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2025.8.22Fri
2025.8.21Thu
塩崎太伸研究室(東京科学大学)の有志運営の研究会による、建築展「GHOSTSCALE」が開催。新宿のWHITEHOUSEが会場。ネット上の不気味な無人空間“リミナルスペース”の観点から建築空間を捉え直す内容。GROUP井上岳、玉山拓郎、原田裕規、星野太が参加するトークイベントも実施

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日程
2025年8月27日(水)
–
9月6日(土)
architecture|exhibition
リミナルスペースラボ塩崎太伸建築展
塩崎太伸研究室(東京科学大学)の有志運営の研究会による、建築展「GHOSTSCALE」が開催。新宿のWHITEHOUSEが会場。ネット上の不気味な無人空間“リミナルスペース”の観点から建築空間を捉え直す内容。GROUP井上岳、玉山拓郎、原田裕規、星野太が参加するトークイベントも実施展覧会チラシ image courtesy of リミナルスペースラボ

塩崎太伸研究室(東京科学大学)の有志が運営する研究会“リミナルスペースラボ”による、建築展「GHOSTSCALE」です。
新宿のWHITEHOUSEで開催されます。ネット上の不気味な無人空間“リミナルスペース”の観点から建築空間を捉え直す内容です。また、GROUP井上岳 (建築家)、玉山拓郎 (アーティスト)、原田裕規 (アーティスト)、星野太 (美学者) が参加するトークイベントも実施されます。
開催期間は、2025年8月27日~9月6日。入場無料です。展覧会の公式ページはこちら。トークイベントの申込はこちら。

「GHOSTSCALE」展にむけて

リミナルスペースとは、不気味な雰囲気を醸すシュールな無人空間を指すインターネット美学の一種で、2019年ごろから匿名の投稿者たちによってネット上に上げられた不気味な画像・映像がいつしかそう呼ばれるようになった。

それらに特有のイメージとは、行ったことのない場所の追体験であると同時に、行ったことがあったかのような錯覚である。なぜかその場所を知っている、そのような現実と虚構の記憶の重なりが現代のメディア上の新たな空間認識として注目を集めている。

本展覧会は、建築空間をその新たな美学から捉え直すものである。
通常、建築を設計する行為においては空間の尺度(スケール:SCALE)が図面や模型といった表象を成立させている。当たり前のようだが、建築は設計の段階では実在しない。

つまりスケールは、これからどこかで建つ建築を観念的に立ち上げる道具である。このときスケールには、想像するものを現実世界に引き寄せるリアリティと、いまここには存在しないものを思考するというフィクショナリティが同時に存在しているはずである。

その両義性から建築を再構築する。私たちは、WHITEHOUSEのなかにもうひとつのWHITEHOUSEを事後的に制作した。それらの関係がつくるスケールの不確定性(GHOSTSCALE)によって、建築空間における現実と虚構の奇妙な重なりが観測される。

リリーステキストより

以下に、詳細な情報を掲載します。


以下の写真はクリックで拡大します

塩崎太伸研究室(東京科学大学)の有志運営の研究会による、建築展「GHOSTSCALE」が開催。新宿のWHITEHOUSEが会場。ネット上の不気味な無人空間“リミナルスペース”の観点から建築空間を捉え直す内容。GROUP井上岳、玉山拓郎、原田裕規、星野太が参加するトークイベントも実施 image courtesy of リミナルスペースラボ

リミナルスペースラボ
東京科学大学(旧・東京工業大学)建築学系・塩崎太伸研究室の有志で運営する研究会。2024年9月に発足。建築設計とそれに伴う図面表現、都市に関する表象、建築雑誌、建築写真、レンダリング・ポルノなどを研究テーマとする学生が集う。リミナルスペースに関するリサーチを継続して行い、建築とイメージの関係を探求する場として活動を展開中。

■展覧会概要

展覧会名:GHOSTSCALE
会場:WHITEHOUSE
〒169-0073 東京都新宿区百人町1-1-8
西武新宿線西武新宿駅北口より徒歩3分、JR山手線新大久保駅より徒歩6分、JR中央・総武線大久保駅南口より徒歩6分、東京メトロ副都心線・都営大江戸線東新宿駅A1出口より徒歩10分
開催日:2025年8月27日(水)~9月6日(土)
開催時間:13:00~20:00
展覧料:無料
企画:リミナルスペースラボ
協力:東京科学大学塩崎太伸研究室
連絡先:liminalspace.isct@gmail.com

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リミナルスペースラボ塩崎太伸建築展
2025.08.22 Fri 16:33
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    宇野享+良知康晴 / CAnが設計した、愛知・名古屋市の「KUBO-BLDG」です。
    既存ビルを耐震補強も含め改修するプロジェクトです。建築家は、街の活気にも寄与する“新しい耐震改修”を求め、アイコンとなり開口も確保できる“非対称オーバル形状の耐震要素”を用いた計画を考案しました。また、設備配管は集約と現しで保守や更新にも配慮しています。

    名古屋市の繁華街にある築50年以上の4階建てテナントビルの改修。

    既存RC造のファサードにRC造による柱梁フレームと水平力を担保する非対称オーバル形状の耐震要素を挿入した耐震改修である。単なる構造的な更新にとどまらず、様々な意味・機能をもたらす新しい耐震改修の試みである。

    建築家によるテキストより

    非対称オーバル形状の耐震要素は建物の記号(アイコン)となり、雑多な繁華街の町並みに埋没しない建物の特徴となり、街の活気に寄与する。
    構造的には新設する柱梁のフレームと三角形フレームを内包した非対称オーバル形状のアイコンという合理的な構成により開口面積を確保しながら耐震補強を行う。
    環境的にはファサード耐震改修部をバルコニーとし、天候に左右されない自然換気による感染症対策と、各階の半屋外空間での活動がアイコンと共に街並みの賑わいに寄与するよう配慮した。

    建築家によるテキストより

    老朽化した共用部の仕上げと設備配管、開口部をアップデートし、テナント内は既存建物の躯体をできる限り生かしたラフな空間とした。
    テナントがカスタマイズできる余地を残しつつ、設備配管ルートを集約または現しにして、保守・更新や様々な業態の設備的な要望に応えやすい明快な設備計画としている。

    建築家によるテキストより
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    2025.08.22 Fri 05:43
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    2025.8.20Wed
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