トラフ建築設計事務所による、カリモクと共同で開発したノベルティ用アイテム「Ki Ki Ki」
photo©小川真輝

トラフ建築設計事務所による、カリモクと共同で開発したノベルティ用アイテム「Ki Ki Ki」

トラフ建築設計事務所による、カリモクと共同で開発したノベルティ用アイテム「Ki Ki Ki」 photo©小川真輝
トラフ建築設計事務所による、カリモクと共同で開発したノベルティ用アイテム「Ki Ki Ki」 photo©小川真輝
トラフ建築設計事務所による、カリモクと共同で開発したノベルティ用アイテム「Ki Ki Ki」 photo©小川真輝

トラフ建築設計事務所による、カリモクと共同で開発したノベルティ用アイテム「Ki Ki Ki」です。

家で過ごす時間が長くなった世界中の人々の、日々の暮らしを豊かにしたいという思いから、カリモクと共同で開発したノベルティ用アイテム。

木材の調達から製造まで自社管理し、木と向き合い続けるメーカーの持続可能性に対する取り組みを踏まえ、家具製作の過程で排出される端材を活かし制作している。

「木(Ki)の集積で作られた木(Ki) のオブジェが、気(Ki)のめぐりを促す」をコンセプトとした『Ki Ki Ki』。丸みを帯びた3種のオブジェは、さまざまな個性を持つ木々を思わせるユニークな形状を特徴とする。

身体にやさしくフィットするため、つぼ押しとしても活用できる。大きく価値観が変容し思わぬストレスを感じやすい今、木の柔らかい気配と手触りを持つ、ユニークな形のオブジェで、リラックス効果も与えたいと考えた。

木の柔らかさとやさしい手触りを持つオブジェが、自宅でのリラックスした豊かな時間に寄り添う。

建築家によるテキストより

以下の写真はクリックで拡大します

トラフ建築設計事務所による、カリモクと共同で開発したノベルティ用アイテム「Ki Ki Ki」 photo©小川真輝
トラフ建築設計事務所による、カリモクと共同で開発したノベルティ用アイテム「Ki Ki Ki」 photo©小川真輝
トラフ建築設計事務所による、カリモクと共同で開発したノベルティ用アイテム「Ki Ki Ki」 photo©小川真輝
トラフ建築設計事務所による、カリモクと共同で開発したノベルティ用アイテム「Ki Ki Ki」 photo©小川真輝
トラフ建築設計事務所による、カリモクと共同で開発したノベルティ用アイテム「Ki Ki Ki」 photo©小川真輝
トラフ建築設計事務所による、カリモクと共同で開発したノベルティ用アイテム「Ki Ki Ki」 photo©小川真輝
トラフ建築設計事務所による、カリモクと共同で開発したノベルティ用アイテム「Ki Ki Ki」 photo©小川真輝
トラフ建築設計事務所による、カリモクと共同で開発したノベルティ用アイテム「Ki Ki Ki」 photo©小川真輝
トラフ建築設計事務所による、カリモクと共同で開発したノベルティ用アイテム「Ki Ki Ki」 photo©小川真輝
トラフ建築設計事務所による、カリモクと共同で開発したノベルティ用アイテム「Ki Ki Ki」 photo©小川真輝
トラフ建築設計事務所による、カリモクと共同で開発したノベルティ用アイテム「Ki Ki Ki」 photo©小川真輝
トラフ建築設計事務所による、カリモクと共同で開発したノベルティ用アイテム「Ki Ki Ki」 photo©小川真輝
トラフ建築設計事務所による、カリモクと共同で開発したノベルティ用アイテム「Ki Ki Ki」 photo©小川真輝
■建築概要

主要用途:プロダクト
製造・販売:カリモク家具
素材:集成材 (ナラ / ウォールナット / サペリ / チェリー / メープル)
サイズ:Ki-01 W69×D69×H200 / Ki-02 W85×D85×H120 / Ki-03 W53×D53×H160
設計期間:2020.04-10
製作期間:2020.10-12
写真:小川真輝


Ki Ki Ki

With Karimoku Inc, we joint-developed this novelty item based on the wish to enrich the daily lives of people in the world who spend a longer time at home. The item is made of wood waste from the process of furniture manufacturing, reflecting the maker’s positive works on sustainability. They face wood seriously and manage all the process from lumber procurement to manufacturing.

“Ki Ki Ki”, whose concept is wood-shape objects made with plywood flows energy circulation. (In Japanese, Ki stands for wood and energy flows) The 3-types of rounded objects are distinctive and reminiscent of trees with various individualities. They fit the body and can be used as acupressure tools. In the current situation when people easily feel unexpected pressure because of the great transition of value, we would provide a relaxing effect with the uniquely shaped object with a kind atmosphere.
The object with the soft touch and the gentle tactile, that are peculiar to the wooden items nestle closely to the rich and cozy time at home.(170words)

KiKiKi
Principle use: PRODUCT
Manufacturer: Karimoku
Material: Plywood (oak / walnut / sapele / cherry / maple)
Size: Ki-01 W69×D69×H200 / Ki-02 W85×D85×H120 / Ki-03 W53×D53×H160
Design period: 2020.04-10
Production period: 2020.10-12
Photo: Masaki Ogawa

あわせて読みたい

#小川真輝の関連記事

#トラフ建築設計事務所の関連記事

この日更新したその他の記事

トラフ建築設計事務所の会場構成による「眠り展:アートと生きること ゴヤ、ルーベンスから塩田千春まで」
トラフ建築設計事務所の会場構成による「眠り展:アートと生きること ゴヤ、ルーベンスから塩田千春まで」 photo©本多康司
トラフ建築設計事務所の会場構成による「眠り展:アートと生きること ゴヤ、ルーベンスから塩田千春まで」 photo©本多康司
トラフ建築設計事務所の会場構成による「眠り展:アートと生きること ゴヤ、ルーベンスから塩田千春まで」 photo©本多康司

トラフ建築設計事務所の会場構成による「眠り展:アートと生きること ゴヤ、ルーベンスから塩田千春まで」。東京国立近代美術館にて2021年2月23日まで開催中

東京国立近代美術館で開催された「眠り展:アートと生きること ゴヤ、ルーベンスから塩田千春まで」の会場構成。この国立美術館の合同展では、幅広いジャンルの約120作品により、美術における眠りが持つ可能性を7章構成でたどる。

「眠り」というテーマを象徴するように、展覧会は寝室のカーテンを想起させる重厚な布で装飾したエントランスから始まる。

各章の入り口には、グラフィックによって表現されたカーテンの隙間に、案内役とする18〜19世紀の巨匠・ゴヤの作品が掛けられている。

通路では、ドレープをあしらった布カーテンが蛇行し、先へと人々を誘う。「目を閉じて」、「夢かうつつか」、「生の悲しみ」、「目覚めをまつ」と各章を順に進むにつれ、描かれる眠りの段階が変化する。

混在する実物とグラフィックのカーテン、不安定な印象のタイポグラフィなど、夢うつつを感じる仕掛けによって、鑑賞しながら「眠り」に引き込まれるように錯覚する空間を考えた。

建築家によるテキストより
井野勇志 / アトリエカムイによる、長野・軽井沢町の別荘「銀の家」
井野勇志 / アトリエカムイによる、長野・軽井沢町の別荘「銀の家」 photo©新澤一平
井野勇志 / アトリエカムイによる、長野・軽井沢町の別荘「銀の家」 photo©新澤一平
井野勇志 / アトリエカムイによる、長野・軽井沢町の別荘「銀の家」 photo©新澤一平

井野勇志 / アトリエカムイが設計した、長野・軽井沢町の別荘「銀の家」です。

軽井沢の森の中に佇む別荘。東側は、谷を望む自然豊かな借景に面している。谷を挟んだ対面は、山の斜面中腹で、視線の斜め先には、水力発電所と水路橋のある立地。この恵まれた環境の魅力を活かすために、谷を一つの壁面でなく、パノラマとして二つの壁面でとらえる場を家の核としてつくることで、喧騒から逃れて森の中で過ごす “憩う”という行為の力を最大限に引き出すことを意識して設計をした。

この場に訪れると、別荘地によくある板壁のシンプルな寄棟の表情が出迎え、建築が景観の中に静かに佇んでいることを感じる。雨の日に訪れれば、小波板の屋根材が雨水を分散して、地面にやさしく受け流す姿も見れる。外観が自然景観とともにあることを感じながら、内部に入るとレンガの間から垣間見れるパノラマの窓が目につき、自然とこの窓に引き寄せられ、この場の魅力を感じることになる。このレンガの壁より手前は、水回りや寝室などのプライベート空間でまとめ、構成を明確にすることが、家の核である広間をより大らかで、かつ豊かな空間にしている。

建築家によるテキストより

Subscribe and Follow

公式アカウントをフォローして、
見逃せない建築情報を受け取ろう。

「建築と社会の関係を視覚化する」メディア、アーキテクチャーフォトの公式アカウントです。
様々な切り口による複眼的視点で建築に関する情報を最速でお届けします。

  • 情報募集建築・デザイン・アートの情報を随時募集しています。
  • メールマガジン メールマガジンで最新の情報を配信しています。