SHARE 青木淳の最新論考集『フラジャイル・コンセプト』が予約受付開始
青木淳の最新論考集『フラジャイル・コンセプト』がamazonで予約受付開始されています
青木淳の最新論考集『フラジャイル・コンセプト』がamazonで予約受付開始されています。発売は2018年5月19日を予定。
建築学生に絶大な人気を誇る青木淳の3.11震災以降の最新論集
「原っぱ(=人々が行動することによって楽しさを発見する空間)」と「遊園地(=人々の楽しみ方があらかじめ与えられている空間)」というコンセプトを提唱し、原っぱのような建築をつくることを試みてきた青木淳氏が、2011年の東日本大震災以降に書いたエッセーを中心にした論集。震災以降の青木氏の建築への取り組み方の変化、息遣い、さらに今後の展望が描かれた一冊。
・ フラジャイル・コンセプトとは? 一般的には、「コンセプト」とは、作品・プロジェクト全体を導き出す核のようなものをさすが、実際の創造行為の始まりにおいては、もっとあやふやなのものである。先が見えないなか、試し試し進むうちに暫定的に発見され、さらに進むうちに、また別のものが発見され、結局できあがったときに、事後的に発見されるものが「コンセプト」である。という意味で、「コンセプト」というものは本来的にフラジャイルなのではないか、という問題提起を含んでいる。
・内容紹介 第1部 表現でないこと
第2部 東日本大震災
第3部 具象と抽象を行き来しながら
第4部 日常の風景
第5部 建築を見ながら、考えたこと――『新建築』二〇一五年月評
第6部 建築をバラバラなモノとコトに向かって開くこと
(詳細は目次リンク参照)