SHARE 2018年の日本建築学会による各賞が公開。日本建築学会賞(作品)は「該当作なし」。
2018年の日本建築学会による各賞が公開されています(PDF)
2018年の日本建築学会による各賞が公開されています。日本建築学会賞(作品)は「該当作なし」とのこと。
2018年の日本建築学会による各賞が公開されています(PDF)
2018年の日本建築学会による各賞が公開されています。日本建築学会賞(作品)は「該当作なし」とのこと。
河野直+河野桃子+つみき設計施工社の編著による書籍『ともにつくるDIYワークショップ リノベーション空間と8つのメソッド』をプレビューします。出版社はユウブックスです。
現在まで250回以上のDIYワークショップを実施し、自分の居場所を仲間や家族と「ともにつくる」楽しさを発信する、つみき設計施工社の河野直、桃子の両氏。
初の著作となる本書では、「ともにつくる」ためのノウハウや作品を紹介している。
効率的な人員配置、安全への配慮、時間通りに進まない場合の対応など、大人数で進める現場ならではの工夫のほか、左官壁塗り、床張り、タイル貼り、ペンキ塗りなどの施工プロセスやキレイに仕上げるコツなど、DIYをサポートするプロとしての仕事方法を多数盛り込んでいる。またSNSの利用やエリアのキーマンを計画に巻き込みながら、古いビルをリノベーションし満室のシェアアトリエへと変えた記録など貴重な情報も。DIYブームの昨今、自分の手で住まいづくりを楽しみたいというクライアント、仲間を集め、低予算でリノベーションならではの味のある洒落た空間を実現しようというシェアアトリエやショップオーナーなどのクライアントをもつ設計事務所・工務店にはぜひ手にとっていただきたい。
中身のプレビューは以下からどうぞ。
ゴードン・マッタ=クラークの展覧会が、東京国立近代美術館で開催されます
建築分野でも注目されるアーティストのゴードン・マッタ=クラークの展覧会が、東京国立近代美術館で開催されます。会期は2018年6月19日~9月17日。
アメリカのアーティスト、ゴードン・マッタ=クラーク(1943-78)のアジア初となる大回顧展。大学で建築を学んだマッタ=クラークは、美術へと活動の舞台を移すと、1970年代にニューヨークを中心に活躍しました。35歳で病死するまでの短い活動にも関わらず、今なお多くのアーティストに影響を与え続けています。
マッタ=クラークは、取り壊し前の建物の床や壁の一部を取り去り、ありふれた日常をまったく新しい空間と時間へと変容させる「建物切断(building cuts)」のプロジェクトで当時の美術界に衝撃を与えます。また、美術・音楽・ダンスのためのスペース「112」の運営やアーティストによるレストラン「FOOD」の経営に関ったり、グラフィティなどのストリート・カルチャーにいち早く注目したりと、時代の空気を鋭敏に読み取りながら新しいアーティスト像を提示しました。
彫刻、写真、映像、ドローイングなどから、1970年代を代表するこのアーティストの全貌にせまります。
黒川智之による、神奈川・横浜の離れ「三ツ池の蔵」の写真がjapan-architects.comに掲載されています
黒川智之が設計した、神奈川・横浜の離れ「三ツ池の蔵」の写真が16枚、japan-architects.comに掲載されています。
書籍『リノベーションの教科書: 企画・デザイン ・プロジェクト』がamazonで発売されています
書籍『リノベーションの教科書: 企画・デザイン ・プロジェクト』がamazonで発売されています。
出版社のサイトで誌面を5枚見ることができます。
リノベーションを学び、設計やプロジェクトに取り組むための入門教科書。住宅や学校、商業施設などの建物単体から地域レベルまで、計画手法を事例とともに解説し、調査・設計・現場・運営の実践ポイントも充実。講義テキストとしてはもちろん、学生から実務者まで、初めてリノベに取り組む人の手引きとして最適の1冊。
木村吉成が、木村松本建築設計事務所による京都の住宅「house HS」の設計プロセスを解説している動画です。
大西麻貴+百田有希 / o+hが、自身が設計した東京の住宅「house h」について解説している動画です。
多田正治アトリエ+近畿大学佐野こずえ研究室による、イベントのための会場構成『「貸本+茶屋」@神川桜覧会2018』です。
旧・神上中学校の教室内に桜覧会(*)のイベント「貸本+茶屋(**)」のための空間をつくった。
木造校舎のノスタルジックな雰囲気を塗りつぶすことなく、いかに新しい空間をつくるかということがテーマのひとつだった。
そこで、床にかわる6mx3.3mの大きさのもうひとつの水平面をつくることで、古い教室そのままに様々なアクティビティが生じるよう試みた。
水平面には、一部高くなっていたり長方形平面で凹んでいるところをつくっており、それにより座卓や椅子、机、本棚、舞台などとして使われる曖昧で多様な水平面となった。
SANAA、藤本壮介、坂茂・松田平田、SUEP、日建・タカネが、新香川県立体育館設計プロポで一次審査を通過しています(PDF)
SANAA、藤本壮介、坂茂・松田平田、SUEP、日建・タカネが、新香川県立体育館設計プロポで一次審査を通過しています。
新香川県立体育館基本・実施設計業務公募型プロポーザルについて、一次審査結果を公表します。
参加招請者数 37者
一次提案書提出者数 32者
一次審査通過者数 5者
一次審査通過者名 有限会社SANAA事務所
株式会社SUEP
日建・タカネ設計共同企業体
坂茂建築設計・松田平田設計共同企業体
株式会社藤本壮介建築設計事務所
(五十音順)
(via www.pref.kagawa.lg.jp)
365+1studio / 小島弘旭による、東京・目白の、改修(DIY)可能とし物件価値を回復した賃貸住宅「目白の間抜け」です。
築45年ほどの賃貸でありながら、改修(DIY)可能とすることで、空室が目立ち始めた物件価値の回復を図っているマンションの一室の改修プロジェクト。
賃貸という公共性
本プロジェクトは、設計費を含めた約220万円を貸主と借主で折半している。貸主には入居者が確定した状態での設備更新を含めた改修による物件価値の上昇、借主には持出分以上の価値を享受できるメリットがある。また、設計主には一定程度の設計料が見込まれ、小規模かつリノベーションが孕む労働と対価に対する懸念を和らげる働きにもつながっている。 そして、貸主、借主、改修するであろう未来の貸主という複数の関係主体が見込まれることで、対個人という「間」が抜ける。賃貸は複数の主体が入れ替わりながら利用するため、1室であろうとも公共性があるのではないだろうか。すなわち、有限の中で多様な様相を受容する複雑性を持つ建築の創造に繋がると考える。リノベーションは、建築を紡ぎ綴るための行為そのものであろう。 古さを単なる装飾的に利用するのではなく、既存の建築がどのように読み替えられ、新しい意味をまとい、次の社会へと繋がるかを考えるべきである。「間抜けさ」を建築が持つことで、柔軟に意味を脱ぎ着できるのはないだろうか。
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