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2024.5.20Mon
2024.5.19Sun
2024.5.21Tue
山口誠デザインによる、東京・台東区のオフィスビル「MONOSPINAL」。ゲーム制作会社の本社。従業員の“集中力”と“リラックス”のバランス確保を目指し、環境要素も向上をさせる“斜壁”を持つ建築を考案。小スケールの素材を集積をさせる仕上げで“あらたな風景”を作る
photo©鳥村鋼一

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architecture|feature
solso台東区図面あり事務所東京岡安泉arup山口誠清水建設鳥村鋼一
山口誠デザインによる、東京・台東区のオフィスビル「MONOSPINAL」。ゲーム制作会社の本社。従業員の“集中力”と“リラックス”のバランス確保を目指し、環境要素も向上をさせる“斜壁”を持つ建築を考案。小スケールの素材を集積をさせる仕上げで“あらたな風景”を作る外観、北東側から見る。 photo©鳥村鋼一
山口誠デザインによる、東京・台東区のオフィスビル「MONOSPINAL」。ゲーム制作会社の本社。従業員の“集中力”と“リラックス”のバランス確保を目指し、環境要素も向上をさせる“斜壁”を持つ建築を考案。小スケールの素材を集積をさせる仕上げで“あらたな風景”を作る1階、エントランスホール photo©鳥村鋼一
山口誠デザインによる、東京・台東区のオフィスビル「MONOSPINAL」。ゲーム制作会社の本社。従業員の“集中力”と“リラックス”のバランス確保を目指し、環境要素も向上をさせる“斜壁”を持つ建築を考案。小スケールの素材を集積をさせる仕上げで“あらたな風景”を作る4階、バルコニー photo©鳥村鋼一
山口誠デザインによる、東京・台東区のオフィスビル「MONOSPINAL」。ゲーム制作会社の本社。従業員の“集中力”と“リラックス”のバランス確保を目指し、環境要素も向上をさせる“斜壁”を持つ建築を考案。小スケールの素材を集積をさせる仕上げで“あらたな風景”を作る7階、エグゼクティブルーム photo©鳥村鋼一

山口誠デザインが設計した、東京・台東区のオフィスビル「MONOSPINAL」です。
ゲーム制作会社の本社として計画されました。建築家は、従業員の“集中力”と“リラックス”のバランス確保を目指し、環境要素も向上をさせる“斜壁”を持つ建築を考案しました。また、小スケールの素材を集積をさせる仕上げで“あらたな風景”を作る事も意図されました。
アーキテクチャーフォトでは、2023年1月に建設中の状態でも本作品を紹介しています(本記事は竣工写真を用いて新たに構成されています)。また、本建築をテーマとした展覧会が2024年5月25日まで開催されています(記事の末尾に情報を掲載します)。

東京に本社を置くゲーム制作会社の本社ビル移転計画である。
世界中のファンを魅了している最高レベルのクリエイションを、これからも生み出し、ゲーム制作の根幹を支え続ける場所となることを目的に計画された。

建築家によるテキストより

ほぼ全ての社員がクリエイション業務に専ら携わっているため、彼らの集中力とリラックスのバランスを確保し、煩わしい運用業務の負担を著しく軽減させたいと考え、計画の重点をそこに置いた。外観を特徴づける建物周囲にめぐらされた斜壁と、セキュリティを含めて全ての設備をタブレットで制御できるシステムを導入することで、それを実現しようとしている。

なお外構・内外装仕上げ・備品などは、ゲーム作品の設定(時代・地域・登場人物・アイテムなど)をメタファーとして取り込んでいる。それらは作品をよく知っていれば読み解くことが可能であり、この本社ビル自体がゲームでできているとも言える。

建築家によるテキストより

計画地の正面には高架線路が走り、上下線合わせれば平均1.5分おきに電車が通過している。また、多種多様なテナントの入った小規模な雑居ビルに取り囲まれた場所である。斜壁は光・風・音の環境要素を向上させているが、その高さは階ごとに変わる用途に合わせて適正化させている。

建築家によるテキストより

以下の写真はクリックで拡大します

山口誠デザインによる、東京・台東区のオフィスビル「MONOSPINAL」。ゲーム制作会社の本社。従業員の“集中力”と“リラックス”のバランス確保を目指し、環境要素も向上をさせる“斜壁”を持つ建築を考案。小スケールの素材を集積をさせる仕上げで“あらたな風景”を作る外観、駅のプラットフォームから見る。 photo©鳥村鋼一
山口誠デザインによる、東京・台東区のオフィスビル「MONOSPINAL」。ゲーム制作会社の本社。従業員の“集中力”と“リラックス”のバランス確保を目指し、環境要素も向上をさせる“斜壁”を持つ建築を考案。小スケールの素材を集積をさせる仕上げで“あらたな風景”を作る外観、駅のプラットフォームから見る。 photo©鳥村鋼一
山口誠デザインによる、東京・台東区のオフィスビル「MONOSPINAL」。ゲーム制作会社の本社。従業員の“集中力”と“リラックス”のバランス確保を目指し、環境要素も向上をさせる“斜壁”を持つ建築を考案。小スケールの素材を集積をさせる仕上げで“あらたな風景”を作る外観、南側より見る。 photo©鳥村鋼一
山口誠デザインによる、東京・台東区のオフィスビル「MONOSPINAL」。ゲーム制作会社の本社。従業員の“集中力”と“リラックス”のバランス確保を目指し、環境要素も向上をさせる“斜壁”を持つ建築を考案。小スケールの素材を集積をさせる仕上げで“あらたな風景”を作る外観、南東側より見る。 photo©鳥村鋼一
山口誠デザインによる、東京・台東区のオフィスビル「MONOSPINAL」。ゲーム制作会社の本社。従業員の“集中力”と“リラックス”のバランス確保を目指し、環境要素も向上をさせる“斜壁”を持つ建築を考案。小スケールの素材を集積をさせる仕上げで“あらたな風景”を作る外観、東側から見る。 photo©鳥村鋼一
山口誠デザインによる、東京・台東区のオフィスビル「MONOSPINAL」。ゲーム制作会社の本社。従業員の“集中力”と“リラックス”のバランス確保を目指し、環境要素も向上をさせる“斜壁”を持つ建築を考案。小スケールの素材を集積をさせる仕上げで“あらたな風景”を作る外観、北東側から見る。 photo©鳥村鋼一
山口誠デザインによる、東京・台東区のオフィスビル「MONOSPINAL」。ゲーム制作会社の本社。従業員の“集中力”と“リラックス”のバランス確保を目指し、環境要素も向上をさせる“斜壁”を持つ建築を考案。小スケールの素材を集積をさせる仕上げで“あらたな風景”を作る外観、東側から見る。 photo©鳥村鋼一
山口誠デザインによる、東京・台東区のオフィスビル「MONOSPINAL」。ゲーム制作会社の本社。従業員の“集中力”と“リラックス”のバランス確保を目指し、環境要素も向上をさせる“斜壁”を持つ建築を考案。小スケールの素材を集積をさせる仕上げで“あらたな風景”を作る外観、東側から見る。 photo©鳥村鋼一
山口誠デザインによる、東京・台東区のオフィスビル「MONOSPINAL」。ゲーム制作会社の本社。従業員の“集中力”と“リラックス”のバランス確保を目指し、環境要素も向上をさせる“斜壁”を持つ建築を考案。小スケールの素材を集積をさせる仕上げで“あらたな風景”を作る外観、外壁を見上げる。 photo©鳥村鋼一
山口誠デザインによる、東京・台東区のオフィスビル「MONOSPINAL」。ゲーム制作会社の本社。従業員の“集中力”と“リラックス”のバランス確保を目指し、環境要素も向上をさせる“斜壁”を持つ建築を考案。小スケールの素材を集積をさせる仕上げで“あらたな風景”を作る外観、南側から見る。 photo©鳥村鋼一
山口誠デザインによる、東京・台東区のオフィスビル「MONOSPINAL」。ゲーム制作会社の本社。従業員の“集中力”と“リラックス”のバランス確保を目指し、環境要素も向上をさせる“斜壁”を持つ建築を考案。小スケールの素材を集積をさせる仕上げで“あらたな風景”を作る外観、外構を見る。 photo©鳥村鋼一
山口誠デザインによる、東京・台東区のオフィスビル「MONOSPINAL」。ゲーム制作会社の本社。従業員の“集中力”と“リラックス”のバランス確保を目指し、環境要素も向上をさせる“斜壁”を持つ建築を考案。小スケールの素材を集積をさせる仕上げで“あらたな風景”を作る外構の詳細 photo©鳥村鋼一
山口誠デザインによる、東京・台東区のオフィスビル「MONOSPINAL」。ゲーム制作会社の本社。従業員の“集中力”と“リラックス”のバランス確保を目指し、環境要素も向上をさせる“斜壁”を持つ建築を考案。小スケールの素材を集積をさせる仕上げで“あらたな風景”を作る外観、エントランスを見る。 photo©鳥村鋼一
山口誠デザインによる、東京・台東区のオフィスビル「MONOSPINAL」。ゲーム制作会社の本社。従業員の“集中力”と“リラックス”のバランス確保を目指し、環境要素も向上をさせる“斜壁”を持つ建築を考案。小スケールの素材を集積をさせる仕上げで“あらたな風景”を作る1階、エントランスホール photo©鳥村鋼一
山口誠デザインによる、東京・台東区のオフィスビル「MONOSPINAL」。ゲーム制作会社の本社。従業員の“集中力”と“リラックス”のバランス確保を目指し、環境要素も向上をさせる“斜壁”を持つ建築を考案。小スケールの素材を集積をさせる仕上げで“あらたな風景”を作る1階、エントランスホール photo©鳥村鋼一
山口誠デザインによる、東京・台東区のオフィスビル「MONOSPINAL」。ゲーム制作会社の本社。従業員の“集中力”と“リラックス”のバランス確保を目指し、環境要素も向上をさせる“斜壁”を持つ建築を考案。小スケールの素材を集積をさせる仕上げで“あらたな風景”を作る1階、エントランスホール、受付の詳細 photo©鳥村鋼一
山口誠デザインによる、東京・台東区のオフィスビル「MONOSPINAL」。ゲーム制作会社の本社。従業員の“集中力”と“リラックス”のバランス確保を目指し、環境要素も向上をさせる“斜壁”を持つ建築を考案。小スケールの素材を集積をさせる仕上げで“あらたな風景”を作る2階、ミュージアム photo©鳥村鋼一
山口誠デザインによる、東京・台東区のオフィスビル「MONOSPINAL」。ゲーム制作会社の本社。従業員の“集中力”と“リラックス”のバランス確保を目指し、環境要素も向上をさせる“斜壁”を持つ建築を考案。小スケールの素材を集積をさせる仕上げで“あらたな風景”を作る2階、ミュージアム photo©鳥村鋼一
山口誠デザインによる、東京・台東区のオフィスビル「MONOSPINAL」。ゲーム制作会社の本社。従業員の“集中力”と“リラックス”のバランス確保を目指し、環境要素も向上をさせる“斜壁”を持つ建築を考案。小スケールの素材を集積をさせる仕上げで“あらたな風景”を作る2階、ミュージアムからエントランスホールを見下ろす。 photo©鳥村鋼一
山口誠デザインによる、東京・台東区のオフィスビル「MONOSPINAL」。ゲーム制作会社の本社。従業員の“集中力”と“リラックス”のバランス確保を目指し、環境要素も向上をさせる“斜壁”を持つ建築を考案。小スケールの素材を集積をさせる仕上げで“あらたな風景”を作る2階、ライブラリーからミュージアムを見る photo©鳥村鋼一
山口誠デザインによる、東京・台東区のオフィスビル「MONOSPINAL」。ゲーム制作会社の本社。従業員の“集中力”と“リラックス”のバランス確保を目指し、環境要素も向上をさせる“斜壁”を持つ建築を考案。小スケールの素材を集積をさせる仕上げで“あらたな風景”を作る2階、ライブラリー photo©鳥村鋼一
山口誠デザインによる、東京・台東区のオフィスビル「MONOSPINAL」。ゲーム制作会社の本社。従業員の“集中力”と“リラックス”のバランス確保を目指し、環境要素も向上をさせる“斜壁”を持つ建築を考案。小スケールの素材を集積をさせる仕上げで“あらたな風景”を作る2階、シアター photo©鳥村鋼一
山口誠デザインによる、東京・台東区のオフィスビル「MONOSPINAL」。ゲーム制作会社の本社。従業員の“集中力”と“リラックス”のバランス確保を目指し、環境要素も向上をさせる“斜壁”を持つ建築を考案。小スケールの素材を集積をさせる仕上げで“あらたな風景”を作る3階、スタジオ photo©鳥村鋼一
山口誠デザインによる、東京・台東区のオフィスビル「MONOSPINAL」。ゲーム制作会社の本社。従業員の“集中力”と“リラックス”のバランス確保を目指し、環境要素も向上をさせる“斜壁”を持つ建築を考案。小スケールの素材を集積をさせる仕上げで“あらたな風景”を作る3階、バルコニー photo©鳥村鋼一
山口誠デザインによる、東京・台東区のオフィスビル「MONOSPINAL」。ゲーム制作会社の本社。従業員の“集中力”と“リラックス”のバランス確保を目指し、環境要素も向上をさせる“斜壁”を持つ建築を考案。小スケールの素材を集積をさせる仕上げで“あらたな風景”を作る4階、バルコニー photo©鳥村鋼一
山口誠デザインによる、東京・台東区のオフィスビル「MONOSPINAL」。ゲーム制作会社の本社。従業員の“集中力”と“リラックス”のバランス確保を目指し、環境要素も向上をさせる“斜壁”を持つ建築を考案。小スケールの素材を集積をさせる仕上げで“あらたな風景”を作る4階、バルコニー photo©鳥村鋼一
山口誠デザインによる、東京・台東区のオフィスビル「MONOSPINAL」。ゲーム制作会社の本社。従業員の“集中力”と“リラックス”のバランス確保を目指し、環境要素も向上をさせる“斜壁”を持つ建築を考案。小スケールの素材を集積をさせる仕上げで“あらたな風景”を作る4階、ミーティングルーム photo©鳥村鋼一
山口誠デザインによる、東京・台東区のオフィスビル「MONOSPINAL」。ゲーム制作会社の本社。従業員の“集中力”と“リラックス”のバランス確保を目指し、環境要素も向上をさせる“斜壁”を持つ建築を考案。小スケールの素材を集積をさせる仕上げで“あらたな風景”を作る7階、エグゼクティブルームを見る。 photo©鳥村鋼一
山口誠デザインによる、東京・台東区のオフィスビル「MONOSPINAL」。ゲーム制作会社の本社。従業員の“集中力”と“リラックス”のバランス確保を目指し、環境要素も向上をさせる“斜壁”を持つ建築を考案。小スケールの素材を集積をさせる仕上げで“あらたな風景”を作る7階、エグゼクティブルーム photo©鳥村鋼一
山口誠デザインによる、東京・台東区のオフィスビル「MONOSPINAL」。ゲーム制作会社の本社。従業員の“集中力”と“リラックス”のバランス確保を目指し、環境要素も向上をさせる“斜壁”を持つ建築を考案。小スケールの素材を集積をさせる仕上げで“あらたな風景”を作る7階、エグゼクティブルーム photo©鳥村鋼一
山口誠デザインによる、東京・台東区のオフィスビル「MONOSPINAL」。ゲーム制作会社の本社。従業員の“集中力”と“リラックス”のバランス確保を目指し、環境要素も向上をさせる“斜壁”を持つ建築を考案。小スケールの素材を集積をさせる仕上げで“あらたな風景”を作る7階、エグゼクティブルーム photo©鳥村鋼一
山口誠デザインによる、東京・台東区のオフィスビル「MONOSPINAL」。ゲーム制作会社の本社。従業員の“集中力”と“リラックス”のバランス確保を目指し、環境要素も向上をさせる“斜壁”を持つ建築を考案。小スケールの素材を集積をさせる仕上げで“あらたな風景”を作る7階、エグゼクティブルーム photo©鳥村鋼一
山口誠デザインによる、東京・台東区のオフィスビル「MONOSPINAL」。ゲーム制作会社の本社。従業員の“集中力”と“リラックス”のバランス確保を目指し、環境要素も向上をさせる“斜壁”を持つ建築を考案。小スケールの素材を集積をさせる仕上げで“あらたな風景”を作る7階、エグゼクティブルーム photo©鳥村鋼一
山口誠デザインによる、東京・台東区のオフィスビル「MONOSPINAL」。ゲーム制作会社の本社。従業員の“集中力”と“リラックス”のバランス確保を目指し、環境要素も向上をさせる“斜壁”を持つ建築を考案。小スケールの素材を集積をさせる仕上げで“あらたな風景”を作る7階、エグゼクティブルーム photo©鳥村鋼一
山口誠デザインによる、東京・台東区のオフィスビル「MONOSPINAL」。ゲーム制作会社の本社。従業員の“集中力”と“リラックス”のバランス確保を目指し、環境要素も向上をさせる“斜壁”を持つ建築を考案。小スケールの素材を集積をさせる仕上げで“あらたな風景”を作る7階、エグゼクティブルーム photo©鳥村鋼一
山口誠デザインによる、東京・台東区のオフィスビル「MONOSPINAL」。ゲーム制作会社の本社。従業員の“集中力”と“リラックス”のバランス確保を目指し、環境要素も向上をさせる“斜壁”を持つ建築を考案。小スケールの素材を集積をさせる仕上げで“あらたな風景”を作る7階、エグゼクティブルーム photo©鳥村鋼一
山口誠デザインによる、東京・台東区のオフィスビル「MONOSPINAL」。ゲーム制作会社の本社。従業員の“集中力”と“リラックス”のバランス確保を目指し、環境要素も向上をさせる“斜壁”を持つ建築を考案。小スケールの素材を集積をさせる仕上げで“あらたな風景”を作る屋上、ルーフテラス photo©鳥村鋼一
山口誠デザインによる、東京・台東区のオフィスビル「MONOSPINAL」。ゲーム制作会社の本社。従業員の“集中力”と“リラックス”のバランス確保を目指し、環境要素も向上をさせる“斜壁”を持つ建築を考案。小スケールの素材を集積をさせる仕上げで“あらたな風景”を作る屋上、ルーフテラス、夕景 photo©鳥村鋼一
山口誠デザインによる、東京・台東区のオフィスビル「MONOSPINAL」。ゲーム制作会社の本社。従業員の“集中力”と“リラックス”のバランス確保を目指し、環境要素も向上をさせる“斜壁”を持つ建築を考案。小スケールの素材を集積をさせる仕上げで“あらたな風景”を作る7階、ギャラリー、夕景 photo©鳥村鋼一
山口誠デザインによる、東京・台東区のオフィスビル「MONOSPINAL」。ゲーム制作会社の本社。従業員の“集中力”と“リラックス”のバランス確保を目指し、環境要素も向上をさせる“斜壁”を持つ建築を考案。小スケールの素材を集積をさせる仕上げで“あらたな風景”を作る7階、エレベーターホール、夕景 photo©鳥村鋼一
山口誠デザインによる、東京・台東区のオフィスビル「MONOSPINAL」。ゲーム制作会社の本社。従業員の“集中力”と“リラックス”のバランス確保を目指し、環境要素も向上をさせる“斜壁”を持つ建築を考案。小スケールの素材を集積をさせる仕上げで“あらたな風景”を作る7階、ホール、夕景 photo©鳥村鋼一
山口誠デザインによる、東京・台東区のオフィスビル「MONOSPINAL」。ゲーム制作会社の本社。従業員の“集中力”と“リラックス”のバランス確保を目指し、環境要素も向上をさせる“斜壁”を持つ建築を考案。小スケールの素材を集積をさせる仕上げで“あらたな風景”を作る5階、ダイニングルームからラウンジを見る、夕景 photo©鳥村鋼一
山口誠デザインによる、東京・台東区のオフィスビル「MONOSPINAL」。ゲーム制作会社の本社。従業員の“集中力”と“リラックス”のバランス確保を目指し、環境要素も向上をさせる“斜壁”を持つ建築を考案。小スケールの素材を集積をさせる仕上げで“あらたな風景”を作る5階、ラウンジからジムを見る、夕景 photo©鳥村鋼一
山口誠デザインによる、東京・台東区のオフィスビル「MONOSPINAL」。ゲーム制作会社の本社。従業員の“集中力”と“リラックス”のバランス確保を目指し、環境要素も向上をさせる“斜壁”を持つ建築を考案。小スケールの素材を集積をさせる仕上げで“あらたな風景”を作る5階、バルコニー、夜景 photo©鳥村鋼一
山口誠デザインによる、東京・台東区のオフィスビル「MONOSPINAL」。ゲーム制作会社の本社。従業員の“集中力”と“リラックス”のバランス確保を目指し、環境要素も向上をさせる“斜壁”を持つ建築を考案。小スケールの素材を集積をさせる仕上げで“あらたな風景”を作る5階、バルコニー、夜景 photo©鳥村鋼一
山口誠デザインによる、東京・台東区のオフィスビル「MONOSPINAL」。ゲーム制作会社の本社。従業員の“集中力”と“リラックス”のバランス確保を目指し、環境要素も向上をさせる“斜壁”を持つ建築を考案。小スケールの素材を集積をさせる仕上げで“あらたな風景”を作る4階、バルコニー、夜景 photo©鳥村鋼一
山口誠デザインによる、東京・台東区のオフィスビル「MONOSPINAL」。ゲーム制作会社の本社。従業員の“集中力”と“リラックス”のバランス確保を目指し、環境要素も向上をさせる“斜壁”を持つ建築を考案。小スケールの素材を集積をさせる仕上げで“あらたな風景”を作る3階、ホール、夜景 photo©鳥村鋼一
山口誠デザインによる、東京・台東区のオフィスビル「MONOSPINAL」。ゲーム制作会社の本社。従業員の“集中力”と“リラックス”のバランス確保を目指し、環境要素も向上をさせる“斜壁”を持つ建築を考案。小スケールの素材を集積をさせる仕上げで“あらたな風景”を作る地下、駐車場 photo©鳥村鋼一
山口誠デザインによる、東京・台東区のオフィスビル「MONOSPINAL」。ゲーム制作会社の本社。従業員の“集中力”と“リラックス”のバランス確保を目指し、環境要素も向上をさせる“斜壁”を持つ建築を考案。小スケールの素材を集積をさせる仕上げで“あらたな風景”を作る1階、エントランスホール、夜景 photo©鳥村鋼一
山口誠デザインによる、東京・台東区のオフィスビル「MONOSPINAL」。ゲーム制作会社の本社。従業員の“集中力”と“リラックス”のバランス確保を目指し、環境要素も向上をさせる“斜壁”を持つ建築を考案。小スケールの素材を集積をさせる仕上げで“あらたな風景”を作る外観、外部からエントランスホールを見る、夜景 photo©鳥村鋼一
山口誠デザインによる、東京・台東区のオフィスビル「MONOSPINAL」。ゲーム制作会社の本社。従業員の“集中力”と“リラックス”のバランス確保を目指し、環境要素も向上をさせる“斜壁”を持つ建築を考案。小スケールの素材を集積をさせる仕上げで“あらたな風景”を作る配置図 image©山口誠デザイン
山口誠デザインによる、東京・台東区のオフィスビル「MONOSPINAL」。ゲーム制作会社の本社。従業員の“集中力”と“リラックス”のバランス確保を目指し、環境要素も向上をさせる“斜壁”を持つ建築を考案。小スケールの素材を集積をさせる仕上げで“あらたな風景”を作る1階、エントランスホール image©山口誠デザイン
山口誠デザインによる、東京・台東区のオフィスビル「MONOSPINAL」。ゲーム制作会社の本社。従業員の“集中力”と“リラックス”のバランス確保を目指し、環境要素も向上をさせる“斜壁”を持つ建築を考案。小スケールの素材を集積をさせる仕上げで“あらたな風景”を作る2階、アーカイブフロア image©山口誠デザイン
山口誠デザインによる、東京・台東区のオフィスビル「MONOSPINAL」。ゲーム制作会社の本社。従業員の“集中力”と“リラックス”のバランス確保を目指し、環境要素も向上をさせる“斜壁”を持つ建築を考案。小スケールの素材を集積をさせる仕上げで“あらたな風景”を作る3階、スタジオフロア image©山口誠デザイン
山口誠デザインによる、東京・台東区のオフィスビル「MONOSPINAL」。ゲーム制作会社の本社。従業員の“集中力”と“リラックス”のバランス確保を目指し、環境要素も向上をさせる“斜壁”を持つ建築を考案。小スケールの素材を集積をさせる仕上げで“あらたな風景”を作る4階、ミーティングルームフロア image©山口誠デザイン
山口誠デザインによる、東京・台東区のオフィスビル「MONOSPINAL」。ゲーム制作会社の本社。従業員の“集中力”と“リラックス”のバランス確保を目指し、環境要素も向上をさせる“斜壁”を持つ建築を考案。小スケールの素材を集積をさせる仕上げで“あらたな風景”を作る5階、リラックスフロア image©山口誠デザイン
山口誠デザインによる、東京・台東区のオフィスビル「MONOSPINAL」。ゲーム制作会社の本社。従業員の“集中力”と“リラックス”のバランス確保を目指し、環境要素も向上をさせる“斜壁”を持つ建築を考案。小スケールの素材を集積をさせる仕上げで“あらたな風景”を作るルーフ階、レクリエーションフロア image©山口誠デザイン
山口誠デザインによる、東京・台東区のオフィスビル「MONOSPINAL」。ゲーム制作会社の本社。従業員の“集中力”と“リラックス”のバランス確保を目指し、環境要素も向上をさせる“斜壁”を持つ建築を考案。小スケールの素材を集積をさせる仕上げで“あらたな風景”を作る断面図 image©山口誠デザイン
山口誠デザインによる、東京・台東区のオフィスビル「MONOSPINAL」。ゲーム制作会社の本社。従業員の“集中力”と“リラックス”のバランス確保を目指し、環境要素も向上をさせる“斜壁”を持つ建築を考案。小スケールの素材を集積をさせる仕上げで“あらたな風景”を作る構造計画概念図 image©Arup
山口誠デザインによる、東京・台東区のオフィスビル「MONOSPINAL」。ゲーム制作会社の本社。従業員の“集中力”と“リラックス”のバランス確保を目指し、環境要素も向上をさせる“斜壁”を持つ建築を考案。小スケールの素材を集積をさせる仕上げで“あらたな風景”を作る設備計画コンセプトスケッチ image©Arup
山口誠デザインによる、東京・台東区のオフィスビル「MONOSPINAL」。ゲーム制作会社の本社。従業員の“集中力”と“リラックス”のバランス確保を目指し、環境要素も向上をさせる“斜壁”を持つ建築を考案。小スケールの素材を集積をさせる仕上げで“あらたな風景”を作る敷地シミュレーション用敷地周辺3Dモデル image©Arup
山口誠デザインによる、東京・台東区のオフィスビル「MONOSPINAL」。ゲーム制作会社の本社。従業員の“集中力”と“リラックス”のバランス確保を目指し、環境要素も向上をさせる“斜壁”を持つ建築を考案。小スケールの素材を集積をさせる仕上げで“あらたな風景”を作るシミュレーション例(風環境) image©Arup
山口誠デザインによる、東京・台東区のオフィスビル「MONOSPINAL」。ゲーム制作会社の本社。従業員の“集中力”と“リラックス”のバランス確保を目指し、環境要素も向上をさせる“斜壁”を持つ建築を考案。小スケールの素材を集積をさせる仕上げで“あらたな風景”を作るシミュレーション例(風環境) image©Arup
山口誠デザインによる、東京・台東区のオフィスビル「MONOSPINAL」。ゲーム制作会社の本社。従業員の“集中力”と“リラックス”のバランス確保を目指し、環境要素も向上をさせる“斜壁”を持つ建築を考案。小スケールの素材を集積をさせる仕上げで“あらたな風景”を作るKNXを中心とした全体制御システム 建物の全設備をタブレット制御できる。 image©山口誠デザイン

以下、建築家によるテキストです。


東京に本社を置くゲーム制作会社の本社ビル移転計画である。
世界中のファンを魅了している最高レベルのクリエイションを、これからも生み出し、ゲーム制作の根幹を支え続ける場所となることを目的に計画された。

ほぼ全ての社員がクリエイション業務に専ら携わっているため、彼らの集中力とリラックスのバランスを確保し、煩わしい運用業務の負担を著しく軽減させたいと考え、計画の重点をそこに置いた。外観を特徴づける建物周囲にめぐらされた斜壁と、セキュリティを含めて全ての設備をタブレットで制御できるシステムを導入することで、それを実現しようとしている。

なお外構・内外装仕上げ・備品などは、ゲーム作品の設定(時代・地域・登場人物・アイテムなど)をメタファーとして取り込んでいる。それらは作品をよく知っていれば読み解くことが可能であり、この本社ビル自体がゲームでできているとも言える。

環境性の向上

計画地の正面には高架線路が走り、上下線合わせれば平均1.5分おきに電車が通過している。また、多種多様なテナントの入った小規模な雑居ビルに取り囲まれた場所である。斜壁は光・風・音の環境要素を向上させているが、その高さは階ごとに変わる用途に合わせて適正化させている。

例えば、3Fにはゲームキャラクターのセリフを録音するスタジオがある。そこでは斜壁高さを目一杯高くすることで、線路騒音を低減させている。そして建物周囲への視界を遮断しつつも、斜壁の反射による間接光を取り入れながら、録音時にはゲームの世界観を保つことができる。線路から上空へ離れた5Fでは斜壁は低くなり、雑多な街並みを切り取りつつ、空がよく見える。直接光と間接光のバランスをとりながら、安定した風を室内に取り込まれたダイニングルームでリラックスして食事ができる。

運用業務とエネルギー負荷の軽減

ユーザーがタブレットで直接的・直感的に操作できる制御システムは、スケジュールシステムと完全に連動し、結果的にエネルギー効率をも向上させている。通常は自分の予定をスケジュールに入れておきさえすれば、事前に全ての設備はそのための準備を整えておいてくれる仕組みを構築した。スマートホンからも同じ操作を行うことができ、建物内のセキュリティや設備の状態も、同じアプリで確認と必要であれば操作することができる。また情報管理までを含めた最先端のセキュリティシステムは安全を提供し、クリエイションに集中した環境を提供している。

あらたな風景

斜壁によって、外からは4方向へ解放された内側の様子を窺い知ることはできず、その斜壁はごく身近なスケールといえる10cm幅の細いアルミ板が集まってできている。大きいビルを大きいモジュールでつくるのではなく、小さいスケールをたくさん集めて大きいスケールとすることは、自然物の作られ方や成長の仕方と共通する。そういった作り方をすることで、この町のあらたな風景として立ち現れているようにみえる。
(山口誠)


構造計画について

特徴的な斜壁に囲われたバルコニーを、主構造に組み込むか否かを建築家と議論した。階高や斜壁の角度などの自由度を担保し、斜壁の間から見上げる空を構造体が横切らない計画とするため、斜壁は主架構の一部としない方向で進めた。

4階から上のオフィススペース、3階のスタジオ、1・2階の吹き抜けを有するエントランスと、求められる空間の質が異なるゾーンが縦に積層されている。3階のスタジオ階を層間トラスによるトランスファー構造と見立て、上部のオフィススペースの比較的細かい柱グリッドと、下部の四隅の柱に集約した構造システムとを連結させた。

四隅に集約したCFT柱は地下の免震装置の上に荷重を集約することで、免震装置の台数を最小限とし、引き抜きを抑制する合理的な免震構造としている。縦方向の異なる空間ボリュームを、建築計画と合致した構造システムによって、ひとつにまとめるように心掛けた。
(Arup 金田充弘)


断面計画について

主に外来者が利用するエリアを下層階へ配置し、上階へ上がるにつれて関係者のみがアクセスできるフロアとなるように計画している。また高架線路に向き合うことになる2F・3Fには、シアター、スタジオ等など、外部とは切り離して使用する機能を配置した。周囲の建物が立て込んでいる下層階では斜壁は高く、上層階ではそれを低くして開放感を増している。


設備計画について

バルコニーの形状(ジオメトリ)にはGrasshopperによるパラメトリックスタディ手法を用い、直射光の遮蔽、間接光の入射、鉄道騒音の防音の3つの環境要素が最適となるよう計画されている。さらにこの斜壁は、卓越する南北の季節風を屋内へと促すウインドキャッチャーとしての役割も担っている。加えて高効率な空調・換気・照明設備、CO2濃度制御、雨水利用設備などを合わせ、建物全体で高い環境性能を有している。

 また主な建築設備は、国際標準で高い相互接続性を持つオープンプロトコル(KNXシステム)を用いて、各機器を集中管理できる構成としており、この建物規模での導入は国内初となる。空調制御やプール水温制御やセキュリティシステムはもとより、照明設備でも同じオープンプロトコルのDALI制御を採用し、KNXから器具ごとに調光・ONOFFなどを行うことができる。
(Arup 荻原廣高)

■建築概要

題名:MONOSPINAL
所在地:東京都台東区
主要用途:事務所
───
設計・監理
建築:山口誠デザイン
構造:Arup
設備:Arup
電気:Arup
照明:岡安泉照明設計事務所
───
施工
建築:清水建設
外構:SOLSO
───
主体構造:鉄骨造、基礎免震構造
階数:地下1階地上8階
地域地区:防火地域、商業地域
道路幅員:東15m 北6m 南8m
敷地面積:802.43㎡
建築面積:521.52㎡
延床面積:3,567.35㎡
建蔽率:64.99%
容積率:444.53%
設計期間:2018年10月~2020年2月
工事期間:2020年3月~2023年6月
竣工:2023年6月
写真:鳥村鋼一


本建築をテーマにした展覧会「MONOSPINAL 瀧本幹也(写真家)× 山口誠(建築家)」も開催中

以下の写真はクリックで拡大します

山口誠デザインによる、東京・台東区のオフィスビル「MONOSPINAL」。ゲーム制作会社の本社。従業員の“集中力”と“リラックス”のバランス確保を目指し、環境要素も向上をさせる“斜壁”を持つ建築を考案。小スケールの素材を集積をさせる仕上げで“あらたな風景”を作るMONOSPINAL #01 (Print size: W913mm H1224mm) photo©Mikiya Takimoto

MONOSPINAL(モノスパイナル)——。

山口誠の設計によって東京・浅草橋に姿を現したこの建築は、外観を9層の斜壁に囲まれ、中の様子を窺い知ることはできない。空へと向かって広がる逆勾配型の斜壁は、高架線路や雑居ビルが密集する街において周囲からの音、光、風をコントロールし、建築に高い自律性をもたらしている。

瀧本幹也は、この容易には説明し難い建築を見たとき、自らの写真で捉えてみたいという衝動に駆られたという。MONOSPINALが持つ幾何学的な線と面に着目し、それを手がかりとして、4×5インチフィルムの大判カメラで切り取っていくことを試みた。本展では、そこで生まれた10点の写真作品を掲出する。

“部分”にフォーカスしたこれらの作品は、情報が削ぎ落とされ、無機的に描かれた絵画のようである。しかしよく見ると、撮影時に緻密に計算された光の影響で斜壁の質感が残されており、それが生きている建築であることを教えてくれる。

建築を撮るという行為は、建築家が二次元から三次元に起こしたものを、再び二次元に変換する作業だと瀧本は語る。そのとき、写真家の建築への眼差しが表れる。本展を訪れた人は、建築家と写真家の関わりによって再構築されたもう一つのMONOSPINALに出会うことになるだろう。

展覧会の概要より

展覧会情報

展覧会名:MONOSPINAL 瀧本幹也(写真家)× 山口誠(建築家)
公式サイト:https://www.mydgallery.jp/
会期:2023年12月9日(土)~2024年5月25日(土)
会場:MYD Gallery 東京都港区南麻布2-8-17鳥海ビル1F
休廊日:日曜日・祭日
事前予約フォーム:https://tinyurl.com/mr2zwejj
※ご来廊については予約制とさせていただいております。毎週土曜日は12:00-17:00のみ、ご予約不要にてご来廊頂けます。

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    杉中俊介+杉中瑞季+清水良太による、東京・世田谷区の「上馬の家」。構造家の自邸兼仕事場の計画。住宅密集地に建つ住宅として、シンプルな“外殻の中”に“ひだ”の様に諸室を“折り重ねる”構成を考案。周辺環境との関係構築も意図してバルコニー等から内部の雰囲気を滲み出させる
    photo©淺川敏

    SHARE 杉中俊介+杉中瑞季+清水良太による、東京・世田谷区の「上馬の家」。構造家の自邸兼仕事場の計画。住宅密集地に建つ住宅として、シンプルな“外殻の中”に“ひだ”の様に諸室を“折り重ねる”構成を考案。周辺環境との関係構築も意図してバルコニー等から内部の雰囲気を滲み出させる

    architecture|feature
    多和良屋江中建設清水良太構造デザインスタジオ建材(外装・壁)建材(外装・屋根)建材(内装・床)建材(内装・壁)建材(内装・天井)住宅杉中瑞季杉中俊介図面あり世田谷区店舗兼住宅東京淺川敏
    杉中俊介+杉中瑞季+清水良太による、東京・世田谷区の「上馬の家」。構造家の自邸兼仕事場の計画。住宅密集地に建つ住宅として、シンプルな“外殻の中”に“ひだ”の様に諸室を“折り重ねる”構成を考案。周辺環境との関係構築も意図してバルコニー等から内部の雰囲気を滲み出させる外観、南側道路より見る。 photo©淺川敏
    杉中俊介+杉中瑞季+清水良太による、東京・世田谷区の「上馬の家」。構造家の自邸兼仕事場の計画。住宅密集地に建つ住宅として、シンプルな“外殻の中”に“ひだ”の様に諸室を“折り重ねる”構成を考案。周辺環境との関係構築も意図してバルコニー等から内部の雰囲気を滲み出させる2階、ダイニングからリビングを見る。 photo©淺川敏
    杉中俊介+杉中瑞季+清水良太による、東京・世田谷区の「上馬の家」。構造家の自邸兼仕事場の計画。住宅密集地に建つ住宅として、シンプルな“外殻の中”に“ひだ”の様に諸室を“折り重ねる”構成を考案。周辺環境との関係構築も意図してバルコニー等から内部の雰囲気を滲み出させる3階、子供室からルーフテラス側を見る。 photo©淺川敏

    杉中俊介+杉中瑞季 / 多和良屋と清水良太構造デザインスタジオが設計した、東京・世田谷区の「上馬の家」です。
    構造家の自邸兼仕事場の計画です。建築家は、住宅密集地に建つ住宅として、シンプルな“外殻の中”に“ひだ”の様に諸室を“折り重ねる”構成を考案しました。そして、周辺環境との関係構築も意図してバルコニー等から内部の雰囲気を滲み出させています。

    住宅密集地のなかに建つ、構造家の自邸兼仕事場。

    斜線規制を可視化するように立ち上げた単純な外殻のなかに、襞のように室を折り重ねている。それらを縫うように開口を穿ち、空間を繋ぐことで、光と風が通り抜け、空気を共有し、奥深さと明るさを両立している。

    建築家によるテキストより

    決して広くはない床面積のなかで、段差を上下する動きや異素材による触感の違い、視線の移動や明暗の変化など、細やかな差異とそれを潜り抜ける反復を通して日常の生活を構築していくことを意図している。

    建築家によるテキストより

    T字路に面するという敷地条件のもと、ピロティやバルコニー、ルーフテラスにより、外殻を刳り貫くことで外の風景を引き込み、道路面でそれぞれの室の雰囲気を滲み出させることで、周辺環境との関係を結んでいる。

    建築家によるテキストより
    • 残り30枚の写真と建築家によるテキスト
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    多和良屋江中建設清水良太構造デザインスタジオ建材(外装・壁)建材(外装・屋根)建材(内装・床)建材(内装・壁)建材(内装・天井)住宅杉中瑞季杉中俊介図面あり世田谷区店舗兼住宅東京淺川敏
    2024.05.20 Mon 15:33
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    最も注目を集めたトピックス[期間:2024/5/13-5/19]

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    最も注目を集めたトピックス
    最も注目を集めたトピックス[期間:2024/5/13-5/19]

    アーキテクチャーフォトで、先週(期間:2024/5/13-5/19)注目を集めたトピックスをまとめてご紹介します。リアルタイムでの一週間の集計は、トップページの「Weekly Top Topics」よりご覧いただけます。


    1. 熊谷・石上純也・IAO竹田・アクト環境・ピーエス三菱・野村建設JVによる「徳島文化芸術ホール(仮称)」の実施設計概要
    2. SALHAUSの提案が最優秀賞作品に選ばれた、共愛学園前橋国際大学の「6号館設計者選定プロポーザル」の提案書が公開
    3. 木村智彦 / グラムデザインによる、島根・松江市の「雑賀の家」。家族四人と猫の為の計画。着心地の良い“衣服の延長”の様な住宅を目指し、自然環境に従って光と風を取込む“適切な熱環境の生活の場”を志向。家族の気配を常に感じ取れるように“距離感”と“設え”にも注力
    4. 山下貴成建築設計事務所による、静岡・御殿場市の「高嶺の森のこども園」。森の中の起伏に富む地形の敷地。各年齢の子供達の生活が“同時に満たされる”在り方を求め、周辺環境に応じて8つの部屋を“円環状”に配置する構成を考案。地形と呼応し“湾曲する”屋根で全体を緩やかにまとめる
    5. ザハ・ハディド・アーキテクツによる、ラトビア・リガの交通施設「Riga Ropax Terminal」。既存の船舶倉庫を改修増築して船舶のターミナルにする計画。未来に渡る市民の憩いの場として、最上部に一層を追加して作る“パブリックテラス”などを構想。歴史に敬意を表して現地生産のタイルなども外観に用いる
    6. 岸本貴信 / CONTAINER DESIGNによる兵庫県高砂市の住宅「プラットホーム」
    7. VUILDによる、香川の「小豆島 The GATE LOUNGE」。オリーヴを用いた商品の購入や体験ができる施設。木造建築の“新しい建造の在り方”の提案として、島内の木材を資源として活かす仕組みから構築。デジファブ技術を用いて熟練大工に頼らない施工体制も追求
    8. 石上純也建築設計事務所による、山口の「House & Restaurant」。旧知の友人の為の住宅兼店舗。“時間と共にその重みを増していく”空間の要望に、地面に穴を掘りコンクリートを流して土の中の躯体を掘り起こしガラスを嵌める建築を考案。不確定要素を許容し使い方の発見更新を繰り返して作る
    9. パナソニック汐留美術館での「ポール・ケアホルム展 時代を超えたミニマリズム」の入場チケットをプレゼント。“ミニマルで清潔な造形”を特徴とする家具デザイナーの作品群を紹介。日本の美術館では初めてとなる“主要作品を網羅”した展覧会。会場構成は建築家の“田根剛”が手掛ける
    10. 藤本壮介・永山祐子・成瀬友梨が審査する、ケイミュー主催のアワード「ARCHITECTURAL DESIGN AWARD 2024」が応募作品を募集中。ケイミュー商品使用物件を対象に“未来に残していきたい外装デザイン”を選定し表彰。受賞者には永山作品の“東急歌舞伎町タワー”での表彰式と“総額185万”の商品券を用意
    11. 伊瀬和裕 / テトラワークスによる、広島・百島の、宿泊施設「瀬戸内隠れ家リゾート AMERI」。離島の海辺近くに建つ“一棟貸しの宿”。風景への眺望の最大化を意図し、床レベルを上げた“眺望室”を備えた建築を考案。本体から跳ね出した眺望室は外観を“アイコニック”にする役割も担う
    12. 佐藤文+鹿嶌信哉 / K+Sアーキテクツによる、栃木の「足利の家」。史跡の残る街の長閑な住宅街の敷地。繋がりながらも間仕切れる状態を求め、施主が求める“断片的な居場所”を環境に合わせながら繋げていく平面構成を考案。周囲への開き方も意識して街と繋がる庭を設ける
    13. 廣部剛司建築研究所による、千葉・南房総市の「VILLA MKZ」。岩盤の露出等がある“複雑な条件”の土地。条件の間を“縫うような”計画を行う為、三角形を連続させた平面をベースとした“可変の余地を内包する”方法論で設計。海を向く諸室が“折れ曲がり”連続する空間を作る
    14. あとりえ・楠本構造設計・Awwによる、茨城・つくば市の「茗溪学園 トレーニング・部室棟」。教育機関のキャンパス内での計画。海外の来客や留学生も多い学校の特徴を考慮し、日本の代表的工法“木造”でつくる大空間の建築を志向。校舎と運動場の間という立地も考慮して“視線が抜ける”形態とする
    15. 岸和郎+K.ASSOCIATES/Architectsによる「HOUSE WITH THREE COURTYARDS」の写真。2023年3月竣工の建築
    16. 岡田宰 / 2id Architectsによる、静岡・浜松市の店舗「PAO」。飲食店と物販店からなる計画。人・地域・文化を包む拠点を求め、ホールを中心に全ての店舗を配した“新たな出会いへと繋がる”空間を志向。其々のカウンターには街の“レトロさ”と呼応する“タイル”を用いる
    17. 妹島和世の監修によるパヴィリオンが造られた「PERPETUAL MOMENT − 自然の中の時間」。東京都庭園美術館を会場とし日本ロレックスの主催で開催。名和晃平・目・小牟田悠介の作品も展示
    18. 隈研吾が出演したテレビ番組「情熱大陸」が、期間限定で無料オンライン配信中
    19. 藤森照信による講演「村野藤吾と八ヶ岳美術館」の動画。2024年4月に行われたもの
    20. スノヘッタによる、東京・原宿の店舗「Tokyo Burnside」

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    最も注目を集めたトピックス
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    • 山本理顕によるプリツカー賞受賞記念の講演の動画。近年の同賞受賞者のチッパーフィールド、ケレ、ラカトンとの座談会も収録。2024年5月に行われたもの
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    • HUNE Architectsが共用部の内装設計を手掛けた、東京・北区の集合住宅「HAUN TABATA」。居住と作業空間を併せ持つ“コリビング賃貸”。様々な行為が重なる場として、箇所毎に異なる役割を果たす“センターテーブル”を据えた空間を考案。再生材料の特徴を活かして家具類に“鉱物”の様な質感も与える

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