SHARE ODS / 鬼木孝一郎による、店舗「dear mayuko」
all photos©日本デザインセンター 岩崎彗
ODS / 鬼木孝一郎が設計した、店舗「dear mayuko」です。
美容関連商品を扱う新しいブランド “dear mayuko”の店舗デザイン。
“dear mayuko” は、繭から抽出した「セリシン」を使った全身のスキンケアをはじめ、
入浴剤やバスタオルなど、幅広い商品を揃えている。今後、様々な規模・立地条件で出店が想定されることから、
異なる環境に対応しながらも、一貫したブランドイメージを打ち出せるデザインが求められた。
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以下は、同建築のコンセプトモデルです。
以下、建築家によるテキストです。
美容関連商品を扱う新しいブランド “dear mayuko”の店舗デザイン。
“dear mayuko” は、繭から抽出した「セリシン」を使った全身のスキンケアをはじめ、
入浴剤やバスタオルなど、幅広い商品を揃えている。
今後、様々な規模・立地条件で出店が想定されることから、
異なる環境に対応しながらも、一貫したブランドイメージを打ち出せるデザインが求められた。
商品を使う主な場所としてお風呂場が想定されることから、
壁面・什器にはタイルを採用し、シャワーヘッドをモチーフとした照明器具、水滴模様のついたガラス等、
お店全体をお風呂場の要素の組み合わせで構成することを提案した。
タイルは、セラミック、木、ウレタン等の様々な素材を用意。
場所によって素材を使い分けながら、
共通するタイルの12.5cmx12.5cmのグリッド模様により統一感がでる仕組みとした。
ブランディング・パッケージデザインの総合ディレクションは日本デザインセンターの大黒大悟氏が手掛け、
店舗デザインに連動し、紙袋やギフトボックスにもタイルのグリッド模様を採用している。
■建築概要
名称:dear mayuko
空間デザイン:ODS / 鬼木孝一郎
用途:店舗
計画面積:横浜高島屋 17.8m2、日本橋高島屋 5.7m2、ジェイアール名古屋高島屋 7.7m2
竣工:2016年11月
撮影:日本デザインセンター 岩崎彗