SHARE 隈研吾による、2つのクリスマスツリー「木漏れ日」と「木組み」。隈がデザインした虎ノ門と銀座のホテルで公開。サステイナブルをテーマとし、小さな木のユニットを積み上げるデザインを考案。シーズン終了後は家具に転用される
隈研吾による、2つのクリスマスツリー「木漏れ日」と「木組み」です。
隈がデザインした虎ノ門と銀座のホテルで公開されます。建築家は、サステイナブルをテーマとし、小さな木のユニットを積み上げるデザインを考案しました。また、シーズン終了後は家具に転用されれます。
「木漏れ日」は東京エディション銀座にて2024年11月19日から、「木組み」は東京エディション虎ノ門にて2024年11月20日より公開されます。
隈研吾によるコメント
2020年にオープンした東京エディション虎ノ門と、2024年にオープンした東京エディション銀座のロビーに、クリスマスシーズンを華やかに彩る、木でできたツリーをデザインしました。どちらのツリーも、小さな木のユニットを積み上げて作り、それぞれの街の特色を表現します。また、複数の樹種を使うことで森の循環・育成に貢献します。クリスマスシーズンが終わった後も、ツリーのユニットは家具に転用され、違う場所に生まれかわります。そんなサステナブルで、永遠を生きるクリスマスツリーが生まれます。
クリスマスツリー「木漏れ日」
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隈研吾によるコメント
開発が進み、日々変化する若々しい街、虎ノ門。明るい「森」をイメージした高い天井のロビー空間に、「木漏れ日」が集まったようなツリーをデザインしました。
(使用木材:なら・せん・ホオ・クルミ・イタヤカエデ)
クリスマスツリー「木組み」
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隈研吾によるコメント
世界の最先端と日本の伝統文化が織りなす街、銀座。「織る」をテーマにした建築、宝石箱をイメージしたロビーに合わせて、木の枝で織った、ジュエリー・ツリー「木組み」をデザインしました。
(使用木材:なら・せん・ホオ・クルミ・イタヤカエデ・ウォールナット)
隈研吾
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隈研吾(建築家)
1954年生。1990年、隈研吾建築都市設計事務所設立。慶應義塾大学教授、東京大学教授を経て、現在、東京大学特別教授・名誉教授。50を超える国々でプロジェクトが進行中。自然と技術と人間の新しい関係を切り開く建築を提案。主な著書に『隈研吾 オノマトペ 建築 接地性』(エクスナレッジ)、『日本の建築』(岩波新書)、『全仕事』(大和書房)、『点・線・面』(岩波書店)、『負ける建築』(岩波書店)、『自然な建築』、『小さな建築』(岩波新書)、他多数。
■展示概要
CHRISTMAS TREE by KENGO KUMA
「木組み」東京エディション銀座
展示期間:2024年11月19日(火)~2024年12月25日(水)
場所:東京エディション銀座 1階 Lobby Bar
住所:〒104-0061 東京都中央区銀座2-8-13
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「木漏れ日」 東京エディション虎ノ門
展示期間:2024年11月20日(水)~2024年12月26日(木)
場所:東京エディション虎ノ門 31階 Lobby Bar
住所:〒105-0001 東京都港区虎ノ門4-1-1