセージも込めることも意図されました。

    コロナ禍によって大きく変容した働き方とオフィスの役割。
    その新しい在り方を実現するため、広告会社であるクライアントは、カーテンウォールに囲まれたビルから飛び出し、雑踏のグランドレベルへと仕事場をダイブさせた。

    建築家によるテキストより

    対象となった物件は喧騒の赤坂を抜けた小路に佇む元料亭である。この料亭の空間をくり抜いて風穴を開けることが、密談によって物事が決められてきた社会構造を、ユーモアの力で壊す、というメッセージを表現できるのではないかと考えた。

    建築家によるテキストより

    前庭を抜けると円形に解体された空間の中央に円卓が置かれたエントランスが現れる。円はヒエラルキーのない形状として会社の設立当初から使われてきた形であり、フラットにアイディアを生むための象徴的な場だ。

    オフィスは働きに来る場所だけでなく、人と人が出会う場所という面が強く強調されるようになったのではないだろうか。暖簾をくぐってふらりと立ち寄りコミュニケーションができること。このオフィスは今までにないかたちで街に存在している。料亭という顔とは裏腹に、そこではオープンでクリエイティブな企みが活発に行われていくだろう。

    建築家によるテキストより
    • 残り14枚の写真と建築家によるテキスト
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    2025.2.18Tue
    • ハンス・シャロウンによる“ベルリン州立図書館”を再読する展覧会が開催。妹島和世の監修のもと、Y-GSAでのワークショップの成果を公開。1/50の再現模型を中心とし図面と再読研究も展示
    • 栫井寛子+徳永孝平 / atelier SALADによる、鹿児島の「指宿白水館 白砂の間」。老舗旅館にコンセプトルームを作る計画。地域の“砂むし温泉”に着目し、体験から得られる“生命の原初に回帰した様な解放感”の表現を志向。砂の手触り等を想起させる素材を用いて海へと視線が抜ける空間を作る
    2025.2.20Thu
    • 大阪高島屋での「ヒュッゲな暮らしをデザイン 北欧のあかり展」の入場チケットをプレゼント。北欧で誕生した約100点の名作照明器具とそのデザイナーを紹介。照明と家具をコーディネートし、あかりを体験できる場も用意
    • 工藤浩平建築設計事務所による、秋田市の住宅「楢山の別邸」。風土と環境に応える“普遍的な開き方”を追求。断熱性能のある“ガラスのダブルスキン”で包まれ、生活と風景が混じり合う連続性のある平面構成の建築を考案 / 立石遼太郎の論考“ドミノというシステム”も掲載

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