SHARE くまもとアートポリス「熊本地震震災ミュージアム中核拠点施設」設計プロポの一次審査を、乾久美子、o+hチーム、アトリエ・ワンチーム、アーキスコープ・Schenk Hattori、コンテンポラリーズが通過。公開2次審査は2月に開催。
くまもとアートポリス「熊本地震震災ミュージアム中核拠点施設」設計プロポの一次審査を、乾久美子、o+hチーム、アトリエ・ワンチーム、アーキスコープ・Schenk Hattori、コンテンポラリーズが通過しています。
一次審査通過者
整理番号 応募登録名
3 株式会社コンテンポラリーズ
10 o+h ・ 産紘設計 JV
24 有限会社 乾久美子建築設計事務所
26 アトリエ・ワン 国際開発コンサルタンツ 設計共同体
30 アーキスコープ・Schenk Hattori 設計共同体
また公開二次審査も行われる模様です。
二次審査(公開)
日 時:令和2年2月11日(火曜日)午前10時から午後3時30分(予定)
会 場:熊本県庁本館地下大会議室
内 容:(1)発表者プレゼンテーション
(2)全体質疑
(3)最終審査
(4)審査結果の発表、審査員長公表及び表彰
審査員はこちら。
審査員長
伊東豊雄(建築家、くまもとアートポリスコミッショナー)審査員
桂 英昭(建築家、くまもとアートポリスアドバイザー)
末廣香織(建築家、くまもとアートポリスアドバイザー、九州大学准教授)
曽我部昌史(建築家、くまもとアートポリスアドバイザー、神奈川大学教授)
池辺伸一郎(学芸員、阿蘇ジオパーク推進協議会事務局長、阿蘇火山博物館館長)
柿本竜治(熊本地震震災ミュージアムのあり方検討有識者会議座長、熊本大学くまもと水循環・減災研究教育センター長、熊本大学大学院教授)
原山明博(熊本県知事公室政策審議監)
開催趣旨は以下。
震度7の地震が、わずか28時間の間に二度発生した平成28年熊本地震の発災から3年余りが経過する中、本県は国内外からの多くの支援のもと、地震からの復興に向け着実に歩みを進めてきています。今後いつどこで起こるかわからない大規模災害に備え、熊本地震の記憶や経験、教訓を後世に遺し、本県のみならず広く国内外に発信していくことは、熊本地震を経験した我々の責務であると考えています。
このことから、本県では県内各地に広範囲に出現した断層等の震災遺構とともに、熊本地震の痕跡を残す文化・交流施設などの地域の拠点、地域における復興に向けた活動の拠点、地域の魅力を伝える観光施設等を広域的につなぎ、巡る「回廊形式」のフィールドミュージアムとして熊本地震震災ミュージアムの整備を進めています。
この熊本地震震災ミュージアムにおける阿蘇地域の中核拠点として、震災遺構である地表地震断層及び旧東海大学阿蘇校舎1号館に隣接して、展示学習機能、教育機能、交流機能、総合窓口機能を有する施設を整備します。整備にあたっては、熊本地震の被害を遺す象徴的な場所から、被害のありのままの姿や熊本地震から得た教訓、自然の驚異等のさまざまな情報を発信することとし、公募型プロポーザルを実施します。なお、このプロポーザルは、後世に残る文化的資産の創造と地域の活性化を目指して熊本県が推進している「くまもとアートポリス」の参加事業として実施します。