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2022.7.21Thu
2022.7.20Wed
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イランイランによる、愛知・名古屋市の住宅「K house 4」。閑静な住宅街に計画。日々の移り変わる感覚を許容する空間を求めて、素材の選択や諸室の配置で対照的な要素が共存する設計を志向。五感で繊細に感じる住宅をつくる
photo©ナカサ&パートナーズ 大谷宗平

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architecture|feature
建材(内装・天井)金瑛実大谷宗平八原建設近藤道太郎藤川祐二郎イランイラン建材(外装・その他)建材(外装・壁)建材(外装・屋根)建材(内装・壁)建材(外装・床)建材(内装・床)図面ありナカサ&パートナーズ愛知名古屋住宅
イランイランによる、愛知・名古屋市の住宅「K house 4」。閑静な住宅街に計画。日々の移り変わる感覚を許容する空間を求めて、素材の選択や諸室の配置で対照的な要素が共存する設計を志向。五感で繊細に感じる住宅をつくる photo©ナカサ&パートナーズ 大谷宗平
イランイランによる、愛知・名古屋市の住宅「K house 4」。閑静な住宅街に計画。日々の移り変わる感覚を許容する空間を求めて、素材の選択や諸室の配置で対照的な要素が共存する設計を志向。五感で繊細に感じる住宅をつくる photo©ナカサ&パートナーズ 大谷宗平
イランイランによる、愛知・名古屋市の住宅「K house 4」。閑静な住宅街に計画。日々の移り変わる感覚を許容する空間を求めて、素材の選択や諸室の配置で対照的な要素が共存する設計を志向。五感で繊細に感じる住宅をつくる photo©ナカサ&パートナーズ 大谷宗平

藤川祐二郎+金瑛実+近藤道太郎 / イランイランが設計した、愛知・名古屋市の住宅「K house 4」です。
閑静な住宅街に計画されました。建築家は、日々の移り変わる感覚を許容する空間を求めて、素材の選択や諸室の配置で対照的な要素が共存する設計を志向しました。また、五感で繊細に感じる住宅をつくる事も意図されました。

敷地は愛知県名古屋市緑区。閑静な住宅街の計画である。
日本の文化には相反する事柄を両立かつ調和させてきた「二項共存」の精神がある。静と動、光と影、乾と湿などを移ろう時間の中で、五感をつかって繊細に感じ取ってきたのである。

今回の計画でも、二項のバランスを保ち、居心地良い空間を創ることを心掛けた。

建築家によるテキストより

生活をつかさどるLDKを北側、お風呂、トイレ等の利用時間が短い水回りを隣地が密接している南側に持ってきた。その対照的なゾーンの中間領域に吹き抜け階段スペースを設けて、緩やかにつなげた。

建築家によるテキストより

明るさと広がりを持たせたLDKの隅には狭小で暗い雰囲気の和のスペースを配置した。
ここへの開口を小さくすることで違和感を排除し、陽と陰の両立を表現した。またLDKは部屋の中心からモルタル床ラインを施し、4つのグリッドを作成した。その対でダイニングキッチンとリビングの天井高さを変化させ、均一とズレを共存させた。

建築家によるテキストより

以下の写真はクリックで拡大します

イランイランによる、愛知・名古屋市の住宅「K house 4」。閑静な住宅街に計画。日々の移り変わる感覚を許容する空間を求めて、素材の選択や諸室の配置で対照的な要素が共存する設計を志向。五感で繊細に感じる住宅をつくる photo©ナカサ&パートナーズ 大谷宗平
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イランイランによる、愛知・名古屋市の住宅「K house 4」。閑静な住宅街に計画。日々の移り変わる感覚を許容する空間を求めて、素材の選択や諸室の配置で対照的な要素が共存する設計を志向。五感で繊細に感じる住宅をつくる image©イランイラン
イランイランによる、愛知・名古屋市の住宅「K house 4」。閑静な住宅街に計画。日々の移り変わる感覚を許容する空間を求めて、素材の選択や諸室の配置で対照的な要素が共存する設計を志向。五感で繊細に感じる住宅をつくる image©イランイラン
イランイランによる、愛知・名古屋市の住宅「K house 4」。閑静な住宅街に計画。日々の移り変わる感覚を許容する空間を求めて、素材の選択や諸室の配置で対照的な要素が共存する設計を志向。五感で繊細に感じる住宅をつくる

以下、建築家によるテキストです。


敷地は愛知県名古屋市緑区。閑静な住宅街の計画である。
日本の文化には相反する事柄を両立かつ調和させてきた「二項共存」の精神がある。静と動、光と影、乾と湿などを移ろう時間の中で、五感をつかって繊細に感じ取ってきたのである。

今回の計画でも、二項のバランスを保ち、居心地良い空間を創ることを心掛けた。
生活をつかさどるLDKを北側、お風呂、トイレ等の利用時間が短い水回りを隣地が密接している南側に持ってきた。その対照的なゾーンの中間領域に吹き抜け階段スペースを設けて、緩やかにつなげた。

明るさと広がりを持たせたLDKの隅には狭小で暗い雰囲気の和のスペースを配置した。
ここへの開口を小さくすることで違和感を排除し、陽と陰の両立を表現した。またLDKは部屋の中心からモルタル床ラインを施し、4つのグリッドを作成した。その対でダイニングキッチンとリビングの天井高さを変化させ、均一とズレを共存させた。

中心の象徴的な柱は、ミースファンデルローエのバルセロナパビリオンのオマージュである。
素材使いも有機的な暖かみのある無垢のフローリングや・構造材と無機質で冷たいモルタルやタイルをバランス良く配置した。

人間の心理は、多面的で複雑であり、日々心情は移ろう。
その心理を許容するために、空間創りの中でも異なる「二項」を「共存」させ、よりリアルな空間の実現を思考した。

この住宅が永い時間を経過して、今昔のストーリーが生まれる事を期待している。

■建築概要

所在地:名古屋市緑区
主要用途:新築戸建住宅
構造:木造
階数:2階建て
設計者:イランイラン(藤川祐二郎+金瑛実+近藤道太郎)
施工:八原建設株式会社
延べ床面積:115㎡
竣工年月:2020年12月
写真撮影:ナカサ&パートナーズ 大谷宗平

建材情報
種別使用箇所商品名(メーカー名)
外装・床アプローチ・ポーチ床

土間コンクリート金コテ押エ

外装・壁外壁

ジョリパット エンシェントブリック(AICA)
レッドシダー

外装・屋根屋根

ガルバリウム鋼板横葺(ニスク)

外装・その他軒天

ケイ酸カルシウム板 EP塗装

内装・床LDK床

土間コンクリート金コテ押エ
防塵クリア塗装
フローリングオークTYPE-Cラスティック(プレイリーホームズ)

内装・壁LDK壁

AEP塗装

内装・天井LDK天井

AEP塗装

内装・床水廻り・廊下・WC床

モールテックス

内装・壁水廻り・廊下・WC壁

AEP塗装

内装・天井水廻り・廊下・WC天井

AEP塗装

内装・床2F居室床

ラスティックオーク(ウッドハート)

内装・壁2F居室壁

ビニルクロス(サンゲツ)

内装・天井2F居室天井

ビニルクロス(サンゲツ)

内装・床2Fセカンドリビング床

フローリング ナラヘリンボーン ルビオ塗装(ニッシンイクス)

内装・壁2F居室壁

ビニルクロス(サンゲツ)

内装・天井2F居室天井

ビニルクロス(サンゲツ)

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※この情報は弊サイトや設計者が建材の性能等を保証するものではありません

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2022.07.21 Thu 17:23
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    水野芳康 / 水野建築事務所が設計した、静岡・焼津市の子育て支援施設「ターントクルこども館」です。
    駅前商店街の並びに建つ施設です。建築家は、地域の賑わい創出を目指して、人の流れを受け入れる配置の芝生広場や街との関係を作る雁行ファサードを考案しました。また、半屋外空間を各所に設けて内から外へ活気を連鎖させる事も意図されました。施設の公式サイトはこちら。

    敷地は焼津駅から伸びる駅前商店街の突き当りに位置する。

    1階2階に絵本を中心に閲覧できるこども図書館を、3階4階に様々な木のおもちゃで遊ぶことのできるおもちゃ美術館が整備された焼津市ターントクルこども館は、焼津市が子育て環境のより一層の質的向上と量的拡充を図るため、乳幼児から小中高生までが集い・遊び・学べる子育て支援施設として構想された。

    駅と計画地の延長線上に位置する焼津市庁舎の建て替え計画も同時期に進行していたため、点から線へ、さらには面的なまちの賑わいの創出を期待された。

    建築家によるテキストより

    外からのアプローチとしては、まちとの連続性をつくりだし、建物の賑わいが伝播するような配置計画を検討した。
    駅からまっすぐに伸びる駅前商店街道路は、丁度この敷地の位置で鈍角に曲がっているため、軸線が敷地の対角線を横切る形となる。そこで、建物を対角線に沿って配置し建物と反対側を芝生広場とすることで、駅前商店街をまっすぐ歩いていくと芝生広場に行きつく計画とした。まちの流れに沿わせた建物の配置とすることで、まちに溶け込んだ建ち方となる。

    また、芝生広場側のファサードは面を雁行させ、まちに対する影響範囲を増やすことで賑わいが伝わりやすい計画としている。

    建築家によるテキストより

    内部からのアプローチとしては、1、2階のこども図書館は、プログラムに対する空間の変化を建築が拾い骨格を変形させていく操作をしている。たとえば、床に座ったり寝転がったりして絵本を読む「読み聞かせスペース」は、段状に掘り下げ、天井高も低く抑えることで落ち着きのある空間としている。それに伴い2階部分の階高が低くなりスキップフロアのような空間構成となっている。

    一方で3、4階のおもちゃ美術館は、企画された遊びの空間は遊具などで造られることで、テーマパーク的な世界観をつくりだしているため、極力建築的な操作は見せないフラットな空間として提供した。しかしながら、施設全体の連続性や空間のつながりをつくるために中央に貫く吹き抜け空間を設けることとした。1階のこども図書館に居ながら、3,4階に行ってみたくなるような誘う効果を意図している。

    建築家によるテキストより
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    2022.07.21 Thu 13:37
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    河部圭佑建築設計事務所による、愛知・大府市の改修「八寸勾配の見世」。運動の盛んなエリアに建つ飲食店とジム。地域性の象徴と装飾の可能性を求め、店の発信とは別の存在となる“走る人”を屋根面に描画。内外の意匠もイラストとの関係を際立たせる設計を意図 photo©きまたこはる

    河部圭佑建築設計事務所が設計した、愛知・大府市の改修「八寸勾配の見世」です。
    運動の盛んなエリアに建つ飲食店とジムの計画です。建築家は、地域性の象徴と装飾の可能性を求め、店の発信とは別の存在となる“走る人”を屋根面に描画しました。そして、内外の意匠もイラストとの関係を際立たせる設計を意図しました。店舗の公式ページはこちら。

    愛知県大府市に設計したお店です。
    この地域の地域性を建築によって象徴すること、現代建築における装飾とその可能性を模索したプロジェクトです。
    本テクストの後半では、ポストモダニズムを代表する建築家ロバート・ヴェンチューリの著作「ラスベガス」を引用しながら、近代以降の建築の象徴性について考察します。

    建築家によるテキストより

    プログラムについてです。
    敷地ほど近くにある至学館大学で講師を務める管理栄養士の方が施主で、彼の「食育」研究の実践の場所として計画されました。

    1階は、栄養食や健康食を提供するレストランで、健康づくり、スポーツ、ダイエットをする人や高齢者など幅広い人に合わせてそれぞれ考案されたメニューがあります。2階は、それに付随したトレーニングジムで、食事による栄養摂取と身体づくりとを共に学ぶことのできる、主にジュニアアスリート向けのスクールが開かれています。
    1階と2階は外部階段によって繋がっているので、それぞれを単独で使うことも、連続したプログラムとして使うこともできます。

    建築家によるテキストより

    街に向かって降りてくる屋根に、大きなイラストレーションを設けました。イラストレーターのミヤザキさんが作成、グラフィックデザイナーの阿部航太さんがイラストディレクションを行いました。

    「走る人」の抽象的な表象によって、上述したこの街の地域性を象徴しようとしました。
    前面道路の角度に合わせて北側の外壁ラインと屋根が斜めに切り欠かれていますが、ちょうど地面を蹴る方の脚が、屋根の切り欠きにかかるようにイラストを配置しています。屋根の切り欠きを、陸上競技の踏切板=スターティングブロックと見立てています。建築物としての意匠と、サインとしての表象が、相互作用を持つような関係性を目指しました。

    濃いグレーの背景に、白くて太い線で描かれたラインは、アスファルト上の路面標示の意匠を引用していて、街を構成する土木的なものの一部となるようにと考えました(配置図)。その方が、専有物ではなく共有物のような佇まいになると思ったからです。傾きの大きな屋根(八寸勾配)なので、離れた所から見ると壁画のように見えます。

    イラストは一点物としてイラストレーターによって描画されました。お店のロゴやその他発信ツールとは別個の存在です。

    建築家によるテキストより
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    2022.07.21 Thu 08:05
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    2022.7.20Wed
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