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今年の高松宮殿下記念世界文化賞をスティーヴン・ホールらが受賞しています
今年の高松宮殿下記念世界文化賞をスティーヴン・ホールらが受賞しています。スティーヴン・ホールは建築部門での受賞です。こちらのページに、ホールのプロフィールや建築の特徴、過去の作品の写真などがまとめられています。この賞の受賞者にはメダルと1500万円の賞金と感謝状が贈呈されるとの事です。詳細はこちらに。
世界の優れた芸術家に贈られる高松宮殿下記念世界文化賞(公益財団法人 日本美術協会主催)の第26回受賞者が、7月16日(日本時間16日18時)、パリ、ローマ、ベルリン、ロンドン、ニューヨーク、そして東京の各都市で発表されました。
今年の受賞者には、詩人の心で多彩な表現技法を駆使し、絵画を中心に旺盛な制作活動を展開しているマルシャル・レイス、木材の中の年輪を見つめて木を削り、その原型ともいうべき姿を現出させる作品などで知られるジュゼッペ・ペノーネ、水彩画でコンセプトを固め、光や色彩による空間と、その土地の歴史、文化を融合させた建築のスティーヴン・ホール、「ティンティナブリ」(鈴鳴らし)様式という独特の作曲手法による作品で、現代音楽に独自の存在感を誇るアルヴォ・ペルト、「アパルトヘイト」(人種隔離政策)に抵抗した数々の戯曲で、人間の持つ弱さを描き出したアソル・フガードの各氏が選ばれました。
また、同時に発表される第18回若手芸術家奨励制度の対象団体には、ベナン共和国で現代アフリカ美術作品の展示、「美術教室」の開催などを通じてアフリカ文化芸術の振興に努めている「ジンスー財団」が選ばれました。