SHARE 小堀哲夫が、自作の解説を通して、オフィスや学校の設計プロセス等を語っているインタビュー
小堀哲夫が、自作の解説を通して、オフィスや学校の設計プロセス等を語っているインタビューが、shigotoba.netに掲載されています。図版もたくさん掲載されています。インタビューの後編はこちらに。
小堀哲夫が、自作の解説を通して、オフィスや学校の設計プロセス等を語っているインタビューが、shigotoba.netに掲載されています。図版もたくさん掲載されています。インタビューの後編はこちらに。
トラフのウェブサイトに、神奈川・横浜の、イソップの新店舗「Aesopニュウマン横浜店」の写真が15枚掲載されています。
オーストラリアのスキンケアブランドであるイソップの、ニュウマン横浜店の内外装計画。外部と吹き抜けにL型に面する間口7.4m、奥行き16mの空間が計画地となった。
横浜という立地から、海の青をイメージできるよう、藍染めによってそれを表現したいと考えた。そこで、阿波藍の産地、徳島県上板町を拠点に、藍の栽培から染色、製作までを一貫して行っているBUAISOUの協力を得て、木板の藍染めを仕上げとした。樹種はいくつか実験した中で、藍と相性の良いメープルを選んだ。
荒く仕上げられたモルタル床の上を、藍染めされた板の連なる自立した壁が、船体のように緩やかなカーブを描き空間の奥へと続いていく。同じ藍染でも、その日の藍の状態によって染まり具合が異なるため、色は均一にはならず、壁全体に自然のグラデーションが生まれる。さらに2面ある窓から入る外光が、藍染めの表情を刻々と変える。チューブタイプの商品棚は、波型に掘削された集成無垢材を藍染めして製作した。シンクや島什器の側面はステンレスで仕上げ、周りの藍の色を映し込む。
一枚一枚丁寧に藍染めされた板には、画一的な素材には無い素朴さと力強さがある。人の手や自然の力を感じさせるような、おおらかな店舗空間を目指した。
今津康夫 / ninkipen!が設計した、大阪・東大阪市の住宅「house fabricscape」です。この建築のクライアントは、建築のカーテン等を手掛けることで知られるfabricscapeです。
敷地はかつてアーケードのあった旧商店街に面しているが、すでに屋根は取り去られて多くの店は閉店し3階建の住宅に取って代えられ、歩行者専用の道路標識と店前に残る破けたテントやオーニングが当時の面影を忍ばせているだけだった。
幼少期を近くで過ごし、今はカーテンなど布の意匠計画を生業とするクライアントと、かつての風景と行為を手掛かりとした家とすること、住み暮らしながら破けたそれらを普請していくことを決め、職住一致を基本としたかつての商店街の中へ、どのように新しく参加できるのかを模索した。
まず初めに、旧商店街に面した1階を多目的な土間として町屋のように開き、農業用の布を刺繍した小さなオーニングを出した。さらに軒先から2階の窓を覆うようにより大きく2枚目を垂らし存在感を示し、向かいから道路に越境しながら伸びてくる鮮魚屋のオーニングと共鳴させて場所性強めた。
外壁は周囲の風景に残る押縁下見板張を窯業サイディングを用いて再現し、桁行方向の窓は街並に倣ってプロポーションを決め、手摺を設けている。
牧野研造建築設計事務所が設計した、京都市の物販店舗「食道具竹上」です。店舗の公式サイトはこちら。
包丁の販売、更生修理を通じて包丁文化、食文化を伝える店舗。道具を介して食文化の豊かさを伝えることを趣旨として、道具の販売にとどまらず、包丁講座や料理教室が開催されるなど、目に見えない価値を伝承する場として運営される。
間口4m、奥行き15.5mの細長い空間の中央に、LABOと呼ばれるボックス状の作業場を配置し、その前後を売り場とキッチンに分けている。LABOでは包丁の刃付けや更生修理、名入れが行われ、来客は、職人の仕事を間近で見ることができる。キッチンでは講座や教室が開催され、道具の使い方を学ぶことができる。
長野の「松本平広域公園陸上競技場」プロポーザルの二次審査対象者が発表されています。
二次審査対象者(一次審査書類受付順)
○ 環境デザイン・林魏・倉橋建築設計共同体
○ 株式会社槇総合計画事務所
○ 青木淳・昭和設計共同体
一次審査対象者は以下でした。
一次審査対象者
1 環境デザイン・林魏・倉橋建築設計共同体所
2 久米・内藤廣・E-DESIGN設計共同体
3 株式会社槇総合計画事務所
4 有限会社SANAA事務所
5 株式会社伊東豊雄建築設計事務所
6 環境設計研究所山田建築設計室設計共同体
7 株式会社隈研吾建築都市設計事務所
8 青木淳・昭和設計共同体
一次審査の講評もPDFで公開されています。
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