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ザハ・ハディド・アーキテクツによる、ジョージアの「シティゼン・タワー」。広大な公園に隣接する敷地での計画。園の豊かな緑の“垂直的な延長”を意図し、地域の丘陵地形も参照して低層部に階段状のテラスを備える建築を考案。“ねじれた”外観は低層階と高層階の段階的な融合から生まれる
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ザハ・ハディド高層ビルジョージア
ザハ・ハディド・アーキテクツによる、ジョージアの「シティゼン・タワー」。広大な公園に隣接する敷地での計画。園の豊かな緑の“垂直的な延長”を意図し、地域の丘陵地形も参照して低層部に階段状のテラスを備える建築を考案。“ねじれた”外観は低層階と高層階の段階的な融合から生まれる image©negativ
ザハ・ハディド・アーキテクツによる、ジョージアの「シティゼン・タワー」。広大な公園に隣接する敷地での計画。園の豊かな緑の“垂直的な延長”を意図し、地域の丘陵地形も参照して低層部に階段状のテラスを備える建築を考案。“ねじれた”外観は低層階と高層階の段階的な融合から生まれる image©negativ

ザハ・ハディド・アーキテクツによる、ジョージアの「シティゼン・タワー」です。
広大な公園に隣接する敷地での計画です。建築家は、園の豊かな緑の“垂直的な延長”を意図し、地域の丘陵地形も参照して低層部に階段状のテラスを備える建築を考案しました。また、“ねじれた”外観は低層階と高層階の段階的な融合から生まれています。完成は、2028年を予定しています。


こちらはリリーステキストの翻訳です(文責:アーキテクチャーフォト)

シティゼン、ZHAによる新タワーを発表

42階建てのシティゼン・タワーは、36ヘクタールの公園を含むトビリシの新しいセントラルパークの垂直的な延長として設計されています

中央および南コーカサスにおけるソビエト軍の旧軍司令部の跡地に建設されたこのタワーは、トビリシのサブルタロ地区にある新たなシティゼン開発区域内に位置しています

トビリシ西部に誕生する新たな市民拠点「シティゼン・コミュニティ」の玄関口として機能するシティゼン・タワーは、ザハ・ハディッド・アーキテクツによるジョージアでの初のプロジェクトです

トビリシ中心部のミヘイル・タマラシュヴィリ通りとユニバーシティ通りの交差点に位置する新しいシティゼン・タワーは、集合住宅、商業施設、そして都市のためのレジャーアメニティを備えています。

中央および南コーカサスにおけるソビエト軍の旧軍司令部の跡地に建設されたこのタワーは、トビリシのサブルタロ地区にある新たなシティゼン・コミュニティ内に位置しています。サブルタロは、都市の地下鉄2号線が通る発展途上の都市区域であり、国立大学のいくつかの学部、商業地域、新しい住宅開発エリアなどを含んでいます。

増加する都市人口のための新たな住宅に加え、市民向けの設備、ワークスペース、ショッピングや飲食の場を含むシティゼン地区は、トビリシ西部に新たな市民拠点を形成します。相互につながった歩行者用ルート、公共広場、庭園が連なることでコミュニティ意識を育み、レクリエーションやリラクゼーションのために設計された2万3,000㎡の屋外空間を提供しています。

敷地内に元からあった成熟した樹木250本を残しつつ、シティゼン地区はトビリシのセントラルパークにも隣接しています。このセントラルパークは、36ヘクタールに及ぶ新しい公園地で、多様な植物園や森林エリア、市民向けのスポーツ施設を備えています。

川の谷が入り組むなだらかな丘陵地からなる、トビリシの起伏に富んだ都市景観に着想を得て、ザハ・ハディド・アーキテクツが設計したシティゼン・タワーは、都市性と自然環境が交わるその文脈を映し出します。

トビリシのこの新たな都市地区の玄関口として機能するこのタワーは、隣接するセントラルパーク内の自然の垂直的な延長として設計されています。一連の段々状に連なる造園されたテラスがタワーから公園へと伸びており、低層部にはカフェ、レストラン、その他の地域活動のための南向きの屋外スペースを提供しています。

これらのテラスは、タワーが上階へと伸びるにつれて形を変え、上層の各オフィスフロアにおける外部の交流空間として機能するようになります。タワーの高層階では、これらのテラスは集合住宅のバルコニーとして機能し、公園や都市のスカイラインを一望できるパノラマビューを提供します。

このタワーの構成は、低層階にある公園に面した広々とした共用スペースが、上層階の住宅部分のより小さなダイヤモンド型の平面構成へと向かうにつれて徐々に融合することで特徴づけられます。この設計により、すべての住戸に優れた自然採光と卓越した眺望が確保されています。低層階と高層階で異なる平面プランの要件が徐々に融合することで、タワー全体の構成に段階的なねじれが生まれています。

詳細な地域の風および太陽光の分析も、シティゼンの公共広場、屋外テラス、レクリエーションエリアを訪れる居住者や来訪者にとって最適な快適性を確保するため、42階建てのタワーのデザイン要素に反映されています。

湿潤な温帯気候にあるトビリシに位置する延べ床面積57,000㎡のシティゼン・タワーは、自然換気を最適化するように設計されています。張り出したバルコニーと外付けルーバーは、夏には直射日光を抑え、冬には太陽光の取り込みを促進することで、さらなるエネルギー需要の削減を図ります。

このタワーのコンクリート構造は、トビリシの地元の供給業者および労働者によるコンクリート建設の伝統と専門技術を継承しています。LEEDゴールド認証の取得を目指して設計されたこのタワーでは、調達において可能な限り地元のリサイクル資材の使用を目標としています。シティゼン開発では、敷地内の貯水槽を利用した雨水の回収と再利用も実施されます。敷地全体に植えられる植物はすべて、追加の灌漑を必要としない在来種の植生が使用されます。

ザハ・ハディド・アーキテクツによるジョージアでの初のプロジェクトであるシティゼン・タワーは、2028年に完成予定です。IGディベロップメント・ジョージアの子会社であるシティゼンは、建築、デザイン、都市計画における革新的なアプローチで知られています。


以下の写真はクリックで拡大します

ザハ・ハディド・アーキテクツによる、ジョージアの「シティゼン・タワー」。広大な公園に隣接する敷地での計画。園の豊かな緑の“垂直的な延長”を意図し、地域の丘陵地形も参照して低層部に階段状のテラスを備える建築を考案。“ねじれた”外観は低層階と高層階の段階的な融合から生まれる image©negativ
ザハ・ハディド・アーキテクツによる、ジョージアの「シティゼン・タワー」。広大な公園に隣接する敷地での計画。園の豊かな緑の“垂直的な延長”を意図し、地域の丘陵地形も参照して低層部に階段状のテラスを備える建築を考案。“ねじれた”外観は低層階と高層階の段階的な融合から生まれる image©negativ
ザハ・ハディド・アーキテクツによる、ジョージアの「シティゼン・タワー」。広大な公園に隣接する敷地での計画。園の豊かな緑の“垂直的な延長”を意図し、地域の丘陵地形も参照して低層部に階段状のテラスを備える建築を考案。“ねじれた”外観は低層階と高層階の段階的な融合から生まれる image©negativ
ザハ・ハディド・アーキテクツによる、ジョージアの「シティゼン・タワー」。広大な公園に隣接する敷地での計画。園の豊かな緑の“垂直的な延長”を意図し、地域の丘陵地形も参照して低層部に階段状のテラスを備える建築を考案。“ねじれた”外観は低層階と高層階の段階的な融合から生まれる image©negativ
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以下、リリーステキストです。


Cityzen unveils new tower by ZHA

The 42-storey Cityzen Tower has been designed as a vertical extension of Tbilisi’s new Central Park that incorporates 36 hectares of parklands

Built on the site of the former military headquarters of Soviet forces in central and south Caucasus, the tower is located within the new Cityzen development in the Saburtalo district of Tbilisi

Serving as the gateway to the Cityzen community, a new civic hub in the west of Tbilisi, Cityzen Tower is Zaha Hadid Architects’ first project in Georgia

Located at the intersection of Mikheil Tamarashvili and University streets in the heart of Tbilisi, the new Cityzen Tower incorporates residential apartments, commercial premises and leisure amenities for the city.

Built on the site of the former military headquarters of Soviet forces in central and south Caucasus, the tower is located within the new Cityzen community in the Saburtalo district of Tbilisi, an evolving urban area served by Line 2 of the city’s metro system and includes several faculties of state universities as well as commercial areas and new residential developments.

Encompassing new homes together with civic amenities, workspaces, shopping and dining for the city’s growing population, the Cityzen neighbourhood creates a new civic hub in the west of Tbilisi with a series of interconnected pedestrian routes, public plazas and gardens that encourage a sense of community and provide 23,000 sq. m of landscaped outdoor areas for recreation and relaxation.

Retaining 250 of the site’s existing mature trees, Cityzen is also located adjacent to Tbilisi’s Central Park, a new 36-hectare parkland with a variety of botanical gardens, woodlands and sports facilities for the city’s residents.

Informed by the rolling hills intersected with river valleys that wind through the undulating cityscape of Tbilisi, Cityzen Tower’s design by Zaha Hadid Architects echoes its context at the intersection of the city’s urbanism and its natural environments.

Serving as the gateway to this new urban district of Tbilisi, the tower has been designed as a vertical extension of the nature within the adjacent Central Park. A series of cascading landscaped terraces extend from the tower towards the park, providing south-facing outdoor spaces for cafes, restaurants and other community activities at lower levels.

These terraces transform as the tower rises to serve as external social spaces for each of the office floors above. At the tower’s higher floors, the terraces serve as balconies of the residential apartments with panoramic views of the park and city skyline.

The tower’s composition is defined by the gradual unification of the large communal areas facing the park on its lower floors merging into the smaller, diamond-shaped footprint of the residences above. This design ensures every apartment has excellent natural lighting conditions and exceptional views. These differing footplate requirements between the lower and higher floors gradually amalgamate, defining an incremental twist in the tower’s overall composition.

Detailed local wind and solar analysis has also informed elements of the 42-storey tower’s design to ensure optimal comfort for residents and visitors to Cityzen’s public plazas, outdoor terraces and recreational areas.

Situated within Tbilisi’s humid temperate climate, the 57,000 sq. m Cityzen Tower is designed to optimise natural ventilation. Its extended balconies and external louvres will minimise direct sunlight in summer and enhance solar radiation in winter to further reduce energy demand.

The tower’s concrete structure continues the tradition and expertise in concrete construction of Tbilisi’s local suppliers and workforce. Designed to achieve LEED Gold certification, the tower’s procurement will target the use of locally recycled materials when available. The Cityzen development will also implement rainwater collection and reuse via its on-site reservoir. All planting throughout the complex will use native vegetation that does not require supplemental irrigation.

Zaha Hadid Architects’ first project in Georgia, Cityzen Tower is scheduled to complete in 2028. A subsidiary of IG Development Georgia, Cityzen is known for its innovative approach to architecture, design, and urban planning.

■建築概要

Project Team
Client: Cityzen
Architect: Zaha Hadid Architects (ZHA)
Design: Patrik Schumacher
ZHA Project Director: Manuela Gatto
ZHA Project Associate: Yevgeniya Pozigun
ZHA Project Architects: Takehiko Iseki, Massimo Napoleoni
ZHA Project Leads: Armando Bussey (Design), Bowen Miao (Facade), Maria Avrami (BIM)
ZHA Technical Coordination: Kutbuddin Nadiadi
ZHA Project Team: Alicia Hidalgo Lopez, Armando Bussey, Besan Abudayah, Bowen Miao, Catherine McCann, Charles Walker, Ignacio Fernandez De Castro, Jessica Wang, Jose Pareja Gomez, Kutbuddin Nadiadi, Laizhen Wu, Manuela Gatto, Maria Avrami, Massimo Napoleoni, Panos Ioakim, Takehiko Iseki, Thomas Bagnoli, Yevgeniya Pozigun
ZHA Analytics & Insights Team: Uli Blum, Danial Haziq
ZHA Sustainability Team: Aleksander Mastalski, Aditya Ambare, Carlos Bausa Martinez, Shibani Choudhury, Disha Shetty
───
Consultants
Local Architect: Artstudio Project
Structural Engineers: Capiteli
Facade Engineering: FMT Facade Consultants
MEP: Zerone
Landscape Consultant: Artstudio Project
Rendering: Negativ
Animation: Render. ge
LEED Consultant: Sustainable Engineering Ltd

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    日程
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    art|exhibition
    東京都現代美術館での展覧会「岡﨑乾二郎 而今而後 ジコンジゴ Time Unfolding Here」の入場チケットをプレゼント。絵画や彫刻から建築まで幅広い表現領域で活動する作家の展示。過去の代表作に加えて2021年以降制作の新作群も公開展覧会ポスター
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    東京都現代美術館での展覧会「岡﨑乾二郎 而今而後 ジコンジゴ Time Unfolding Here」の入場チケットを抽選でプレゼントいたします。
    絵画や彫刻から建築まで幅広い表現領域で活動する作家の展示です。過去の代表作に加えて2021年以降制作の新作群も公開されます。会期は、2025年4月29日~7月21日まで。展覧会の公式ページはこちら。入場チケットプレゼント企画の応募締切は、2025年4月25日(金)13時まで(お申込みにはGoogleアカウントが必要になります)。こちらのフォームからご応募ください。厳正な抽選を行い当選された方にはメールにてご連絡いたします(メール送付を当選発表にかえさせていただきます)。

    このたび、東京都現代美術館は、日本を代表する造形作家である岡﨑乾二郎(1955-)の核心に迫る大規模な展覧会を開催します。

    絵画、彫刻のみならず、建築や環境文化圏計画、絵本、ロボット開発などの幅広い表現領域でも革新的な仕事を手がけ、さらには文化全般にわたる批評家としても活躍してきた岡﨑乾二郎。その活動の根底には私たちの「認識」と「世界」を結び直す力としての「造形」があります。

    AIをはじめとする科学技術の革新、環境危機、政治状況の混沌…。私たちが捉えてきた世界、社会を制御してきた制度は急速に失効しつつあるように思えます。世界は崩壊しつつあるのでしょうか。しかしその問いに対し、岡﨑は、「世界は崩壊しているのではない。動揺しているのは私たちの認識である。」と言います。岡﨑にとっての「造形」とは、私たちが世界を捉える、その認識の枠組み自体を作り変える力です。すなわち、認識を作りかえることで世界の可塑性を解放し、世界との具体的な関わりを通して認識の可塑性を取り戻すことです。造形とは、この二つの可塑性を実践的に繋ぎなおすことだと彼は言います。

    近年国際的な評価も高まるこの作家が大きく転回した2021年以降の新作を中心として、過去の代表作を網羅しつつ、その仕事の全貌を展望します。

    ――なんどでも世界は再生しつづける。而今而後(これから先、ずっと先も)。

    リリーステキストより

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    中山大介 / 中山建築設計事務所による、山形の「鶴岡の家」。両親が暮らす住宅に隣接して建つ住まい。既存との距離感と庭への眺めを考慮し、繋ぎ役となる“玄関棟”と諸室が収められた“主棟”に分けて雁行配置する構成を考案。地域特有の海風も踏まえ軒の深い瓦葺屋根とする
    photo©金田幸三

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    中山大介 / 中山建築設計事務所による、山形の「鶴岡の家」。両親が暮らす住宅に隣接して建つ住まい。既存との距離感と庭への眺めを考慮し、繋ぎ役となる“玄関棟”と諸室が収められた“主棟”に分けて雁行配置する構成を考案。地域特有の海風も踏まえ軒の深い瓦葺屋根とする外観、西側の庭より見る。 photo©金田幸三
    中山大介 / 中山建築設計事務所による、山形の「鶴岡の家」。両親が暮らす住宅に隣接して建つ住まい。既存との距離感と庭への眺めを考慮し、繋ぎ役となる“玄関棟”と諸室が収められた“主棟”に分けて雁行配置する構成を考案。地域特有の海風も踏まえ軒の深い瓦葺屋根とする外観、南側の庭より見る。 photo©金田幸三
    中山大介 / 中山建築設計事務所による、山形の「鶴岡の家」。両親が暮らす住宅に隣接して建つ住まい。既存との距離感と庭への眺めを考慮し、繋ぎ役となる“玄関棟”と諸室が収められた“主棟”に分けて雁行配置する構成を考案。地域特有の海風も踏まえ軒の深い瓦葺屋根とする手前:居間、左奥:畳室、右奥:「食堂」 photo©金田幸三
    中山大介 / 中山建築設計事務所による、山形の「鶴岡の家」。両親が暮らす住宅に隣接して建つ住まい。既存との距離感と庭への眺めを考慮し、繋ぎ役となる“玄関棟”と諸室が収められた“主棟”に分けて雁行配置する構成を考案。地域特有の海風も踏まえ軒の深い瓦葺屋根とする居間から開口部越しに外部を見る。 photo©金田幸三

    中山大介 / 中山建築設計事務所が設計した、山形・鶴岡市の「鶴岡の家」です。
    両親が暮らす住宅に隣接して建つ住まいです。建築家は、既存との距離感と庭への眺めを考慮し、繋ぎ役となる“玄関棟”と諸室が収められた“主棟”に分けて雁行配置する構成を考案しました。また、地域特有の海風も踏まえ軒の深い瓦葺屋根としています。

    山形県の日本海側、庄内平野に建つ平屋の住宅。

    広い敷地の中央には建主の両親が住む母屋があり、その廻りを庭木や、蔵、ビニールハウス、畑、駐車スペース、農作業小屋が取り囲んでいた。そのうち北西側にあった老朽化した蔵を解体し、そこに子世帯家族のための住まいを計画した。

    建築家によるテキストより

    母屋と付かず離れずの距離を保ち既存の庭の眺めを活かすこと、寒い冬でも母屋との行き来がしやすい動線を確保することを重視し配置を検討した。庭の眺めや日当たりを優先するとどうしても母屋から離れすぎてしまい、逆に母屋との動線を重視すると母屋の影になって日射を得にくくなり、庭との関係も理想的なかたちとはならなかった。
    そこで玄関や収納をまとめた棟を母屋とのつなぎ役として設定し、寄棟屋根の主棟と方形屋根の玄関棟の2つの棟を雁行させ棟が連なるように配置した。

    建築家によるテキストより

    またこの地方に吹く強い海風から家をどう守るかということも設計において重きを置いたことだ。屋根は塩害に強い瓦葺きとし、できるだけ外壁を濡らさないよう軒を低く深くした。寄棟屋根としたのもどの方向にも軒が出て、地面に伏せるような風を受け流す佇まいがふさわしいと考えたからだ。

    瓦屋根の納まりは一般的な工法に倣い特別なことをしていない。あえて言うとしたら耐力上垂木をベイマツにしたことで暴れ止めのために鼻隠しをつけたことくらいだ。垂木の成も軒先を絞って薄く見せるのではなくあるがままとした。瓦の良いところは美しく機能的であることだ。耐久性が高く昔からあたりまえのように使われてきた、日本人にとって、日本の風景にとって馴染みのある素材であり、これからもあたりまえのように使われるべき素材だと思う。

    建築家によるテキストより
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    2025.4.03Thu
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    • 【ap job更新】 連勇太朗が代表理事を務め、“新たな住環境モデル”の発明を目指す「CHAr」が、設計スタッフ(2025年新卒・既卒・経験者)を募集中
    • 【ap job更新】 調査と研究に基づく計画と、質の高いデザインを統合した設計を行う「岡田新一設計事務所」が、設計スタッフ(2026年新卒)を募集中
    • BIGによる、新しいハンガリー自然史博物館。何世紀もの歴史がある大森林の中での計画。地域の教育と文化に貢献する施設として、3本の緑化された帯が重なり合う建築を考案。全方位からのアクセスも可能で都市構造と自然景観の両方に溶け込む

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