SHARE 藤村龍至・門脇耕三がモデレーター、和田隆介がオブザーバーを務める、建築家同士が議論し問題意識を共有した上で受賞作品を決めるアワード「WADA賞」の今年の受賞作品が発表
藤村龍至・門脇耕三がモデレーター、和田隆介がオブザーバーを務める、建築家同士が議論し問題意識を共有した上で受賞作品を決めるアワード「WADA賞」の今年(2019年)の受賞作品が発表されていました。
今年選考したのは、加藤誠、五十嵐淳、久野浩志、髙木貴間、道尾淳子、三木万裕子、宮城島崇人。メディア側ではなく設計者側の有志によって継続されているアワードとして注目すべき事例と言えるでしょう。ちなみに弊サイトでは、完全にアクセス解析結果によって受賞者を決める「ap賞」を毎年1月に発表しています。
遅くなりましたが、WADAA2019結果報告です。
河谷家の住宅
伝統的な都市住宅の内部空間での奥行きの独自の現代的表現による町並みへの参加を引き出した作家性#WADAA2019— 和田隆介 (@wadaryusuke) December 30, 2019
6つの小さな離れの家
地方都市の住宅空きストックの外部空間の実現によるポジティブな高齢者の生活像の表現延岡市駅前複合施設 エンクロス
地方都市の公共空間像における非作家的作家性の現出#WADAA2019— 和田隆介 (@wadaryusuke) December 30, 2019
以上の3作品を選出するにいたりました!
年の瀬に長時間にわたる議論ありがとうございました。
それでは、良いお年をお迎えください!— 和田隆介 (@wadaryusuke) December 30, 2019
WADA賞に選出された3作品への関連ページのリンクはこちら。
開催概要や今年の選考委員等の情報は以下に掲載します。
イベント概要
・日時:12/29(日)13:30-18:00(定員=20名*先着順)
・場所:テラス計画(北海道札幌市中央区北2条西4丁目1赤れんがテラス5階、3Fより専用EVに乗り換え)
・名称:WADAA2019
・モデレーター兼コメンテーター:藤村龍至・門脇耕三
・オブザーバー:和田隆介
(*youtubeLIVEにて中継を試みる予定です)選考委員:
加藤誠(アトリエブンク、室蘭工業大学大学院教授)
五十嵐淳(五十嵐淳建築設計事務所)
久野浩志(久野浩志建築設計事務所)
髙木貴間(髙木貴間建築設計事務所)
道尾淳子(北海道科学大学講師、アトリエサノ)
三木万裕子(三木佐藤アーキ)
宮城島崇人(宮城島崇人建築設計事務所)★WADAA設立趣旨
WADAA(Wonders in Annual Development and Architecture Award)は、建築・都市に関わる専門家による当事者同士のピア・レビューの場として2014年に設置されました。相互批評を通じて、共通の課題を見出すことを目的とします。
毎年末、その1年間に建築専門誌等で発表された建築作品・プロジェクト等を対象とし、3点程度を選抜しその作品・プロジェクト等が示した枠組みを定義することを通じて、時代の主題をうつし、将来につながる議論をその都度記録、発信することを目指します。(2019年改訂)
以下が、事前に選考委員が候補に挙げていた作品です。
今週末の開催となりますWADAA2019札幌大会、7名の選考委員によるノミネート5作品を公開いたします。よろしければご参照ください。#WADAA2019 pic.twitter.com/heR6XUM3co
— 和田隆介 (@wadaryusuke) December 26, 2019
— 和田隆介 (@wadaryusuke) December 26, 2019