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川島範久+佐藤桂火 / ARTENVARCH が空間デザインを担当した、吉祥寺駅北口駅前広場でのインスタレーション「Kichijoji Aqua Illumination 2015」
サムネイル:川島範久+佐藤桂火 / ARTENVARCH が空間デザインを担当した、吉祥寺駅北口駅前広場でのインスタレーション「Kichijoji Aqua Illumination 2015」

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architecture|feature
ARTENVARCHインスタレーション東京佐藤桂火川島範久吉祥寺雨宮透貴

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photo©Yukitaka Amemiya

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photo©Yukitaka Amemiya

川島範久+佐藤桂火 / ARTENVARCH が空間デザインを担当した、吉祥寺駅北口駅前広場でのインスタレーション「Kichijoji Aqua Illumination 2015」です。
この作品は2015年11月~2016年1月の期間設置されました。

“吉祥寺の「包容力」を空間化する”

「空き地」である北口駅前バスロータリーの中洲そのものを空間として立ち上げ、吉祥寺の「包容力」の象徴として、一時的に人々の前に出現させることを考えた。

北口駅前バスロータリーの中洲は900㎡弱ある。その東側は通過動線・広場として日常的に利用されており、西側はフェンスで仕切られた空地となっている(緊急車両用スペースとして位置付けられている)。吉祥寺駅から電車やバスを利用する人々、吉祥寺で働く人たち、吉祥寺を拠点に活動するアーティスト、サンロード商店街や駅前商業施設で買い物をする人々、ハモニカ横丁で飲むひと、デートする高校生、特に何の用もないがボーッとする人たち、といった多種多様な人々で朝から夜遅くまで溢れている場所である。

※以下の写真はクリックで拡大します

002A_kichijoji_photo-(4)-by-@kichijoji_ziinz
photo©kichijoji_ziinz

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photo©Yukitaka Amemiya

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photo©Yukitaka Amemiya

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photo©Yukitaka Amemiya

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photo©Ogata Yohei

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photo©Ogata Yohei

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photo©Ogata Yohei

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photo©Ogata Yohei

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photo©Ogata Yohei

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photo©Ogata Yohei

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photo©ARTENVARCH

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photo©ARTENVARCH

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photo©Yukitaka Amemiya

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diagram illustrated by Koji Morimoto

以下、建築家によるテキストです。


川島範久+佐藤桂火 / ARTENVARCH が空間デザインを担当した、吉祥寺駅北口駅前広場で展開するインスタレーション。バスロータリーの中洲全体を使ったインスタレーションとして、駅前イルミネーションをデザインした。

“吉祥寺の「包容力」を空間化する”

「空き地」である北口駅前バスロータリーの中洲そのものを空間として立ち上げ、吉祥寺の「包容力」の象徴として、一時的に人々の前に出現させることを考えた。

北口駅前バスロータリーの中洲は900㎡弱ある。その東側は通過動線・広場として日常的に利用されており、西側はフェンスで仕切られた空地となっている(緊急車両用スペースとして位置付けられている)。吉祥寺駅から電車やバスを利用する人々、吉祥寺で働く人たち、吉祥寺を拠点に活動するアーティスト、サンロード商店街や駅前商業施設で買い物をする人々、ハモニカ横丁で飲むひと、デートする高校生、特に何の用もないがボーッとする人たち、といった多種多様な人々で朝から夜遅くまで溢れている場所である。

このスペースの原型は昭和62年につくられ、以来この場所では地元商店会をはじめ各企業が一体となり年末から年始にかけてイルミネーションが行われるようになった。現在では、武蔵野イルミネーション「吉祥寺」は、冬の風物詩として注目され続けている。井の頭公園は3年後の2017年に100周年を迎える。そこで、駅前イルミネーションのリニューアルを皮切りに、サンロード、ハモニカ横丁、井の頭公園など街中へ展開していく3ヵ年計画が検討されている。

この場所を吉祥寺の「包容力」の象徴として出現させる仕掛けとして、単管パイプによる三角錐の集合でつくる高さ5.2mの立体トラス架構に三角形の半透明ファブリックを貼った白い巨大なウォールで全長約100mの外周を囲った。ウォールに囲まれた西側スペースの床は白い人工芝で仕上げ、先端中央には既存の街灯と一体化したピラミッドを配置した。昼は自然光、夜はLED照明とムービングライト、そして音楽によって染め上げることで空間として浮かび上がらせた。

吉祥寺は「包容力」のある街だと思う。一説によれば、西新宿の再開発で追い出された闇市の人々が吉祥寺に逃げてきたという歴史があるようだ。現在でも、ハモニカ横丁には昼間から酔っ払いがいることもあるが、吉祥寺はそんな人たちにも「いていいよ」と言ってくれる街なのだ。さらに、中沢新一の『アースダイバー』によれば、吉祥寺は縄文時代には海辺で、井の頭池は内陸に入り込んだ海の先端だった。「水辺」は古来より神聖な場所とされ人々が集まる場所であるが、吉祥寺は縄文時代より神聖で包容力のある場所だったのかもしれない。

寺社仏閣は、都市において、神聖で、かつ包容力のある場所の代表的な存在である。だが実は、吉祥寺には、寺としての「吉祥寺」はない。(かつては存在したが、1658年に現在の東京都文京区本駒込に移転したようだ。)であれば、今一度、この場所に「吉祥寺」をつくってしまおうと考えた。

しぶきを上げながら沸き出す「水源」のような空間。その敷地の中央に建つ神秘的なピラミッド。そのピラミッドには、吉祥寺を拠点として活動するアニメーション監督・森本晃司によって描かれた、幻の「吉祥寺」が毎時0分と30分にプロジェクションによって荘厳な音楽とともに出現する。さらに4本のムービングライトによる光の柱が空まで立ち上がる。フィジカルなモノとして出現するだけでなく、雲まで立ち上がる大きな存在として。

■建築概要
“Kichijoji Aqua Illumination 2015″
会場:東京都 武蔵野市 吉祥寺駅北口前広場
開催期間:2015.11.03-2016.1.11
空間デザイン :川島範久+佐藤桂火 / ARTENVARCH
担当 / 川島範久、佐藤桂火
プロデュース・テクニカルディレクション:LUFTZUG / 遠藤豊
担当 / 遠藤豊、中原楽
ヴィジュアル:森本晃司
サウンドデザイン:畑中正人
PR:山本真澄 / dairy press
施工:脇プロセス
照明協力:株式会社DOTWORKS
協力:phy、カラーキネティクス・ジャパン株式会社、PRG株式会社、テレビマンユニオン、デイリープレス
規模・寸法:
会場面積:860㎡
最高高さ:5.2m
official site : http://kichijoji-illumination.com/

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    all photos©courtesy of the artist & Tina Keng Gallery

    noiz architectsが展示デザインを手掛けた、兵庫県県立美術館での展覧会「山を出て-王懷慶展」の会場写真です。
    ※展覧会の会期は終了しています。

    「山を出て-王懷慶展」が兵庫県立美術館で開催され、ノイズは会場構成を担当しました。中国を代表する現代画家のひとりである王懷慶の初の大規模な回顧展で、台湾のTina Keng Galleryが主催しました。王懷慶の独特な作品には、伝統的な中国文化の遺伝子と現代性とを併せ持つ抽象的なジオメトリーと日常にあるありふれた素材の質感とが融合されていて、大胆な手の痕跡やテクスチャー、そして抑制された色使いを用い、2次元と3次元の間を力強くかつ繊細に横断する表現が特徴です。

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    oma00Sergio
    all photo©Sergio Pirrone

    五十嵐淳建築設計事務所が設計した、北海道江別市の住宅「大麻の勾り家」です。

    敷地は江別市中心部と札幌市のちょうど中間点に位置する大麻という街にある。札幌駅まで電車で20分という立地により1964年前後からベッドタウンとして開発が進み、札幌市などからの転入者が急増した典型的なニュータウンであるが、現在は高齢化も進み、今回の建物が竣工した直後にも、南側の住宅が壊され、おそらく来年の春から工事が始まり住宅が建つことが予想される。「House D」や「hat H」の敷地もそうであったが、設計の拠り所とはならない、周辺のコンテクストである「ささやかな状態」と、そのずっと向こう側に存在する「大きな状態」とをバランス良く思考しながら設計を進めた。

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    architecture|feature
    住宅北海道五十嵐淳Sergio Pirrone

    hatH-Sergio1
    all photo©Sergio Pirrone

    五十嵐淳建築設計事務所が設計した、北海道遠軽町の住宅「hat H」です。

    この主体ヴォリュームは凍結深度分、埋められている。凍結深度にはじめて気付いたプロジェクトが「風の輪」であった。凍結深度という地域特有のコンテクストに気付いたことで、断面がより多様になり、空間がより豊かになることを実体験した。その後も「トラス下の矩形」、「tea house」、「原野の回廊」、「光の矩形」、「間の門」などのプロジェクトで凍結深度を使い、例えば、ほんの少し床のレベルを下げるだけで程よい居場所と距離感を作り出せたり、平屋くらいの高さで三層の断面を作れたり、どんどんと床が下がって行くことで物理的な距離以上の感覚を作れてりと、さまざまな気付きと発見を繰り返してきた。

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    住宅北海道五十嵐淳Sergio Pirrone
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    ペーター・メルクリ

    ペーター・メルクリの洋書ドローイング作品集『Peter Maerkli: Drawings』がamazonで発売されています

    スイス建築界の巨匠ペーター・メルクリの洋書ドローイング作品集『Peter Maerkli: Drawings』がamazonで発売されています。大きなサイズでメルクリのドローイングを見ることができる作品集です。出版社のサイトでプレビュー画像を3枚見ることができます。
    年代ごとに分けられて収録されているので、その変遷も知ることができます。論考も多数収録されており、ギャラリー間の「アジアの日常から」展のキュレーションを務めたエルウィン・ビライの論考も収録されています。

    Since his first projects in the 1980s, drawings have always accompanied the architectural work of Peter Markli. They are patiently recorded images and thoughts that occasionally have an associative relationship with the designs. Often however they are independent, free notes based on inner images. This volume compiles a large number of such drawings. Eight texts by various authors from different cultural fields and an overview of all drawings produced since the beginning complement this remarkable collection. Since the 1980s, Peter Markli has been one of the most important architects in Switzerland, where he enjoys a very special status.

    Peter Maerkli: Drawings
    Fabio Don Claudia Mion
    3037611235

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