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2025.5.09Fri
2025.5.08Thu
建築家・北川原温の展覧会の入場チケットをプレゼント。同氏設計の中村キース・ヘリング美術館などで開催。創作の源を“星”、建築を“星座”に見立て、模型や資料を通じて方法論や生成の過程に迫る

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日程
2025年6月7日(土)
–
2026年5月17日(日)
architecture|exhibition
建築家・北川原温の展覧会の入場チケットをプレゼント。同氏設計の中村キース・ヘリング美術館などで開催。創作の源を“星”、建築を“星座”に見立て、模型や資料を通じて方法論や生成の過程に迫る展覧会ポスター image courtesy of 中村キース・ヘリング美術館
建築家・北川原温の展覧会の入場チケットの抽選への応募はこちらから
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建築家・北川原温の展覧会「北川原温 時間と空間の星座」の入場チケットを抽選でプレゼントいたします。
同氏設計の中村キース・ヘリング美術館などで開催されます。創作の源を“星”、建築を“星座”に見立て、模型や資料を通じて方法論や生成の過程に迫る内容です。会期は、2025年6月7日~2026年5月17日まで。展覧会の公式ページはこちら。
入場チケットプレゼント企画の応募締切は、2025年5月30日(金)13時まで(お申込みにはGoogleアカウントが必要になります)。こちらのフォームからご応募ください。厳正な抽選を行い当選された方にはメールにてご連絡いたします(メール送付を当選発表にかえさせていただきます)。

「北川原温 時間と空間の星座」は、中村キース・ヘリング美術館を設計した建築家・北川原温(1951-)の美術館における初個展です。

北川原氏は、渋谷の映画館《ライズ》(1986)で都市の虚構性を建築に表現し、その後も独創的な建築を生み出し続け注目を集めてきました。 

本展では北川原氏の創作のソースを「星」、建築を「星座」に見立て、その方法論や生成の過程を探ります。《中村キース・ヘリング美術館》を構成する6つの要素「さかしまの円錐」「闇」「ジャイアントフレーム」「自然」「希望」「衝突する壁」を軸に、模型や資料を通じて建築のプロセスを紹介。

さらに、隣接するホテルキーフォレスト北杜では五感を通じた体験型の展示、JR小淵沢駅では八ヶ岳山麓のプロジェクトと地域の魅力を紹介します。

本展を通じて、《中村キース・ヘリング美術館》をはじめとした北川原建築を歩むことにより北川原氏の「宇宙」に迫る体験を提供します。

リリーステキストより

以下に、詳細な情報を掲載します。


展示作品の一部

以下の写真はクリックで拡大します

建築家・北川原温の展覧会の入場チケットをプレゼント。同氏設計の中村キース・ヘリング美術館などで開催。創作の源を“星”、建築を“星座”に見立て、模型や資料を通じて方法論や生成の過程に迫る「ヴィラ・マラルメ」 コンセプトモデル、1991年 photo©︎Kenya Chiba
建築家・北川原温の展覧会の入場チケットをプレゼント。同氏設計の中村キース・ヘリング美術館などで開催。創作の源を“星”、建築を“星座”に見立て、模型や資料を通じて方法論や生成の過程に迫る「アリア」 ドローイング、1994年 image courtesy of 中村キース・ヘリング美術館
建築家・北川原温の展覧会の入場チケットをプレゼント。同氏設計の中村キース・ヘリング美術館などで開催。創作の源を“星”、建築を“星座”に見立て、模型や資料を通じて方法論や生成の過程に迫る「マラルメの庭と家」(部分)、制作年不詳 photo courtesy of 中村キース・ヘリング美術館
建築家・北川原温の展覧会の入場チケットをプレゼント。同氏設計の中村キース・ヘリング美術館などで開催。創作の源を“星”、建築を“星座”に見立て、模型や資料を通じて方法論や生成の過程に迫る「中村キース・ヘリング美術館」 ドローイング、2000年代 image courtesy of 中村キース・ヘリング美術館
建築家・北川原温の展覧会の入場チケットをプレゼント。同氏設計の中村キース・ヘリング美術館などで開催。創作の源を“星”、建築を“星座”に見立て、模型や資料を通じて方法論や生成の過程に迫る「中村キース・ヘリング美術館」ドローイング、2000年代 image courtesy of 中村キース・ヘリング美術館
建築家・北川原温の展覧会の入場チケットをプレゼント。同氏設計の中村キース・ヘリング美術館などで開催。創作の源を“星”、建築を“星座”に見立て、模型や資料を通じて方法論や生成の過程に迫る「ホテルキーフォレスト北杜」、 2015年竣工 Photo by © Shigeru Ohno
建築家・北川原温の展覧会の入場チケットをプレゼント。同氏設計の中村キース・ヘリング美術館などで開催。創作の源を“星”、建築を“星座”に見立て、模型や資料を通じて方法論や生成の過程に迫る「小淵沢駅舎・駅前広場」、2018年竣工 photo©Kenya Chiba

みどころ

1.建築家・北川原温の「内宇宙」を未公開資料とともに体験するインスタレーション

1978年の《ナジャの家》で建築家としてデビューし、1986年の《ライズ》で国際的な地位を得た北川原温はポストモダンの建築家の1人として知られてきました。北川原温はデビュー以来、一貫して個人の作家性を重視し、自身の創作について固定化された方法論を語らず、それぞれの建築にもたらされる物語性を重視して創作を続けてきました。

本展では、建築のプロセスを記憶や文学、詩、哲学、自然科学、美術といった多彩なリソースを、私たちが星の中に物語を見出し、星座として形を描くようにして生み出されていく物語として解釈し、北川原の作家としての独自性を探求します。

中村キース・ヘリング美術館の展示室では北川原自身が旅する「内宇宙」をこれまで公開されることのなかった幼少期に集めた蝶の標本、長年にわたって描き続けたドローイング、建築模型、影響を受けた書籍などを北川原が影響を受けたステファヌ・マラルメの散文詩のようにひとつの「空間」の中に漂うインスタレーションとして表現します。

《中村キース・ヘリング美術館》という「星座」を描く中で、北川原が歩んできた軌跡が浮かび上がり、この空間内でしか体験できないイメージを結ぶことができるでしょう。

2.中村キース・ヘリング美術館が生み出された軌跡を初公開資料を含むドローイングや貴重な手稿の数々によって紐解く

《中村キース・ヘリング美術館》は2004年から3年をかけて館長・中村和男との対話の中で大きく姿を変えながら生み出されました。

本展では、その過程を「時間軸」に沿って北川原温氏が構想を練る中で描き続けた未公開のドローイングや、インスピレーションを書き溜めたノートの手稿、重ねられるスタディの数々を通じて、美術館が生まれるまでの過程を追体験できます。

さらに、どのように「星座を描く」ように建築が組み上げられていったのかを詳細に紹介。構想がどのように形になっていったのか、その思考のプロセスを紐解きます。

3.北杜市に点在する3つの北川原建築を結び、八ヶ岳南麓における創作活動を辿る

山梨県北杜市は日本有数の自然景観を誇る地であり、建築家・北川原温氏の作品が6つ集中する唯一の場所です。

それら6建築はどれも八ヶ岳の火山地形、豊かな森と水、縄文文化や馬の文化など八ヶ岳南麓の環境と深く結びついており、小淵沢駅周辺を題材に東京藝術大学の学生とプロジェクト制作を行うなど長年この地域に関わってきた北川原氏が、それらをどのように結びつけて個性が異なる建築を作り上げたのかを3つの建築で展開する展示を通して体感できます。

ホテルキーフォレスト北杜では小淵沢と関連するプロジェクトの模型や資料の展示だけでなく、写真家と北川原建築とのコラボレーション作品も展示。また、ホテルロビーとカフェ&バーでは北川原氏が創作のインスピレーションを得ている音楽や香り、味といった日常の身体感覚を体験できる企画を行います。

小淵沢駅では、特徴的な窓で八ヶ岳の山岳景観を効果的に見せている交流スペースを会場に、北杜市に点在する北川原建築の魅力を紹介する展示を開催します。

リリーステキストより

建築家・北川原温の展覧会の入場チケットをプレゼント。同氏設計の中村キース・ヘリング美術館などで開催。創作の源を“星”、建築を“星座”に見立て、模型や資料を通じて方法論や生成の過程に迫る北川原温 photo courtesy of 中村キース・ヘリング美術館

北川原 温
建築家。1951年長野県千曲市出身、飯田高校から東京芸術大学へ。
グッドデザイン賞金賞を受賞した山梨県の工業団地《アリア》の都市計画・ランドスケープ・建築のトータルデザイン、3.11東日本大震災で福島県最大の避難場所となった国際コンベンションホール《ビッグパレットふくしま》など、公・民問わず多くの設計に携わる。2019年3月まで母校の東京芸術大学で教鞭を執り、学生達とともに「劇場型都市計画」などの研究に従事。
日本建築学会賞、村野藤吾賞、日本建築大賞、日本芸術院賞、米国建築家協会ジャパンデザイン賞など数々の賞を受賞。模型やドローイングなど27点がパリのポンピドゥーセンター(仏国立近代美術館)に収蔵されている。北川原温建築都市研究所主宰。東京芸術大学名誉教授。

<中村キース・ヘリング美術館 建築賞受賞歴>
2007 山梨県建築文化賞受賞
2008 アメリカ建築家協会優秀賞受賞、村野藤吾賞受賞
2009 JIA日本建築大賞受賞
2010 日本藝術院賞(建築)受賞
2016 山梨建築文化賞受賞、アメリカン・アーキテクチャー・マスタープライズ(ホスピタリティ部門)金賞受賞


■展覧会概要

展覧会名:北川原温 時間と空間の星座
会期:2025年6月7日(土)~2026年5月17日(日)
会場:
・中村キース・ヘリング美術館 9:00-17:00(最終入館 16:30)
・ホテルキーフォレスト北杜(山梨県北杜市小淵沢町 10248-1) 11:00-17:00
※一般観覧者は1Fロビーのみ、駐車場は美術館と共通

・JR 小淵沢駅2階交流スペース(山梨県北杜市小淵沢町 1024)
※駅付近の市営駐車場をご利用ください
主催:中村キース・ヘリング美術館
特別協力:北川原温建築都市研究所
協賛:シミックホールディングス株式会社、株式会社 印傳屋上原勇七
協力:北杜市考古資料館
後援:山梨県、山梨県教育委員会、北杜市、北杜市教育委員会、一般社団法人 北杜市観光協会 アート・クラフト部会


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    2025.05.09 Fri 15:30
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    日程
    2025年7月10日(木)
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    architecture|culture|exhibition|remarkable
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    黒川紀章の“中銀カプセルタワー”をテーマとした展覧会が、ニューヨーク近代美術館で開催されます。
    タイトルは「中銀カプセルタワーの多様な人生(The Many Lives of the Nakagin Capsule Tower)」です。建築に加えて50年間に渡る様々な使われ方にも焦点を当てる内容となります。
    会期は、2025年7月10日~2026年7月12日です。本記事では、展示に関連する写真や資料の画像も掲載します。


    こちらはリリーステキストの翻訳です(文責:アーキテクチャーフォト)

    ニューヨーク近代美術館は、2025年7月10日に中銀カプセルタワーの50年の歴史に焦点を当てた展覧会を開催します。

    「中銀カプセルタワーの多様な人生(The Many Lives of the Nakagin Capsule Tower)」展では、ニューヨーク近代美術館のコレクションから完全に修復されたカプセルが展示されます。

    ニューヨーク近代美術館は、1972年から2022年まで東京・銀座に存在した、日本の建築家・黒川紀章(1934年~2007年)による画期的なプロジェクト、中銀カプセルタワーの50年間の存続期間に焦点を当てた展覧会を開催します。「中銀カプセルタワーの多様な人生」展は、2025年7月10日から2026年7月12日までニューヨーク近代美術館のストリートレベルギャラリーで開催され、カプセルA1305とともに、建物の変化し続ける、予想外の用途を示す約45点の関連資料が展示されます。これらの資料には、1970~72年に作られた本プロジェクト唯一の現存模型、オリジナルの図面や写真、販促用の印刷物、アーカイブ映像や音声記録、元居住者へのインタビュー、そして建物全体のインタラクティブなバーチャルツアーが含まれます。通勤するビジネスマン向けのマイクロ住居として宣伝されたこの建物は、相互に接続された2つのコンクリートと鉄骨のタワーから成り、各ユニットにはプレハブ式の設備とソニー製のカラーテレビが完備された、1人用の「カプセル」が140個設置されていました。かつて建物の最上階に設置されていたカプセルA1305は、他の保存されたカプセルから回収された可能な限り多くのオリジナル部品によって完全に修復されており、オプションとして提供されていた音響機器一式も含まれています。このカプセルは、2022年に建物が解体された後、オリジナルの状態に修復されたわずか14個のうちの1つであり、2023年にニューヨーク近代美術館によって収蔵されました。ニューヨーク近代美術館の会員は、特別なアクティベーションイベントの際にカプセル内部に入る機会を得ることができます。「中銀カプセルタワーの多様な人生」展は、建築・デザイン部門のアシスタント・キュレーターであるエヴァンゲロス・コツィオリス(Evangelos Kotsioris)と、キュレーター・アソシエイトのパウラ・ヴィラプラナ・デ・ミゲル(Paula Vilaplana de Miguel)によって企画されました。

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    黒川紀章ニューヨーク近代美術館建築展保存関連
    2025.05.09 Fri 15:19
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    私達のアトリエでは各計画を丁寧に検討し、各々の建築に独自の空間、時間軸を生み出す事を目指しています。

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    パナソニックが運営する、東京・新橋の“BRIDGEHEAD Shimbashi”を会場に「『現し』を考える。展 ver.2.0」が開催。スキーマ建築計画出身の西原将が企画監修手掛ける、“現し”をテーマとした展示会。デザイン・設備・法規などの視点でまとめた、“現し天井標準化マニュアル”も公開。初日にはトークイベントも実施
    image courtesy of BRIDGEHEAD Shimbashi

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    日程
    2025年5月26日(月)
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    5月31日(土)
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    パナソニックが運営する、東京・新橋の“BRIDGEHEAD Shimbashi”を会場に「『現し』を考える。展 ver.2.0」が開催。スキーマ建築計画出身の西原将が企画監修手掛ける、“現し”をテーマとした展示会。デザイン・設備・法規などの視点でまとめた、“現し天井標準化マニュアル”も公開。初日にはトークイベントも実施「『現し』を考える。展ver.2.0」。現し天井標準化のプレゼン什器や、電材をHACKした家具や照明を展示。 image courtesy of BRIDGEHEAD Shimbashi

    パナソニックが運営する、東京・新橋のライブオフィス“BRIDGEHEAD Shimbashi”を会場に「『現し』を考える。展 ver.2.0」が開催されます。
    スキーマ建築計画出身の西原将が企画監修を手掛ける、“現し”をテーマとした展示会です。現し天井のレギュレーションをデザイン・設備・法規などの視点でまとめた、“現し天井標準化マニュアル”も公開されます。初日にはトークイベントも実施されます。開催日は、2025年5月26日(月)~31日(土)。参加費無料です。また、2025年5月26日(月)に行われるトークイベントには、西原将とTANKの柴田祐希と中尾文哉が登壇します(要事前申込 / 締切:2025年5月23日17時)。トークイベントへの参加申込はこちらのページから。【ap・ad】

    2024年12月に開催しましたver.1.0の際に未完成だった部分を完成させ、現し天井のレギュレーションをデザイン、設備、法規などの視点でまとめたものと、「現し」をテーマにパナソニックの既製品をHACKした作品による展示です。

    一概に現し天井といっても、配線の処理や、照明器具の取り付け方法、エアコンや換気設備の設置方法、配置計画、法規など、天井がある場合に考える必要がなかったことまで考える必要性が出てきます。

    そこで、パナソニックの電気、照明、空調換気の専門家のチームと、シンプルで美しく、快適な「現し」空間をどのように作っていくかということを考えてきました。

    「現し」のデザイン
    「現し」の環境
    「現し」の法規

    と、3つのテーマで「現し」についてまとめ、さらに「現し」のHACKというテーマを追加しています。

    2025年3月にスピンオフ企画としてパナソニックの電材をHACKして作品を制作し、展示するという企画を行い、そのなかで、もの(既製品)から何ができるか考えることが重要だと思いました。

    既製品の体系の中で何ができるかを考えることは、既製品そのものの潜在的な魅力を引き出し、新たなものにつながる回路を見出すことになります。その思考は、既製品の組み合わせで現し天井の標準化を作るという中でも重要ではないかと考え、今回も現しに関係する電材を用いてHACKした作品を制作展示しています。

    構成的に考え、即物的にも考えることで、「現し」を多角的に知るきっかけになればと思っています。

    スタジオパルマコン 西原将

    リリーステキストより

    以下に、展示会と関連イベントの詳細を掲載します。

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    2025.05.09 Fri 07:30
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    アプロポス・アーキテクツによる、大阪・関西万博の「チェコパビリオン」。“人生のための才能と創造性”をテーマとした施設。身体と心の動きの接続を意図し、芸術作品が展示された“260mの螺旋状通路”を備えた建築を考案。ファサードのガラスは伝統の伝達と共に動的な視覚体験も創出
    photo©BoysPlayNice

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    アプロポス・アーキテクツによる、大阪・関西万博の「チェコパビリオン」。“人生のための才能と創造性”をテーマとした施設。身体と心の動きの接続を意図し、芸術作品が展示された“260mの螺旋状通路”を備えた建築を考案。ファサードのガラスは伝統の伝達と共に動的な視覚体験も創出 photo©BoysPlayNice
    アプロポス・アーキテクツによる、大阪・関西万博の「チェコパビリオン」。“人生のための才能と創造性”をテーマとした施設。身体と心の動きの接続を意図し、芸術作品が展示された“260mの螺旋状通路”を備えた建築を考案。ファサードのガラスは伝統の伝達と共に動的な視覚体験も創出 photo©BoysPlayNice
    アプロポス・アーキテクツによる、大阪・関西万博の「チェコパビリオン」。“人生のための才能と創造性”をテーマとした施設。身体と心の動きの接続を意図し、芸術作品が展示された“260mの螺旋状通路”を備えた建築を考案。ファサードのガラスは伝統の伝達と共に動的な視覚体験も創出 photo©BoysPlayNice
    アプロポス・アーキテクツによる、大阪・関西万博の「チェコパビリオン」。“人生のための才能と創造性”をテーマとした施設。身体と心の動きの接続を意図し、芸術作品が展示された“260mの螺旋状通路”を備えた建築を考案。ファサードのガラスは伝統の伝達と共に動的な視覚体験も創出 photo©BoysPlayNice

    アプロポス・アーキテクツ(Apropos Architects)による、大阪・関西万博の「チェコパビリオン」です。
    “人生のための才能と創造性”をテーマとした施設の計画です。建築家は、身体と心の動きの接続を意図し、芸術作品が展示された“260mの螺旋状通路”を備えた建築を考案しました。また、ファサードのガラスは伝統の伝達と共に動的な視覚体験も創出します。施設の公式ページはこちら。


    こちらは建築家によるテキストの翻訳です(文責:アーキテクチャーフォト)

    展示物としての木とガラスで作られたパヴィリオン

    2025年大阪万博におけるチェコ共和国のナショナルパヴィリオンの建築は、「生命のエネルギー」と「絶え間ない発展」という理念を反映しています。このデザインを手がけたのは、螺旋のモチーフを用いた設計を行うアプロポス・アーキテクツスタジオです。来場者は、建物の周囲を取り巻く全長260メートルの通路を通って進み、徐々に4階分の高さまで上がっていき、展望屋上にたどり着きます。このダイナミックな動きは、時間の経過や個人の成長だけでなく、個人および社会の発展をも象徴しています。

    2025年の万博は55年ぶりに大阪に戻ってきます。アプロポス・アーキテクツによるガラスの螺旋を備えた半透明のパヴィリオンは、1970年の日本におけるチェコパヴィリオンへの繊細なオマージュとなっています。

    海沿いの遊歩道とメイン大通りが交差する目立つ場所に位置するこのパヴィリオンは、それ自身が建築的なショーピースです。上方に向かって広がり、まるで地球の重力に逆らうかのようなシルエットと、透明なガラスのファサードによって、この建物は人々の注目を集めます。プレート状のアートガラスで作られたこのファサードは、チェコの豊かなガラス工芸の伝統に言及するだけでなく、独自の展示空間も創出しています。移りゆく自然光のおかげで、内部の雰囲気は常に変化し、展示に動的で独自の視覚体験をもたらします。

    パヴィリオンを訪れる人々は、ギャラリーの通路を進むことで身体的に関与するだけでなく、展示の芸術的内容を吸収することで、内面的な活力も高めていきます。このパヴィリオンの建築は上方への動きや身体的な活動を促し、一方で展示は精神的な内省を喚起します。両者が一体となることで、身体と心の動きをつなぐ空間が生み出されています。

    最上部、地上12メートルの高さには、ゆるやかなスロープがあり、広々とした展望デッキへと導きます。その先には特徴的な屋上の「クラウン」があり、そこにVIPラウンジが設けられています。ここからは、穏やかな海のパノラマが広がるだけでなく、ガラスの天窓を通して講堂を真下に見下ろす息をのむような眺めがあります。

    • 残り36枚の写真と建築家によるテキスト
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    アプロポス・アーキテクツ大阪・関西万博図面ありパヴィリオン
    2025.05.09 Fri 06:44
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    2025.5.08Thu
    • 川口裕人 / 1110建築設計事務所による、兵庫の「あわじ島のドッグヴィラ」。海と山があり建替えも進む地域に建つ貸別荘。周囲の視線等を防ぐと共に遠景の自然への接続も求め、中庭形式を採用しつつも“型を弱める”設計を志向。多様な規模の部屋が接続する“ネックレス”の様な構成を考案

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