SHARE SUGAWARADAISUKE建築事務所による、岩手・盛岡の、業務・地域拠点施設「ドアーズ本社屋」
SUGAWARADAISUKE建築事務所が設計した、岩手・盛岡の、業務・地域拠点施設「ドアーズ本社屋」です。
盛岡を拠点とする住宅メーカー「ドアーズ」の本社ショールームと飲食系インキュベーションオフィス、地域イベントの会場として使われる業務・地域拠点施設です。この条件の異なる用途を一つの空間内に成立さるために採用したのが、円形の「ビックテーブル」です。
幹線道路に面した元コンビニの既存建物に対して、机やベンチが南北軸に平行する円形のビックテーブルを設置しました。
ビックテーブルとその周りの回遊動線の床や家具の高さ、素材や色に変化を与えることで、人の向きや姿勢、空間同士の距離感、正対する風景が異なる多様な居場所群をつくりました。
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以下、建築家によるテキストです。
盛岡を拠点とする住宅メーカー「ドアーズ」の本社ショールームと飲食系インキュベーションオフィス、地域イベントの会場として使われる業務・地域拠点施設です。この条件の異なる用途を一つの空間内に成立さるために採用したのが、円形の「ビックテーブル」です。
幹線道路に面した元コンビニの既存建物に対して、机やベンチが南北軸に平行する円形のビックテーブルを設置しました。
ビックテーブルとその周りの回遊動線の床や家具の高さ、素材や色に変化を与えることで、人の向きや姿勢、空間同士の距離感、正対する風景が異なる多様な居場所群をつくりました。
建築と家具の「中間体」としてのビックテーブルは、ステージ、デスク、間仕切り、椅子、ロフトなど、多様に機能を変えながら新しい出会いを生みだします。
この場所は、風景や既存建物、新設部分に流れる時間軸だけでなく、同時多発的に巻き起こる行為と異目的の人々つなぎ合わせている。これは正に、地域の中心となる新しいワークプレイスの可能性を示している。
■建築概要
建築設計:SUGAWARADAISUKE建築事務所 (担当:菅原大輔、小久保亮介/設計、中澤宏行/監理)
照明計画::灯デザイン(早川亜紀)
施工:株式会社Doors
床面積:225㎡
写真:コンドウダイスケ/Photo Office-K、菅原大輔
場所:盛岡、日本
設計期間: 2017.09-2017.12
工事期間: 2018.01-2018.09