SHARE PERSIMMON HILLS architects / 柿木佑介+廣岡周平による、神奈川・横浜の、既存建物をアトリエ/ギャラリーに改修した「黄金町の切込」
all photos©長谷川健太
PERSIMMON HILLS architects / 柿木佑介+廣岡周平が設計した、神奈川・横浜の、既存建物をアトリエ/ギャラリーに改修した「黄金町の切込」です。
黄金町バザール2016における黄金町まちプロジェクトの一環として、元違法風俗店舗、通称ちょんの間をアーティストのアトリエへと改修する計画。
黄金町はそこかしこにアートがあり、街自体が展示空間となっている。私たちは既存建築の細長い空間に対して切れ込みを入れ、奥行を持った斜めのファサードをつくることを考えた。
切れ込みは街と共にあるような場所となり、周囲の建築と異なる軸を持つことによって、道行く人がついつい引き込まれてしまうアトリエ兼展示スペースとなる。
ちょんの間の空間形式によって街から活動が隠された状態を、切れ込みによって街へと活動が開かれた状態へと転換している。
※以下の写真はクリックで拡大します
■建築概要
設計:PERSIMMON HILLS architects
施工:安斉工務店
竣工:2016年
用途:アトリエ/ギャラリー
延床面積:20 ㎡
階数:2階
構造:木造
写真:長谷川健太