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2023.12.13Wed
2023.12.12Tue
2023.12.14Thu
NOIZによる、京都市の宿泊施設「ABiz Hotel」。歴史的風情と現代の賑わいを併せ持つ地域に計画。新旧の性質の共存を求め、伝統建築の要素を抽象化して再構成したファサードを持つ建築を考案。縦格子等に“川面の揺らめき”を思い描いたデジタルパターンも用いる
photo©高木康広

SHARE NOIZによる、京都市の宿泊施設「ABiz Hotel」。歴史的風情と現代の賑わいを併せ持つ地域に計画。新旧の性質の共存を求め、伝統建築の要素を抽象化して再構成したファサードを持つ建築を考案。縦格子等に“川面の揺らめき”を思い描いたデジタルパターンも用いる

architecture|feature
ZO設計室建材(外装・壁)建材(外装・屋根)建材(外装・建具)建材(内装・床)建材(内装・壁)建材(内装・天井)蔡佳萱酒井康介宿泊施設京都満田衛資noiz豊田啓介高木康広
NOIZによる、京都市の宿泊施設「ABiz Hotel」。歴史的風情と現代の賑わいを併せ持つ地域に計画。新旧の性質の共存を求め、伝統建築の要素を抽象化して再構成したファサードを持つ建築を考案。縦格子等に“川面の揺らめき”を思い描いたデジタルパターンも用いる外観 photo©高木康広
NOIZによる、京都市の宿泊施設「ABiz Hotel」。歴史的風情と現代の賑わいを併せ持つ地域に計画。新旧の性質の共存を求め、伝統建築の要素を抽象化して再構成したファサードを持つ建築を考案。縦格子等に“川面の揺らめき”を思い描いたデジタルパターンも用いる縦格子の詳細 photo©高木康広
NOIZによる、京都市の宿泊施設「ABiz Hotel」。歴史的風情と現代の賑わいを併せ持つ地域に計画。新旧の性質の共存を求め、伝統建築の要素を抽象化して再構成したファサードを持つ建築を考案。縦格子等に“川面の揺らめき”を思い描いたデジタルパターンも用いる客室(洋室) photo©高木康広
NOIZによる、京都市の宿泊施設「ABiz Hotel」。歴史的風情と現代の賑わいを併せ持つ地域に計画。新旧の性質の共存を求め、伝統建築の要素を抽象化して再構成したファサードを持つ建築を考案。縦格子等に“川面の揺らめき”を思い描いたデジタルパターンも用いる地下1階、大浴場 photo©高木康広

NOIZが設計した、京都市の宿泊施設「ABiz Hotel」です。
歴史的風情と現代の賑わいを併せ持つ地域に計画されました。建築家は、新旧の性質の共存を求め、伝統建築の要素を抽象化して再構成したファサードを持つ建築を考案しました。また、縦格子等に“川面の揺らめき”を思い描いたデジタルパターンも用いられました。施設の公式サイトはこちら。

敷地は京都市内の高瀬川沿いの木屋町通りに面する。
周辺には先斗町を象徴する歌舞練場や、花街を継承する繁華街として多くの飲食店があり、歴史的風情と現代の賑わい、四季折々の表情を楽しむことができる立地である。

ホテルとしては周辺の観光の足掛かりとしてのいわゆるビジネスホテル的な位置づけであり、最小限の大きさの客室40室に、大浴場などの付帯設備がつくというシンプルなプログラムである。

建築家によるテキストより

奥行方向に長い敷地に合わせて立ち上げられたコンクリートの重厚感のあるボリュームは、京都の歴史的景観を意識した平入切妻の大屋根と、各階水平方向に長く伸びるアルミの軒庇によってリズミカルに分節される。ここでは屋根や庇といった伝統日本建築の建築要素を、極限まで薄く抽象化した幾何学形態として再構成しており、それによってつくりだされる深い陰翳によってファサードが印象付けられることを意図した。

建築家によるテキストより

高瀬川と鴨川に挟まれた場所性に対応し、階段室の縦格子や廊下の天井ルーバー、客室の障子の組子などに、川面の揺らめきをイメージした揺らぎのある繊細なデジタルパターンをあてている。

建物内部は均等に並べられた客室の界壁がそのままRC壁式構造の壁として立ち上がっており、客室内には一切柱梁型などがなく、要素を切り詰めたデザインと合わせ、実際より空間の広がりを感じられるようになっている。

建築家によるテキストより

以下の写真はクリックで拡大します

NOIZによる、京都市の宿泊施設「ABiz Hotel」。歴史的風情と現代の賑わいを併せ持つ地域に計画。新旧の性質の共存を求め、伝統建築の要素を抽象化して再構成したファサードを持つ建築を考案。縦格子等に“川面の揺らめき”を思い描いたデジタルパターンも用いる外観 photo©高木康広
NOIZによる、京都市の宿泊施設「ABiz Hotel」。歴史的風情と現代の賑わいを併せ持つ地域に計画。新旧の性質の共存を求め、伝統建築の要素を抽象化して再構成したファサードを持つ建築を考案。縦格子等に“川面の揺らめき”を思い描いたデジタルパターンも用いる外観 photo©高木康広
NOIZによる、京都市の宿泊施設「ABiz Hotel」。歴史的風情と現代の賑わいを併せ持つ地域に計画。新旧の性質の共存を求め、伝統建築の要素を抽象化して再構成したファサードを持つ建築を考案。縦格子等に“川面の揺らめき”を思い描いたデジタルパターンも用いる道路塀 photo©高木康広
NOIZによる、京都市の宿泊施設「ABiz Hotel」。歴史的風情と現代の賑わいを併せ持つ地域に計画。新旧の性質の共存を求め、伝統建築の要素を抽象化して再構成したファサードを持つ建築を考案。縦格子等に“川面の揺らめき”を思い描いたデジタルパターンも用いる道路塀 photo©高木康広
NOIZによる、京都市の宿泊施設「ABiz Hotel」。歴史的風情と現代の賑わいを併せ持つ地域に計画。新旧の性質の共存を求め、伝統建築の要素を抽象化して再構成したファサードを持つ建築を考案。縦格子等に“川面の揺らめき”を思い描いたデジタルパターンも用いる外観 photo©高木康広
NOIZによる、京都市の宿泊施設「ABiz Hotel」。歴史的風情と現代の賑わいを併せ持つ地域に計画。新旧の性質の共存を求め、伝統建築の要素を抽象化して再構成したファサードを持つ建築を考案。縦格子等に“川面の揺らめき”を思い描いたデジタルパターンも用いる外観、ファサードを見上げる。 photo©高木康広
NOIZによる、京都市の宿泊施設「ABiz Hotel」。歴史的風情と現代の賑わいを併せ持つ地域に計画。新旧の性質の共存を求め、伝統建築の要素を抽象化して再構成したファサードを持つ建築を考案。縦格子等に“川面の揺らめき”を思い描いたデジタルパターンも用いる縦格子の詳細 photo©高木康広
NOIZによる、京都市の宿泊施設「ABiz Hotel」。歴史的風情と現代の賑わいを併せ持つ地域に計画。新旧の性質の共存を求め、伝統建築の要素を抽象化して再構成したファサードを持つ建築を考案。縦格子等に“川面の揺らめき”を思い描いたデジタルパターンも用いる縦格子の詳細 photo©高木康広
NOIZによる、京都市の宿泊施設「ABiz Hotel」。歴史的風情と現代の賑わいを併せ持つ地域に計画。新旧の性質の共存を求め、伝統建築の要素を抽象化して再構成したファサードを持つ建築を考案。縦格子等に“川面の揺らめき”を思い描いたデジタルパターンも用いる縦格子の詳細 photo©高木康広
NOIZによる、京都市の宿泊施設「ABiz Hotel」。歴史的風情と現代の賑わいを併せ持つ地域に計画。新旧の性質の共存を求め、伝統建築の要素を抽象化して再構成したファサードを持つ建築を考案。縦格子等に“川面の揺らめき”を思い描いたデジタルパターンも用いる外観、エントランスを見る。 photo©高木康広
NOIZによる、京都市の宿泊施設「ABiz Hotel」。歴史的風情と現代の賑わいを併せ持つ地域に計画。新旧の性質の共存を求め、伝統建築の要素を抽象化して再構成したファサードを持つ建築を考案。縦格子等に“川面の揺らめき”を思い描いたデジタルパターンも用いる1階、レセプション photo©高木康広
NOIZによる、京都市の宿泊施設「ABiz Hotel」。歴史的風情と現代の賑わいを併せ持つ地域に計画。新旧の性質の共存を求め、伝統建築の要素を抽象化して再構成したファサードを持つ建築を考案。縦格子等に“川面の揺らめき”を思い描いたデジタルパターンも用いる廊下 photo©高木康広
NOIZによる、京都市の宿泊施設「ABiz Hotel」。歴史的風情と現代の賑わいを併せ持つ地域に計画。新旧の性質の共存を求め、伝統建築の要素を抽象化して再構成したファサードを持つ建築を考案。縦格子等に“川面の揺らめき”を思い描いたデジタルパターンも用いる廊下の天井 photo©高木康広
NOIZによる、京都市の宿泊施設「ABiz Hotel」。歴史的風情と現代の賑わいを併せ持つ地域に計画。新旧の性質の共存を求め、伝統建築の要素を抽象化して再構成したファサードを持つ建築を考案。縦格子等に“川面の揺らめき”を思い描いたデジタルパターンも用いる客室(洋室) photo©高木康広
NOIZによる、京都市の宿泊施設「ABiz Hotel」。歴史的風情と現代の賑わいを併せ持つ地域に計画。新旧の性質の共存を求め、伝統建築の要素を抽象化して再構成したファサードを持つ建築を考案。縦格子等に“川面の揺らめき”を思い描いたデジタルパターンも用いる客室(洋室) photo©高木康広
NOIZによる、京都市の宿泊施設「ABiz Hotel」。歴史的風情と現代の賑わいを併せ持つ地域に計画。新旧の性質の共存を求め、伝統建築の要素を抽象化して再構成したファサードを持つ建築を考案。縦格子等に“川面の揺らめき”を思い描いたデジタルパターンも用いる客室(洋室) photo©高木康広
NOIZによる、京都市の宿泊施設「ABiz Hotel」。歴史的風情と現代の賑わいを併せ持つ地域に計画。新旧の性質の共存を求め、伝統建築の要素を抽象化して再構成したファサードを持つ建築を考案。縦格子等に“川面の揺らめき”を思い描いたデジタルパターンも用いる廊下 photo©高木康広
NOIZによる、京都市の宿泊施設「ABiz Hotel」。歴史的風情と現代の賑わいを併せ持つ地域に計画。新旧の性質の共存を求め、伝統建築の要素を抽象化して再構成したファサードを持つ建築を考案。縦格子等に“川面の揺らめき”を思い描いたデジタルパターンも用いる客室(和室) photo©高木康広
NOIZによる、京都市の宿泊施設「ABiz Hotel」。歴史的風情と現代の賑わいを併せ持つ地域に計画。新旧の性質の共存を求め、伝統建築の要素を抽象化して再構成したファサードを持つ建築を考案。縦格子等に“川面の揺らめき”を思い描いたデジタルパターンも用いる客室(和室) photo©高木康広
NOIZによる、京都市の宿泊施設「ABiz Hotel」。歴史的風情と現代の賑わいを併せ持つ地域に計画。新旧の性質の共存を求め、伝統建築の要素を抽象化して再構成したファサードを持つ建築を考案。縦格子等に“川面の揺らめき”を思い描いたデジタルパターンも用いる客室(和室) photo©高木康広
NOIZによる、京都市の宿泊施設「ABiz Hotel」。歴史的風情と現代の賑わいを併せ持つ地域に計画。新旧の性質の共存を求め、伝統建築の要素を抽象化して再構成したファサードを持つ建築を考案。縦格子等に“川面の揺らめき”を思い描いたデジタルパターンも用いる客室(和室) photo©高木康広
NOIZによる、京都市の宿泊施設「ABiz Hotel」。歴史的風情と現代の賑わいを併せ持つ地域に計画。新旧の性質の共存を求め、伝統建築の要素を抽象化して再構成したファサードを持つ建築を考案。縦格子等に“川面の揺らめき”を思い描いたデジタルパターンも用いる客室(和室) photo©高木康広
NOIZによる、京都市の宿泊施設「ABiz Hotel」。歴史的風情と現代の賑わいを併せ持つ地域に計画。新旧の性質の共存を求め、伝統建築の要素を抽象化して再構成したファサードを持つ建築を考案。縦格子等に“川面の揺らめき”を思い描いたデジタルパターンも用いる廊下 photo©高木康広
NOIZによる、京都市の宿泊施設「ABiz Hotel」。歴史的風情と現代の賑わいを併せ持つ地域に計画。新旧の性質の共存を求め、伝統建築の要素を抽象化して再構成したファサードを持つ建築を考案。縦格子等に“川面の揺らめき”を思い描いたデジタルパターンも用いる地下1階、脱衣所 photo©高木康広
NOIZによる、京都市の宿泊施設「ABiz Hotel」。歴史的風情と現代の賑わいを併せ持つ地域に計画。新旧の性質の共存を求め、伝統建築の要素を抽象化して再構成したファサードを持つ建築を考案。縦格子等に“川面の揺らめき”を思い描いたデジタルパターンも用いる地下1階、大浴場 photo©高木康広
NOIZによる、京都市の宿泊施設「ABiz Hotel」。歴史的風情と現代の賑わいを併せ持つ地域に計画。新旧の性質の共存を求め、伝統建築の要素を抽象化して再構成したファサードを持つ建築を考案。縦格子等に“川面の揺らめき”を思い描いたデジタルパターンも用いる地下1階、大浴場 photo©高木康広
NOIZによる、京都市の宿泊施設「ABiz Hotel」。歴史的風情と現代の賑わいを併せ持つ地域に計画。新旧の性質の共存を求め、伝統建築の要素を抽象化して再構成したファサードを持つ建築を考案。縦格子等に“川面の揺らめき”を思い描いたデジタルパターンも用いる地下1階、大浴場 photo©高木康広
NOIZによる、京都市の宿泊施設「ABiz Hotel」。歴史的風情と現代の賑わいを併せ持つ地域に計画。新旧の性質の共存を求め、伝統建築の要素を抽象化して再構成したファサードを持つ建築を考案。縦格子等に“川面の揺らめき”を思い描いたデジタルパターンも用いる地下1階、大浴場 photo©高木康広
NOIZによる、京都市の宿泊施設「ABiz Hotel」。歴史的風情と現代の賑わいを併せ持つ地域に計画。新旧の性質の共存を求め、伝統建築の要素を抽象化して再構成したファサードを持つ建築を考案。縦格子等に“川面の揺らめき”を思い描いたデジタルパターンも用いる外観、夜景 photo©高木康広
NOIZによる、京都市の宿泊施設「ABiz Hotel」。歴史的風情と現代の賑わいを併せ持つ地域に計画。新旧の性質の共存を求め、伝統建築の要素を抽象化して再構成したファサードを持つ建築を考案。縦格子等に“川面の揺らめき”を思い描いたデジタルパターンも用いる外観、夜景 photo©高木康広
NOIZによる、京都市の宿泊施設「ABiz Hotel」。歴史的風情と現代の賑わいを併せ持つ地域に計画。新旧の性質の共存を求め、伝統建築の要素を抽象化して再構成したファサードを持つ建築を考案。縦格子等に“川面の揺らめき”を思い描いたデジタルパターンも用いる平面図 image©NOIZ
NOIZによる、京都市の宿泊施設「ABiz Hotel」。歴史的風情と現代の賑わいを併せ持つ地域に計画。新旧の性質の共存を求め、伝統建築の要素を抽象化して再構成したファサードを持つ建築を考案。縦格子等に“川面の揺らめき”を思い描いたデジタルパターンも用いる断面図、立面図 image©NOIZ

video©酒井康介

以下、建築家によるテキストです。


敷地は京都市内の高瀬川沿いの木屋町通りに面する。
周辺には先斗町を象徴する歌舞練場や、花街を継承する繁華街として多くの飲食店があり、歴史的風情と現代の賑わい、四季折々の表情を楽しむことができる立地である。

ホテルとしては周辺の観光の足掛かりとしてのいわゆるビジネスホテル的な位置づけであり、最小限の大きさの客室40室に、大浴場などの付帯設備がつくというシンプルなプログラムである。

奥行方向に長い敷地に合わせて立ち上げられたコンクリートの重厚感のあるボリュームは、京都の歴史的景観を意識した平入切妻の大屋根と、各階水平方向に長く伸びるアルミの軒庇によってリズミカルに分節される。ここでは屋根や庇といった伝統日本建築の建築要素を、極限まで薄く抽象化した幾何学形態として再構成しており、それによってつくりだされる深い陰翳によってファサードが印象付けられることを意図した。

高瀬川と鴨川に挟まれた場所性に対応し、階段室の縦格子や廊下の天井ルーバー、客室の障子の組子などに、川面の揺らめきをイメージした揺らぎのある繊細なデジタルパターンをあてている。

建物内部は均等に並べられた客室の界壁がそのままRC壁式構造の壁として立ち上がっており、客室内には一切柱梁型などがなく、要素を切り詰めたデザインと合わせ、実際より空間の広がりを感じられるようになっている。

先斗町歌舞練場への路地に沿って立つ道路塀は、アルミ押出材の板材を山型に内外交互に並べ、笠木でつなぐことで構成される。京町屋の足元を守る犬矢来、あるいは伝統的な大和塀を現代的に翻案したものである。

歴史性と現代性、重さと軽さ、洞窟性と開放性といった相反する性質を不可分な一つの建築の中にあわせもつことで、過去、現在、未来へと続く時間軸の中で、価値や意味が変転しても耐えうるような持続可能性をもち、なおかつ旅の非日常感を最大化されるようなホテルにしたいと考えた。

■建築概要

建物名称:ABiz Hotel
所在地:京都府京都市中京区材木町178-4
主要用途:ホテル
───
設計
建築・監理:NOIZ(豊田啓介、蔡佳萱、酒井康介) 担当/酒井康介、瀬谷敦※、丸山浩央※(※元所員)
構造:満田衛資構造計画研究所 担当/満田衛資、江畑和弘
設備:ZO設計室 担当/伊藤教子、高本美和
───
施工
建築:SRTコーポレーション 担当/西野佑亮
衛生:田中設備 担当/田中透
空調・電気:ミナミ電気設備 担当/南晋一
鋼製建具:ダイセン工業 担当/山本尚彦
金属:改技研 担当/西山幸一
内装:ANDas 担当/佐々木親章
造作家具:COLORFUL 担当/八木一哉
昇降機:たけびし 担当/竹内智久
主体構造:RC壁式構造
基礎:直接基礎
地域地区:商業地域 準防火区域
階数:地下1階地上5階
最高高:17,840mm
軒高:14,810mm
天井高:2,550mm
道路幅員:東側9.0m
敷地面積:202.09㎡
建築面積:157.40㎡
延床面積:835.18㎡
建蔽率:77.89%(許容80.00%)
容積率:394.97%(許容400.00%)
設計期間:2017年6月~2019年3月
工事期間:2019年8月~2023年3月
写真:高木康広
動画:酒井康介

建材情報
種別使用箇所商品名(メーカー名)
外装・屋根屋根

ガルバリウム鋼板t=0.45mm 細桟瓦棒葺き
軒先アルミパネル

外装・壁外壁

化粧型枠コンクリート打放 [一部杉型枠] 撥水材塗布

外装・建具開口部

アルミサッシ:PRESEA(LIXIL)
製作スチールサッシ
スチールFBルーバー

内装・床ロビー 床

花崗岩 [ジンバブエブラック] JB仕上

内装・床廊下、客室(洋室) 床

タイルカーペット:GX-200(東リ)

内装・床客室(和室) 床

樹脂畳(NATURALISM)

内装・床大浴場 床

磁器質タイル貼:コアシェイド(名古屋モザイク)

内装・床脱衣室 床

サイザル調ビニル床:ボロン(アドヴァン)

内装・壁ロビー、廊下 壁

化粧型枠コンクリート打放

内装・壁客室(洋室) 壁

GB t=12.5 クロス貼:FAITHシリーズ(サンゲツ)

内装・壁客室(和室) 壁

GB t=12.5 クロス貼:XSELECTシリーズ(サンゲツ)

内装・壁大浴場 壁

磁器質タイル貼:コアシェイド(名古屋モザイク)

内装・壁脱衣室 壁

GB t=12.5の上メラミン不燃化粧板貼:セラールセルサス(アイカ工業)

内装・天井ロビー 天井

石膏ボード寒冷紗パテしごき NSカチオンシーラー塗布

内装・天井廊下 天井

フレキシブルボードルーバー

内装・天井客室(洋室) 天井

GB t=9.5+12.5 クロス貼:FAITHシリーズ(サンゲツ)

内装・天井客室(和室) 天井

GB t=9.5+12.5クロス貼:GB t=12.5 クロス貼:XSELECTシリーズ(サンゲツ)

内装・天井大浴場 天井

特注アルミパネル ウレタン焼付塗装

内装・天井脱衣室 天井

GB t=9.5+12.5の上EP塗装

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※この情報は弊サイトや設計者が建材の性能等を保証するものではありません

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ZO設計室建材(外装・壁)建材(外装・屋根)建材(外装・建具)建材(内装・床)建材(内装・壁)建材(内装・天井)蔡佳萱酒井康介宿泊施設京都満田衛資noiz豊田啓介高木康広
2023.12.13 Wed 06:55
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    坪井秀矩 / 坪井建築設計事務所が設計した、大阪市の店舗「ICHIKO ICHIE 阪急三番街店」です。
    歴史ある企業が手掛けるインセンスの店です。建築家は、“素材そのものの香りを活かす”という理念の表現を求め、自然素材と手仕事で作る空間を志向しました。そして、加工で様々な表情になる“本小松石”を中央に据え“香り”の象徴として見せる事も意図されました。店舗のページはこちら。

    文化元年創業、薫物線香を扱い200余年の歴史を持つ企業の提案するインセンスブランド「ICHIKO ICHIE」。大阪・阪急三番街店のリニューアルオープンの計画です。

    建築家によるテキストより

    ただ調香によって良い香りを作り出すだけではなく、原料となる天然香木や精油などの素材そのものの持つ香りを活かすというブランドコンセプトに通じるよう、内装には天然石や左官といった自然素材や手仕事による仕上を採用しています。

    建築家によるテキストより

    店舗中央に配置した什器は、ひとつの石でも様々な石肌や色味を持ち、また、加工・仕上方法ごとに異なった表情となる本小松石を用い、気分や場所・時間の移ろいなどにより変化するインセンスの香りを表現しています。そして床耐荷重や搬入設置への対応として分割を行うことを、より繊細な雰囲気の演出へと繋げています。

    建築家によるテキストより
    • 残り15枚の写真と建築家によるテキスト
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    建材(内装・照明)balance竹林石材店SYMBOLオクトデザインオフィステンダー坪井建築設計事務所坪井秀矩建材(内装・造作家具)建材(内装・天井)建材(内装・壁)建材(内装・床)志摩大輔図面あり店舗
    2023.12.13 Wed 13:01
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    【ap job更新】 居心地が良く静けさのある空間を心掛け、住宅設計の著書も執筆する「遊空間設計室」が、設計スタッフ(2024年新卒・既卒・経験者)を募集中

    ap job 【ap job更新】 居心地が良く静けさのある空間を心掛け、住宅設計の著書も執筆する「遊空間設計室」が、設計スタッフ(2024年新卒・既卒・経験者)を募集中

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    建築求人情報
    【ap job更新】 居心地が良く静けさのある空間を心掛け、住宅設計の著書も執筆する「遊空間設計室」が、設計スタッフ(2024年新卒・既卒・経験者)を募集中
    【ap job更新】 居心地が良く静けさのある空間を心掛け、住宅設計の著書も執筆する「遊空間設計室」が、設計スタッフ(2024年新卒・既卒・経験者)を募集中One Story House
    アーキテクチャーフォトジョブボードに新しい情報が追加されました
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    居心地が良く静けさのある空間を心掛け、住宅設計の著書も執筆する「遊空間設計室」の、設計スタッフ(2024年新卒・既卒・経験者)募集のお知らせです。詳しくは、ジョブボードの当該ページにてご確認ください。アーキテクチャーフォトジョブボードには、その他にも、色々な事務所の求人情報が掲載されています。
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    設計スタッフ募集

    現在、当事務所では個人住宅の他、別荘等のプロジェクトが進行中です。

    私たちは、何気ない日常にホッとするような仕掛けや遊びを創作しては、日々の生活を楽しみ活力を得て、そこに美を見いだしてきました。住まう人の心や体の動きに馴染み、その家が建つことでその周囲までもが美しく生き生きとしてくるような住まい。毎日何かしら小さな喜びや発見があり、皆が和み元気になるような家を作りたいと考えてきました。

    これからも住宅設計はもちろんですが、その経験を生かして人の肌に触れる家具の設計から、ホテルや旅館などの宿泊施設、ギャラリー・美術館・幼稚園の設計などにも生かしていければと思っています。

    建築士の有資格者、設計監理の実務経験のある方はもちろん、将来独立を考えている方、建築好きな方、特に住宅設計に関心のある方を広く募集しています。

    当事務所が心がけている「居心地が良く静けさのある空間」、「美しく豊かな居住空間」、敷地全体、室内外を丁寧にデザインし、その一軒から街並をより良くしていこうとする建築創りに共感していただける方、共に設計活動を楽しめる方の応募をお待ちしております。

    【著書】
    『住宅デザインのひきだし』 エクスナレッジ刊
    『高野保光の住宅設計』 エクスナレッジ刊
    『最高の外構をデザインする方法』エクスナレッジ刊 (共著)

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    • ap job
    建築求人情報
    2023.12.13 Wed 11:10
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    倉俣史朗の世田谷美術館での展覧会「記憶のなかの小宇宙」の入場チケットをプレゼントいたします
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    倉俣史朗
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    倉俣史朗の世田谷美術館での展覧会「記憶のなかの小宇宙」の入場チケットをプレゼントいたします
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    倉俣史朗の世田谷美術館での展覧会「記憶のなかの小宇宙」の入場チケットを、5組10名様にプレゼントいたします。応募締切は2023年12月18日13時まで(お申込みにはGoogleアカウントが必要になります)。厳正な抽選を行い当選された方にはメールにてご連絡いたします(メール送付を当選発表に変えさせていただきます)。アーキテクチャーフォトでは、本展覧会を特集記事として紹介しています。展覧会の公式ページはこちら。

    ※厳正な抽選を行いまして当選者の方にメールをお送りしました。沢山のご応募誠にありがとうございました。(2023/12/20追記)

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    倉俣史朗
    2023.12.13 Wed 10:22
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    2023.12.12Tue
    • 【ap job更新】 素材感を大切に設計し、“佇む”建築をつくる「中尾英己建築設計事務所」が、設計スタッフ(2024年新卒・既卒・経験者)とアルバイトを募集中
    • 【ap job更新】 アラップ東京事務所が、構造設計と環境設備設計のエンジニア(経験者)を募集中
    • 徳野由美子建築設計事務所による、福岡市の住戸改修「梅光園の家」。団地の正方形に近い形状の区画。外部環境の享受を求め、間口幅を活かしたバルコニーに面する“家族のくつろぎの空間”から光と風が住戸全体に行渡る構成を考案。明確なゾーニングは家族に必要な距離感の創出も意図
    • 佐藤陽+馬場亮平+和田彦丸 / OOOarchitectureによる、東京・北区の「CAT TOWN GREEN HOUSE」。“最低”高さ制限のある短冊敷地に建つ“二階建”住宅。与条件となった“気積”を主要素として、施主の望んだ“猫と植物が幸せに暮らせる”空間を志向。天井高の配分と開口部の配置で“光に満ちた空間”を作り出す
    2023.12.14Thu
    • 【ap job更新】 別府を拠点に、地域の新たな文化生成に取り組む「DABURA.m Inc.」が、メンバーを募集中
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    • 竹中和哉 / 空-KEN design officeによる、大阪市の、多目的スペース「ソソラソウ」。企業ビルの最上階の一角にある交流と発信の場。与件の屋外からのアクセスを活かし、内外も繋げる高低差のある床面で空間を“緩やかに”間仕切る構成を考案。“大小様々な曲線”を導入して様々な感覚の居場所も作る
    • 山田優+小阿瀬直+大嶋励 / SNARK Inc.による、東京・渋谷区のギャラリー「NANZUKA UNDERGROUND」。実験的な姿勢のアートギャラリーの為に新築で計画。法規制と要望から形態を導き出し、所属作家が外壁ペイント等を施して“それ自体がアートピース”となる建築を具現化。屋外部分も展示可能なように素材等を選択

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