米澤隆建築設計事務所+野村直毅による、大阪・高槻の「斜め格子の農家住宅 -築150年の古民家の再生-」の内覧会が開催されます
米澤隆建築設計事務所+野村直毅が改修を手掛けた、大阪・高槻の「斜め格子の農家住宅 -築150年の古民家の再生-」の内覧会が開催されます。開催日は2017年11月26日。要事前申し込み。
この度、私どもが設計監理しておりました住宅「斜め格子の農家住宅 -築150年の古民家の再生-」が完成いたしました。
お施主様のご厚意により、内覧会を開催する運びとなりましたのでご案内申し上げます。
是非足をお運びいただき、ご感想をお聞かせいただければ幸いです。
日時:2017年11月26日(日)10:00-17:00
場所:大阪府高槻市
大阪府高槻市に150年以上もの間、建ち続けている民家がある。
明治から昭和初期にかけては、主に米作を営む農家住宅であった。
戦後、住人は都市に職をもち第2種兼業農家となる。
社会の変化、生活の変化に伴い、職住分離、食寝分離、公と私の分離が推進され、いわゆるnLDK型住宅へと変貌する。建築は、用途に応じ内壁により細分化され、日照や通風の確保も難しくなっていた。
そこで、本来の農家住宅がもっていたフレキシビリティ、周辺環境とのグラデーショナルなつながりを取り戻すべく、空間を細分化させている内壁を取り払い、開閉可能な建具により分節される田の字プランと外周に走る縁側、通り土間により建築を再構成する。
以下は、現場の写真です。