architecturephoto®

  • 特集記事
  • 注目情報
  • タグ
  • 建築
  • アート
  • カルチャー
  • デザイン
  • ファッション
  • 書籍
  • 展覧会
  • コンペ
  • 動画
  • テレビ
  • すべてのタグ

建築求人情報

Loading...
2025.4.24Thu
2025.4.23Wed
2025.4.25Fri
「篠原一男と篠原研究室の1960年代 -『日本伝統』への眼差し-」展(東京科学大学博物館)の会場写真。“プロフェッサー・アーキテクト”としての活動初期に焦点を当てる内容。近年の解体修理で判明した架構に関する資料や、伝統的集落を調査して描かれた“連続平面図”も公開。山﨑鯛介と小倉宏志郎がキュレーション
photo©architecturephoto

SHARE 「篠原一男と篠原研究室の1960年代 -『日本伝統』への眼差し-」展(東京科学大学博物館)の会場写真。“プロフェッサー・アーキテクト”としての活動初期に焦点を当てる内容。近年の解体修理で判明した架構に関する資料や、伝統的集落を調査して描かれた“連続平面図”も公開。山﨑鯛介と小倉宏志郎がキュレーション

日程
2025年4月19日(土)
–
5月2日(金)
architecture|exhibition
建築展篠原一男小倉宏志郎山﨑鯛介
「篠原一男と篠原研究室の1960年代 -『日本伝統』への眼差し-」展(東京科学大学博物館)の会場写真。“プロフェッサー・アーキテクト”としての活動初期に焦点を当てる内容。近年の解体修理で判明した架構に関する資料や、伝統的集落を調査して描かれた“連続平面図”も公開。山﨑鯛介と小倉宏志郎がキュレーション会場の様子 photo©architecturephoto
「篠原一男と篠原研究室の1960年代 -『日本伝統』への眼差し-」展(東京科学大学博物館)の会場写真。“プロフェッサー・アーキテクト”としての活動初期に焦点を当てる内容。近年の解体修理で判明した架構に関する資料や、伝統的集落を調査して描かれた“連続平面図”も公開。山﨑鯛介と小倉宏志郎がキュレーション会場の様子 photo©architecturephoto
「篠原一男と篠原研究室の1960年代 -『日本伝統』への眼差し-」展(東京科学大学博物館)の会場写真。“プロフェッサー・アーキテクト”としての活動初期に焦点を当てる内容。近年の解体修理で判明した架構に関する資料や、伝統的集落を調査して描かれた“連続平面図”も公開。山﨑鯛介と小倉宏志郎がキュレーション金沢市観音町 連続平面図 photo©architecturephoto

「篠原一男と篠原研究室の1960年代 -『日本伝統』への眼差し-」展(東京科学大学博物館)の会場写真です。
“プロフェッサー・アーキテクト”としての活動初期に焦点を当てる内容です。近年の解体修理で判明した架構に関する資料や、伝統的集落を調査して描かれた“連続平面図”も公開されています。山﨑鯛介と小倉宏志郎がキュレーションを手掛けました。
会期は2025年4月19日~5月2日です。展覧会の公式ページはこちら。

今回の展覧会は、のちに世界を驚かせた建築家・篠原一男が、助教授となり研究室の学生とともに「プロフェッサー・アーキテクト」としての活動をスタートさせた1960年代について、「住宅遺産の継承」、「建築アーカイブズ」といった現代的な視点も取り入れつつご紹介するものです。

解体修理によって明らかになった架構や施工技術、資料整理の過程で発見された伝統的集落の図面・写真からは、伝統建築を凝視し、そこに現代日本に通じる接点を何とか読み取ろうとする知的な野心を感じることができます。展示を通じてそうした彼らの眼差しを感じていただけましたら幸いです。

みなさまのお越しをお待ちしております。

リリーステキストより

※本記事の全写真は、東京科学大学博物館から特別な許可を得て撮影されました

会場の様子

以下の写真はクリックで拡大します

「篠原一男と篠原研究室の1960年代 -『日本伝統』への眼差し-」展(東京科学大学博物館)の会場写真。“プロフェッサー・アーキテクト”としての活動初期に焦点を当てる内容。近年の解体修理で判明した架構に関する資料や、伝統的集落を調査して描かれた“連続平面図”も公開。山﨑鯛介と小倉宏志郎がキュレーション会場への出入口 photo©architecturephoto
「篠原一男と篠原研究室の1960年代 -『日本伝統』への眼差し-」展(東京科学大学博物館)の会場写真。“プロフェッサー・アーキテクト”としての活動初期に焦点を当てる内容。近年の解体修理で判明した架構に関する資料や、伝統的集落を調査して描かれた“連続平面図”も公開。山﨑鯛介と小倉宏志郎がキュレーション会場の様子 photo©architecturephoto
「篠原一男と篠原研究室の1960年代 -『日本伝統』への眼差し-」展(東京科学大学博物館)の会場写真。“プロフェッサー・アーキテクト”としての活動初期に焦点を当てる内容。近年の解体修理で判明した架構に関する資料や、伝統的集落を調査して描かれた“連続平面図”も公開。山﨑鯛介と小倉宏志郎がキュレーション会場の様子 photo©architecturephoto
「篠原一男と篠原研究室の1960年代 -『日本伝統』への眼差し-」展(東京科学大学博物館)の会場写真。“プロフェッサー・アーキテクト”としての活動初期に焦点を当てる内容。近年の解体修理で判明した架構に関する資料や、伝統的集落を調査して描かれた“連続平面図”も公開。山﨑鯛介と小倉宏志郎がキュレーション会場の様子 photo©architecturephoto
「篠原一男と篠原研究室の1960年代 -『日本伝統』への眼差し-」展(東京科学大学博物館)の会場写真。“プロフェッサー・アーキテクト”としての活動初期に焦点を当てる内容。近年の解体修理で判明した架構に関する資料や、伝統的集落を調査して描かれた“連続平面図”も公開。山﨑鯛介と小倉宏志郎がキュレーション会場の様子 photo©architecturephoto

狛江の家(1960)、白の家(1966)

以下の写真はクリックで拡大します

「篠原一男と篠原研究室の1960年代 -『日本伝統』への眼差し-」展(東京科学大学博物館)の会場写真。“プロフェッサー・アーキテクト”としての活動初期に焦点を当てる内容。近年の解体修理で判明した架構に関する資料や、伝統的集落を調査して描かれた“連続平面図”も公開。山﨑鯛介と小倉宏志郎がキュレーション左:白の家(1966)、右:狛江の家(1960) photo©architecturephoto
「篠原一男と篠原研究室の1960年代 -『日本伝統』への眼差し-」展(東京科学大学博物館)の会場写真。“プロフェッサー・アーキテクト”としての活動初期に焦点を当てる内容。近年の解体修理で判明した架構に関する資料や、伝統的集落を調査して描かれた“連続平面図”も公開。山﨑鯛介と小倉宏志郎がキュレーション左:白の家(1966)、右:狛江の家(1960) photo©architecturephoto

狛江の家(1960)
処女作「久我山の家」(1954)で貴族的な〈開放的空間〉を、前作「谷川さんの家」(1958)で民家的な〈生活的空間〉と、伝統的なすまいの中に二つの対比的な構成を見出した篠原は、本作でその両面を持つ「内側からも、外側からも立体的な楽しい空間」を求めた。西面のピロティと寝室前の簀子縁、二階のウッドデッキと外階段には、高床式の外観が持つ貴族的な風格と、内側から外にあふれ出す民家的な生活感が穏やかに共存している。正方形平面に方形屋根を用いた最初の作品であり、二階のリビングルームはその強い形式性を見せつつも、間仕切りの簾や各面に設けられた明かり障子といった伝統的な素材により、明るく柔らかさのある内部空間となっている。

展示キャプションより

白の家(1966)
正方形平面に方形屋根を用いた一連の作品のうち、最大規模の作品であり、最も内部空間の抽象性が高い作品。心柱を持つ傘の骨組のような架構に対し、壁の位置をずらすことで空間に自律性を持たせ、心柱には大黒柱に通じる象徴性を与えている。この頃から強まる抽象空間への指向は、「正方形平面に方形屋根」という、その共通点において日本建築の特徴である「単純さ」を象徴していた形態を、より強く抽象的な幾何学空間として認識させる方向に働きかけ、やがて篠原を「第二の様式」へと向かわせることになる。

展示キャプションより

から傘の家(1961)

以下の写真はクリックで拡大します

「篠原一男と篠原研究室の1960年代 -『日本伝統』への眼差し-」展(東京科学大学博物館)の会場写真。“プロフェッサー・アーキテクト”としての活動初期に焦点を当てる内容。近年の解体修理で判明した架構に関する資料や、伝統的集落を調査して描かれた“連続平面図”も公開。山﨑鯛介と小倉宏志郎がキュレーションから傘の家(1961) photo©architecturephoto
「篠原一男と篠原研究室の1960年代 -『日本伝統』への眼差し-」展(東京科学大学博物館)の会場写真。“プロフェッサー・アーキテクト”としての活動初期に焦点を当てる内容。近年の解体修理で判明した架構に関する資料や、伝統的集落を調査して描かれた“連続平面図”も公開。山﨑鯛介と小倉宏志郎がキュレーションから傘の家(1961) photo©architecturephoto

から傘の家(1961)
「狛江の家」(1960)で登場した「正方形平面・方形屋根」という形式は、本作でさらに単純化と明確化が進められた。屋根架構には、頂点から外周の桁まで放射状に同断面の垂木を掛け廻した「扇垂木」の形式が採用されており、架構をそのまま室内に露出した天井からは、垂木の素材感と同時に抽象的な装飾性が感じられる。南側の広間の床は、南面開口の敷居や北側の寝室の畳床の床に比べて低く、そのくぼみが生み出す影は「深さ」を感じさせ、それはこの部屋の垂木を露わしにした奥行きの深い天井とも対応して、古い民家がもつ「土間」の空間を想起させる。

この扇垂木の架構は、外周部の桁に強い推力を働かせるため、篠原は開き止めの役割を持たせた挟み梁を十字型に通し、補強材とした。この架は構造的な役割とともに、内部を幾つかのスペースに分割する役割を持ち、それが建具(襖)と一体化することで、民家の差鴨居のような存在となっている。篠原はこの作品の意図について、「私はこのもっとも原則的な平面構成を意識しながら、少量だが明確な光とふかぶかと濃いかげの組立てる空間、それは古い民家の土間にあったもの、をつくってみたいと考えた」と述べている。

展示キャプションより

地の家(1966)

以下の写真はクリックで拡大します

「篠原一男と篠原研究室の1960年代 -『日本伝統』への眼差し-」展(東京科学大学博物館)の会場写真。“プロフェッサー・アーキテクト”としての活動初期に焦点を当てる内容。近年の解体修理で判明した架構に関する資料や、伝統的集落を調査して描かれた“連続平面図”も公開。山﨑鯛介と小倉宏志郎がキュレーション地の家(1966) photo©architecturephoto
「篠原一男と篠原研究室の1960年代 -『日本伝統』への眼差し-」展(東京科学大学博物館)の会場写真。“プロフェッサー・アーキテクト”としての活動初期に焦点を当てる内容。近年の解体修理で判明した架構に関する資料や、伝統的集落を調査して描かれた“連続平面図”も公開。山﨑鯛介と小倉宏志郎がキュレーション地の家(1966) photo©architecturephoto

地の家(1966)
それまでの「正方形平面・方形屋根」という完結性の強い空間構成を離れ、不整形平面を初めて試みた作品。不整形とはいえ架構形状は平面・屋根ともに北西-南東の斜め軸に対し対称形であるが、「土間の主室と地中の寝室」というより強い主題のため、また、主面ごとに塗り分けられた強烈な色彩が持つ装飾性のため、架構の規則性はほとんど意識されない。

この住宅には原型となる二つの計画案がある。地中の寝室については計画案「大地の家」(1964)であり、土間の主室については朝倉摂との「2人展」で小田急デパートの中につくられた「原型住宅(土間の家)」(1964)である。後者について篠原は、「原始性と現代性との振幅が生活のゆとりを保証する」として、原始的な床材料である「たたき」をモダンな家具や最新の住居設備などの現代的なデザインと共存させることで、現代においては貧しさではなくゆとりの象徴として受け入れられる可能性を提示した。この原型住宅で登場した「きのこ型」の椅子とテーブルは、篠原自身のデザインによるものであり、展覧会終了後に一時保管され、「地の家」で再利用されることとなった。

展示キャプションより

集落調査(1965‐1967)

以下の写真はクリックで拡大します

「篠原一男と篠原研究室の1960年代 -『日本伝統』への眼差し-」展(東京科学大学博物館)の会場写真。“プロフェッサー・アーキテクト”としての活動初期に焦点を当てる内容。近年の解体修理で判明した架構に関する資料や、伝統的集落を調査して描かれた“連続平面図”も公開。山﨑鯛介と小倉宏志郎がキュレーション集落調査(1965‐1967) photo©architecturephoto
「篠原一男と篠原研究室の1960年代 -『日本伝統』への眼差し-」展(東京科学大学博物館)の会場写真。“プロフェッサー・アーキテクト”としての活動初期に焦点を当てる内容。近年の解体修理で判明した架構に関する資料や、伝統的集落を調査して描かれた“連続平面図”も公開。山﨑鯛介と小倉宏志郎がキュレーション集落調査(1965‐1967) photo©architecturephoto
「篠原一男と篠原研究室の1960年代 -『日本伝統』への眼差し-」展(東京科学大学博物館)の会場写真。“プロフェッサー・アーキテクト”としての活動初期に焦点を当てる内容。近年の解体修理で判明した架構に関する資料や、伝統的集落を調査して描かれた“連続平面図”も公開。山﨑鯛介と小倉宏志郎がキュレーション集落調査(1965‐1967) photo©architecturephoto
「篠原一男と篠原研究室の1960年代 -『日本伝統』への眼差し-」展(東京科学大学博物館)の会場写真。“プロフェッサー・アーキテクト”としての活動初期に焦点を当てる内容。近年の解体修理で判明した架構に関する資料や、伝統的集落を調査して描かれた“連続平面図”も公開。山﨑鯛介と小倉宏志郎がキュレーション金沢市観音町 連続平面図 photo©architecturephoto
「篠原一男と篠原研究室の1960年代 -『日本伝統』への眼差し-」展(東京科学大学博物館)の会場写真。“プロフェッサー・アーキテクト”としての活動初期に焦点を当てる内容。近年の解体修理で判明した架構に関する資料や、伝統的集落を調査して描かれた“連続平面図”も公開。山﨑鯛介と小倉宏志郎がキュレーション金沢市観音町 連続平面図 photo©architecturephoto

集落調査
1962年に図学講座の助手から助教授へと昇任した篠原は、桑沢デザイン研究所から大橋晃朗を技官として招き、研究生を中心に研究室の設計体制を整えるとともに、研究指導を希望する建築学科の学生に対しては、卒業論文の指導も行うようになる。

そして、4期生として篠原研究室に入った坂本一成が集落調査の研究を希望したことを契機に、篠原研究室では1965年度から伝統的集落の実測調査に着手し、奈良の環濠集落(1965年度)、金沢と高山の町家(1966年度)、中山道と善光寺街道の街道集落(1967年度)と、タイプの異なる伝統集落の調査を3年間に渡り行った。そこでは伝統的集落の空間的特性を可視化するために連続平面図や連続立面図という表現方法がとられ、また数値化などの客観的な把握方法も試みられた。

ほぼ同時期に他の大学で始まる「デザイン・サーヴェイ」とは時期が重なるが、伝統的集落の美を景観的な関心ではなく、建築の隣接関係の集合体として原理的に捉えようとする姿勢には、それまでの民家研究や住宅設計で試みた方法論の反映を見ることもできる。

展示キャプションより

架構の模型など

以下の写真はクリックで拡大します

「篠原一男と篠原研究室の1960年代 -『日本伝統』への眼差し-」展(東京科学大学博物館)の会場写真。“プロフェッサー・アーキテクト”としての活動初期に焦点を当てる内容。近年の解体修理で判明した架構に関する資料や、伝統的集落を調査して描かれた“連続平面図”も公開。山﨑鯛介と小倉宏志郎がキュレーション地の家(1966) photo©architecturephoto
「篠原一男と篠原研究室の1960年代 -『日本伝統』への眼差し-」展(東京科学大学博物館)の会場写真。“プロフェッサー・アーキテクト”としての活動初期に焦点を当てる内容。近年の解体修理で判明した架構に関する資料や、伝統的集落を調査して描かれた“連続平面図”も公開。山﨑鯛介と小倉宏志郎がキュレーション地の家(1966)の軸組模型 photo©architecturephoto
「篠原一男と篠原研究室の1960年代 -『日本伝統』への眼差し-」展(東京科学大学博物館)の会場写真。“プロフェッサー・アーキテクト”としての活動初期に焦点を当てる内容。近年の解体修理で判明した架構に関する資料や、伝統的集落を調査して描かれた“連続平面図”も公開。山﨑鯛介と小倉宏志郎がキュレーション十津川の写真:篠原一男撮影(時期不明) photo©architecturephoto

山﨑鯛介による展覧会コンセプト

東京工業大学のプロフェッサー・アーキテクトとして

篠原一男は、谷口吉郎、清家清から続く「東工大のプロフェッサー・アーキテクト」の系譜を継ぐ建築学科の教授/建築家である。
その抽象的で象徴性の強い一連の住宅作品の意匠は、「住宅は芸術である」という思想の表明とともに建築界の注目を集め、1972年に「『未完の家』以降の一連の住宅」で日本建築学会賞を受賞する。

篠原の鋭敏な感性は、やがて「美」の対象を現代都市・東京の風景にまで拡げ、それを「カオスの美」と称して自らの創作原理に取り込み、代表作である「東京工業大学百年記念館」に結実させた。

逝去後の 2010年、ヴェネツィアビエンナーレは他界した芸術家に対しては異例のヴェネツィアビエンナーレ記念金獅子賞を故人の篠原に授与した。これは、篠原が世界的水準で後の世代に多大な影響を与え続けている事実を示している。

「日本伝統」への強い関心 -その構成原理の追求-

始まりは「日本伝統」への強い関心であった。東京物理学校(現・東京理科大学)数学科を卒業し東京医科歯科大学で数学の教鞭を執っていた篠原は、学会の合間に訪れた奈良の古社寺でその美に強く惹かれ、決意して 1950年に東工大の建築学科に学士入学する。清家清のもとで学び、1953年に図学講座の助手として本学教員としての歩みを始めた篠原は、1954年に処女作「久我山の家」を発表した。-民家はきのこである-1960年の「住宅論」で土地の生活に根ざした作為のない民家の美しさをそう讃えた篠原は、その伝統的な空間の原理を「平面の分割」と「土間」に見出し、それを創作の手法として「から傘の家」(1961)や「白の家」(1966)などの名作を発表し、注目を集める。

1962年に助教授となった篠原は、篠原研究室の活動として3年間にわたり学生とともに伝統的集落の実測調査を実施した。それは民家の内部空間に感じた「美」の構成原理を外部との関係性の中で捉え直し、伝統的集落の美しさを創作原理として捉えようとする更なる試みであった。

次世代への遺産継承

篠原自身が「第一の様式」と呼んだ1960年代の住宅作品は、竣工から60年を過ぎた今日、篠原の作品を慕う次世代の手に渡り、大切に保存修復工事が行われている。
篠原の設計活動、芸術表現の元となった設計図面やスケッチ、写真や模型もまた、本学の博物館にて大切に保存継承するべく、アーカイブ化が進められている。
そして、歴史的建造物としての評価※を受けた百年記念館には、谷口吉郎設計の創立70周年記念講堂、清家清設計の事務局一号館とともに、過去と未来を繋ぎ、大岡山キャンパスにアイデンティティを与え続ける存在としての役割が期待されている。

※Docomomo Japan 2023年度選定(No.289)

■展覧会概要

展覧会名:東京科学大学博物館 2025年特別展示 篠原一男と篠原研究室の1960年代 -「日本伝統」への眼差し-
会場:大岡山キャンパス 創立70周年記念講堂 2階ギャラリー
会期:2025年4月19日(土)~5月2日(金)
開催時間:10:30~17:30 期間中無休
入場料:無料
企画:東京科学大学博物館
キュレーター:山﨑鯛介
アシスタントキュレーター:小倉宏志郎
後援:Docomomo Japan、建築史学会、TIT 建築設計教育研究会、冬夏会
協力:篠原一男生誕百年企画委員会、東京科学大学 山﨑鯛介研究室

あわせて読みたい

サムネイル:西澤俊理 / NISHIZAWAARCHITECTSによる、ベトナムの多世帯住宅「チャウドックの家」
西澤俊理 / NISHIZAWAARCHITECTSによる、ベトナムの多世帯住宅「チャウドックの家」
  • SHARE
建築展篠原一男小倉宏志郎山﨑鯛介
2025.04.24 Thu 14:26
0
permalink

#小倉宏志郎の関連記事

  • 2025.4.17Thu
    篠原一男の、TOTOギャラリー・間での展覧会の会場写真。60年代に“住宅は芸術である”と記した建築家の展示。奥山信一、貝島桃代、セン・クアン、小倉宏志郎のキュレーションで、“永遠性”をテーマに篠原の建築家像を再考。原図・模型・スケッチ・家具等の資料も公開
  • 2025.4.13Sun
    「篠原一男 空間に永遠を刻む――生誕百年 100の問い」(TOTOギャラリー・間)の予告動画。アシスタントキュレーターの小倉宏志郎が展示内容を紹介
  • 2024.10.25Fri
    篠原一男の展覧会が、TOTOギャラリー・間で2025年4月-6月に開催。2025年7月-10月には「(仮)1980年以降生まれの建築家展」が行われる
  • view all
view all

#篠原一男の関連記事

  • 2025.5.07Wed
    奥山信一と貝島桃代が、「篠原一男 空間に永遠を刻む」展を解説している動画。2025年5月に公開されたもの
  • 2025.4.17Thu
    篠原一男の、TOTOギャラリー・間での展覧会の会場写真。60年代に“住宅は芸術である”と記した建築家の展示。奥山信一、貝島桃代、セン・クアン、小倉宏志郎のキュレーションで、“永遠性”をテーマに篠原の建築家像を再考。原図・模型・スケッチ・家具等の資料も公開
  • 2025.4.17Thu
    「『篠原一男 100の問い』への『100の応答』」がPDFでも公開。1980年以降生まれの100人の建築家らが篠原の問いに応答。TOTOギャラリー・間の篠原一男展の一環として企画
  • 2025.4.13Sun
    「篠原一男 空間に永遠を刻む――生誕百年 100の問い」(TOTOギャラリー・間)の予告動画。アシスタントキュレーターの小倉宏志郎が展示内容を紹介
  • 2025.3.26Wed
    篠原一男のTOTO出版による作品集『篠原一男』が、生誕100年を記念して復刊。中身のプレビュー画像も掲載
  • 2024.10.25Fri
    篠原一男の展覧会が、TOTOギャラリー・間で2025年4月-6月に開催。2025年7月-10月には「(仮)1980年以降生まれの建築家展」が行われる
  • 2022.12.17Sat
    篠原一男による「から傘の家」をテーマに、ヴィトラ・デザイン・ミュージアムで行われたトークイベントの動画。クリスチャン・ケレツや東工大の大塚優らが参加
  • 2022.7.05Tue
    篠原一男による「から傘の家」が、ドイツ ヴァイル・アム・ラインの「ヴィトラ キャンパス」に移築完了。1961年に完成した日本の木造住宅を、スイスの家具メーカー“ヴィトラ”が継承。バックミンスター・フラーとジャン・プルーヴェの作品に続いて同敷地内に移設された歴史的建築物
  • 2021.1.09Sat
    篠原一男らの建築を被写体とした多木浩二の写真集『建築のことばを探す』の展覧会の会場写真。刊行した飯沼珠実による制作過程でのリサーチ内容を展示
  • 2020.11.05Thu
    /
    TOTO通信の2020年秋号「特集:変容する住宅たち」のオンライン版が公開。篠原一男の「谷川さんの住宅」、本野精吾の「本野精吾邸」等の継承のされ方をレポート
  • view all
view all

建築求人情報

Loading...

 

    公式アカウントをフォローして、見逃せない建築情報を受け取ろう。

    60,896
    • Follow
    82,050
    • Follow
    • Follow
    • Add Friends
    • Subscribe
    • 情報募集/建築・デザイン・アートの情報を随時募集しています。
      More
    • メールマガジン/ メールマガジンで最新の情報を配信しています。
      More

    この日更新したその他の記事

    【ap job更新】 “再生をデザインする”を掲げる「渡邉明弘建築設計事務所」が、設計スタッフ・バックオフィス職・アルバイト・有給インターンを募集中

    ap job 【ap job更新】 “再生をデザインする”を掲げる「渡邉明弘建築設計事務所」が、設計スタッフ・バックオフィス職・アルバイト・有給インターンを募集中

    architecture|job|promotion
    建築求人情報
    【ap job更新】 “再生をデザインする”を掲げる「渡邉明弘建築設計事務所」が、設計スタッフ・バックオフィス職・アルバイト・有給インターンを募集中
    【ap job更新】 “再生をデザインする”を掲げる「渡邉明弘建築設計事務所」が、設計スタッフ・バックオフィス職・アルバイト・有給インターンを募集中REDOJIMBOCHO/神田神保町ビル再生 撮影 新建築社写真部
    アーキテクチャーフォトジョブボードに新しい情報が追加されました
    job.architecturephoto.net

    “再生をデザインする”を掲げる「渡邉明弘建築設計事務所」の、設計スタッフ・バックオフィス職・アルバイト・有給インターン 募集のお知らせです。詳しくは、ジョブボードの当該ページにてご確認ください。アーキテクチャーフォトジョブボードには、その他にも、色々な事務所の求人情報が掲載されています。
    新規の求人の投稿はこちらからお気軽にお問い合わせください。

    AWAでは、事業拡大に伴いスタッフを1~2名程度募集します。新卒、経験者、第二新卒いずれも幅広く募集しており、在職中の方は転職時期等の相談も可能です。また、設計パートナー、学生のアルバイト・有給インターンも募集します。

    【AWAについて】
    AWAは、「再生をデザインする」をビジョンに掲げ、再生という手法で既存建物を元に建築をつくる建築設計事務所です。
    表層だけのリノベーションや、単に機能性や遵法性を向上させる改修でもなく、永く残す再生だからこその建築を追求することを大切にしています。

    創業10周年が近づき、再生ニーズの高まりから、プロジェクトは小さな木造改修から大手企業の新規事業までこれまでよりもバラエティ豊かになってきました。
    それぞれのプロジェクトでは、建主や関係者とビジョンを共有し、あらゆるプロセスに伴走するような作り方をしています。

    年代や使われ方で既存建物の状況は大きく異なり、案件ごとに再生のコンセプトを検討する必要があるため、設計前の企画や調査から、社内外の色々なメンバーと議論しながらプロジェクトを進めます。チームで建築をつくることを大切にしており、各人が役割を持ってプロジェクトに取り組んでいます。

    同時に、独立やキャリアアップなど、スタッフごとの中長期的なビジョンに沿った、柔軟な働き方やノウハウの獲得に取り組める環境を模索しています。著名建築家の元で番頭を務め上げたベテランや外国人スタッフを含む、多様なメンバーが在籍しています。

    建築への情熱があり、このような環境でチャレンジをしたい方のご応募をお待ちしています!

    job.architecturephoto.net
    • ap job
    建築求人情報
    2025.04.24 Thu 16:09
    0
    permalink
    “建築設計事務所”と“ものづくり企業”の仕事場を公開するイベント「オープン アトリエ&ファクトリー」が開催。東京の東側エリアの清澄白河と浅草橋で実施。建築家が設計した店舗のガイドツアーも企画

    SHARE “建築設計事務所”と“ものづくり企業”の仕事場を公開するイベント「オープン アトリエ&ファクトリー」が開催。東京の東側エリアの清澄白河と浅草橋で実施。建築家が設計した店舗のガイドツアーも企画

    日程
    2025年5月16日(金)
    ・
    5月17日(土)
    architecture|exhibition|promotion
    “建築設計事務所”と“ものづくり企業”の仕事場を公開するイベント「オープン アトリエ&ファクトリー」が開催。東京の東側エリアの清澄白河と浅草橋で実施。建築家が設計した店舗のガイドツアーも企画上段:左から、冨川浩史、津川恵理、馬場正尊、芦沢啓治、畝森泰行、金野千恵、中段:左から、岩瀬諒子、勝亦優祐、丸山裕貴、山﨑健太郎、川辺直哉、工藤浩平、下段:左から、立野純三、竹崎伸一、唐品知浩、えとうゆうこ、沼田健一、加藤匡毅、平田悠
    清澄白河・浅草橋サーキットイベント「オープン アトリエ&ファクトリー」の詳細と参加の申込はこちら
    i-travel-square.tokyo

    “建築設計事務所”と“ものづくり企業”の仕事場を公開するイベント「オープン アトリエ&ファクトリー」が、ユニオンの主催で開催されます。
    東京の東側エリアの清澄白河と浅草橋で実施されます。建築家が設計した店舗のガイドツアーも企画されています。開催日は、2025年5月16日(金)・17日(土)。イベント詳細と参加の申込はこちらのページから。【ap・ad】

    5月16日(金)・5月17日(土)、東京・清澄白河と浅草橋で、建築設計事務所とものづくりの企業が、アトリエや仕事の様子を外部に一般公開するイベントが開催されます。

    建築とものづくりの視点で建築家のアトリエを巡るコースや、建築家が設計したお店をガイドするコースなどが用意される、特別な2日間です。

    会期中、東京の東エリアの二つの町・清澄白河と浅草橋を巡る5つのツアーが行われます。ツアーの内容はそれぞれ異なり、興味や関心に合わせてお選びいただけます。

    イベントを主催するのは、ドアハンドル等の建築金物を手がける株式会社ユニオン。大阪に本社を持つユニオンは、1987年から清澄白河に東京ショールームを構えています。

    デザイナーや建築家、施主とともに新しいものをつくっていきたいという思いを持ち、ユニオンの考え方やものづくりを交流の中で知ってもらう機会とするため、今回のツアーを企画しました。

    また、長年ショールームを構えてきたまちの活性化に貢献したい、東京の東エリアの建築文化を広めたいという願いも持っています。

    リリーステキストより

    コース一覧

    ① 馬喰横山・浅草橋 物件ハンター実践ツアー 2025年5月16日(金)9:30~12:30

    ②-A 馬喰横山・浅草橋 アトリエ訪問ツアー 2025年5月16日(金)13:00~16:30

    ②-B 馬喰横山・浅草橋 アトリエ訪問ツアー 2025年5月17日(土)13:00~16:30

    ③ 馬喰横山・浅草橋 アトリエ訪問学生ツアー 2025年5月17日(土)13:30~17:00

    ④ 清澄白河アトリエ+ものづくり体感ツアー 2025年5月16日(金)14:00~18:00

    ⑤ 「商店建築」ショップガイドツアー@清澄白河 5月17日(土)13:00~16:30

    リリーステキストより

    以下に、イベントの詳細を掲載します。

    • 残り6枚の写真とテキストを見る
    • SHARE
    2025.04.24 Thu 07:30
    0
    permalink
    マヌエル・ヘルツ・アーキテクツによる、大阪・関西万博の「スイスパビリオン」。1970年の大阪万博の状況も参照した計画。一時的な性質を考慮して“軽さ”をテーマに設定し、空気圧構造の球体が相互連結する建築を考案。敷地の植物が球体を覆う様子は“国の基本的な価値観”の表現も意図
    photo©Iwan Baan

    SHARE マヌエル・ヘルツ・アーキテクツによる、大阪・関西万博の「スイスパビリオン」。1970年の大阪万博の状況も参照した計画。一時的な性質を考慮して“軽さ”をテーマに設定し、空気圧構造の球体が相互連結する建築を考案。敷地の植物が球体を覆う様子は“国の基本的な価値観”の表現も意図

    architecture|culture|feature
    大阪・関西万博マヌエル・ヘルツ・アーキテクツ図面ありパヴィリオン
    マヌエル・ヘルツ・アーキテクツによる、大阪・関西万博の「スイスパビリオン」。1970年の大阪万博の状況も参照した計画。一時的な性質を考慮して“軽さ”をテーマに設定し、空気圧構造の球体が相互連結する建築を考案。敷地の植物が球体を覆う様子は“国の基本的な価値観”の表現も意図 photo©Iwan Baan
    マヌエル・ヘルツ・アーキテクツによる、大阪・関西万博の「スイスパビリオン」。1970年の大阪万博の状況も参照した計画。一時的な性質を考慮して“軽さ”をテーマに設定し、空気圧構造の球体が相互連結する建築を考案。敷地の植物が球体を覆う様子は“国の基本的な価値観”の表現も意図 photo©Iwan Baan
    マヌエル・ヘルツ・アーキテクツによる、大阪・関西万博の「スイスパビリオン」。1970年の大阪万博の状況も参照した計画。一時的な性質を考慮して“軽さ”をテーマに設定し、空気圧構造の球体が相互連結する建築を考案。敷地の植物が球体を覆う様子は“国の基本的な価値観”の表現も意図 photo©Iwan Baan
    マヌエル・ヘルツ・アーキテクツによる、大阪・関西万博の「スイスパビリオン」。1970年の大阪万博の状況も参照した計画。一時的な性質を考慮して“軽さ”をテーマに設定し、空気圧構造の球体が相互連結する建築を考案。敷地の植物が球体を覆う様子は“国の基本的な価値観”の表現も意図 photo©Iwan Baan

    マヌエル・ヘルツ・アーキテクツ(Manuel Herz Architects)による、大阪・関西万博の「スイスパビリオン」。
    1970年の大阪万博の状況も参照した計画です。建築家は、一時的な性質を考慮して“軽さ”をテーマに設定し、空気圧構造の球体が相互連結する建築を考案しました。また、敷地の植物が球体を覆う様子は“国の基本的な価値観”の表現も意図しています。施設の公式ページはこちら。


    こちらは建築家によるテキストの翻訳です(文責:アーキテクチャーフォト)

    概要:
    スイスパヴィリオンは、2025年に日本の大阪で開催される万国博覧会におけるスイスの国家館です。このプロジェクトは、2022年末から2023年初頭にかけて開催された国際コンペティションをきっかけに発展しました。建築的には、非常に軽量な構造を開発することが目的でした。私たちのデザインは、展示スペースとして相互に連結した球体の空気圧建造物と、内部プログラム用として木製のファサードを持つモジュール型の鉄骨構造による垂直建造物で構成されています。屋上バーを備えた独立した球体の建造物が、その後方のヴォリュームの上に配置されています。

    パヴィリオンの建設は2024年の晩春に始まり、2025年4月13日の万国博覧会の開幕とともに正式にオープンしました。

    デザイン:
    2025年に大阪で開催される万国博覧会に向けてスイスパヴィリオンの設計に取り組み始めたとき、私たちは55年前に同じく大阪で開催された1970年の万博(エキスポ70)に魅了されました。当時は「メタボリズム」という建築思想の精神があり、各パヴィリオンは大胆で挑戦的、そして印象的なデザインを披露していました。宇宙船や異星人の怪物、ツェッペリンのように見えるパヴィリオンが会場を埋め尽くし、多くの建物に空気圧構造が採用されていました。勇敢で楽観的、そして喜びに満ちた建築の表現は、きっと息をのむほど感動的だったに違いありません。そのデザインからは、建築が探求や社会の向上のために用いられるべきだという信念が感じられます。2025年の私たち自身の建築では、この大阪万博’70の楽観的で大胆な精神とつながりたいと考えました。

    設計に取り組む中で、私たちはバックミンスター・フラーの象徴的な問い「あなたの建物の重さはどれくらいですか?」を思い浮かべました。私たちはこの「軽さ」という課題に取り組み、可能な限り物理的な質量を抑えた設計を目指しました。(建物の重量が必ずしも環境負荷と直接一致するわけではありませんが、両者の間には明確な相関関係があります)特にその一時的な性質を考慮すると、最小限の重量に抑えたパヴィリオンは、物流、エネルギー使用、建設、解体の各面で大きな利点をもたらします。そこで私たちは、複数の相互に連結された球体からなる空気圧構造を提案しました。これらの球体は、PVCとETFEの膜を用いた二重構造のエアピローで構成されており、副次的な鉄骨構造によって支えられています。空気が入れられているのはピロー部分のみで、内部空間は通常の気圧を保っているため、出入りや通行に空気圧調整用のエアロックは必要ありません。

    すべての展示スペースは、これらの相互に連結された球体の内部に配置されています。展示はすべて1階に設置されており、来場者の動線にエレベーターやエスカレーターを必要としないため、建物の環境負荷をさらに軽減し、移動能力に関係なくすべての来場者にとって真にアクセスしやすい空間となっています。

    バックヤード部分は、モジュール型の鉄骨要素と木製の外装で構成された長方形のボリュームです。このボリュームは球体の背景となり、その内部にはオフィスや会議スペースが設けられています。その上部には、まるで地面にとどまるには軽すぎるかのような、もう一つの球体が載せられています。この球体には屋上カフェが設けられており、万博会場と大阪湾を一望する壮大な景色を楽しむことができます。

    • 残り18枚の写真と建築家によるテキスト
    • SHARE
    大阪・関西万博マヌエル・ヘルツ・アーキテクツ図面ありパヴィリオン
    2025.04.24 Thu 06:35
    0
    permalink
    2025.4.23Wed
    • 【ap job更新】 住宅から公共建築まで手掛け、“生活に対して優美な空間”の表現を目指す「株式会社エイチツー・プランニング」が、設計スタッフ(2025年新卒・既卒・経験者)を募集中
    • 吉岡徳仁による「氷の椅子『Aqua Chair』」。ミラノデザインウィーク2025で発表された作品。“光”を素材とした“形を超える”存在を求め、透明な氷塊から放たれる“無垢な光を放つ”椅子を考案。自然が生み出す形のない“水”を主要素として作り上げる
    • 【ap job更新】 株式会社 團紀彦建築設計事務所が、建築設計スタッフ(既卒・経験者)を募集中
    • OMA / 重松象平の会場デザインによる、韓国・ソウルでの展覧会「クリスチャン・ディオール、夢のクチュリエ」。東大門デザインプラザを会場に開催。メゾンの歴史と同国の文化遺産に光を当てる為、伝統的な住居や工芸品を参照して全体構成や展示空間を構想。中央の大空間の周りに様々な個性のある小ギャラリーを連続させる
    2025.4.25Fri
    • スティーブン・ホール・アーキテクツのウェブサイトがリニューアル。近作や進行中のプロジェクトの画像を豊富に掲載
    • 【ap job更新】 表札や看板などの“サインプロダクト”を手掛ける「株式会社anveil」が、商品開発部門でのCADオペレーター(既卒・経験者)を募集中
    • トラフ建築設計事務所による、東京・渋谷区の「濤 TOH」。隠れ家的な環境にあるリスニングバー。音楽を楽しむ様々な状況をイメージして、DJカウンターを囲むVIP席・重心の低いソファ席・発光天板のカウンター席を用意。音響面では“伝統と最先端の同居”も意図する

    Subscribe and Follow

    公式アカウントをフォローして、
    見逃せない建築情報を受け取ろう。

    「建築と社会の関係を視覚化する」メディア、アーキテクチャーフォトの公式アカウントです。
    様々な切り口による複眼的視点で建築に関する情報を最速でお届けします。

    60,896
    • Follow
    82,050
    • Follow
    • Follow
    • Add Friends
    • Subscribe
    • 情報募集/建築・デザイン・アートの情報を随時募集しています。
      More
    • メールマガジン/ メールマガジンで最新の情報を配信しています。
      More

    architecturephoto® News Letter

    メールマガジンでも最新の更新情報を配信中

    • ホーム
    • アーキテクチャーフォトについて
    • アーキテクチャーフォト規約
    • プライバシーポリシー
    • 特定商取引法に関する表記
    • 利用者情報の外部送信について
    • 広告掲載について
    • お問い合わせ/作品投稿

    Copyright © architecturephoto.net.

    • 建築
    • アート
    • カルチャー
    • デザイン
    • ファッション
    • 書籍
    • 展覧会
    • コンペ
    • 動画
    • テレビ
    • 特集記事
    • 注目情報
    • タグ
    • アーキテクチャーフォト ジョブボード
    • アーキテクチャーフォト・ブック
    • アーキテクチャーフォト・プロダクト
    • ホーム
    • アーキテクチャーフォトについて
    • アーキテクチャーフォト規約
    • プライバシーポリシー
    • 特定商取引法に関する表記
    • 利用者情報の外部送信について
    • 広告掲載について
    • お問い合わせ/作品投稿

    メールマガジンで最新の情報を配信しています

    この記事をシェア
    タイトルタイトルタイトルタイトルタイトル
    https://architecturephoto.net/permalink

    記事について#architecturephotonetでつぶやいてみましょう。
    有益なコメントは拡散や、サイトでも紹介させていただくこともございます。

    architecturephoto®
    • black
    • gray
    • white