SHARE 隈研吾による富山の複合施設「(仮称)富山市西町南再開発ビル」の画像
隈研吾のウェブサイトに富山の複合施設「(仮称)富山市西町南再開発ビル」の画像が掲載されています
隈研吾のウェブサイトに富山の複合施設「(仮称)富山市西町南再開発ビル」の画像が5枚掲載されています。
コンパクトシティのリーダーとして知られる富山の中心部を再活性化する、複合型の新しいプログラムを持つ文化施設。
石とアルミとガラス - アルミもガラスも富山の重要な工業製品 - という「富山の粒子」を用いて、富山の透明な光をランダムに反射する「キラキラとした」ファサードを作った。このファサードは、富山の自然を代表する、立山のキラキラとした質感からインスパイヤされた。
建物内部の中心を斜めに吹き抜ける「スパイラルパサージュ」にも、「富山の粒子(県産の木材)」をらせん状に沿わせることで、街なかの人の流れを建物内に引き込み、最上階まで導く。この「粒子のスパイラル」の図面に、ガラス美術館、住民が憩う市立図書館、富山第一銀行本店機能が融けあうことで、従来の再開発ビルには存在しなかった「まちっぽい」建築をめざした。