小川晋一都市建築設計事務所による”WAREHOUSE”
サムネイル:小川晋一都市建築設計事務所による

小川晋一都市建築設計事務所による”WAREHOUSE”

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photo©Toshiyuki Yano

小川晋一都市建築設計事務所が設計した広島の住宅”WAREHOUSE”です。

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以下、建築家によるテキストです。


この建物は、機能をもったファニチュアが挿入された大きなワンルーム空間の住宅である。敷地は広島県東広島市郊外にあり、周囲に広がる田園には低層の住宅が建ち並んでいる。高さ4.0m×幅8.0m×長さ21.5mのボリュームにフロストガラスで囲まれたコートが付属している。
内部構成は、大きなワンルーム空間にホール、リビング・ダイニング・キッチン、バスルーム、和室、スタディルーム、ベットルームがリニアに配置されている。この大きなワンルーム空間は、床のレベルを操作し、ファニチュアを連続的に配置することでそれぞれの空間に分節されている。ファニチュアは、上部を2階子供室の床とし、下部をプライベートスペースとして計画されている。ファニチュアの天板の高さを揃えることで大きな空間を感じながら視線を隠すことを可能としている。南側のコートは、全開できるガラス引き戸によってシームレスに内部とつながり、自然と一体となる空間をつくりあげている。
この住宅では大きなワンルーム空間を介して、住まう人すべての生活行為が行われ、自然の移り変わりが感じられる豊かな空間を実現している。
■建築概要
名称:WARE HOUSE
所在地:広島
主要用途:専用住宅
主体構造:鉄骨造
規模:2階
敷地面積:455.67平米(137.8坪) 
建築面積:174.08平米(52.6坪) 
延床面積:203.00平米 (61.4坪)

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