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多田正治の設計・監理で、地域住民や学生らがセルフビルドで増築・改修した、三重・尾鷲市の「梶賀のあぶり場」
photo©松村康平

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リノベーション店舗三重多田正治松村康平工場
多田正治の設計・監理で、地域住民や学生らがセルフビルドで増築・改修した、三重・尾鷲市の「梶賀のあぶり場」 photo©松村康平

多田正治の設計・監理で、地域住民や学生らがセルフビルドで増築・改修した、三重・尾鷲市の「梶賀のあぶり場」です。

三重県尾鷲市梶賀町。人口180人ほどの漁村である。
梶賀町には、水揚げされた魚で売り物にならない小魚などを加工し自分たちの保存食とした郷土料理あぶりが、古くから伝わっている。
現在、あぶりを地域の特産品「梶賀のあぶり」として販売しようとしており、この建築はそれを製造するための加工場である。
梶賀は紀伊半島の南東部の入り組んだリアス式の海岸の一部の集落で、静かな海とすぐ後ろに急峻な山という立地の細長い湾に沿って家々が建ち並ぶ。敷地は梶賀の出入口にあたる部分で、梶賀に訪れるときは陸路でも海路でも目ってくる場所である。

そこに建っている築60年程の海女小屋を改装し、さらに煙が出る作業のスペースを増築をすることで、下処理・加熱調理(煙が出る)・梱包という一連の製造過程を内包する建築とした。

以下の写真はクリックで拡大します

多田正治の設計・監理で、地域住民や学生らがセルフビルドで増築・改修した、三重・尾鷲市の「梶賀のあぶり場」 photo©松村康平
多田正治の設計・監理で、地域住民や学生らがセルフビルドで増築・改修した、三重・尾鷲市の「梶賀のあぶり場」 photo©松村康平
多田正治の設計・監理で、地域住民や学生らがセルフビルドで増築・改修した、三重・尾鷲市の「梶賀のあぶり場」 photo©松村康平
多田正治の設計・監理で、地域住民や学生らがセルフビルドで増築・改修した、三重・尾鷲市の「梶賀のあぶり場」 photo©松村康平
多田正治の設計・監理で、地域住民や学生らがセルフビルドで増築・改修した、三重・尾鷲市の「梶賀のあぶり場」 photo©松村康平
多田正治の設計・監理で、地域住民や学生らがセルフビルドで増築・改修した、三重・尾鷲市の「梶賀のあぶり場」 photo©松村康平
多田正治の設計・監理で、地域住民や学生らがセルフビルドで増築・改修した、三重・尾鷲市の「梶賀のあぶり場」 photo©松村康平
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多田正治の設計・監理で、地域住民や学生らがセルフビルドで増築・改修した、三重・尾鷲市の「梶賀のあぶり場」 photo©松村康平
多田正治の設計・監理で、地域住民や学生らがセルフビルドで増築・改修した、三重・尾鷲市の「梶賀のあぶり場」 photo©松村康平
多田正治の設計・監理で、地域住民や学生らがセルフビルドで増築・改修した、三重・尾鷲市の「梶賀のあぶり場」
多田正治の設計・監理で、地域住民や学生らがセルフビルドで増築・改修した、三重・尾鷲市の「梶賀のあぶり場」
多田正治の設計・監理で、地域住民や学生らがセルフビルドで増築・改修した、三重・尾鷲市の「梶賀のあぶり場」
多田正治の設計・監理で、地域住民や学生らがセルフビルドで増築・改修した、三重・尾鷲市の「梶賀のあぶり場」

建物が使われる様子も収録された動画です。

以下、建築家によるテキストです。


三重県尾鷲市梶賀町。人口180人ほどの漁村である。
梶賀町には、水揚げされた魚で売り物にならない小魚などを加工し自分たちの保存食とした郷土料理あぶりが、古くから伝わっている。
現在、あぶりを地域の特産品「梶賀のあぶり」として販売しようとしており、この建築はそれを製造するための加工場である。
梶賀は紀伊半島の南東部の入り組んだリアス式の海岸の一部の集落で、静かな海とすぐ後ろに急峻な山という立地の細長い湾に沿って家々が建ち並ぶ。敷地は梶賀の出入口にあたる部分で、梶賀に訪れるときは陸路でも海路でも目ってくる場所である。

そこに建っている築60年程の海女小屋を改装し、さらに煙が出る作業のスペースを増築をすることで、下処理・加熱調理(煙が出る)・梱包という一連の製造過程を内包する建築とした。
増築部分では焚き木を燃やす昔ながらの製法を行うため、排煙窓を設けた高い屋根と低い位置に設けた吸気の窓を設け、それがシルエットとして表れる屋根を架けた。
改装部分は、既存床を撤去した上で新たに床を張り、船舶の床と同様の仕上げ(FRPと専用の砂入り塗料)とすることで、魚のワタや血、水で汚れる下処理の過程に対応した。
増築により新たにL型平面となり、広場がうまれた。

この建築はセルフビルドで建設した。
「梶賀のあぶり」は単なる商品であるだけでなく、6次産業としての地域の活性化の可能性やローカルフードとしてのあぶりの味や製法を伝承していくといった収益以外の公共性があり、多額の初期投資では採算を合わせられないといった事情があった。
また、小さな漁師町でお母さんたちの手作りによる味が、自分たちでつくる加工場というイメージとマッチすること、建設に参加する学生たちが、漁師町に住んで人々とふれあうことが、教育であり地域活性にもつながるということでセルフビルドを選択した。
結果小さな建築であるが、計画に10ヶ月、建設に1年という月日を要したが、その時間によって醸成された関係性が確実にあって、それらの想いが建築として体現したのが「梶賀のあぶり場」である。
この三角屋根を見ると「梶賀に帰ってきた」と思う。そんな建築として、長く愛され、使い続けてほしいと願っている。

■建築概要
「梶賀のあぶり場」
増築+改装
セルフビルドプロジェクト
“Factory of “Kajika no Aburi””
Extension + Renovation
Self-build project
2016.12-2018.09

「梶賀のあぶり場」
設計・監理:多田正治
基本設計協力:小刀夏未(大阪大学大学院)
構造アドバイス:門藤芳樹(門藤芳樹構造設計事務所)
造作デザイン:浅田克哉、多田正治

撮影:松村康平

既存面積:22.58m2
増築面積:9.93m2

施工:浅田克哉、多田正治、大塚瑠花(近畿大学)
小刀夏未、ティカ・ララス・クスマ、増田湧士(大阪大学大学院)
井之村菜緒、小田陽基、北岡優樹、小林奈那子、定田賢典、清水海、新田達生、竹中悠馬、古川拓実、米田奈央、渡辺瑞生(近畿大学)

施工協力
大工工事:前納正志(前納建築)
木製建具工事:吉澤実(吉澤木工店)
電気工事:大川隆友(大川電気)
上下水道工事:榎本秀安(榎本水道)

梶賀町のみなさん:中村和文、中村祟良、中村照、中村公一、中村あさみ、倉本 富可、濱中靖人、榎本隆文、中川矩子、井上和希

梶賀大敷(漁師)
門司浩平、塚本健矢、青木海斗、中川哲義

尾鷲市役所のみなさん
野田憲市、西村美克、中川健一

尾鷲市地域おこし協力隊
中尾拓也、鈴木教平

尾鷲市議会議員
小川公明、内山將文、上岡雄児、栖裕次

Special Thanks
日比寛生(ダイハツ工業)

梶賀コーポレーション
中川美佳子、中村貴美代、中村美恵、榎本尚代、川口初音、倉本寛子

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    2018.12.19 Wed 16:42
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    野中あつみ+三谷裕樹 / ナノメートルアーキテクチャーによる、愛知の別荘の改修「海辺の別荘 野間の改構」
    photo©Ryuji Inoue

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    architecture|feature
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    野中あつみ+三谷裕樹 / ナノメートルアーキテクチャーによる、愛知の別荘の改修「海辺の別荘 野間の改構」 photo©Ryuji Inoue
    野中あつみ+三谷裕樹 / ナノメートルアーキテクチャーによる、愛知の別荘の改修「海辺の別荘 野間の改構」 photo©Ryuji Inoue

    野中あつみ+三谷裕樹 / ナノメートルアーキテクチャーによる、愛知の別荘の改修「海辺の別荘 野間の改構」です。

    海辺の別荘改修計画である。敷地は条例で建築不可地域となり、確認申請が不要な計画を進めた。強い海風で砂が舞い、窓から室内に砂が吹き込む厳しい条件である。
    海に面する物置小屋が庭への防砂壁となり、隙間を埋める補修が繰り返されていたが、それが海への眺望を遮っていった。海への眺望の再獲得、居間であった元土間を庭と一体的に利用できる場所への改修が望まれた。

    砂問題解決として、外壁・窓・倉庫を一体に囲む防砂壁で覆った風除室ならぬ砂除室を作り、砂による傷も目立ちにくいフロストタイプのポリカーボネート波板により眺望と機能性を獲得した。そして居間は砂除室と残りの室内に挟まれた土間室へと改め、ピロティに砂除室が差し込まれたように見える、外が通り抜ける部屋とした。
    雑多な2階リビングは一本線を引いて整えた。

    建築も使い勝手も構えを改める「改構」という手法によりこれらの案に辿り着いた。

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    ナノメートルアーキテクチャー住宅野中あつみ三谷裕樹井上隆司リノベーション愛知別荘
    2018.12.19 Wed 14:30
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    日建設計による、中国西安市のオフィスと商業の複合施設「IEC VANKE CRNTER」
    photo©Chen Hao

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    architecture|feature
    Chen Hao商業施設事務所日建設計複合ビル中国
    日建設計による、中国西安市のオフィスと商業の複合施設「IEC VANKE CRNTER」 photo©Chen Hao

    日建設計 / 高橋秀通・高橋恵多・薛君・馬スーシュアン・魯斌(PM)による、中国西安市のオフィスと商業の複合施設「IEC VANKE CRNTER」です。

    中国最大手のディベロッパー企業の西安支社が手掛けるオフィスと商業の複合施設。厳しい日影規制による限られたボリュームの中で、使いやすい整形なワークスペースを確保した。
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    多様な外部空間を超高層ビルに挿入することで、都市に対して人の活動が表に表れる外観とした。

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    Chen Hao商業施設事務所日建設計複合ビル中国
    2018.12.19 Wed 10:40
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    大山顕が文春オンラインに寄稿した、分譲マンションのキャッチコピーに関する考察『1000作品以上集めてわかった「マンションポエム」に隠された“ワナ”』

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    architecture|culture
    大山顕論考
    大山顕が文春オンラインに寄稿した、分譲マンションのキャッチコピーに関する考察『1000作品以上集めてわかった「マンションポエム」に隠された“ワナ”』が公開されています
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    大山顕論考
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    吉村真基建築計画事務所による、三重・四日市市の既存住宅の増築と改修「西坂部の家をめぐるもう一つの解釈」の内覧会が開催
    image corstry of 吉村真基建築計画事務所

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    日程
    2018年12月23日(日)
    architecture|exhibition
    住宅吉村真基リノベーション三重
    吉村真基建築計画事務所による、三重・四日市市の既存住宅の増築と改修「西坂部の家をめぐるもう一つの解釈」の内覧会が開催 image corstry of 吉村真基建築計画事務所

    吉村真基建築計画事務所による、三重・四日市市の既存住宅の増築と改修「西坂部の家をめぐるもう一つの解釈」の内覧会が開催されます

    吉村真基建築計画事務所による、三重・四日市市の既存住宅の増築と改修「西坂部の家をめぐるもう一つの解釈」の内覧会が開催されます。開催日は2018年12月23日。

    「西坂部の家をめぐるもう一つの解釈」
    オープンハウスのお知らせ

    この度私共で設計監理を進めておりました住宅が完成致します。
    クライアントのご厚意によりオープンハウスを開催する運びとなりましたのでご案内申し上げます。
    築35年の住宅の増築と改修です。

    日時:12月23日(日・祝)11時~16時半
    場所:三重県四日市市

    見学を希望される方は氏名・所属・人数・連絡先をお書き添えの上、メール・SNS等にてご連絡くださいませ。
    折り返し詳細をお送り致します。
    連絡先:info@mya-o.com

    以下に写真も掲載します。

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    住宅吉村真基リノベーション三重
    2018.12.19 Wed 08:48
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    2018.12.18Tue
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