SHARE upsetters architects 会場構成による”デザインタッチ広場”
upsetters architectsの会場構成による”デザインタッチ広場“です。美術家 坂巻善徳の作品をもとにupsetters architectsの岡部修三のアートディレクションにより形を決めている。この作品は、2008年10月31日(金)~2008年11月3日(月・祝)の期間、ミッドタウン・ガーデン芝生広場で見ることができます。
また、このデザインタッチ広場には、サウンドプロデューサーとして藤原太郎が、メタルオブジェ設計・制作として藤田隆康が、ヴィジュアルインスタレーションとしてナカムラタカユキが関わっている。
美術家 坂巻善徳が描いた絵をもとに、H=50、H=175の丸太を合計1300個程度(予定)使用し、H=300の人工芝仕上げのベンチを使って芝生に触れるきっかけとなる地上絵を作り出すという。
以下、建築家によるコンセプト文です。
DESIGN TOUCH GARDEN 2008コンセプト
美術家 坂巻善徳が描く、一つ一つの瞬間をきりとったかのような自由な曲線。
その自由な曲線がイメージさせる奥行きに導かれるように、芝生にわずかな”起伏”を生み出します。
普段の生活で、”見る”ことはあっても”触れる”ことは少ない芝生、そして地面。
今回作り出すわずかな”起伏”によって、人と芝生との関係がさらに近くなればと思っています。
すこしの間日常からはなれて、聞こえてくる音楽、風景を彩る映像、緊張感のあるアート作品、
なにより、移りゆく自然を楽しんで頂ければと思います。
岡部修三 (upsetters architects)