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2025.9.03Wed
2025.9.02Tue
島崎威郎 / Takero Shimazaki Architectsによる、イギリス・ロンドンの「ロイヤル・アカデミー・オブ・ダンス」。新築建築の低層部に計画された教育機関。広大な面積という与件に、全体を“都市の延長”として構想して其々の部屋を“ひとつの建物”の様に扱う設計を志向。RCの構造柱は空間に都市性を与える要素として捉える
photo©Anton Gorlenko

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architecture|feature
Anton GorlenkoDavid GrandorgeFelix KochSiobhan HennesseyTakero Shimazaki ArchitectsWaterman Groupイギリスロンドン図面あり島崎威郎建材(内装・天井)建材(内装・床)建材(内装・照明)建材(内装・造作家具)教育施設
島崎威郎 / Takero Shimazaki Architectsによる、イギリス・ロンドンの「ロイヤル・アカデミー・オブ・ダンス」。新築建築の低層部に計画された教育機関。広大な面積という与件に、全体を“都市の延長”として構想して其々の部屋を“ひとつの建物”の様に扱う設計を志向。RCの構造柱は空間に都市性を与える要素として捉える1階、南エントランスホワイエ photo©Anton Gorlenko
島崎威郎 / Takero Shimazaki Architectsによる、イギリス・ロンドンの「ロイヤル・アカデミー・オブ・ダンス」。新築建築の低層部に計画された教育機関。広大な面積という与件に、全体を“都市の延長”として構想して其々の部屋を“ひとつの建物”の様に扱う設計を志向。RCの構造柱は空間に都市性を与える要素として捉える1階、南エントランスホワイエからオフィスに繋がる廊下側を見る。 photo©Anton Gorlenko
島崎威郎 / Takero Shimazaki Architectsによる、イギリス・ロンドンの「ロイヤル・アカデミー・オブ・ダンス」。新築建築の低層部に計画された教育機関。広大な面積という与件に、全体を“都市の延長”として構想して其々の部屋を“ひとつの建物”の様に扱う設計を志向。RCの構造柱は空間に都市性を与える要素として捉える1階、南エントランスホワイエ、ベンチの詳細 photo©Anton Gorlenko

島崎威郎 / Takero Shimazaki Architectsが設計した、イギリス・ロンドンの「ロイヤル・アカデミー・オブ・ダンス」です。
新築建築の低層部に計画された教育機関のプロジェクトです。建築家は、広大な面積という与件に、全体を“都市の延長”として構想して其々の部屋を“ひとつの建物”の様に扱う設計を志向しました。また、RCの構造柱は空間に都市性を与える要素として捉えました。

2018年の夏、t-sa(Takero Shimazaki Architects)はロイヤル・アカデミー・オブ・ダンス(以下RAD)と共に本部移転計画のプロジェクトを始動しました。

RAD本部はバタシースクエアにありましたが、今回の用途にあわせて新たに建てられた建物に移転する計画です。その新しい本部の入居先として、他の建築家により設計された、高層の集合住宅棟の地上階と2階に場所が用意されました。

建築家によるテキストより

t-saでは既存の建物やそのコンテクストの中で提案を行う際、その構造や素材を慎重に調査・考慮し、「as found-既にそこにあるもの」を提案へ落とし込む設計アプローチをとっています。

ここでの、形あるコンテクストとしては地上階にある「ポディウム」と呼ばれる構造がありました。これは直上に建つ3つの住宅タワーの台座のように見えるボリュームで、外壁や垂直なコンクリートの構造体で明確に建物の建ち現れ方を区切っています。
ポディウムを形成するコンクリートの円柱や壁柱はこのプロジェクトでの設計における重要な要素となりました。

また、物理的なコンテクストではありませんが、プロジェクトを実現するために重要な土地の取引や法的な契約などの背景もあり、このような状況を踏まえると、さまざまな仕様の制約がある中で慎重・効率的に進め、ディベロッパーの目線でも好ましい材料や建設形態を取り入れつつ、RADの名声や国際的な立場としてもふさわしい建築ビジョンを実現する必要がありました。

建築家によるテキストより

RADのCEOであるSir Luke Rittner氏やRADの関係者と計画を進める中で、建物自体の広大なフットプリントを都市の延長として連想し、スタジオや学習スペース1つ1つを建物として読み解きました。これらの「建物」はダンサー、講師、スタッフ、来訪者によって共有される屋内の「通り」や「都市の広場」によってつながります。

完成した空間は延床面積5000㎡以上にわたり、180人以上を収容可能なスタジオシアター、設備が整った7つのダンススタジオやショップ、ライブラリー、カフェ、オフィススペースが配置され、これらは全て公共性を帯び広々としたホワイエからアクセスできます。

効率的な建設を実現する中で建築のランゲージを表現するために、空間を構成するための手がかりとなる、「figures-要素」を考えました。先述にある、ポディウムを形成する既存のコンクリートの円柱や壁柱は計画当初、仕上げで覆われる予定でしたが、コンクリートそのままを現すこととしました。

建築家によるテキストより

以下の写真はクリックで拡大します

島崎威郎 / Takero Shimazaki Architectsによる、イギリス・ロンドンの「ロイヤル・アカデミー・オブ・ダンス」。新築建築の低層部に計画された教育機関。広大な面積という与件に、全体を“都市の延長”として構想して其々の部屋を“ひとつの建物”の様に扱う設計を志向。RCの構造柱は空間に都市性を与える要素として捉える外観、歩道から開口部越しにダンススタジオを見る。 photo©Felix Koch
島崎威郎 / Takero Shimazaki Architectsによる、イギリス・ロンドンの「ロイヤル・アカデミー・オブ・ダンス」。新築建築の低層部に計画された教育機関。広大な面積という与件に、全体を“都市の延長”として構想して其々の部屋を“ひとつの建物”の様に扱う設計を志向。RCの構造柱は空間に都市性を与える要素として捉える外観、歩道からエントランスを見る。 photo©Anton Gorlenko
島崎威郎 / Takero Shimazaki Architectsによる、イギリス・ロンドンの「ロイヤル・アカデミー・オブ・ダンス」。新築建築の低層部に計画された教育機関。広大な面積という与件に、全体を“都市の延長”として構想して其々の部屋を“ひとつの建物”の様に扱う設計を志向。RCの構造柱は空間に都市性を与える要素として捉える1階、南エントランスホワイエからショップ側を見る。 photo©Felix Koch
島崎威郎 / Takero Shimazaki Architectsによる、イギリス・ロンドンの「ロイヤル・アカデミー・オブ・ダンス」。新築建築の低層部に計画された教育機関。広大な面積という与件に、全体を“都市の延長”として構想して其々の部屋を“ひとつの建物”の様に扱う設計を志向。RCの構造柱は空間に都市性を与える要素として捉える1階、南エントランスホワイエ、柱と開口部 photo©Anton Gorlenko
島崎威郎 / Takero Shimazaki Architectsによる、イギリス・ロンドンの「ロイヤル・アカデミー・オブ・ダンス」。新築建築の低層部に計画された教育機関。広大な面積という与件に、全体を“都市の延長”として構想して其々の部屋を“ひとつの建物”の様に扱う設計を志向。RCの構造柱は空間に都市性を与える要素として捉える1階、南エントランスホワイエから開口部越しに外部を見る。 photo©Anton Gorlenko
島崎威郎 / Takero Shimazaki Architectsによる、イギリス・ロンドンの「ロイヤル・アカデミー・オブ・ダンス」。新築建築の低層部に計画された教育機関。広大な面積という与件に、全体を“都市の延長”として構想して其々の部屋を“ひとつの建物”の様に扱う設計を志向。RCの構造柱は空間に都市性を与える要素として捉える1階、南エントランスホワイエ photo©Anton Gorlenko
島崎威郎 / Takero Shimazaki Architectsによる、イギリス・ロンドンの「ロイヤル・アカデミー・オブ・ダンス」。新築建築の低層部に計画された教育機関。広大な面積という与件に、全体を“都市の延長”として構想して其々の部屋を“ひとつの建物”の様に扱う設計を志向。RCの構造柱は空間に都市性を与える要素として捉える1階、南エントランスホワイエからダンススタジオ側を見る。 photo©Anton Gorlenko
島崎威郎 / Takero Shimazaki Architectsによる、イギリス・ロンドンの「ロイヤル・アカデミー・オブ・ダンス」。新築建築の低層部に計画された教育機関。広大な面積という与件に、全体を“都市の延長”として構想して其々の部屋を“ひとつの建物”の様に扱う設計を志向。RCの構造柱は空間に都市性を与える要素として捉える1階、南エントランスホワイエから「スチューデント・コモン・ルーム」側を見る。 photo©Anton Gorlenko
島崎威郎 / Takero Shimazaki Architectsによる、イギリス・ロンドンの「ロイヤル・アカデミー・オブ・ダンス」。新築建築の低層部に計画された教育機関。広大な面積という与件に、全体を“都市の延長”として構想して其々の部屋を“ひとつの建物”の様に扱う設計を志向。RCの構造柱は空間に都市性を与える要素として捉える1階、南エントランスホワイエから「スチューデント・コモン・ルーム」側を見る。 photo©Anton Gorlenko
島崎威郎 / Takero Shimazaki Architectsによる、イギリス・ロンドンの「ロイヤル・アカデミー・オブ・ダンス」。新築建築の低層部に計画された教育機関。広大な面積という与件に、全体を“都市の延長”として構想して其々の部屋を“ひとつの建物”の様に扱う設計を志向。RCの構造柱は空間に都市性を与える要素として捉える1階、南エントランスホワイエから「スチューデント・コモン・ルーム」側を見る。 photo©Anton Gorlenko
島崎威郎 / Takero Shimazaki Architectsによる、イギリス・ロンドンの「ロイヤル・アカデミー・オブ・ダンス」。新築建築の低層部に計画された教育機関。広大な面積という与件に、全体を“都市の延長”として構想して其々の部屋を“ひとつの建物”の様に扱う設計を志向。RCの構造柱は空間に都市性を与える要素として捉える1階、南エントランスホワイエから「スチューデント・コモン・ルーム」側を見る。 photo©Anton Gorlenko
島崎威郎 / Takero Shimazaki Architectsによる、イギリス・ロンドンの「ロイヤル・アカデミー・オブ・ダンス」。新築建築の低層部に計画された教育機関。広大な面積という与件に、全体を“都市の延長”として構想して其々の部屋を“ひとつの建物”の様に扱う設計を志向。RCの構造柱は空間に都市性を与える要素として捉える1階、南エントランスホワイエ、ベンチの詳細 photo©Anton Gorlenko
島崎威郎 / Takero Shimazaki Architectsによる、イギリス・ロンドンの「ロイヤル・アカデミー・オブ・ダンス」。新築建築の低層部に計画された教育機関。広大な面積という与件に、全体を“都市の延長”として構想して其々の部屋を“ひとつの建物”の様に扱う設計を志向。RCの構造柱は空間に都市性を与える要素として捉える1階、南エントランスホワイエ、ベンチと柱の詳細 photo©Anton Gorlenko
島崎威郎 / Takero Shimazaki Architectsによる、イギリス・ロンドンの「ロイヤル・アカデミー・オブ・ダンス」。新築建築の低層部に計画された教育機関。広大な面積という与件に、全体を“都市の延長”として構想して其々の部屋を“ひとつの建物”の様に扱う設計を志向。RCの構造柱は空間に都市性を与える要素として捉える1階、南エントランスホワイエからオフィスに繋がる廊下側を見る。 photo©Anton Gorlenko
島崎威郎 / Takero Shimazaki Architectsによる、イギリス・ロンドンの「ロイヤル・アカデミー・オブ・ダンス」。新築建築の低層部に計画された教育機関。広大な面積という与件に、全体を“都市の延長”として構想して其々の部屋を“ひとつの建物”の様に扱う設計を志向。RCの構造柱は空間に都市性を与える要素として捉える1階、南エントランスホワイエからオフィスに繋がる廊下側を見る。 photo©Anton Gorlenko
島崎威郎 / Takero Shimazaki Architectsによる、イギリス・ロンドンの「ロイヤル・アカデミー・オブ・ダンス」。新築建築の低層部に計画された教育機関。広大な面積という与件に、全体を“都市の延長”として構想して其々の部屋を“ひとつの建物”の様に扱う設計を志向。RCの構造柱は空間に都市性を与える要素として捉える1階、南エントランスホワイエ、柱と床 photo©Anton Gorlenko
島崎威郎 / Takero Shimazaki Architectsによる、イギリス・ロンドンの「ロイヤル・アカデミー・オブ・ダンス」。新築建築の低層部に計画された教育機関。広大な面積という与件に、全体を“都市の延長”として構想して其々の部屋を“ひとつの建物”の様に扱う設計を志向。RCの構造柱は空間に都市性を与える要素として捉える1階、南エントランスホワイエからオフィスに繋がる廊下側を見る。 photo©Anton Gorlenko
島崎威郎 / Takero Shimazaki Architectsによる、イギリス・ロンドンの「ロイヤル・アカデミー・オブ・ダンス」。新築建築の低層部に計画された教育機関。広大な面積という与件に、全体を“都市の延長”として構想して其々の部屋を“ひとつの建物”の様に扱う設計を志向。RCの構造柱は空間に都市性を与える要素として捉える1階、南エントランスホワイエ、カウンター photo©Anton Gorlenko
島崎威郎 / Takero Shimazaki Architectsによる、イギリス・ロンドンの「ロイヤル・アカデミー・オブ・ダンス」。新築建築の低層部に計画された教育機関。広大な面積という与件に、全体を“都市の延長”として構想して其々の部屋を“ひとつの建物”の様に扱う設計を志向。RCの構造柱は空間に都市性を与える要素として捉える1階、南エントランスホワイエから「スタジオシアター」側を見る。 photo©Felix Koch
島崎威郎 / Takero Shimazaki Architectsによる、イギリス・ロンドンの「ロイヤル・アカデミー・オブ・ダンス」。新築建築の低層部に計画された教育機関。広大な面積という与件に、全体を“都市の延長”として構想して其々の部屋を“ひとつの建物”の様に扱う設計を志向。RCの構造柱は空間に都市性を与える要素として捉える1階、南エントランスホワイエ、ベンチの詳細 photo©Anton Gorlenko
島崎威郎 / Takero Shimazaki Architectsによる、イギリス・ロンドンの「ロイヤル・アカデミー・オブ・ダンス」。新築建築の低層部に計画された教育機関。広大な面積という与件に、全体を“都市の延長”として構想して其々の部屋を“ひとつの建物”の様に扱う設計を志向。RCの構造柱は空間に都市性を与える要素として捉える1階、南エントランスホワイエ、ベンチの詳細 photo©Anton Gorlenko
島崎威郎 / Takero Shimazaki Architectsによる、イギリス・ロンドンの「ロイヤル・アカデミー・オブ・ダンス」。新築建築の低層部に計画された教育機関。広大な面積という与件に、全体を“都市の延長”として構想して其々の部屋を“ひとつの建物”の様に扱う設計を志向。RCの構造柱は空間に都市性を与える要素として捉える1階、南エントランスホワイエ photo©Anton Gorlenko
島崎威郎 / Takero Shimazaki Architectsによる、イギリス・ロンドンの「ロイヤル・アカデミー・オブ・ダンス」。新築建築の低層部に計画された教育機関。広大な面積という与件に、全体を“都市の延長”として構想して其々の部屋を“ひとつの建物”の様に扱う設計を志向。RCの構造柱は空間に都市性を与える要素として捉える1階、南エントランスホワイエからショップ側を見る。 photo©Felix Koch
島崎威郎 / Takero Shimazaki Architectsによる、イギリス・ロンドンの「ロイヤル・アカデミー・オブ・ダンス」。新築建築の低層部に計画された教育機関。広大な面積という与件に、全体を“都市の延長”として構想して其々の部屋を“ひとつの建物”の様に扱う設計を志向。RCの構造柱は空間に都市性を与える要素として捉える1階、南エントランスホワイエ、壁と天井の詳細 photo©Anton Gorlenko
島崎威郎 / Takero Shimazaki Architectsによる、イギリス・ロンドンの「ロイヤル・アカデミー・オブ・ダンス」。新築建築の低層部に計画された教育機関。広大な面積という与件に、全体を“都市の延長”として構想して其々の部屋を“ひとつの建物”の様に扱う設計を志向。RCの構造柱は空間に都市性を与える要素として捉える1階、南エントランスホワイエ、柱の詳細 photo©Anton Gorlenko
島崎威郎 / Takero Shimazaki Architectsによる、イギリス・ロンドンの「ロイヤル・アカデミー・オブ・ダンス」。新築建築の低層部に計画された教育機関。広大な面積という与件に、全体を“都市の延長”として構想して其々の部屋を“ひとつの建物”の様に扱う設計を志向。RCの構造柱は空間に都市性を与える要素として捉える1階、南エントランスホワイエ、カウンターと床の詳細 photo©Anton Gorlenko
島崎威郎 / Takero Shimazaki Architectsによる、イギリス・ロンドンの「ロイヤル・アカデミー・オブ・ダンス」。新築建築の低層部に計画された教育機関。広大な面積という与件に、全体を“都市の延長”として構想して其々の部屋を“ひとつの建物”の様に扱う設計を志向。RCの構造柱は空間に都市性を与える要素として捉える1階、ダンススタジオから開口部越しに外を見る。 photo©David Grandorge
島崎威郎 / Takero Shimazaki Architectsによる、イギリス・ロンドンの「ロイヤル・アカデミー・オブ・ダンス」。新築建築の低層部に計画された教育機関。広大な面積という与件に、全体を“都市の延長”として構想して其々の部屋を“ひとつの建物”の様に扱う設計を志向。RCの構造柱は空間に都市性を与える要素として捉える1階、ダンススタジオ photo©David Grandorge
島崎威郎 / Takero Shimazaki Architectsによる、イギリス・ロンドンの「ロイヤル・アカデミー・オブ・ダンス」。新築建築の低層部に計画された教育機関。広大な面積という与件に、全体を“都市の延長”として構想して其々の部屋を“ひとつの建物”の様に扱う設計を志向。RCの構造柱は空間に都市性を与える要素として捉える1階、ダンススタジオかから開口部越しに南エントランスホワイエを見る。 photo©Felix Koch
島崎威郎 / Takero Shimazaki Architectsによる、イギリス・ロンドンの「ロイヤル・アカデミー・オブ・ダンス」。新築建築の低層部に計画された教育機関。広大な面積という与件に、全体を“都市の延長”として構想して其々の部屋を“ひとつの建物”の様に扱う設計を志向。RCの構造柱は空間に都市性を与える要素として捉える1階、ダンススタジオ photo©Felix Koch
島崎威郎 / Takero Shimazaki Architectsによる、イギリス・ロンドンの「ロイヤル・アカデミー・オブ・ダンス」。新築建築の低層部に計画された教育機関。広大な面積という与件に、全体を“都市の延長”として構想して其々の部屋を“ひとつの建物”の様に扱う設計を志向。RCの構造柱は空間に都市性を与える要素として捉える1階、ダンススタジオ photo©David Grandorge
島崎威郎 / Takero Shimazaki Architectsによる、イギリス・ロンドンの「ロイヤル・アカデミー・オブ・ダンス」。新築建築の低層部に計画された教育機関。広大な面積という与件に、全体を“都市の延長”として構想して其々の部屋を“ひとつの建物”の様に扱う設計を志向。RCの構造柱は空間に都市性を与える要素として捉える1階、廊下 photo©Felix Koch
島崎威郎 / Takero Shimazaki Architectsによる、イギリス・ロンドンの「ロイヤル・アカデミー・オブ・ダンス」。新築建築の低層部に計画された教育機関。広大な面積という与件に、全体を“都市の延長”として構想して其々の部屋を“ひとつの建物”の様に扱う設計を志向。RCの構造柱は空間に都市性を与える要素として捉える1階、廊下 photo©Felix Koch
島崎威郎 / Takero Shimazaki Architectsによる、イギリス・ロンドンの「ロイヤル・アカデミー・オブ・ダンス」。新築建築の低層部に計画された教育機関。広大な面積という与件に、全体を“都市の延長”として構想して其々の部屋を“ひとつの建物”の様に扱う設計を志向。RCの構造柱は空間に都市性を与える要素として捉える1階、「スタジオシアター」 photo©David Grandorge
島崎威郎 / Takero Shimazaki Architectsによる、イギリス・ロンドンの「ロイヤル・アカデミー・オブ・ダンス」。新築建築の低層部に計画された教育機関。広大な面積という与件に、全体を“都市の延長”として構想して其々の部屋を“ひとつの建物”の様に扱う設計を志向。RCの構造柱は空間に都市性を与える要素として捉える1階、トイレ photo©David Grandorge
島崎威郎 / Takero Shimazaki Architectsによる、イギリス・ロンドンの「ロイヤル・アカデミー・オブ・ダンス」。新築建築の低層部に計画された教育機関。広大な面積という与件に、全体を“都市の延長”として構想して其々の部屋を“ひとつの建物”の様に扱う設計を志向。RCの構造柱は空間に都市性を与える要素として捉える2階、廊下からオフィスを見る。 photo©Felix Koch
島崎威郎 / Takero Shimazaki Architectsによる、イギリス・ロンドンの「ロイヤル・アカデミー・オブ・ダンス」。新築建築の低層部に計画された教育機関。広大な面積という与件に、全体を“都市の延長”として構想して其々の部屋を“ひとつの建物”の様に扱う設計を志向。RCの構造柱は空間に都市性を与える要素として捉える1階、南エントランスホワイエからダンススタジオを見る。 photo©Siobhan Hennessy
島崎威郎 / Takero Shimazaki Architectsによる、イギリス・ロンドンの「ロイヤル・アカデミー・オブ・ダンス」。新築建築の低層部に計画された教育機関。広大な面積という与件に、全体を“都市の延長”として構想して其々の部屋を“ひとつの建物”の様に扱う設計を志向。RCの構造柱は空間に都市性を与える要素として捉える1階、南エントランスホワイエからダンススタジオを見る。夕景 photo©David Grandorge
島崎威郎 / Takero Shimazaki Architectsによる、イギリス・ロンドンの「ロイヤル・アカデミー・オブ・ダンス」。新築建築の低層部に計画された教育機関。広大な面積という与件に、全体を“都市の延長”として構想して其々の部屋を“ひとつの建物”の様に扱う設計を志向。RCの構造柱は空間に都市性を与える要素として捉える1階、南エントランスホワイエ。夕景 photo©David Grandorge
島崎威郎 / Takero Shimazaki Architectsによる、イギリス・ロンドンの「ロイヤル・アカデミー・オブ・ダンス」。新築建築の低層部に計画された教育機関。広大な面積という与件に、全体を“都市の延長”として構想して其々の部屋を“ひとつの建物”の様に扱う設計を志向。RCの構造柱は空間に都市性を与える要素として捉える配置図 image©Takero Shimazaki Architects
島崎威郎 / Takero Shimazaki Architectsによる、イギリス・ロンドンの「ロイヤル・アカデミー・オブ・ダンス」。新築建築の低層部に計画された教育機関。広大な面積という与件に、全体を“都市の延長”として構想して其々の部屋を“ひとつの建物”の様に扱う設計を志向。RCの構造柱は空間に都市性を与える要素として捉える1階平面図 image©Takero Shimazaki Architects
島崎威郎 / Takero Shimazaki Architectsによる、イギリス・ロンドンの「ロイヤル・アカデミー・オブ・ダンス」。新築建築の低層部に計画された教育機関。広大な面積という与件に、全体を“都市の延長”として構想して其々の部屋を“ひとつの建物”の様に扱う設計を志向。RCの構造柱は空間に都市性を与える要素として捉える1階平面詳細図、断面図 image©Takero Shimazaki Architects
島崎威郎 / Takero Shimazaki Architectsによる、イギリス・ロンドンの「ロイヤル・アカデミー・オブ・ダンス」。新築建築の低層部に計画された教育機関。広大な面積という与件に、全体を“都市の延長”として構想して其々の部屋を“ひとつの建物”の様に扱う設計を志向。RCの構造柱は空間に都市性を与える要素として捉える2階平面図 image©Takero Shimazaki Architects
島崎威郎 / Takero Shimazaki Architectsによる、イギリス・ロンドンの「ロイヤル・アカデミー・オブ・ダンス」。新築建築の低層部に計画された教育機関。広大な面積という与件に、全体を“都市の延長”として構想して其々の部屋を“ひとつの建物”の様に扱う設計を志向。RCの構造柱は空間に都市性を与える要素として捉える断面図 image©Takero Shimazaki Architects
島崎威郎 / Takero Shimazaki Architectsによる、イギリス・ロンドンの「ロイヤル・アカデミー・オブ・ダンス」。新築建築の低層部に計画された教育機関。広大な面積という与件に、全体を“都市の延長”として構想して其々の部屋を“ひとつの建物”の様に扱う設計を志向。RCの構造柱は空間に都市性を与える要素として捉える矩計図 image©Takero Shimazaki Architects
島崎威郎 / Takero Shimazaki Architectsによる、イギリス・ロンドンの「ロイヤル・アカデミー・オブ・ダンス」。新築建築の低層部に計画された教育機関。広大な面積という与件に、全体を“都市の延長”として構想して其々の部屋を“ひとつの建物”の様に扱う設計を志向。RCの構造柱は空間に都市性を与える要素として捉えるスケッチ image©Takero Shimazaki Architects
島崎威郎 / Takero Shimazaki Architectsによる、イギリス・ロンドンの「ロイヤル・アカデミー・オブ・ダンス」。新築建築の低層部に計画された教育機関。広大な面積という与件に、全体を“都市の延長”として構想して其々の部屋を“ひとつの建物”の様に扱う設計を志向。RCの構造柱は空間に都市性を与える要素として捉えるスケッチ image©Takero Shimazaki Architects
島崎威郎 / Takero Shimazaki Architectsによる、イギリス・ロンドンの「ロイヤル・アカデミー・オブ・ダンス」。新築建築の低層部に計画された教育機関。広大な面積という与件に、全体を“都市の延長”として構想して其々の部屋を“ひとつの建物”の様に扱う設計を志向。RCの構造柱は空間に都市性を与える要素として捉えるスケッチ image©Takero Shimazaki Architects
島崎威郎 / Takero Shimazaki Architectsによる、イギリス・ロンドンの「ロイヤル・アカデミー・オブ・ダンス」。新築建築の低層部に計画された教育機関。広大な面積という与件に、全体を“都市の延長”として構想して其々の部屋を“ひとつの建物”の様に扱う設計を志向。RCの構造柱は空間に都市性を与える要素として捉えるスケッチ image©Takero Shimazaki Architects
島崎威郎 / Takero Shimazaki Architectsによる、イギリス・ロンドンの「ロイヤル・アカデミー・オブ・ダンス」。新築建築の低層部に計画された教育機関。広大な面積という与件に、全体を“都市の延長”として構想して其々の部屋を“ひとつの建物”の様に扱う設計を志向。RCの構造柱は空間に都市性を与える要素として捉えるスケッチ image©Takero Shimazaki Architects
島崎威郎 / Takero Shimazaki Architectsによる、イギリス・ロンドンの「ロイヤル・アカデミー・オブ・ダンス」。新築建築の低層部に計画された教育機関。広大な面積という与件に、全体を“都市の延長”として構想して其々の部屋を“ひとつの建物”の様に扱う設計を志向。RCの構造柱は空間に都市性を与える要素として捉えるスケッチ image©Takero Shimazaki Architects
島崎威郎 / Takero Shimazaki Architectsによる、イギリス・ロンドンの「ロイヤル・アカデミー・オブ・ダンス」。新築建築の低層部に計画された教育機関。広大な面積という与件に、全体を“都市の延長”として構想して其々の部屋を“ひとつの建物”の様に扱う設計を志向。RCの構造柱は空間に都市性を与える要素として捉える入居する建物の施工の様子 photo©Anton Gorlenko
島崎威郎 / Takero Shimazaki Architectsによる、イギリス・ロンドンの「ロイヤル・アカデミー・オブ・ダンス」。新築建築の低層部に計画された教育機関。広大な面積という与件に、全体を“都市の延長”として構想して其々の部屋を“ひとつの建物”の様に扱う設計を志向。RCの構造柱は空間に都市性を与える要素として捉える入居する建物の施工の様子 photo©Anton Gorlenko
島崎威郎 / Takero Shimazaki Architectsによる、イギリス・ロンドンの「ロイヤル・アカデミー・オブ・ダンス」。新築建築の低層部に計画された教育機関。広大な面積という与件に、全体を“都市の延長”として構想して其々の部屋を“ひとつの建物”の様に扱う設計を志向。RCの構造柱は空間に都市性を与える要素として捉える入居する建物の施工の様子 photo©Anton Gorlenko
島崎威郎 / Takero Shimazaki Architectsによる、イギリス・ロンドンの「ロイヤル・アカデミー・オブ・ダンス」。新築建築の低層部に計画された教育機関。広大な面積という与件に、全体を“都市の延長”として構想して其々の部屋を“ひとつの建物”の様に扱う設計を志向。RCの構造柱は空間に都市性を与える要素として捉える入居する建物の施工の様子 photo©Anton Gorlenko
島崎威郎 / Takero Shimazaki Architectsによる、イギリス・ロンドンの「ロイヤル・アカデミー・オブ・ダンス」。新築建築の低層部に計画された教育機関。広大な面積という与件に、全体を“都市の延長”として構想して其々の部屋を“ひとつの建物”の様に扱う設計を志向。RCの構造柱は空間に都市性を与える要素として捉える入居する建物の施工の様子 photo©Anton Gorlenko
島崎威郎 / Takero Shimazaki Architectsによる、イギリス・ロンドンの「ロイヤル・アカデミー・オブ・ダンス」。新築建築の低層部に計画された教育機関。広大な面積という与件に、全体を“都市の延長”として構想して其々の部屋を“ひとつの建物”の様に扱う設計を志向。RCの構造柱は空間に都市性を与える要素として捉える入居する建物の施工の様子 photo©Anton Gorlenko

以下、建築家によるテキストです。


2018年の夏、t-sa(Takero Shimazaki Architects)はロイヤル・アカデミー・オブ・ダンス(以下RAD)と共に本部移転計画のプロジェクトを始動しました。

RAD本部はバタシースクエアにありましたが、今回の用途にあわせて新たに建てられた建物に移転する計画です。その新しい本部の入居先として、他の建築家により設計された、高層の集合住宅棟の地上階と2階に場所が用意されました。

t-saでは既存の建物やそのコンテクストの中で提案を行う際、その構造や素材を慎重に調査・考慮し、「as found-既にそこにあるもの」を提案へ落とし込む設計アプローチをとっています。

ここでの、形あるコンテクストとしては地上階にある「ポディウム」と呼ばれる構造がありました。これは直上に建つ3つの住宅タワーの台座のように見えるボリュームで、外壁や垂直なコンクリートの構造体で明確に建物の建ち現れ方を区切っています。
ポディウムを形成するコンクリートの円柱や壁柱はこのプロジェクトでの設計における重要な要素となりました。

また、物理的なコンテクストではありませんが、プロジェクトを実現するために重要な土地の取引や法的な契約などの背景もあり、このような状況を踏まえると、さまざまな仕様の制約がある中で慎重・効率的に進め、ディベロッパーの目線でも好ましい材料や建設形態を取り入れつつ、RADの名声や国際的な立場としてもふさわしい建築ビジョンを実現する必要がありました。

RADのCEOであるSir Luke Rittner氏やRADの関係者と計画を進める中で、建物自体の広大なフットプリントを都市の延長として連想し、スタジオや学習スペース1つ1つを建物として読み解きました。これらの「建物」はダンサー、講師、スタッフ、来訪者によって共有される屋内の「通り」や「都市の広場」によってつながります。

完成した空間は延床面積5000㎡以上にわたり、180人以上を収容可能なスタジオシアター、設備が整った7つのダンススタジオやショップ、ライブラリー、カフェ、オフィススペースが配置され、これらは全て公共性を帯び広々としたホワイエからアクセスできます。

効率的な建設を実現する中で建築のランゲージを表現するために、空間を構成するための手がかりとなる、「figures-要素」を考えました。先述にある、ポディウムを形成する既存のコンクリートの円柱や壁柱は計画当初、仕上げで覆われる予定でしたが、コンクリートそのままを現すこととしました。

これらの柱は新たな間仕切り壁のレイアウトによって、「通り」や「都市の広場」に独立して存在していたり、壁から少し突き出していたりと、都市の中にあるアーティファクトのように現れます。この「as found-既存のコンテクストから見つけられた垂直性」は、スタジオと広場との間に設けられた窓を囲む新しい(非構造的な)柱のデザインにつながり、屋内の都市的な環境設定において重要な意味を持ちます。また、これらの柱はあえて天井に接さないことで、象徴的なジェスチャーを示しています。

スタジオ内には柱がないため、「通り」に出た時に立ち現れる柱の存在が、都市としての認識を高めます。建物内部の白い壁は、ダンスを学び、行き交う人々の表現豊かな動きを支えるささやかな背景となり、アカデミーの誉高い歴史を祝うアートワークのキャンバスのように振る舞います。ニュートラルなパレットに、露出した既存のコンクリートや音響吸収材の素材感を加え、赤く際立つハイライトを人々が集まるたまりの空間を示すように、ところどころに配置しました。

建物外部についても同様の設計アプローチをとっています。t-saが携わったのは新しいエントランスキャノピーのみですが、新しく整備された都市の景観において、学校としての存在感を現す重要な「figure-要素」と考えました。また、屋内外のサインデザインはRADの新しいグラフィックアイデンティティの一つとして、Wolfe Hall氏との協力により進められました。

「通り」やホワイエから、柱と柱に囲まれた大きな内部窓を通してダンスが垣間見え、浸ることができます。これらの大きな窓はスタジオ内を見渡す視点をつくりながら、「通り」との連続性をもたらし、パブリックとプライベートの空間の境を曖昧にしています。建物の完成は偶然にもRADの創立100周年と 重なり、アカデミーの歴史における新たな章を象徴するものとなりました。

■建築概要

作品タイトル:Royal Academy of Dance(ロイヤル・アカデミー・オブ・ダンス)
所在地:バタシー、ロンドン
主用途:ダンススクール
設計:Takero Shimazaki Architects 担当/Takero Shimazaki、Jennifer Frewen、Joshua King、Paolo Emilio Pisano、Neringa Aliksandraviciute
施工:Synergy Property Group with Atomik Architecture (Architect for Main Contractor)
プロジェクトマネージャー:Cragg Management Services Ltd
設備設計:Delta Green(施主側)、Hoare Lea(デベロッパー側)
音響設計:Charcoal Blue
シアターコンサルタント:Charcoal Blue
照明デザイン:FPOV
グラフィックデザイナー:Wolfe Hall
アクセスコンサルタント:CAE
構造設計:Waterman Group
構造:RC・S混構造
階数:地上1〜2階部
有効床面積:5,760㎡
延床面積:5,890㎡
設計期間:2018年7月~2020年4月
工事期間:2020年6月~2022年2月
竣工年月日:2022年2月
写真:Anton Gorlenko、David Grandorge、Felix Koch、Siobhan Hennessey

建材情報
種別使用箇所商品名(メーカー名)
内装・床ダンススタジオ スプリングフロア

Cascade Vinyl Finish(Harlequin)

内装・床廊下 床

Noraplan Sentica(Nora Rubber Flooring)

内装・床南エントランス、北エントランス 床

BTX Concrete Tiles(Living Concrete)

内装・天井ダンススタジオ 音響天井

Wood Wool Panels(Heraklith)

内装・照明ペンダント照明

Globia Classic(Fagerhult)

内装・造作家具造作家具

Birch Plywood with Polyx X Oil(OSMO UK)

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    photo©神宮巨樹

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    architecture|feature
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    五十嵐理人 / IGArchitectsによる、埼玉の「グランドルーム / ハウス」。田園風景の中の開発された住宅地の敷地。開放的な環境と呼応する存在を求め、様々な用途を許容する二層吹抜の大空間“グランドルーム”を核とする住宅を考案。“ジグザグ梁”は“居場所の手掛かり”としても機能外観、東側の道路より見る。 photo©神宮巨樹
    五十嵐理人 / IGArchitectsによる、埼玉の「グランドルーム / ハウス」。田園風景の中の開発された住宅地の敷地。開放的な環境と呼応する存在を求め、様々な用途を許容する二層吹抜の大空間“グランドルーム”を核とする住宅を考案。“ジグザグ梁”は“居場所の手掛かり”としても機能1階、玄関側から空間全体を見る。 photo©神宮巨樹
    五十嵐理人 / IGArchitectsによる、埼玉の「グランドルーム / ハウス」。田園風景の中の開発された住宅地の敷地。開放的な環境と呼応する存在を求め、様々な用途を許容する二層吹抜の大空間“グランドルーム”を核とする住宅を考案。“ジグザグ梁”は“居場所の手掛かり”としても機能2階、玄関上部から吹抜を見る。 photo©神宮巨樹
    五十嵐理人 / IGArchitectsによる、埼玉の「グランドルーム / ハウス」。田園風景の中の開発された住宅地の敷地。開放的な環境と呼応する存在を求め、様々な用途を許容する二層吹抜の大空間“グランドルーム”を核とする住宅を考案。“ジグザグ梁”は“居場所の手掛かり”としても機能1階、「ジグザク梁」を見上げる。 photo©神宮巨樹

    五十嵐理人 / IGArchitectsが設計した、埼玉の「グランドルーム / ハウス」です。
    田園風景の中の開発された住宅地の敷地。建築家は、開放的な環境と呼応する存在を求め、様々な用途を許容する二層吹抜の大空間“グランドルーム”を核とする住宅を考案しました。また、“ジグザグ梁”は“居場所の手掛かり”としても機能します。

    敷地は田園風景が広がる環境に囲まれた開発地の一角で、交通量の多い道路と私道に面した場所にある。
    クライアントは夫婦+子二人の4人家族で、まだ小さい子供たちと、将来の暮らしの変化を柔軟に受け止められる大らかな住宅を望まれていた。

    建築家によるテキストより

    この計画では敷地の大きさや周辺環境が持つ開放感や伸びやかさを活かし、明るく開放的な空間を考えた。建物は巨大な1室空間であるグランドルームとその周囲に個室群を設けた構成になっている。

    建物の面積の半分を占めるこのグランドルームはリビングであり、ダイニングであり、廊下であり、子供たちの遊び場であり、庭でもあり、上部に流れる梁を手掛かりに、使い方を変化させることができる。
    グランドルームは「まち」と個室群の間に位置し、スケールの異なる2つの空間を接続し、「まち」や個室のもの・ことを受け止める余白の空間になる。

    建築家によるテキストより

    グランドルームは天井高さ5mの大空間を実現するためには、面剛性の確保と風に対する面外抵抗が必要になる。通常はキャットウォークや抜梁と火打ちで対応するのだが、この住宅では梁と火打ち両方の役割を持たせたジグザク梁を用いることで、単一のルールの線材のみで大空間を実現している。

    このジグザグ梁は高さ方向に奥行きをつくり、水平方向にパースをきかせることで空間をさらに広く感じさせる。
    さらにライティングレールを兼ねていて、人の居場所の手掛かりにもなっている。

    建築家によるテキストより
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