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元木大輔 / DDAAが会場設計を手掛けた『京都国立近代美術館「ドレス・コード?−着る人たちのゲーム」展』
photo©長谷川健太

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DDAA会場構成元木大輔
元木大輔 / DDAAが会場設計を手掛けた『京都国立近代美術館「ドレス・コード?−着る人たちのゲーム」展』 photo©長谷川健太

元木大輔 / DDAAが会場設計を手掛けた『京都国立近代美術館「ドレス・コード?−着る人たちのゲーム」展』です。

展覧会の会場をデザインする時に常に考えていることは、作品やキュレーションの意味を、空間的もしくは体験的に強化して説明する、ということだ。情報だけであればカタログを読めばわかるし、インターネットの方が効率が良いので、きちんとシークエンスや空間体験として意図や情報が強化される状態を目指している。今回、僕たちが試みた最初の操作は、作品を群れとして見せることだ。単体では「デニムを使ったドレス」でも、まとまりとしてみると「デニムの意味の変化」「形式的なスーツ同士の差異」「微差やディテイールを愛でるファッションの楽しみかた」となる。そのため、一つ一つの作品を展示台にのせるのではなく、大きな島状の什器を作ってまとまりごとに見せることにした。また、京都を皮切りに、熊本、東京と巡回する展示なので、什器はレイアウト変更に対応できる仕様にしたい。そしてできれば展覧会の什器として作られたものではなく、もともとは何か他の用途として製作されたものが良いと思った。デニムやトレンチコートのようなファッションの歴史と韻を踏むように、元々の意味を失い転用されている状態が好ましいと考えたからだ。

建築家によるテキストより

以下の写真はクリックで拡大します

元木大輔 / DDAAが会場設計を手掛けた『京都国立近代美術館「ドレス・コード?−着る人たちのゲーム」展』 photo©長谷川健太
元木大輔 / DDAAが会場設計を手掛けた『京都国立近代美術館「ドレス・コード?−着る人たちのゲーム」展』 photo©長谷川健太
元木大輔 / DDAAが会場設計を手掛けた『京都国立近代美術館「ドレス・コード?−着る人たちのゲーム」展』 photo©長谷川健太
元木大輔 / DDAAが会場設計を手掛けた『京都国立近代美術館「ドレス・コード?−着る人たちのゲーム」展』 photo©長谷川健太
元木大輔 / DDAAが会場設計を手掛けた『京都国立近代美術館「ドレス・コード?−着る人たちのゲーム」展』 photo©長谷川健太
元木大輔 / DDAAが会場設計を手掛けた『京都国立近代美術館「ドレス・コード?−着る人たちのゲーム」展』 photo©長谷川健太
元木大輔 / DDAAが会場設計を手掛けた『京都国立近代美術館「ドレス・コード?−着る人たちのゲーム」展』 photo©長谷川健太
元木大輔 / DDAAが会場設計を手掛けた『京都国立近代美術館「ドレス・コード?−着る人たちのゲーム」展』 photo©長谷川健太
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元木大輔 / DDAAが会場設計を手掛けた『京都国立近代美術館「ドレス・コード?−着る人たちのゲーム」展』 photo©長谷川健太
元木大輔 / DDAAが会場設計を手掛けた『京都国立近代美術館「ドレス・コード?−着る人たちのゲーム」展』 photo©長谷川健太
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元木大輔 / DDAAが会場設計を手掛けた『京都国立近代美術館「ドレス・コード?−着る人たちのゲーム」展』 photo©長谷川健太
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元木大輔 / DDAAが会場設計を手掛けた『京都国立近代美術館「ドレス・コード?−着る人たちのゲーム」展』 photo©長谷川健太
元木大輔 / DDAAが会場設計を手掛けた『京都国立近代美術館「ドレス・コード?−着る人たちのゲーム」展』 photo©長谷川健太
元木大輔 / DDAAが会場設計を手掛けた『京都国立近代美術館「ドレス・コード?−着る人たちのゲーム」展』 photo©長谷川健太
元木大輔 / DDAAが会場設計を手掛けた『京都国立近代美術館「ドレス・コード?−着る人たちのゲーム」展』 photo©長谷川健太
元木大輔 / DDAAが会場設計を手掛けた『京都国立近代美術館「ドレス・コード?−着る人たちのゲーム」展』 photo©長谷川健太

以下、建築家によるテキストです。


炭坑のワークウェアとして生まれたデニムは、1950年代にジェームス・ディーンによって反抗の象徴になり、大衆に受け入れられ、世界中でユニバーサルな日常着として定着した。防水型のミリタリーウェアだったトレンチコートは、フィルムノアールのムービースターによって記号化され、その形だけが形骸化し定番のファッションアイコンとして消費される。モダニズムに代表される西洋の価値観が世界的に広まった結果、スーツは均質化の象徴となり、組織の属性を表すことになる。そしてその強烈な形式により、ちょっとしたディティールの違いを楽しむという副次的な意味が発生していく。

機能や要望からスタートした原型「アーキタイプ」は、どこかのタイミングでポピュラリティーを獲得すると、表面上や形骸化した形式だけが独り歩きして少しづつ元々の意味からずれて「ステレオタイプ」化していく。そして固定化された退屈な形式から脱却するためのカウンターとして「プロトタイプ」が生まれ、ファッションは新しい意味を獲得して意味が重層化していく。ドレス・コード?展はそんなファッションのさまざまな「タイプ=ドレス・コード」の歴史をアートを踏まえながら編集した批評的な展覧会だ。そしてこれはファッションだけでなく、あらゆる側面で起こっている極めて現代的な事柄だ。

展覧会の会場をデザインする時に常に考えていることは、作品やキュレーションの意味を、空間的もしくは体験的に強化して説明する、ということだ。情報だけであればカタログを読めばわかるし、インターネットの方が効率が良いので、きちんとシークエンスや空間体験として意図や情報が強化される状態を目指している。今回、僕たちが試みた最初の操作は、作品を群れとして見せることだ。単体では「デニムを使ったドレス」でも、まとまりとしてみると「デニムの意味の変化」「形式的なスーツ同士の差異」「微差やディテイールを愛でるファッションの楽しみかた」となる。そのため、一つ一つの作品を展示台にのせるのではなく、大きな島状の什器を作ってまとまりごとに見せることにした。また、京都を皮切りに、熊本、東京と巡回する展示なので、什器はレイアウト変更に対応できる仕様にしたい。そしてできれば展覧会の什器として作られたものではなく、もともとは何か他の用途として製作されたものが良いと思った。デニムやトレンチコートのようなファッションの歴史と韻を踏むように、元々の意味を失い転用されている状態が好ましいと考えたからだ。

僕たちが選んだのは、OAフロアというオフィスの床上げに使われる典型的な建材だ。500mm角のモジュールで自由に組合せることができて、もともと床下に配線をとおすための建材なので、高さを自由に変えることができ、分解可能であり、さらにマネキンを固定するためのビスも効く。通常はタイルカーペットなどが仕上げとして貼られる下地材をむきだしのまま使用している。現代はすでに意味とものが飽和している。なので、すでにある「もの」や「考え方」をすこし読み替えることで、目の前のありふれたものを否定することなく、新しい風景を作り出すことはできないだろうか。ものをよく観察し、形式や関係をデザインしなおす。ファッションだけでなく、物、建築、都市、社会への眼差しをデザインすることは、現代の多様的な価値観と文化を楽しむための方法論でもある。

■建築概要

京都国立近代美術館「ドレス・コード?−着る人たちのゲーム」展 /
The National Museum of Modern Art, Kyoto / Dress Code: Are You Playing Fashion?
施主:京都国立近代美術館 , 京都服飾文化研究財団
場所:京都府左京区
用途:展覧会会場設計
設計:DDAA
プロジェクトチーム:元木 大輔 / 村井 陸
施工:伏見工芸
延床面積:1276.64m²
竣工:2019年8月
写真:長谷川 健太

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    RILNOzoen石川素樹森永信行渋谷区集合住宅東京長屋西川公朗
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    最も注目を集めたトピックス [期間:2019/12/9-12/15]

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    最も注目を集めたトピックス
    最も注目を集めたトピックス [期間:2019/12/9-12/15]

    アーキテクチャーフォトで、先週(期間:2019/12/9-12/15)注目を集めたトピックスをまとめてご紹介します。リアルタイムでの一週間の集計は、トップページの「Weekly Top Topics」よりご覧いただけます。


    1. 古谷誠章 / STUDIO NASCAが2001年に完成させた「ZIG HOUSE」にて開催の、NASCAの25周年記念展「NASCA since 1994」の会場写真
    2. 隈研吾による、東京の「鶴川フェリシア保育園」の写真
    3. 荒木信雄 / アーキタイプによる、東京・渋谷区の美術館「The Mass」
    4. 加藤直樹 / N.A.Oによる、東京・八王子市の住宅「HOUSE-N」
    5. 青木淳が外装のデザインを担当して建設が進められている、ルイ・ヴィトン御堂筋店の足場が外れて全貌が明らかに
    6. 石川素樹建築設計事務所による、東京・杉並区の住宅「南荻窪の家」
    7. ズントー事務所でプロジェクトリーダーを務める杉山幸一郎による連載エッセイの最新回で、ズントーが世界的に知られる以前の最初期に手掛けた住宅等をレポートした記事「蕾の時期」
    8. 藤田雄介 / Camp Design inc.が改修を手掛けた、東京・世田谷区の「羽根木の住宅」と論考「生産の生態系から生成される建築」
    9. 建築物や内装が、特許庁の意匠登録の対象になる、2020年4月施行の「改正意匠法」について簡易的に解説している記事
    10. 藤本壮介のチームが、フランス・リヨンの複合施設の設計コンペに勝利
    11. 石上純也への、The New York Timesのインタビュー記事「建築家 石上純也が探求する 未来のビジョン」(日本語)
    12. 石川素樹建築設計事務所による、東京・中野区の住宅「中央の家」
    13. デイビッド・チッパーフィールドの設計で完成した、中国・上海の「西岸美術館」の写真など
    14. 岡山泰士+森田修平+仲本兼一郎 / STUDIO MONAKAによる「沖縄市松本の住宅」
    15. 奥野崇建築設計事務所による、愛媛・松山市の住宅「ブドウ棚のある家」
    16. 『人気の「金沢21世紀美術館」休館へ 混雑緩和へ改修工事』(毎日新聞)
    17. 下川徹 / TORU SHIMOKAWA architectsによる、福岡・筑後市の住宅「和泉の家」
    18. ヘルツォーグ&ド・ムーロンのサイトに、過去の全作品がナンバリングされ、時系列で閲覧できるような機能が追加
    19. 岸和郎+K. ASSOCIATES / Architectsによる、東京郊外の住宅「紅葉ヶ丘の家」の写真
    20. 鈴木知悠+鈴木陽一郎 / +ticによる、静岡・磐田市の美容室「curtain」

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    • 【ap job更新】 様々なアワードや著書で注目される「アートアンドクラフト」が、建築/不動産のハイブリッド型スタッフを募集中
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    • 元木大輔 / DDAAによる、ポップアップショップ「BANG & OLUFSEN ESTNATION ROPPONGI HILLS」
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